- 2016-11-13 :
- ブブキ・ブランキ 星の巨人(2期)
【アニメ感想】ブブキ・ブランキ 星の巨人(7話) 「兄と妹」
ブブキ・ブランキの2期7話を見て感想を書きます。
ラスボスは意外と何もせずに去っていき、兄と妹は戦場で再び再会を果たします。
お兄さんがお父さんの思いを伝え、ようやく妹と和解できたのはよかったですし、広げてきたお話も少しずつまとまり始めてきたような気がします。
一方で、妹さんのキャラが濃いので、主人公のはずのお兄さんが地味に見えてきてしまいますが。
【内容】
妹である薫子を助け出すために単身で敵地に乗り込もうとする東さん。
何も疑うこともなくラスボスであるギーの車に乗せてもらいますが、特に何か仕掛けられることもなく目的地付近で下してもらいます。
一方、そのギーの命令を受けたアジアチームの男(1話で少し登場)は、東不在の中、礼央子を奪還すべくブランキで隠れ家を急襲し、柊たちはブランキ不在で戦うこととなってしまいました。
叔父である秋人に、その教え子であったロシアチームの姉妹について語る静流。
2人はこれ以上彼女達のような犠牲を出さないためにも、ギーを討ち果たそうと誓います。
秋人はブランキを使うことが出来ず押される柊に壁ドンし、勝ちたいと思いますかとひと言。
彼は、ブブキの「真の使い方」、東に出来て他のメンバーに出来ていないことを教えると述べます。
それは、ブブキの中心核と自分の心臓を一体化させることであるというのです。
ギーの所に戻れていないエピゾが恋の病に苦しんでいる頃、東はギーの本拠地へ突入。
脱出中の薫子と絶美「さん」と合流しますが、彼らの前にはレティシアが立ちはだかります。
なお、ブブキの真の使い方を覚えた柊は、単身で敵ブランキの左手を破壊し、ノリノリでした。
絶美が敵を食い止めている間に妹とともに逃げようとする東ですが、その妹は「何であんたの方が大事にされるのよ!」と激おこです。
東はそんな彼女に、はねつけられながらも父の遺品を渡し、その死を伝えます。
父は娘をブブキとブランキを巡る戦いに巻き込む気はなく、東に兄として、男として妹を守るようにと世界中をともに回ったとのこと。
そんな父の考えは古いと薫子は涙を流し、兄の懐で号泣するのでした。
兄妹の前に立ちはだかるレティシアですが、その前にロシアのブランキ「ザンパザ」に乗った新走が現れます。
そして、彼からザンパザの心臓を託された薫子の戦いが始まります。
【考察等】
ラスボスと普通に世間話をする主人公は中々シュールでした。
彼の基本的に人を疑わない態度は、彼の純粋さを良くあらわしていると思います。
まあ、そもそも相手の顔を知らなかっただけかもしれませんが。
1期で姪を「石ころ」だと言っていた天才の秋人さんは、敵の面前でブブキのレクチャーを始めるのですが、この光景もおもしろいです。
天才の彼は柊さんたちの年齢でブブキの真の使い方に気づいていたとのこと。
彼が本気になっていたら、1期で彼一人に負けていたという展開もあるのかもしれません。
エピゾさんは相変わらずおもしろい人で、重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれてよかったと思います。
やはりレティシアさんの所に合流するのでしょうか。
兄と妹、父と母の回想は良かったと思います。
お父さんとお母さんの中の人から、うたわれるもの(旧作)のハクオロさんとエルルゥさんを思い出す人は少ないと思いますが。
今までたまっていた感情を爆発させる妹さんは、見ていてもらい泣きしてしまいます。
いじらしい一面を見せた薫子さんですが、レティシアさんとの戦いではいつもの濃い性格に戻ってしまいますが、それもご愛嬌ということでしょうか。
お話が少しずつ収束してきた今日この頃、果たして彼らの戦いの行く末に何が待っているのか、私、気になります!
