【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第45話「これが最後なら」

 リアルタイムで鉄血のオルフェンズ45話を見て感想を書きます。
 ラスボスともいえるアリアンロッド艦隊を前に、ガンダム3機を擁する鉄華団の皆さんも苦戦を強いられてしまいます。
 その中でも気になるのは、ラスタルさんへの忠誠心や使命感によって大いに補正のかかったジュリエッタさんの奮戦でしょうか。
 バエルを含めてガンダムが4機いながらも、相手の物量、そして作戦の前には絶望すら覚えてきます。
 最終的にハッピーエンドになってほしいと思いますが、現実的には難しいかもしれません。

【内容】
 マクギリス率いる革命軍と共闘し、ラスタル率いるアリアンロッド艦隊との最終決戦に臨む鉄華団の皆さん。
 物量で勝るラスタルは、革命軍の戦力を分断するとともに、ジュリエッタの部隊を鉄華団へと差し向けます。

 「これで最後だ」と吠えるオルガの前に立ちはだかるジュリエッタ達。
 三日月のバルバトスが彼女斗戦いますが、他ならぬラスタルじきじきの依頼を受けたジュリエッタは意地で三日月を離しません。

 革命軍の中に忍ばせておいた間者に、禁止兵器の「ダインスレイブ」を使わせたラスタルさん。
 待ってましたといわんばかりにダインスレイブ部隊が革命軍、鉄華団に一斉攻撃を仕掛けます。
 結果、革命軍は半壊、鉄華団もまた輸送艦のホタルビが破壊され、フラウロスもまた中破してしまいます。

 イオクに対して、自分があえて地球外延軌道艦隊を攻撃しない理由を延べるラスタル。
 本来意図的に敵対しているわけでもない彼らは、マクギリスや革命軍、鉄華団を倒せば再び従順にもどると判断してのこと。
 上司の先のことを見据えた闘いに感激を覚えるイオク様。

 ホタルビの人員を収容したものの圧倒的な戦力差の前に弱気になるオルガさん。
 団員達はこのまま艦隊に突撃し、敵将の首を上げることを主張します。
 負傷したシノもまた「スーパーギャラクシーキャノン」をぶちかますとヤマギに語ります。

 マクギリスはバエルに乗って自ら出撃し、ギャラルホルンの魂はここにあると革命軍の士気を高めることに。
 偽装を解いた「キマリスヴィダール」に搭乗したガエリオが攻撃を仕掛けますが、副官の石動が立ちはだかります。
 石動は、マクギリスの理想の礎となる覚悟で臨みますが、ガンダムフレームの前には歯が立ちません。
 しかし、「死なれては困る」と戻ってきたマクギリスによって彼は一命を取り留めます。

 ホタルビを先行させて艦隊に突撃をかける鉄華団。
 迎撃にあたるジュリエッタは三日月や昭弘らが止め、ホタルビを艦隊に特攻させて離脱し、その中に潜んでいたフラウロス。
 シノは「スーパーギャラクシーキャノン」でラスタル本人を直接狙いますが、ジュリエッタの攻撃によりわずかに外してしまいます。
 一撃を外したシノはやりきれない思いとともに特攻し、その命を落としてしまうのでした。

【考察等】
 これぞ大人の意地といわんばかりの「年長者」であるラスタルさんの巧妙な作戦が、「若者」である鉄華団や革命軍を追い込んでいくのが印象的でした。
 対するオルガさん達はガンダム4機を有しているものの、やはり戦いは本質的には数によるものなのかもしれません。
 そのうえ、直接ラスタルさんの命令を受けたジュリエッタさんの奮戦も大きいかと。

 間者にダインスレイブを使わせ、その後で反撃に出るやり方は敵ながら見事だったと思います。
 フラウロスはかなりのダメージを受け、それでも生きていたのは良かったといいたかったのですが、ラストの展開を考えると複雑な心境になります。
 タイトルそのものが死亡フラグだったので、ある程度覚悟はしていたのですが、実際に人が亡くなるとどうしても涙を流さずにはいられません。

 最近テレビで放送しない予告は公式サイトによると「誰が為」でした。
 各陣営それぞれの戦う理由の強さ、あるいは意思の力が土壇場の所で踏みとどまる力を発揮するのかもしれません。
 起死回生の反撃を封じられた鉄華団が残りの戦力でどう戦うのか、そして、マクギリスさんとガエリオさんの因縁の対決の行方が、私、気になります!


