【アニメ感想】今年の夏を振り返りつつ「もしドラ(全10話)」を見ました!

 今年4月のメジャーセカンド放送から旧作を視聴し、さらに野球つながりで「おおきく振りかぶって」を見ていました。
 まだ夏(の甲子園)真っ盛りということで野球に絡めて「もしドラ」を見てみようと思います。
 おお振りと同じ公立高校が舞台ということなど、実体験を踏まえて感情移入しやすいというのが第一印象でしょうか。

【全話まとめ】
第1話 みなみは『マネジメント』と出会った
 親友に代わって野球部のマネージャーになった川島みなみは、書店でドラッガーの「マネジメント」を手に取ります。
 夕紀は病院で入院しており、お見舞いに来たみなみは「西瓜ミルク」を絶賛していました。
 野球の試合経過を詳細に語るみなみですが、監督はどうやら独り言の多い人のようです。

 祐之助のエラーによって失点したピッチャーの浅野は調子を崩し、2番手ピッチャーの新見も打ち込まれて敗北したようです。
 夕紀は「マネジメント」を見せられて呆然とし、全然違う本をドヤ顔で出したみなみは自分の性格を呪ってしまいます。
 似たような言葉だからと本を熟読することにしたみなみは、マネージャーの資質は真摯さという言葉に興味を持ちます。

 みなみは野球部員を「甲子園に連れていく」と宣言し、海馬社長の声をした監督も「いいんじゃないか」とそれに同調します。
 次郎には「甲子園って何だよ」と突っ込まれますが、みなみは夕紀はどうして野球をやっているのかと考えます。
 うちの野球部は公式戦3回戦がいいところという次郎に続き、みなみは事業(野球部)の定義について考えます。

 二階はドラッガーの本を持っている一方で、女子マネージャーがマネージメントなんて興味深いと一言。
 野球部の定義について、二階は起業を目的としていて、野球部はそのステップなのだと言い出します。
 真摯に練習に取り組んでいるという一言に何か思うところのあるみなみは、顧客とはなにかと考えていきます。

 野球部の「顧客」とは応援する人達、自治体、さらには高校野球に関わる全てと考えていきます。
 夕紀は小学生時代にみなみがサヨナラヒットを打ったことに興奮し、それゆえに野球部に入ったのだと告げます。
 自分が夕紀に気を遣わせたと感じたみなみは、野球部の定義はみんなを感動させることであり、目的である甲子園に必要なマーケティングについて考えるのでした。

第2話 みなみはマーケティングに取り組んだ
 マネージャーになったみなみはビジネス書を手に取り、マーケティングについて考え始めます。
 エースの浅野は監督に反発してその場を去り、みなみはどうして練習に取り組まないのかと考えます。
 後輩の文乃には逃げられますが、夕紀によると普段はもう少し話すといい、監督は実はOBかつ東大卒だと明らかにします。

 監督は尊敬する先生が体罰が理由でやめてしまい、それ以来生徒と距離を取るようになったとのこと。
 文乃は病院に呼び出され、野球部に求めていることは何かと聞かれますが、特にないと言われてしまいます。
 夕紀は内申書のためかと言い出しますが、文乃は優等生なんて言葉は嫌いだと激高してしまいます。

 文乃は夕紀のことが好きと言い出し、他の部員達も同様に面談と称して呼び出されることに。
 最後にやってきた浅野は目の前でリンゴをかじり、以外と気さくなキャラクターを見せてくれましたが……
 監督の話になった浅野は口調を変えて「奴は監督の器ではない」と夏の大会で交代させられたと憤ります。

 みなみは監督に話を聞きますが、監督は浅野が肉体的に限界だったからこそ交代を告げたのだと一言。
 専門家は専門用語を使いがちという言葉に監督を重ね、みなみはその言葉を「翻訳」しようと決意します。
 マーケティングや翻訳がわからないまま秋の大会となり、浅野の調子もよくて試合は0対0のまま進みますが……