ラスボスは意外と何もせずに去っていき、兄と妹は戦場で再び再会を果たします。
お兄さんがお父さんの思いを伝え、ようやく妹と和解できたのはよかったですし、広げてきたお話も少しずつまとまり始めてきたような気がします。
一方で、妹さんのキャラが濃いので、主人公のはずのお兄さんが地味に見えてきてしまいますが。
【内容】
妹である薫子を助け出すために単身で敵地に乗り込もうとする東さん。
何も疑うこともなくラスボスであるギーの車に乗せてもらいますが、特に何か仕掛けられることもなく目的地付近で下してもらいます。
一方、そのギーの命令を受けたアジアチームの男(1話で少し登場)は、東不在の中、礼央子を奪還すべくブランキで隠れ家を急襲し、柊たちはブランキ不在で戦うこととなってしまいました。
叔父である秋人に、その教え子であったロシアチームの姉妹について語る静流。
2人はこれ以上彼女達のような犠牲を出さないためにも、ギーを討ち果たそうと誓います。
秋人はブランキを使うことが出来ず押される柊に壁ドンし、勝ちたいと思いますかとひと言。
彼は、ブブキの「真の使い方」、東に出来て他のメンバーに出来ていないことを教えると述べます。
それは、ブブキの中心核と自分の心臓を一体化させることであるというのです。
ギーの所に戻れていないエピゾが恋の病に苦しんでいる頃、東はギーの本拠地へ突入。
脱出中の薫子と絶美「さん」と合流しますが、彼らの前にはレティシアが立ちはだかります。
なお、ブブキの真の使い方を覚えた柊は、単身で敵ブランキの左手を破壊し、ノリノリでした。
絶美が敵を食い止めている間に妹とともに逃げようとする東ですが、その妹は「何であんたの方が大事にされるのよ!」と激おこです。
東はそんな彼女に、はねつけられながらも父の遺品を渡し、その死を伝えます。
父は娘をブブキとブランキを巡る戦いに巻き込む気はなく、東に兄として、男として妹を守るようにと世界中をともに回ったとのこと。
そんな父の考えは古いと薫子は涙を流し、兄の懐で号泣するのでした。
兄妹の前に立ちはだかるレティシアですが、その前にロシアのブランキ「ザンパザ」に乗った新走が現れます。
そして、彼からザンパザの心臓を託された薫子の戦いが始まります。
【考察等】
ラスボスと普通に世間話をする主人公は中々シュールでした。
彼の基本的に人を疑わない態度は、彼の純粋さを良くあらわしていると思います。
まあ、そもそも相手の顔を知らなかっただけかもしれませんが。
1期で姪を「石ころ」だと言っていた天才の秋人さんは、敵の面前でブブキのレクチャーを始めるのですが、この光景もおもしろいです。
天才の彼は柊さんたちの年齢でブブキの真の使い方に気づいていたとのこと。
彼が本気になっていたら、1期で彼一人に負けていたという展開もあるのかもしれません。
エピゾさんは相変わらずおもしろい人で、重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれてよかったと思います。
やはりレティシアさんの所に合流するのでしょうか。
兄と妹、父と母の回想は良かったと思います。
お父さんとお母さんの中の人から、うたわれるもの(旧作)のハクオロさんとエルルゥさんを思い出す人は少ないと思いますが。
今までたまっていた感情を爆発させる妹さんは、見ていてもらい泣きしてしまいます。
いじらしい一面を見せた薫子さんですが、レティシアさんとの戦いではいつもの濃い性格に戻ってしまいますが、それもご愛嬌ということでしょうか。
お話が少しずつ収束してきた今日この頃、果たして彼らの戦いの行く末に何が待っているのか、私、気になります!
- 2016-11-06 :
- ブブキ・ブランキ 星の巨人(2期)
【アニメ感想】ブブキ・ブランキ 星の巨人(6話) 「蝶と死刑台」
ブブキ2期6話を見て感想を書きます。
自由と支配、対照的な二つの考え方が印象に残り、色々と考えさせられるお話でした。
ラスボス候補のギー様の目的も少しずつ見えてきて、お話も少しずつクライマックスへと向かっているような、そんな気がします。
絶美さんの正体については想像通りでしたが、相変わらずの濃いキャラクターに圧倒されます。
何よりも驚いたのは、ラスボスがいきなり登場して車に乗せてもらう主人公でしょうか。
兄妹そろって人を疑わないのは、ある意味純真なのかもしれません。
【内容】
研究の結果、炎帝には脳の代わりが存在することが判明します。
絶美は研究員を脅して仕事をさせ、人間の首だけでも炎帝を操縦することが出来ることを突き止めるのでした。
気を失っていた薫子は、ギーによってかつて父と母が「宝島」にいることを聞かされ、父母と会うために島を落とすように仕組まれてきたことを思い出します。
目を覚ました彼女の前に現れたギーは、彼女に再び炎帝に乗り、ブブキ使いを抹殺するように指示を出しますが当然聞く耳を持ちません。
研究結果を知ったギーは、即座に薫子の首をはねるように指示を出します。
全てのブランキを絶滅させ、地上を人間の手に取り戻すのだと彼はつぶやきます。
場面は変わって、要塞島から逃げてきた東は寝ている礼央子と対面します。
父を失った母を思い出し泣き出す東さん。
そんな彼に、礼央子はギーの目的は、ブランキの「始祖」を復活させることで地上を作り変えることであり、彗星と宝島がその鍵を握ると語ります。
彼の野望を止めるには、母との思い出の詰まった「宝島」を破壊するしかないのだと礼央子さま。
生活感のないアラフォー男子2名が木乃亜、黄金にダメ出しされている一方で、平和を創るには恐怖による支配しかないと重たい話を持ってくる礼央子さま。
それに対して、蝶を見つけた東は彼女を連れて外に出ます。
虫は恐怖で支配できないのではないかと語る東に、礼央子は自分は人間しか見てこなかったのかもしれないと反省します。
一人妹を救出に向かう東に腹パンをかまし、「うちを頼って」と迫る黄金さん。
それでも一人で行ってしまう東さんはどうかと思いますが。
処刑台につながれる薫子は死への恐怖に打ちひしがれますが、絶美が彼女を救出します。
久しぶりに本来の姿に戻った絶美さんは自分がスパイ活動をしていたことを自白するとともに高いテンションで敵をやっつけてしまい、薫子もそれに負けじとハイテンションで敵を蹴散らしてしまいます。
妹を助けに向かった東の前に、ラスボスことギー様が現れます。
親切な老人のふりをして主人公を車に乗せるこの人は、一体何を考えているのでしょうか。
【考察等】
薫子さんや他のブブキ使いを利用するギー様の目的が少しずつわかってきました。
本人の発言などを照合すると、ブランキを絶滅させて地上を人間の手に取り戻すと大きな野望を抱く一方で、ブランキの始祖の力を借りようとしているのでは矛盾が生じているような気がします。
果たして、彼の真意が何なのか、ますます目が離せなくなりそうです。
そして今回のサブタイトルにもあるような、蝶と処刑台、つまり自由と支配という考えもひとつのテーマかもしれません。
絶美さんや礼央子さまが恐怖で人を支配するのと、東さんのように自由気ままにやるやり方。
水と油のようなそんな関係ですが、交じり合ったくらいがちょうどいいのかもしれません。
ダメ出しされる四天王2名はなかなかシュールでしたが、四天王の紅一点のハイテンションは相変わらずでした。
妹さんについては、愛に飢えていたからこそ、あれだけ目立ちたがりのキャラクターになったのかと思うと複雑な気持ちになります。
注目されたい、愛されたいと言う欲求は、他人事とは思えません。
とはいえ、あのキャラクターは強烈過ぎるのも事実では有りますが。
上にも書きましたが、ラスボスの車に乗せてもらう主人公が一番の驚きでした。
主人公に近づいたギー様の目的が一体何か、私、気になります!