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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第44話「魂を手にした男」

 鉄血のオルフェンズの44話を見て感想を書きます。
 前回の急展開からついに最終決戦が始まろうと言うところまで来ました。
 戦闘はまったくなかったものの、それぞれのキャラクターの思いや考え方(例えば「伝説」に固執するマクギリスさんと「歴史」を重んずるラスタルさんなど)が現れていて良かったと思います。
 マクギリスさんは同じような境遇の鉄華団に惹かれたと感じていた私ですが、冷酷になれるマクギリスさんと、仲間への情で動くオルガさんが対照的に描かれたお話でもあったような気がします。
 そして、アトラさんとクーデリアさんのそれぞれの思いもよかったです。

【内容】
 マクギリスのクーデターに対して宣戦布告したガエリオさん。
 その後見人ともいえるラスタルは、マクギリスが「姦計」によりカルタやガエリオを殺害し、さらに養父を失脚させたという罪を並べ立て、彼を討つことを宣言します。

 地球で、三日月とともにいたマクギリスは、最終決戦を見越して先に宇宙に上がるよう求めます。
 大人であるマクギリスが阿頼耶識を使えることを疑問視した三日月に対して、阿頼耶識の手術を受けたアインは自分自身が阿頼耶識をまとうための実験の一環であったと語ります。
 そして、阿頼耶識を禁じていたギャラルホルンの組織が、自分を逆にトップに立たせたのだと続けます。

 バエルを手にしたマクギリスは、アグニカの魂が自分を認めたのだと豪語します。
 自分の言葉はアグニカの言葉であるとしたうえで、各当主に対して戦力の提供を求めます。
 一方、息子を殺されたことに怒りをあらわにするガエリオパパに対して、そんなことは「瑣末事」だと一蹴するのでした。

 アリアンロッドに帰還したガエリオはラスタルと対面し、自ら戦うことを改めて宣言します。
 面会を求めてきたイオクに対して、過去の失態を責めるとともに、それでもなお部下が彼を慕うのは先代の当主によるものだと一言。
 アグニカの「伝説」に固執するマクギリスに対して、アグニカ不在の間の「歴史」がギャラルホルンの組織を作り上げてきたのだと持論を展開します。

 兄を殺したマクギリスに刃物を向けるアルミリアさん。
 愛ゆえに彼を殺すことが出来ない彼女は、自らの首に刃を立てようとしますが、マクギリスがそれを阻みます。
 アルミリアは、彼を許せない気持ちと、その愛とにはさまれて苦悩するのでした。

 宇宙に上がり、オルガ達と合流した三日月さん。
 しかし、各当主が中立を決め込んだことでマクギリスは戦力の提供を受けることが出来なかったのでした。
 マクギリスは改めてバエルの力を示す必要があるとして、現行戦力での戦いをするしかないと一言。
 オルガもまた「倒して進むしかねえ」と覚悟を決めます。

 経理担当のデクスターは、メリビットとともに鉄華団に残った数少ない大人でした。
 メリビットは、実直なデクスターに同調し、自分も彼ら(鉄華団)に寄り添いたいのだと述べます。
 愚痴をこぼす団員に対して、「考えることをやめるな」と告げるおやっさんも素敵です。

 戻ったガエリオは、ジュリエッタと会話することに。
 アインとの出会いから、人であるからこそ力が生まれるのだと確信したガエリオさん。
 自分を追い詰める傾向のあるジュリエッタに対して、自分を否定するなと語りかけます。