 ツーアウト1、3塁のチャンスに打席に立った裕之助は、野球をやっていいのかとの迷いもあってチャンスをつぶしてしまいます。
 7回には浅野は押し出しで失点し、キャッチャーの次郎は「真ん中に投げ込め」と言いますが……
 監督は四球を投げたいピッチャーなんていないと言い、気がついたら何もできないままコールド負けしてしまいます。

 反省会で監督は「次の試合もがんばろう」と言いますが、次郎は浅野とバッテリーを組めないと言い出します。
 みなみは口を出そうとしますが、監督は「フォアボールを出したいピッチャーなんていない」と声を荒げます。
 それを聞いた浅野は涙を流し、次の日から誰よりも早く来て練習をするようになったのでした。

第3話 みなみは人の強みを生かそうとした
 浅野が急にやる気を出してチームが一つになってきたようで、監督の指導にもどこか熱が入ったように思えます。
 試験期間だといわれますがあっさり終了し、またも練習がはじまりますが、選手達のやる気がなくなってしまいます。
 祐之助は出てこなくなり、朽木は別の部に行ってしまい、次郎は来ない奴は誘っても無駄と言い出します。

 なんとかしなければと考えるみなみですが、祐之助は別の女子とカラオケに行っていました。
 以前エラーをやってしまった彼は、自分がいない方がいい、放っておいてほしいと言い出しますが……
 相手の女子はあまりいい評判を聞かないと聞くと、みなみは電話をかけますが、あっさりと着信を拒否されてしまいます。

 監督は「静観するしかない」「部活動は義務じゃない」といい、強制的に練習させても意味はないと続けます。
 消費者運動の要求はマーケティングとのことで、部員のさぼりは消費者運動なのではないかというみなみさん。
 一番野球を知っているのは監督とのことですが、あの監督をどう動かせばいいのかと考えてしまいます。

 みなみは「人は最大の資産である」という言葉から、組織の目的は「人」の強みを生かし、弱みを中和することであると結論づけます。
 夕紀は文乃をたきつけて監督と話をさせ、その結果、大量のデータを出してきます。
 練習には来ない部員が試合には出てくるのは結果のわかる「快感」と「責任感」があり、競争原理を導入することになりました。

 野球部はチーム制による練習を導入し、負けたチームはグラウンド整備という罰ゲームを与えます。
 さらに投手である浅野たちには特別メニューを与え、責任を与えることでやる気にさせることに成功します。
 祐之助は自分が迷惑をかけていると考えて練習をちゅうちょし、さらには逃げて行ってしまいます。

 数字が細かくデータ化されているのは、選手達の動機付けをもたらしている「自己目的化」の一つなのだとか。
 浅野は祐之助を発見したと告げ、彼に見ていてほしいのだと言ってみなみに頭を下げます。
 みなみは祐之助に浅野が言っていたことを告げ、さらに根気強く彼に声をかけようとがんばりますが……

 みなみは「あなたには責任がある」と訴え、エラーもまた貴重な経験であり強みであると訴えます。
 浅野は祐之助のエラーがなければ変われなかったといっていたと聞いた祐之助は、さらにとなりにいた女子にぶつかっていけと促されます。
 みなみはさらに「やりがいのある仕事」といってマネージャーをさせますが、今度は他の部のマネージメントしてほしいと言われます。

第4話 みなみはイノベーションに取り組んだ
 監督と文乃の練習メニューもあって部は勢いを取り戻すものの、まだまだ甲子園は遠いようです。
 浅野は強力打線の学校相手に7回まで好投を続けますが、惜しくも負けてしまいました。
 二階は夕紀をお見舞いし、このままでは甲子園は無理だし、レギュラーにはなれないと言い出します。

 夕紀は「絶対後悔はしたくない」「自分にできることを精一杯やる」と二階に語ります。
 みなみはまたもドラッガーの本を読んでいて、イノベーションという言葉に着目します。
 今のままでは甲子園なんて無理と気づいたみなみは、新しい満足を生み出す必要があると訴え、二階は「改革」が必要だと続けます。

 みなみは他の部に連行されてしまい、次郎はバッティングセンターで練習していました。
 次郎は「まだダメだ」といいつつ、野球センスに優れた星出が別の学校に行っていたらという話題になります。
 二階は練習を重ねて「思い残すことはない」とみなみのようにがんばるとメールを送り、マネージャーになると言い出します。