自由と支配、対照的な二つの考え方が印象に残り、色々と考えさせられるお話でした。
ラスボス候補のギー様の目的も少しずつ見えてきて、お話も少しずつクライマックスへと向かっているような、そんな気がします。
絶美さんの正体については想像通りでしたが、相変わらずの濃いキャラクターに圧倒されます。
何よりも驚いたのは、ラスボスがいきなり登場して車に乗せてもらう主人公でしょうか。
兄妹そろって人を疑わないのは、ある意味純真なのかもしれません。
【内容】
研究の結果、炎帝には脳の代わりが存在することが判明します。
絶美は研究員を脅して仕事をさせ、人間の首だけでも炎帝を操縦することが出来ることを突き止めるのでした。
気を失っていた薫子は、ギーによってかつて父と母が「宝島」にいることを聞かされ、父母と会うために島を落とすように仕組まれてきたことを思い出します。
目を覚ました彼女の前に現れたギーは、彼女に再び炎帝に乗り、ブブキ使いを抹殺するように指示を出しますが当然聞く耳を持ちません。
研究結果を知ったギーは、即座に薫子の首をはねるように指示を出します。
全てのブランキを絶滅させ、地上を人間の手に取り戻すのだと彼はつぶやきます。
場面は変わって、要塞島から逃げてきた東は寝ている礼央子と対面します。
父を失った母を思い出し泣き出す東さん。
そんな彼に、礼央子はギーの目的は、ブランキの「始祖」を復活させることで地上を作り変えることであり、彗星と宝島がその鍵を握ると語ります。
彼の野望を止めるには、母との思い出の詰まった「宝島」を破壊するしかないのだと礼央子さま。
生活感のないアラフォー男子2名が木乃亜、黄金にダメ出しされている一方で、平和を創るには恐怖による支配しかないと重たい話を持ってくる礼央子さま。
それに対して、蝶を見つけた東は彼女を連れて外に出ます。
虫は恐怖で支配できないのではないかと語る東に、礼央子は自分は人間しか見てこなかったのかもしれないと反省します。
一人妹を救出に向かう東に腹パンをかまし、「うちを頼って」と迫る黄金さん。
それでも一人で行ってしまう東さんはどうかと思いますが。
処刑台につながれる薫子は死への恐怖に打ちひしがれますが、絶美が彼女を救出します。
久しぶりに本来の姿に戻った絶美さんは自分がスパイ活動をしていたことを自白するとともに高いテンションで敵をやっつけてしまい、薫子もそれに負けじとハイテンションで敵を蹴散らしてしまいます。
妹を助けに向かった東の前に、ラスボスことギー様が現れます。
親切な老人のふりをして主人公を車に乗せるこの人は、一体何を考えているのでしょうか。
【考察等】
薫子さんや他のブブキ使いを利用するギー様の目的が少しずつわかってきました。
本人の発言などを照合すると、ブランキを絶滅させて地上を人間の手に取り戻すと大きな野望を抱く一方で、ブランキの始祖の力を借りようとしているのでは矛盾が生じているような気がします。
果たして、彼の真意が何なのか、ますます目が離せなくなりそうです。
そして今回のサブタイトルにもあるような、蝶と処刑台、つまり自由と支配という考えもひとつのテーマかもしれません。
絶美さんや礼央子さまが恐怖で人を支配するのと、東さんのように自由気ままにやるやり方。
水と油のようなそんな関係ですが、交じり合ったくらいがちょうどいいのかもしれません。
ダメ出しされる四天王2名はなかなかシュールでしたが、四天王の紅一点のハイテンションは相変わらずでした。
妹さんについては、愛に飢えていたからこそ、あれだけ目立ちたがりのキャラクターになったのかと思うと複雑な気持ちになります。
注目されたい、愛されたいと言う欲求は、他人事とは思えません。
とはいえ、あのキャラクターは強烈過ぎるのも事実では有りますが。
上にも書きましたが、ラスボスの車に乗せてもらう主人公が一番の驚きでした。
主人公に近づいたギー様の目的が一体何か、私、気になります!