 自らも宇宙に上がり、鉄華団と合流するマクギリス。
 彼の「多少の被害」というその背後にあるものが見えない一言が、オルガを怒らせてしまいます。
 マクギリスは彼に陳謝するとともに、これが「最後の戦い」だと告げます。

 三日月が遠いところに行ってしまうのではないかと、クーデリアに電話するアトラさん。
 それに対して、三日月をつなぎとめることが出来るのはアトラだけだとクーデリアは彼女をはげまします。
 同時に、過酷な境遇に置かれた少年たちを無くそうと努力する中で、鉄華団の結束はその境遇ゆえに培われたという矛盾に気づき、またそれに憧れを感じていたことを告げるとともに、自分は自分の信じる道を進むのだと語ります。

 戦いの中に身をおく三日月を心配するアトラは、三日月の元へ。
 そんな彼女を抱きしめる三日月は、アトラへの愛に目覚めつつあったのかもしれません。

【考察等】
 前回の宣戦布告から、最終決戦前夜といった感じでそれぞれの思いが語られるお話でボリューム満点でした。
 アグニカさんという「伝説」の力でギャラルホルンを掌握しようとするマクギリスさんと、アグニカさん不在の中で作られてきたギャラルホルンの「歴史」を重んずるラスタルさんが対照的に描かれていてよかったと思います。

 生まれによって差別される現状を、ギャラルホルンというシステムを利用する形で変革しようとしたマクギリスさんですが、前回を見る限りでは、ただ彼自身がのし上がるための方便だったのかもしれません。
 対して、同じように1期でギャラルホルンを変えようとしてきたガエリオさんは、マクギリスさんへの復讐心が先走ったのか、気づけばすっかり旧体制の象徴ともいえるラスタルさんと合流したというのも見逃せないところでしょうか。
 彼らの思い、考え方については、先週から色々と考えてきましたが、いまだによくわからないところで、今後の展開ガ待たれます。

 思惑通りに進まなかったことで不利な戦闘を強いられる鉄華団の皆さんの今後が危ぶまれます。
 同じような境遇に惹かれたのではないかと思ったマクギリスさんですが、常に他人を利用し、人々の犠牲を「多少の犠牲」と割り切るその非常さと、仲間との情でここまで戦ってきたオルガさんも、氷と炎のような、対照的な存在なのかもしれません。
 クーデリアさんが言っていたように、過酷な境遇こそが、彼らの絆を作ったという言葉は重たいですし、それにあこがれたという言葉も、親に疎んじられた彼女の本心なのだと思います。

 最後の三日月さんがアトラさんを抱きしめるところは、お話が全体的に重苦しい中での癒しだったと思います。
 あと、ジュリエッタさんをはげますガエリオさんだったり、団員に考えることをやめるなと声をかけるおやっさんの姿も良かったと思います。

 作中で、これが「最後の戦い」だといわれていますし、あと6話だと考えると順当なところなのかもしれません。
 ただ、三日月さんがどこかに行ってしまうというアトラさんの言葉もそうですが、さらなる犠牲が出るのではないかという、そんな不安を感じる今日この頃です。
 多くの血を流した彼らはすでに天国に行くことはできないのかもしれませんが、せめて最後には戦争のない世界を生きてほしいと願わずにはいられません。

 
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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第43話「たどりついた真意」

 鉄血のオルフェンズの43話をリアルタイムで見たので感想を書きます。
 前回のラストからギャラルホルンでのクーデターが始まり、最終決戦への火蓋が切って落とされたといったところでしょうか。
 力を求めるマクギリスさんに対し、それを否定するヴィダールさんはついに(予想通りの)正体を現すのですが、まさかのアインさん登場には驚きました。
 次回以降、ラスタルさんとの戦いがいかに展開されるのか、私、気になります!