 家庭科部に料理を食べさせてもらう代わりにアンケートに答え、投手の姿勢を改善するために柔道を取り入れることに。
 走ることについては陸上部との合同練習となり、今まで呼ばれていなかった吹奏楽部も応援にかり出されます。
 二階によると、マネジメントは社会の問題解決に貢献する役割があるとのことですが、本当に強くなるのかと不安になってしまいます。

 練習は順調に進み、マネージャー達は会議を行いつつ、イノベーションは高校野球を変える改革でなければダメだと言い出します。
 既存のものは全て陳腐化するという仮定から、過去の事例を考えてみることになり、池田高校の攻撃野球と取手二高ののびのび野球が出てきますが……
 みなみは監督が3人目にならないかと提案し、監督は全く新しい戦術「ノーバント・ノーボール作戦」を提案するのでした。

第5話 みなみは過去の高校野球を捨てた
 監督は「ノーバント・ノーボール作戦」なることを言い出し、次郎が不安になる一方で浅野はやる気になります。
 みなみは次郎とともに夕紀のお見舞いに行きますが、そこには祐之助の姿がありました。
 恋愛問題はほどほどに、みなみは高校野球にイノベーションが起こせるかもしれないと興奮します。

 夕紀は自分が手術を受けると言い、みなみは一緒に甲子園に行くのだと気合いを入れます。
 帰り道にバッティングセンターを見つけますが、みなみはなんだか乗り気ではないように思えます。
 みなみはバットを振りながら自分が野球少女だったことを告白しますが、小学6年生の時に男子との成長差からレギュラーを外されます。

 プロになれないと知ったみなみは今も野球が嫌いだと言いますが、次郎は他が動いたのはみなみのおかげだとフォローします。
 練習試合の相手は甲子園出場選手がぞろぞろいるという大学チームで、監督は作戦を実行する絶好の機会だと言い出します。
 浅野は先頭バッターを三振に取りますが、続くバッターにヒットを許し、1死1、3塁で4番を迎えます。

 監督によると打者に打たれることを前提にし、打たせて取ることが重要なのだとか。
 初回から失点してなお1、2塁のピンチが続き、監督は前進守備をし、エラーすることも前提にしているようです。
 初回から失点を重ねる一同ですが、監督は作戦を指示したのは自分だから責任は自分にあると念を押します。

 1回表は10失点で終わり、その裏に反撃と行きたいところですが、大学生の投球は甘くはありませんでした。
 1巡目はボールの見極めに集中し、勝負は2巡目とのことですが、一方的な展開にみなみは呆然とします。
 みなみは試合のノートを見て、回を重ねるごとに投球数やエラー数が減っていることに気づき、最後は相手を無得点に抑えるに至ります。

 1、3塁のチャンスに相手はスクイズを警戒してボールを外してきますが、見事に打ち返して2点を奪い取ります。
 夕紀は手術を終え、みなみからの報告を受けて安堵の表情を浮かべるのでした。

第6話 みなみは戦略と現状について考えた
 大学生との練習試合で手応えをつかんだ野球部は少しずつ調子を上げているように思えます。
 エラーを恐れない前進守備や選球眼、変化球など、必要なことがわかって練習もますます熱が入ります。
 大量のおにぎりが振る舞われますが、その独特の味付け(カスタードクリーム味)に食べた部員たちは気を失ってしまいます。

 32人もの入部希望者がやってきて、現在のメンバーもうかうかしていられなくなりました。
 監督はマネージャーを呼び出して選手達を評価してほしいと言い、ますます忙しくなってきました。
 みなみは「トップマネジメント」を構築すべきと言い出し、それぞれの棲み分けが図られ、みなみは人事担当者になりました。

 ベンチ入りの人数を考えると新入部員のうちに外れる人物が出てくることが考えられます。
 とりあえず新入部員たちにはキャッチボールをさせますが、人数に対してグラウンドの狭さが目立ちます。
 ずっとレギュラーになれない人間が出てくること、他の部に人が流れないことがどうしても心残りになりますが……