- 2016-10-30 :
- ブブキ・ブランキ 星の巨人(2期)
【アニメ感想】ブブキ・ブランキ 星の巨人(5話)「黒椅子の心臓」
ブブキ・ブランキ(2期)の5話をみて感想を書きます。
あれだけギー様に依存していた妹さんはあっさりと洗脳が解けてしまうことは全く想像してなかったです。
5話にして敵の本拠地に乗り込んだ東さんたちですが、ボスラッシュと言わんばかりにレティシアさんやエピゾさんが立ちはだかります。
エピゾさんはきっと仲間になると思っていましたが、そんなことはありませんでした。
戦闘もやりつつ、きっちり1話で礼央子さまを助け出すあたりはさすがですが、妹さん放置には別の意味で驚きました。
【内容】
「裏切り者」として殺されたマキシムの死体を見て、何も知らされないことに動揺する薫子さん。
一方、東たちは的場井さんの運転する飛行艇により、デモクラティア本拠地である「要塞島」へと突撃しますが、彼らの前にはレティシアが立ちはだかります。
レティシアの攻撃をかいくぐった東たちですが、さらにその前に立ちはだかるのはかつて拳を交えたエピゾでした。
「ギーの命令だから」と何も考えずに戦う彼は、悪い意味でお馬鹿さんでした。
レティシアとエピゾが痴話げんかしている隙に先へ進もうとする東たち。
しかし、彼らの前に黒い炎帝に乗った薫子が立ちはだかります。
ギーの命令だからと戦うレティシアやエピゾは、マキシムの死を知らなかったもようです。
薫子が言うには、ギー様はブブキ使いを全滅させる考えがあるとのこと。
ちょっと前からギー様に依存していた妹さんですが、この変わり身の早さには驚きです。
しかし、炎帝の再生能力を得ることで自分の体を直したいと考えるレティシアは、それでも戦うしかないと再び戦闘を開始します。
「ギーを倒すためにあんたの力を貸して」
足止めをしている間に、礼央子を助けるよう促す薫子。
東は先へと進み、薫子は炎帝でレティシアと戦いますが、体がだんだんと耐え切れなくなってきているもようです。
別の場所にいるギーによると、薫子はいわば「実験台」とのこと。
自分の足で歩いてみたいと戦うレティシアさん。
そして、エピゾはギーの手下を辞めたと同時に、彼女のために戦うことを誓います。
この2人を倒そうとする薫子ですが、突然炎帝は炎上してしまいます。
礼央子の元にたどり着いた東たち。
しかし、炎帝の呪いにより長らく死ぬことが出来なかった礼央子は、今の万全の状態ではない体なら死ぬことが出来ると高所から飛び降りるのでした。
そんな彼女を助け、死ぬなんていうなと告げる東ですが、彼は力尽きたのか倒れてしまいます。
礼央子は東の肩をとり、柊たちと合流し、そのまま島から脱出します。
なお、妹さんは放置されたもようです。
【考察等】
1期終盤(アメリカチームやロシアチームが出てきたあたり)も相当の急展開だったのですが、それは2期になっても変わりませんでした。
ギー様を亡き父の代わりに信じていた薫子さんは、自分もいずれマキシムさんと同じ運命をたどることになるかも知れないと考えたのか、彼と決別してしまいます。
八つ当たりのように思える行動ですが、それだけ信頼が大きかったからこそ、その反動も大きかったのかもしれません。
東さん達の前に立ちはだかるのは、2期で登場したレティシアさんだけではなく、1期で拳を交えたエピゾさんもいました。
事情を話したら仲間になるかと思っていましたが、そんなことはなかったです。
しかもその後、レティシアさんの事情を知って彼女のために戦うというのですから、ある意味すがすがしいくらいのお馬鹿さんかもしれません。
そんなレティシアさんの戦う理由はもっと大きなものかと思っていましたが、結局は自分のためでした。
戦闘シーンをおなかいっぱいやりながらも、きっちりと1回で礼央子さまを救出したのはさすがです。
気を失った東さんに変わって、礼央子さまが柊さんたちと王舞で炎帝と戦う展開になるのでしょうか。
あと、ギー様の所にいる絶美さんは礼央子さまの元に戻ってくるのでしょうか。
ますます急展開が続くブブキの世界が、私、気になります!