【内容】
 マクギリス主導で行われた地球でのクーデターに対して、月で戦力を整えるラスタル様。
 彼の傍らのヴィダールは、マクギリスの真意を探るために地球へと降りたつことに。

 三日月の助力もあり、ギャラルホルンの本部をほぼ抑えたマクギリス。
 弱いものが奪われ、強いものが全てを手に入れるこの世の「真理」を幼少の頃から痛感していた彼は、ひたすらに力を求め、それはファリド家の養子になってもそのことは変わりませんでした。
 そして、彼の求める最高の力、それはギャラルホルンのトップになることだったのです。

 月で戦いの準備を進めるラスタルに、イオクを慕う部下たちが彼の参戦を求めて直訴しにきます。
 あれだけの失態を重ねながらも信頼されるイオクのカリスマにうらやましさを感じるとともに、彼が戻る場所を守るのだと激励します。

 ギャラルホルンの地下に隠されていたガンダムバエルのもとにたどり着いたマクギリス。
 そんな彼の前にヴィダール=ガエリオが姿を現します。
 自分の前では仮面を外していたと思っていた彼ですが、25話で一度殺され、その思いは最悪の形で裏切られることとなったのです。

 ひたすらに力を求めるマクギリスに対して、それ以外のものを背負って戦っているというガエリオ。
 一対一の勝負を求めますが、三日月とバルバトスが乱入してきます。
 自分では勝てないと悟ったガエリオは、ヴィダールに搭載されたアインの脳を介して阿頼耶識の力を引き出して三日月を圧倒します。
 そして、マクギリスもまた、ギャラルホルン創始者のアグニカ・カイエルの脳が搭載されたバエルに搭乗します。

 ギャラルホルンの力の象徴である「バエル」、つまり最高の力を手に入れたと豪語するマクギリス。
 ひたすらに力を求めるその姿に、ラスタルは「大人になれぬ子ども」と一言。
 そして、月に戻ったガエリオは自らその正体を現し、逆賊であるマクギリスを討つことを高らかに宣言します。

【考察等】
 前回の落とし前から数日後にはギャラルホルンの本部がほぼ掌握されるという急展開が続きます。
 鉄華団もまた、利害の一致からマクギリスさんと一致協力してこれからガエリオさんやラスタル様とバトルする展開が待っているのでしょうか。
 一方で、自宅謹慎中というイオク様の動向が気になるところですが、あれだけのことをやらかしても部下に慕われるところが意外でしたし、彼自身が習字を書いていたのが中々シュールでした。

 力を求め続けてきたマクギリスさんは、幼い頃から(経済的なものを含む)力に押さえつけられてきた反動があるのだと思われます。
 自然の摂理とも言われる弱肉強食の思想の前に抗うには、やはり自分自身が力をつけて上に立つしかないのでしょうか。
 難しい問題では有りますが、おそらく彼が生きていくにはそうするしかなかったのであり、そうし続けるしかなかったのかもしれません。

 マクギリスさんに対峙するヴィダールさんの正体は予想通りガエリオさんでした。
 親友だと思っていた男に一度殺された彼ですが、彼が最後にたどり着いたのは上司の死に報いようとしていたアインさんの志、マクギリスさんが力を得る過程で捨ててきた、「心」を拾ってきたのだと思います。
 単純なことはいえませんが、これだけ書いていると、マクギリスさんが悪役に見えてくるのが不思議です。

 アグニカ・カイエルそのものともいえるバエル、最強の力を手に入れたマクギリスさん。
 彼もガンダムに乗るというのはある意味予想調和ではあったのですが、力に固執する様は時折悪役の発想に見えてしまいます。
 出自に関係なくその力を発揮できるようになるという彼の理想は、あくまで自分自身を持ち上げるためだけのものだったのでしょうか。

 次回以降、ラスタル様やガエリオさんとの戦いがどのように展開されるのでしょうか。
 あと8話前後あることを考えると、マクギリスさんがラスボスになるのではないかという話もありますが、その点を含めてもまだまだ先が気になる今日この頃です。


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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第42話「落とし前」