 みなみは野球部の「最適化」を提案し、入部希望者に面接を行うことになりました。
 必要な部員を12人に絞り、他の生徒を他の部に振り分けますが、部員の評価はまだまだ決まってませんでした。
 大会が近づくことから面会が少なくなると聞いた夕紀は一瞬浮かない顔をしてしまいます。

 部員達の頑張りを見たみなみは頭を悩ませる一方、吹奏楽部や応援部の合同練習に熱が入ります。
 二階は選手時代と違ったやりがいがあったと感謝を述べ、監督は紅白戦でメンバーの実力を測ることに。
 いよいよ夏の戦いを戦うメンバーが発表され、星出がキャプテンを降りる一方で二階がキャプテンに指名されるのでした。

第7話 みなみは成果について考えた
 浅野の好きな「玉川茉莉」の曲をバックに、いよいよ夏の大会がスタートし、他の部も応援にやってきます。
 みなみはあえてスタンドで応援に徹しっつも、3回戦までは余裕で勝てると言い出します。
 監督は接戦になれば不利になるとしてコールドゲームを目指すと言い出し、ノーバント・ノーボールを貫くと宣言します。

 1回戦は初回から積極攻勢を続け、気がつけばコールドゲームで試合を終わらせます。
 その後も監督の予言どおりチームは快進撃を続け、5回戦までもコールドで勝利を続けてベスト8まで進みます。
 星出の知り合いの加藤が声をかけてきますが、彼は優勝候補「修北」のエースピッチャーでプロすらも注目する逸材なのだとか。

 加藤は「準決勝で会おうぜ」と変なフラグを立てますが、シード校らしくあっさり勝ったようです。
 みなみはいつもどおりスイカミルクを飲みますが、夕紀はみなみが感動をくれたと感謝を述べます。
 「みなみは私のヒロイン」と感謝を述べる夕紀に対して、みなみは甲子園がもっと感動をくれると続けますが……

 夕紀は甲子園に行けなくても重要なことではなく、そのプロセスの方が大切だと言い出します。
 みなみは「成果」は全ての活動の目的であると本を朗読し、夕紀の意見を受け入れず、成果を上げさせる責任があるのだと言い切ります。
 ベスト8にまで進出したことで学校の応援にも熱が入りますが、投手戦を前に浅野の調子が狂ってしまいます。

 4回の失点に続き5回に1点を失い、さらにピンチがつづきますが、突然スタンドから歌が聞こえてきます。
 調子を取り戻した浅野はさらなる失点を阻止し、相手投手のスタミナが切れたところで監督は代走で勝負を仕掛けます。
 ベスト4に残った一同が次に戦うのは加藤を擁する修北で、甲子園ももう少しのところまで見えてきました。

第8話 みなみはマネジメントのあるべき姿を考えた
 一同は準決勝を迎え、みなみは夕紀との意見の食い違いを感じつつも、成果を重視すると念を押します。
 修北はプロも注目するという加藤を擁する強敵ですが、監督は継投で勝負すると言って浅野ではなく新見を先発させます。
 甲子園に行けるようにとお参りするみなみですが、加藤の知り合いという星出は外を走っていました。

 加藤は「俺の球、当ててみろよ」と大口を叩き、それに違わぬ実力を見せつけます。
 監督によると加藤は三振を狙う傾向があり、追い込むと決め球のカーブを投げてくるのだとか。
 カーブを投げてくるとわかっていてもボールに当てられず、あっさりと三者凡退に終わってしまいます。

 先発の新見は緊張して初球を打たれますが、ダブルプレーもあって無失点で切り抜けます。
 星出は修北に進んでプロになるという夢にリアリティがもてず今の学校を選んだとのこと。
 全球カーブを投げられても打つことができず、5回表まで無失点のまま試合が続きますが……

 新見の体力が尽きて浅野に交代し、浅野は気迫の投球で8回まで無失点で切り抜けます。
 こちらも8回までノーヒットにされていましたが、二階は星出が打つ可能性は100%だと言い切ります。
 星出は走り続けていたことを思い出しつつファールで粘り、ホームランをたたき出して勝負を決めるのでした。