あれだけギー様に依存していた妹さんはあっさりと洗脳が解けてしまうことは全く想像してなかったです。
5話にして敵の本拠地に乗り込んだ東さんたちですが、ボスラッシュと言わんばかりにレティシアさんやエピゾさんが立ちはだかります。
エピゾさんはきっと仲間になると思っていましたが、そんなことはありませんでした。
戦闘もやりつつ、きっちり1話で礼央子さまを助け出すあたりはさすがですが、妹さん放置には別の意味で驚きました。
【内容】
「裏切り者」として殺されたマキシムの死体を見て、何も知らされないことに動揺する薫子さん。
一方、東たちは的場井さんの運転する飛行艇により、デモクラティア本拠地である「要塞島」へと突撃しますが、彼らの前にはレティシアが立ちはだかります。
レティシアの攻撃をかいくぐった東たちですが、さらにその前に立ちはだかるのはかつて拳を交えたエピゾでした。
「ギーの命令だから」と何も考えずに戦う彼は、悪い意味でお馬鹿さんでした。
レティシアとエピゾが痴話げんかしている隙に先へ進もうとする東たち。
しかし、彼らの前に黒い炎帝に乗った薫子が立ちはだかります。
ギーの命令だからと戦うレティシアやエピゾは、マキシムの死を知らなかったもようです。
薫子が言うには、ギー様はブブキ使いを全滅させる考えがあるとのこと。
ちょっと前からギー様に依存していた妹さんですが、この変わり身の早さには驚きです。
しかし、炎帝の再生能力を得ることで自分の体を直したいと考えるレティシアは、それでも戦うしかないと再び戦闘を開始します。
「ギーを倒すためにあんたの力を貸して」
足止めをしている間に、礼央子を助けるよう促す薫子。
東は先へと進み、薫子は炎帝でレティシアと戦いますが、体がだんだんと耐え切れなくなってきているもようです。
別の場所にいるギーによると、薫子はいわば「実験台」とのこと。
自分の足で歩いてみたいと戦うレティシアさん。
そして、エピゾはギーの手下を辞めたと同時に、彼女のために戦うことを誓います。
この2人を倒そうとする薫子ですが、突然炎帝は炎上してしまいます。
礼央子の元にたどり着いた東たち。
しかし、炎帝の呪いにより長らく死ぬことが出来なかった礼央子は、今の万全の状態ではない体なら死ぬことが出来ると高所から飛び降りるのでした。
そんな彼女を助け、死ぬなんていうなと告げる東ですが、彼は力尽きたのか倒れてしまいます。
礼央子は東の肩をとり、柊たちと合流し、そのまま島から脱出します。
なお、妹さんは放置されたもようです。
【考察等】
1期終盤(アメリカチームやロシアチームが出てきたあたり)も相当の急展開だったのですが、それは2期になっても変わりませんでした。
ギー様を亡き父の代わりに信じていた薫子さんは、自分もいずれマキシムさんと同じ運命をたどることになるかも知れないと考えたのか、彼と決別してしまいます。
八つ当たりのように思える行動ですが、それだけ信頼が大きかったからこそ、その反動も大きかったのかもしれません。
東さん達の前に立ちはだかるのは、2期で登場したレティシアさんだけではなく、1期で拳を交えたエピゾさんもいました。
事情を話したら仲間になるかと思っていましたが、そんなことはなかったです。
しかもその後、レティシアさんの事情を知って彼女のために戦うというのですから、ある意味すがすがしいくらいのお馬鹿さんかもしれません。
そんなレティシアさんの戦う理由はもっと大きなものかと思っていましたが、結局は自分のためでした。
戦闘シーンをおなかいっぱいやりながらも、きっちりと1回で礼央子さまを救出したのはさすがです。
気を失った東さんに変わって、礼央子さまが柊さんたちと王舞で炎帝と戦う展開になるのでしょうか。
あと、ギー様の所にいる絶美さんは礼央子さまの元に戻ってくるのでしょうか。
ますます急展開が続くブブキの世界が、私、気になります!
- 2016-10-23 :
- ブブキ・ブランキ 星の巨人(2期)
【アニメ感想】ブブキ・ブランキ 星の巨人(4話)「狩人の銃弾」
ブブキ・ブランキ(2期)の4話を見て感想を書きます。
ギー様のえげつなさを見ていると、ロシアのお兄さまの性格(但し今回は改心したもようです)がまだ可愛く見えてきました。
もしかしたら、今期だとあのファヴ(魔法少女育成計画)に匹敵するかもしれません。
一方、東さんたちは物語の核心へと触れつつあり、新しい設定が色々と出てきました。
人間は同属すら殺すどうしようもない存在だという巨人さんの言葉は、今回の展開を含めて反論できない私がいます。
ああなってしまった妹を助けようとし、それでも人が変われると信じることが出来る東さんはすごいなと思います。
【内容】
炎帝を与えられてハイテンションの薫子は、ギー様に「裏切り者の始末」を依頼されます。
一方、東たちは的場井さんの用意した飛空艇で、ギー様に捕らえられた礼央子さまを救出に向かうことに。
その条件として、的場井さんに妹(薫子)救出のために力を貸してもらうことを要求し、ここに同盟が成立するのでした。
また、ここで他の四天王も普通に生きていることが判明します。
ロシアのお兄さまことマキシムは東との戦いに負けたことで反省したのか、手足である仲間を心配するなどすっかり人が変わってしまいました。