 鉄血のオルフェンズの42話を見て感想を書きます。
 前々回の「兄貴ショック」、前回の「ラフタショック」でトラウマが続く展開ですが、その落とし前をどうつけるのか、もやもやしながら一週間待ち続けてきました。

 数の優位をあっさりとひっくり返す鉄華団を見て、彼ら(さらには視聴者)の怒りの力を感じました。
 三日月さんの新型、昭弘さんの決意、さらにはハッシュさんの意外な活躍などが生き生きと描かれていました。
 一方で、アジーさんの姿が見られなかったのが少し残念ですが。

 叔父貴が倒れて喜ばしいはずなのですが、兄貴たちが生き返るわけでもなく、どこかむなしさが残ります。
 復讐とは本来そのようなものなのかもしれませんが。

 とりあえず、前回・前々回を含めてお話を少しまとめてみようと思います。

1 被疑者の罪状(前回・前々回まとめ)
(1)イオク・クジャン「兄貴ショック」 ※40話感想はこちら
 モビルアーマーとの戦いでも悪い意味で話を作ったこの人は、ついには担当声優さんにも怒られたらしいです。
 鉄華団を激しく逆恨みするイオクは、同じく鉄華団(とその兄貴であるタービンズ)を目の敵にするジャスレイの口車に乗るかたちで動き始めます。
 タービンズが禁止された兵器である「ダインスレイブ」を持ち込んだとして違法組織として認定し、兄貴は絶体絶命のピンチに陥ります。
 名瀬は停戦信号を送りますが、イオクは何とこれを無視し、さらに、非武装である輸送船に攻撃を加えて惨事を引き起こします。
 まともじゃない相手に、戦いを終結させる手段がないと悟ったとアミダは艦隊に特攻して命を落とし、名瀬もまたその死に順ずる形で特攻を仕掛け、その命を落とします。
 これまでも迷走を続けてきたイオクですが、今回ばかりはもう言い逃れも出来ないと思われます。

(2)ジャスレイ・ドノミコルス「ラフタショック」 ※41話感想はこちら
 イオク様を陰で操るこの男は、女性蔑視の時点であまり好きではないのですが、41話ではとんでもないことをやらかしてしまいます。
 名瀬の葬儀でその死を侮辱した時点で、鉄華団だけでなく全国の視聴者にもけんかを売り、さらに兄貴の意向を汲んだオルガが大人の対応をしたことに業を煮やしたジャスレイは「男を見せてもらおうか」とひと言。
 刺客を送り、昭弘への思いを胸に秘める、無防備なラフタをその凶弾で殺害します。

 全国の視聴者にトラウマを与えたとともに、イオク様への怒りをも一心で受けることになった叔父貴。
 「地獄すら生ぬるい」この男がどんな落とし前を付けてくれるのか、私、気になります!

2 42話の内容
 名瀬の兄貴の弔い合戦をするうえでテイワズと縁を切った鉄華団。
 続いてクーデリアに迷惑が及ぶことを恐れて、アドモス商会との提携をも解除することに。
 突然の事態に困惑するクーデリアさん。

 オープニングの後、早々に仇敵ジャスレイに攻撃を仕掛ける鉄華団。
 数の上では圧倒しているジャスレイですが、怒れる鉄華団の快進撃をとめることが出来ません。
 
 イオクに鉄華団を倒させ、さらに親父を売ってテイワズを牛耳ろうとしていたジャスレイ。
 しかし、肝心のイオクがこないまま、徐々に追い込まれてゆきます。
 一方、鉄華団の抗争のころあいをみて、ひそかに同志を集めていたマクギリスも動き出すことに。

 新型のバルバトスで敵を圧倒する三日月。
 タービンズから提供を受けた「辟邪」を駆り、意外な健闘を見せるハッシュ。
 彼らに完全に追い込まれたジャスレイは、阿頼耶識システムの調整を受けたヒューマンデブリを出撃させ、苦戦を強いられたハッシュは一旦引き下がることに。
 同じヒューマンデブリであるダンテやチャドの「躊躇(ちゅうちょ)していると死ぬ」という言葉に戦いの緊張感が伝わってきます。
 