 9回表に待望の先取点をもぎ取り、このまま逃げ切るはずが、祐之助がエラーをしてたちまちに1死2、3塁のピンチを作ってしまいます。
 監督の言葉に祐之助は調子を取り戻し、浅野は気迫の投球で2つ目のアウトを取り、最後は外野(田村)がフライを取って勝利します。
 決勝を前に二階は緊張してエラーを重ねる祐之助を外すべきと主張しますが、みなみはあくまで祐之助の成長を信じるべきと反論します。

 夕紀からの電話を知ったみなみは病院に駆けつけますが……

第9話 みなみは大切なものをなくした
 決勝前夜、みなみは夕紀のお見舞いにやってきましたが、母親からは「お別れの言葉」をかけてやってほしいと言われます。
 母親によると夕紀はもう助からないとのことで、最後に言葉をかけてほしいと集まってもらったとのこと。
 みなみは夕紀はこの前まで元気だったと訴えますが、入院の段階ですでに余命を宣告され、戦い続けてきたことを知ります。

 みなみは夕紀に「結果」が大切だと言ったことを後悔し、夕紀はずっと戦ってきたのだと涙を流します。
 監督はいたたまれなくて声をかけられず、二階は甲子園をかけた戦いだと言いますが、みなみは意味がないと言い放ちます。
 自分が野球を嫌っていると暴言を吐き、自分を責める発言を連発したみなみは次郎にビンタされます。

 生前の夕紀はみなみが野球が嫌いだと知っていて、もしもの時があったら引き留めてほしいと言っていたとのこと。
 みなみは夕紀がいない野球や甲子園は意味がないと涙を流して走り去りますが、綾乃に逃げたらダメだと捕まってしまいます。
 球場では決勝戦が行われますが、次郎は寝不足の影響かミスを重ねた結果、6回表に3点を失ってしまいます。

 監督は自分たちが相手に完全にのまれていると言いつつ、まだ勝負は終わっていないと言いますが……
 浅野の投球数は100球に近づき、フォアボールでランナーを出したところで、みなみがようやく戻ってきました。
 野球部の皆さんはみなみの到着にようやく全員がそろったと安堵し、みなみは浅野を必死に応援してチームを勢いづけるのでした。

第10話 みなみは高校野球に感動した
 亡くなった夕紀を思うみなみではありますが、浅野はツーアウト満塁のピンチになっていました。
 みなみはこみ上げる思いから浅野に声をかけ、描写はカットされながらも浅野は(1失点で)ピンチを切り抜けたようです。
 新入生の田村は盗塁で2塁に進みますが、調子のいい星井は敬遠され、監督は次郎に「敬遠したことを後悔させてやれ」と一言。
 
 一睡もしていないはずの次郎は夕紀の思いが通じたのか、ここぞというところでホームランを打って1点差に詰め寄ります。
 続いて打席に立ったのはこれまでエラーを重ねてきた祐之助でしたが、お約束どおりか抑えられてしまいます。
 浅野は力投を続け、周りの守備もあって8回9回を無失点で切り抜けますが……

 9回裏ツーアウト、万事休すかと思われたところで星出はバントを使って出塁し、監督は「最高のバント」と称賛します。
 ホームランを打った次郎は敬遠され、ここまでノーヒットの祐之助が打席に立ち、監督は次郎に代走を出しつつ「敬遠させたことを心の底から後悔させてやる」と言い出します。
 プレッシャーに弱い祐之助が積極的に振っていることに思うところのあるみなみは、自身の幼少期のサヨナラヒットを思い出します。

 祐之助はヒットを放ち、星出だけでなく朽木をも生還させてついに甲子園出場を勝ち取ります。
 みなみは目の前に現れた夕紀と抱き合って、自分がマネージャーをやってきてよかったと涙を流します。
 夕紀との思い出が走馬灯のように思い出され、二階は甲子園に挑むにあたって「貴方はどんな野球をしてほしいですか」「顧客からスタートしたい」と締めくくるのでした。