心を持たない手足では心臓は完全ではない、心を持つお前たちが必要だという彼の言葉には、敗北を経て成長しようとする気概を感じられます。
しかし、仲間の一人が何者かに銃撃され命を落としてしまいます。
東たちは雪山に不時着し、ある一人の少女を助け出しますが、空洞の中に落ちてしまいました。
その子を助けてくれてありがとうと紫色の王舞が現れ、彼らはそれについていくことに。
その際、お話の核心に近づくような重要な情報が判明します。
この星にやって来た巨人(ブランキ)は生存するために体を5つに分割し、人間に従って生きながらえてきたこと。
一方、人間と共存の道を選ばなかったものは脳が腐って首なしのブランキになったとのことです。
そして、人間とブランキとの契約の証こそが、心臓だというのです。
温泉を発見して水着に着替える女性陣ですが、男性陣2人は入らせてすらもらえなかった模様です。
巨人は人間を滅ぼすためにこの星にやってきたのではないのかという問いに、巨人は星を滅ぼすのは人間ではないかと反論します。
謎の狙撃手によって次々と命を落とすロシアチーム。
その正体は、同じロシアチームのリュドミラが所有するブブキであり、まだ洗脳は解けていなかったもようです。
マキシムを射殺したブブキはそのまま持ち主すら殺し、ロシアチームは全滅します。
同属すら殺すという人間はどうしようもないものだと断言する巨人。
しかし、それでも人間は変われると人の可能性を信じる東さんは素敵だと思います。
そんな彼に、巨人は母親の汀(みぎわ)は生きていると告げ、また自分たちは大いなる存在のしもべでしかないというのです。
礼央子さまに自らの野望を語るギー様。
そして、東たちは再び彼女の救出へと向かうのでした。
【考察等】
お話のテンポが早いことで定評のあるブブキだったので、今回で炎帝といきなりぶつかるのだと思っていましたが、そんなことは有りませんでした。
少年少女の活躍もいいですが、的場井さんのような大人のキャラクターが出ると重みが増すなと思います。
夏のアニメでは、リゼロのヴィルヘルムさんの活躍がすごくよかったと思います。
一方で、お手本にしたくない悪い大人のギー様は一体何を考えているのでしょうか。
1期から2話くらいまで性格的に問題のあったマキシムさんですが、今回はよほど反省したのか、仲間を心配するいい人へと変貌してしまいます。
的場井さんの変化もそうですが、東さんがお話しの最後で言うとおりまさに「人は変われる」を体現したのかもしれません。
それだけに、生きて何かをなしてほしかったと思うと残念でなりません。
巨人と相対した東さんはお話の核心にせまるような重要なお話を聞くことになりました。
人間は同属をも殺すといわれたときドキッとしましたが、それでも人の可能性を信じる東さん自身もずいぶんと熱い人に変わったなと思います。
次回には、おそらく兄妹対決になるのかもしれません。
果たして兄は妹を助け出すことが出来るのか、そして生きているとされるお母さんの行方が、私、気になります!
ギー様のえげつなさを見ていると、ロシアのお兄さまの性格(但し今回は改心したもようです)がまだ可愛く見えてきました。
もしかしたら、今期だとあのファヴ(魔法少女育成計画)に匹敵するかもしれません。
一方、東さんたちは物語の核心へと触れつつあり、新しい設定が色々と出てきました。
人間は同属すら殺すどうしようもない存在だという巨人さんの言葉は、今回の展開を含めて反論できない私がいます。
ああなってしまった妹を助けようとし、それでも人が変われると信じることが出来る東さんはすごいなと思います。
【内容】
炎帝を与えられてハイテンションの薫子は、ギー様に「裏切り者の始末」を依頼されます。
一方、東たちは的場井さんの用意した飛空艇で、ギー様に捕らえられた礼央子さまを救出に向かうことに。
その条件として、的場井さんに妹(薫子)救出のために力を貸してもらうことを要求し、ここに同盟が成立するのでした。
また、ここで他の四天王も普通に生きていることが判明します。
ロシアのお兄さまことマキシムは東との戦いに負けたことで反省したのか、手足である仲間を心配するなどすっかり人が変わってしまいました。
心を持たない手足では心臓は完全ではない、心を持つお前たちが必要だという彼の言葉には、敗北を経て成長しようとする気概を感じられます。
しかし、仲間の一人が何者かに銃撃され命を落としてしまいます。
東たちは雪山に不時着し、ある一人の少女を助け出しますが、空洞の中に落ちてしまいました。
その子を助けてくれてありがとうと紫色の王舞が現れ、彼らはそれについていくことに。
その際、お話の核心に近づくような重要な情報が判明します。
この星にやって来た巨人(ブランキ)は生存するために体を5つに分割し、人間に従って生きながらえてきたこと。
一方、人間と共存の道を選ばなかったものは脳が腐って首なしのブランキになったとのことです。
そして、人間とブランキとの契約の証こそが、心臓だというのです。
温泉を発見して水着に着替える女性陣ですが、男性陣2人は入らせてすらもらえなかった模様です。
巨人は人間を滅ぼすためにこの星にやってきたのではないのかという問いに、巨人は星を滅ぼすのは人間ではないかと反論します。