 昌弘(弟)、アストン、そしてラフタと、大切な人を次々と失っていった昭弘。
 かつて戦ったガランの「戦場ではまともな奴から死んでいくのが常」との言葉が胸に刺さります。
 これ以上失うくらいなら、俺はまともさなど捨てると鬼の形相を浮かべ、例のニッパーで敵を圧死させます。

 新型機を使ってもなお、アミダに勝つことが出来なかったジュリエッタ。
 もっと強くならなければ存在意義など無いとする彼女に、人間を辞めるしかないかもと告げるメカニックの女性。
 悪魔と戦う為に人間を捨てた者、それはあのヴィダールのことなのでしょうか。

 ヒューマンデブリを使ってもなお振りを覆ることが出来ないジャスレイ叔父貴。
 親父ことマクマードに連絡をとりますが、ジャスレイが自分を売ろうとしていたことはすでに彼の知るところとなっていたようです。
 ラスタルに手を回したことでイオクの出撃はなくなったことを告げると、自分のケツは自分でふけ(意訳)と突っぱねるのでした。

 圧倒的な戦力で自分を殺しにくる鉄華団に対して「てめえらなんか人間じゃねえ!(←お前が言うな)」、人間であるオレ様が負けるわけがねえと強がるジャスレイですが、現実は厳しいものでした。
 オルガと通信を試みますが、お前が無様に命乞いをするところを見たいと話は通じず。
 さらに、オルガの「潰せ」のひと言で、三日月は艦隊ごとジャスレイを殺してしまいます。

 兄貴への筋を通しながらも、テイワズとの縁がきれ、何の後ろ盾もなくなった鉄華団。
 その頃、ギャラルホルンではマクギリスの「同志」が立ち上がります。
 ラスタルに対しては、アーヴラウとSAUの武力抗争の裏で糸を引いていたガラン・モッサとの関連を、またイオクに対しては、一民間企業であるタービンズへの蛮行(上記1(1)参照)を述べて糾弾し、人々の決起を促すのでした。

 鉄華団は今後、マクギリスの「革命」に参加する予定だと説明を受けるクーデリアさん。
 元々テイワズの社員でもあったメリビットも、テイワズに辞表を提出し、彼らと行動を共にするとのこと。
 元々は家族であったはずなのに、どうして置いていかれるのかと悩むクーデリア。

 戻るところが無い鉄華団は、たどり着くべき場所のため突き進むしかなかったのでした。
 その一方で、団長のオルガは三日月に、本当は火星の王などどうでもよく、最終的には皆で笑いたいと心情を吐露するのでした。

3 考察等
 全国の視聴者の怒りを乗せて、鉄華団の怒りが憎きジャスレイめに突き刺さったというお話でした。
 バルバトスの新型はかっこよかったですし、次々と大切な人を失った昭弘さんもまた鬼の形相で敵を追い詰めていくところがかっこよく、さらには、三日月さんの付き人のようなハッシュさんも意外と奮戦していたのがよかったかと。

 冷静さを失って「地獄すら生ぬるい」とまで言ってしまった私ですが、実はこの言葉は「北斗の拳」のセリフだったりします。
 追い詰められるジャスレイさんを見て、罪の無い子供を殺してケンシロウさんに追い掛け回される「北斗の拳」のジャッカルさんをふと思い出したのは私だけだと思います。

 女性蔑視の発言、先週のラフタショック、さらには恩があるはずの「親父」をも売ろうとしていたというろくでもないジャスレイさん。
 しかし、そのこともすべてマクマードさんは知っていたようで、なかなか味のある突っぱね方をしてくれてよかったです。
 ただのオーキド博士とか言ってごめんなさい。