【完走した感想】
 「おお振り」のおどおどした性格の主人公にも驚きましたが、こちらは主人公が野球選手ですらありませんでした。
 1話の冒頭から甲子園出場に導くと言われると(西浦高校の敗戦のあとだと)なんだかわくわくしてきてしまいます。
 入院中の夕紀さんのお声は花澤さんですが、後に「メジャーセカンド」で自ら野球をするようになるのはなんだか面白いです。

 ビジネス書と女子高生、野球という意外な組み合わせに興味を持ちつつ、2話ではマーケティングという聞き慣れない言葉が続きます。
 日笠さんの主演に若干の物珍しさを覚えつつ、全く演技傾向が違うもののピトさんのことをふと思い出してしまいます。
 野球は秋の大会になりますが、四球を重ねる浅野さんを見ていると三橋くんのコントロールがいかに重要か思い知ります。

 浅野くんが本気になったことで3話からは少しずつ野球っぽくなってきたように思えます。
 やる気のない人にやる気を出させることは難しいというのは、勉強でも部活でも同じだと思ってしまいます。
 きっかけはみなみさんではありますが、監督さんが本気になるとなんだか貫禄が出てきたように思えます。

 祐之助くんの隣にいた女の人が普通にいい人だと思いつつ、4話でもちょっとためになるお話が続きます。
 みなみさんが野球部だけでなくて他の部まで引き受けるようになっていたのですが、彼女が過労死しないのか心配です。
 野球部の姿勢がゆくゆくは他の部活動にも影響を与えるのはなかなか面白いなと思います。

 ビジネス書を野球に応用する主人公もすごいですが、5話での監督さんの「作戦」にも驚かされました。
 野球少女だったみなみさんの過去を見て、同じように女子で野球をしていたメジャーの涼子さんを思い出したのは私だけではないかも。
 祐之助さんと夕紀さんがいいムードになれば、みなみさんと次郎さんもいいムードになるのでしょうか。

 5話では負けても得るものがあると思いつつ、6話ではますます野球部らしい練習風景が頼もしいです。
 おにぎりづくりは経験がありますが、さすがにカスタードクリームは想定外でした。
 縁の下の力持ちだった二階さんがキャプテンになって涙を流すシーンでもらい泣きしたのはここだけの話です。

 色々とありながらも7話では夏の大会が始まりますが、なにげに挿入歌を歌われているのが中島愛さんと知ってうれしくなります。
 コールドゲームを狙うというと「おお振り」でもありましたが、あっさりとベスト8まで進んだのはできすぎかと。
 試合が順調に進む一方で、夕紀さんとみなみさんとの認識が少しずつすれ違っているのが不安になります。

 ここまでできすぎていると思いつつも8話では準決勝になり、甲子園ももう少しのところまで届きます。
 星出くんと加藤くんというライバル関係もそうですが、控えながらも5回まで強豪校を0点に抑えた新見くんにも拍手を送りたいです。
 ここ一番のホームランはできすぎているような気もしますが、9回裏の連続エラーの方はかなりリアルな光景のように思えます。

 9話はいわゆる「決選前夜」のお話ではありますが、ここにきてお話は急展開を迎えます。
 「メジャー」の1期ならまだしも「ポケモンサンムーン」のニャビーさんのお話を思い出したのは私だけかもしれません。
 内容が内容だけにもう試合どころではないとはいえ、みなみさんのピトさん寄りの演技がいろんな意味で衝撃的でした。

 夕紀さんの死という展開にやさぐれてしまったみなみさんですが、10話で全ての戦いに決着がつきます。
 若干できすぎという感じもしますが、ここぞというところのホームランや祐之助くんのヒットなど、いい試合だったと思います。
 夕紀さんとの思い出が流れるところでもらい泣きしましたが、彼女の過去がこれ以前に本編で流されていたらもっと泣いていたと思います。

 メジャー、おお振りと時事的なこともあって野球に関する作品を多く見てきた夏でした。
 リアルの甲子園も(色々思うところはありますが)終わりましたので、次からは野球以外の作品を見ていこうかなと思います。
 以前からお勧めされていた「うさぎドロップ」「たまこマーケット」で今月を締めくくり、来月からはまた色々考えていきたいです。


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愛されたい猫

Author:愛されたい猫
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