謎の狙撃手によって次々と命を落とすロシアチーム。
その正体は、同じロシアチームのリュドミラが所有するブブキであり、まだ洗脳は解けていなかったもようです。
マキシムを射殺したブブキはそのまま持ち主すら殺し、ロシアチームは全滅します。
同属すら殺すという人間はどうしようもないものだと断言する巨人。
しかし、それでも人間は変われると人の可能性を信じる東さんは素敵だと思います。
そんな彼に、巨人は母親の汀(みぎわ)は生きていると告げ、また自分たちは大いなる存在のしもべでしかないというのです。
礼央子さまに自らの野望を語るギー様。
そして、東たちは再び彼女の救出へと向かうのでした。
【考察等】
お話のテンポが早いことで定評のあるブブキだったので、今回で炎帝といきなりぶつかるのだと思っていましたが、そんなことは有りませんでした。
少年少女の活躍もいいですが、的場井さんのような大人のキャラクターが出ると重みが増すなと思います。
夏のアニメでは、リゼロのヴィルヘルムさんの活躍がすごくよかったと思います。
一方で、お手本にしたくない悪い大人のギー様は一体何を考えているのでしょうか。
1期から2話くらいまで性格的に問題のあったマキシムさんですが、今回はよほど反省したのか、仲間を心配するいい人へと変貌してしまいます。
的場井さんの変化もそうですが、東さんがお話しの最後で言うとおりまさに「人は変われる」を体現したのかもしれません。
それだけに、生きて何かをなしてほしかったと思うと残念でなりません。
巨人と相対した東さんはお話の核心にせまるような重要なお話を聞くことになりました。
人間は同属をも殺すといわれたときドキッとしましたが、それでも人の可能性を信じる東さん自身もずいぶんと熱い人に変わったなと思います。
次回には、おそらく兄妹対決になるのかもしれません。
果たして兄は妹を助け出すことが出来るのか、そして生きているとされるお母さんの行方が、私、気になります!
- 2016-10-16 :
- ブブキ・ブランキ 星の巨人(2期)
【アニメ感想】ブブキ・ブランキ 星の巨人(3話)「右手の傷」
ブブキ・ブランキ(2期)の3話を見て感想を書きます。
アジアチームの戦いが中心だと思っていましたが、相変わらずの急展開が楽しいです。
あの礼央子さまはギー様に捕らえられているという事実も驚きですが、的場井さんも人の親になってずいぶんと丸くなったなと思います。
1期序盤のあの悪役ぶり(2話で黄金さんをボコボコにしてました)も演技だったのでしょうか。
一方で、相変わらず暴走気味の黄金さんはちょっと怖いですが、お父さんをそれだけ愛していたということなのだろうと思います。
【内容】
冒頭では黄金の父の死の真相が示されます。
実は父を殺したのは、的場井ではなくその場にいた部下だったようです。
オープニングの後本編へと戻ります。
「心臓をよこせ」と迫る薫子率いるアジアチームとの戦いに臨む東たち。
1期で四天王やロシア、アメリカを相手にしてきた実力なのか、柊たちはアジアチームの手足に圧勝します。
言いなりになるだけが手足じゃないと語る柊さんがかっこいいです。
薫子はロシアチームとの戦いで力を使い果たしたのか敵である東に心配される始末。
覚えていろと去ってゆくさまは、まるで悪役のようです。
逃げた薫子を追いかけてゆく東ですが、黄金と2人きりとなり、他の3人と離れてしまいます。
一方、アメリカでは寝起きにもかかわらずエピゾがデラシネ(首なしブランキ)を圧倒し、ギー様もなにやら新しいことを考えているご様子で、そしてその側には四天王の一人である絶美の姿がありました。
薫子は父親に会いたいのではないかと推測する黄金。
しかし、東によると、父はすでに他界しているとのことでした。
東、黄金の前に、四天王の一人である的場井が現れ、力を貸してくれと頭を下げます。
どうやら彼らの主人である礼央子は、ギー様によって捕らえられているもようです。
しかし、彼を父の敵であると認識している黄金は、ヒロインとは思えないすごい形相で的場井を殴りつけます。
「伝えたいことがある」
そういった的場井は昔のことを語り始めます。
そもそも、黄金の父はすでにブブキ使いとしての力を失っていたとのこと。
そして、黄金の怒りに反応する右手ちゃんは黄金の力を吸い尽くすほどに危険であり、彼女を守るために的場井はそれを破壊しようとしたことが判明します。
的場井の行動は、黄金をブブキ使いという「呪い」から解放したいが故の行動だったのです。
黄金の攻撃に全く反撃しない的場井に、もう戦う力が残っていないのではないかと察する東さん。
ブブキ使いは親になると(東・薫子の母である汀を例外として)その力を失うとのことであり、的場井もまた父親になって力を失ったとのこと。
そんなことを知ったことかと暴走する黄金も、父を思うゆえの行動であると感じます。
それでもさすがにとどめはさせなかったらしく、大泣きしたあと、もう殺すとは言わないと一言。
仲間と合流した東たちは、礼央子救出へと向かうのでしょうか。
一方、逃げ帰ってきた薫子はギー様に褒められて大喜び。
そして「プレゼント」と称して、礼央子の使用していた炎帝(ポケモンではない)があてがわれます。
【考察等】