 兄貴たちの敵を討った鉄華団ですが、お話はさらに急展開を迎えます。
 数回にかけて「同志」を集めていたマクギリスさんが、待ってましたとばかりに「革命」を扇動しはじめます。
 スザクさんの声で、やっていることは彼のライバルでもあるルルーシュさんのようだと思ってしまったのは私だけだと思います。 

 若干雑談が多くて変な方向に進んでしまいましたが、次回からまた新たな戦いが始まろうとしています。
 あのヴィダールさん(モビルスーツのプラモデルは品切れ続出なのだとか)とマクギリスさんとの因縁がどのような形で進展するのでしょうか。

 30分のアニメの感想を書くのに、どうしてこれだけ時間がかかってしまうのかと思わずにはいられません。
 需要が無いと思いますが、それでも最後まで感想は書いていこうかなと思います。


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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第41話「人として当たり前の」

 先週の兄貴ショックから立ち直れませんが、鉄血のオルフェンズの41話を見ます。
 人として大切なものが欠如している私としては、なかなかに耳が痛いタイトルです。
 なお、ここから下は思い切りネタバレのため、閲覧注意です。

 義を貫き、名瀬さんの葬式をあげる親父さんの懐の深さには感嘆するとともに、ジャスレイ叔父貴の小者ぶりに拍車がかかり、イオク様ともども、「類は友を呼ぶ」の言葉が良く似合います。
 心の中では兄貴の敵を討ちたいと思いつつも、血気にはやる仲間を抑えるオルガさんは、組織の長としての立場を優先したものと思われます。
 昭弘さんとラフタさんの、互いに相手を尊敬する関係がいいなと思い、いずれは再会することを祈りたいと思っていた矢先に、お話は急展開を迎え、目の前が真っ暗になってしまいました。
 細かい感想はネタバレにつき、最後の方で思うところともども書きたいと思います。

【内容】
 昭弘たちから名瀬(兄貴)とアミダ(姐さん)の訃報を聞くオルガ。
 彼らの死体はギャラルホルンに回収されたと告げ、自分を責める部下に対して、その労をねぎらいます。
 一方、親父ことマクワードは、ジャスレイの制止を聞かず、個人として名瀬の葬式をすることを決断します。
 ジャスレイはそんな「親父」に対して、何やら良からぬ事を考えているようですが……

 オープニングの後、名瀬の葬式が行われ、そこには鉄華団のほかに、ジャスレイの一派の姿も有りました。
 尊敬する兄貴の死を侮辱するジャスレイに怒る一同ですが、オルガはそれを制止します。
 タービンズは解散されたものの、構成員は名瀬の生前からの希望によりテイワズがその身柄を保護することに。
 「自分の気持ちに正直になれ」との姐さんの言葉に、ラフタはこのまま残るか、鉄華団に合流するかの選択を迫られるのでした。

 上司であるラスタルにドヤ顔で成果を報告する、相変わらずのイオク様。
 ラスタルは、イオクがダインスレイブ(禁止された兵器)を使ったことについてマクギリスが調査していることを告げるとともに、ギャラルホルンの「秩序」と「節度」について今一度考えるようにと彼に告げるにとどめます。

 ジャスレイにけじめをつけるべき(意訳)とはやる団員に対して、オルガはテイワズ内の抗争は兄貴の遺志に反すると抑えます。
 一方、鉄華団を訪れたラフタは昭弘をデートに誘います。
 初めは仲間を連れて行こうとした昭弘ですが仲間に促される形で2人きりで酒場へと向かうことに。

 ラフタは少女時代は何の会話も無いところで働いており、兄貴と姐さんとの出会いで、人として当たり前の感情を教えられたと語り、そんなラフタに、昭弘は自分も同様だったと答えます。
 無口で不器用ではあるものの、人のことを考えることの出来る優しさを持つ、そんな昭弘への思いを途中で封印するラフタさん。
 彼女は、あくまでタービンズの仲間と残ることを決意し、最後に昭弘にハグし別れを告げるのでした。