アジアチームとの戦いで1話使うのかと思っていましたが、そんなことは有りませんでした。
それにしても静流さんはともかく、他のメンバーもあそこまで強くなっているとは驚きです。
柊さんに至っては、1期序盤で心臓を奪ってやるといっていたころとは精神的にも成長したのを感じます。
柊さんが精神的に大きく成長した一方で、相変わらず暴走気味の黄金さんですが、これも愛ゆえの行動なのだろうと思います。
それに対して冷静に対処する的場井さんは、やはり「大人」だなあと感じました。
王舞チームが成長途上の「子ども」なら、炎帝チームは成熟した「大人」という印象です。
礼央子さまが捕まっているという話ですが、ギー様と一緒にいた絶美さんは、彼女を助けるために彼に近づいたのだろうと思います。
そして、気持ちの整理がついた黄金さん達は、おそらく礼央子さまを助けに向かい、そこで妹さんとの戦いになるのだろうと思います。
薫子さんはギー様に依存しきっている感じですが、やはりギー様を父親と重ねているのかもしれません。
そのギー様がどう見てもラスボスにしか見えませんが。
アジアチームの戦いが中心だと思っていましたが、相変わらずの急展開が楽しいです。
あの礼央子さまはギー様に捕らえられているという事実も驚きですが、的場井さんも人の親になってずいぶんと丸くなったなと思います。
1期序盤のあの悪役ぶり(2話で黄金さんをボコボコにしてました)も演技だったのでしょうか。
一方で、相変わらず暴走気味の黄金さんはちょっと怖いですが、お父さんをそれだけ愛していたということなのだろうと思います。
【内容】
冒頭では黄金の父の死の真相が示されます。
実は父を殺したのは、的場井ではなくその場にいた部下だったようです。
オープニングの後本編へと戻ります。
「心臓をよこせ」と迫る薫子率いるアジアチームとの戦いに臨む東たち。
1期で四天王やロシア、アメリカを相手にしてきた実力なのか、柊たちはアジアチームの手足に圧勝します。
言いなりになるだけが手足じゃないと語る柊さんがかっこいいです。
薫子はロシアチームとの戦いで力を使い果たしたのか敵である東に心配される始末。
覚えていろと去ってゆくさまは、まるで悪役のようです。
逃げた薫子を追いかけてゆく東ですが、黄金と2人きりとなり、他の3人と離れてしまいます。
一方、アメリカでは寝起きにもかかわらずエピゾがデラシネ(首なしブランキ)を圧倒し、ギー様もなにやら新しいことを考えているご様子で、そしてその側には四天王の一人である絶美の姿がありました。
薫子は父親に会いたいのではないかと推測する黄金。
しかし、東によると、父はすでに他界しているとのことでした。
東、黄金の前に、四天王の一人である的場井が現れ、力を貸してくれと頭を下げます。
どうやら彼らの主人である礼央子は、ギー様によって捕らえられているもようです。
しかし、彼を父の敵であると認識している黄金は、ヒロインとは思えないすごい形相で的場井を殴りつけます。
「伝えたいことがある」
そういった的場井は昔のことを語り始めます。
そもそも、黄金の父はすでにブブキ使いとしての力を失っていたとのこと。
そして、黄金の怒りに反応する右手ちゃんは黄金の力を吸い尽くすほどに危険であり、彼女を守るために的場井はそれを破壊しようとしたことが判明します。
的場井の行動は、黄金をブブキ使いという「呪い」から解放したいが故の行動だったのです。
黄金の攻撃に全く反撃しない的場井に、もう戦う力が残っていないのではないかと察する東さん。
ブブキ使いは親になると(東・薫子の母である汀を例外として)その力を失うとのことであり、的場井もまた父親になって力を失ったとのこと。
そんなことを知ったことかと暴走する黄金も、父を思うゆえの行動であると感じます。
それでもさすがにとどめはさせなかったらしく、大泣きしたあと、もう殺すとは言わないと一言。
仲間と合流した東たちは、礼央子救出へと向かうのでしょうか。
一方、逃げ帰ってきた薫子はギー様に褒められて大喜び。
そして「プレゼント」と称して、礼央子の使用していた炎帝(ポケモンではない)があてがわれます。
【考察等】
アジアチームとの戦いで1話使うのかと思っていましたが、そんなことは有りませんでした。
それにしても静流さんはともかく、他のメンバーもあそこまで強くなっているとは驚きです。
柊さんに至っては、1期序盤で心臓を奪ってやるといっていたころとは精神的にも成長したのを感じます。
柊さんが精神的に大きく成長した一方で、相変わらず暴走気味の黄金さんですが、これも愛ゆえの行動なのだろうと思います。
それに対して冷静に対処する的場井さんは、やはり「大人」だなあと感じました。
王舞チームが成長途上の「子ども」なら、炎帝チームは成熟した「大人」という印象です。
礼央子さまが捕まっているという話ですが、ギー様と一緒にいた絶美さんは、彼女を助けるために彼に近づいたのだろうと思います。
そして、気持ちの整理がついた黄金さん達は、おそらく礼央子さまを助けに向かい、そこで妹さんとの戦いになるのだろうと思います。
薫子さんはギー様に依存しきっている感じですが、やはりギー様を父親と重ねているのかもしれません。
そのギー様がどう見てもラスボスにしか見えませんが。