 兄貴の言葉を胸に秘めて、その気持ちを抑えるオルガさん。
 一方、名瀬の残した子どもの話から、三日月はアトラに「子ども作らないの?」「俺と作る?」と爆弾発言をし、アトラは赤面して機能停止に陥るのでした。

 「男を見せてもらおうか」
 煽って争いを起こさせるはずが思うように突っかかってこないオルガに、ジャスレイは新たな燃料を投下することを決意します。
 アジーが目を話したすきに、ぬいぐるみに昭弘の姿を見てときめいていたラフタは、ジャスレイの手の者によって射殺されてしまいます。

 兄貴だけでなく、その残された家族にまでこのような仕打ちをされて、鉄華団は黙っているわけには行きません。
 血気にはやる一同、そして、昭弘もまた「命令をくれ!」とオルガに迫ります。

 オルガはマクギリスにイオクとラスタルのことで相談を持ちかけます。
 今からのジャスレイ、イオクとの戦いでテイワズにはいられなくなることを告げるとともに、そうなっても先方に利用価値があるのかと尋ねます。
 それに対して、マクギリスはあくまで自分が評価しているのは「鉄華団」であり、自分がギャラルホルンを掌握した暁には、改めて火星を預けることを告げるのでした。

 修理を終えて新型になったバルバトスは、バルバトスルプス・レクスとさらに名前が長くなってしまいました。
 レクスとは「王」という意味があるとのことで、火星の王を目指す彼らにとって意味深な言葉でも有りました。
 同じテイワズの人間にどこまでやってもいいのかと尋ねる三日月に、オルガは徹底的にやれと闘志を燃やします。

 こうして、ジャスレイに「けじめ」をつけるための戦いの火蓋は切って落とされようとしていました。

【考察等】
 前回の兄貴と姐さんの死というショックから立ち直れない中、ジャスレイ「叔父貴」の相次ぐ燃料投下に憤りを感じます。
 葬式会場で場違いな服装で現れたジャスレイさんの態度にはらわたが煮えくり返るのは私だけではないはず。
 しかし、そこでぐっとこらえるオルガさんは、年長者の叔父貴よりもよほど大人に見えました。

 色々と醜態を見せて視聴者の怒りを買ったイオク様のラスタルさんへのドヤ顔は、ある意味大物なのかもしれません。
 それに対して、直接彼を叱責することなく、自分で気づくようにと忠告するラスタルさんはかっこいいですが、あの考えるより先に行動するイオク様には通じているようには思えなかったりします。

 昭弘さんとラフタさんの、互いを尊敬しつつ違う道に進もうとするところは、セイレンの耀さんを思い出しました。
 セイレンのようにいつかの再開を期待していたのですが、凶弾によってその命を落としたとき、先週に引き続き、涙で画面が見えなくなりました。
 弟代わりともいえるアストンさんを失ったときの昭弘さんの怒りもすさまじかったのですが、今回の彼は、それ以上のものを感じました。

 はじめの所では、兄貴の遺志を尊重して自分を殺していたオルガさんですが、相手の外道な行いに対しては、人として許せない思いが勝ったのだと思います。
 そういう意味では「人として当たり前の」というタイトルは、ラフタさんだけでなく、オルガさんの行動にも現れているのかもしれません。
 三日月さんに徹底的にやれと告げるオルガさんは、鉄華団の団長としてではなく、個人としての意志が強く出ていたような気がします。

 次回には、兄貴たちの弔い合戦、バルバトス新型のお目見えであり、最後はジャスレイの叔父貴に「けじめ」をつけるお話になる(一方で、イオク様は最後まで生き残る)ような気がします。
 ジャスレイさんを殺しても名瀬さんは戻らないのですが、それでもオルガさんと同じく、徹底的にやってほしいところです。
 そして、兄貴と姐さんの死体は回収して、二人一緒に眠らせてあげたいと思わずにはいられません。

 
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愛されたい猫

Author:愛されたい猫
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