【アニメ感想】リメイク発売を記念して「うたわれるもの(全26話)」を見ました!

 今(2018)年の2月に「うたわれるもの」の2作目にあたる偽りの仮面について感想を書いていなかった1~4話を振り返りました。
 4月には原作ゲームのリメイク版が発売されるということもあり、今回は1作目にあたる「うたわれるもの」を見てまとめてみようかなと思います。

 ストーリーは、記憶喪失の主人公がある少女に助けられ、なりゆきもあって王になり、そのまま周辺国と抗争を繰り広げるというものです。
 最近のアニメでいえば「グランクレスト戦記」に近いのではないかと思いますし、あちらの感想にはそういったコメントが寄せられることもありました。
 戦記ものはシミュレーションRPGの定番ですが、ファイアーエムブレムに代表されるように西洋的な世界観の者が多く、本作のような和風の世界観は割と珍しいように思えます。

 主人公のハクオロさんを演じるのは、Fate/Zeroの切嗣さんなどでおなじみの小山力也さんで、ヒロインのエルルゥさんを演じる柚木さんは最近だとここたま(女児向けアニメ)に出演されていたような気がします。
 全体的に見て(続編にも共通することですが)キャストは今も一線で活躍されているような方が多く、制作側の気合いのような者を感じてしまいます。
 なお、キャスト一覧を見てみると、Fate関係でも出られている声優さんが(TARITARIと並ぶくらい)かなり多かったりしますが、たぶん偶然だと思います。

 作品の性質上(偽りの仮面と比べても)戦闘シーンが多めに作られている一方で、ハクオロさんの記憶や世界の秘密など、いろいろと考察の余地のある、深みのあるお話かと。
 ストーリーだけでなくて、それを彩るキャラクターもまた、それに負けないくらい個性的かつ魅力的に描かれており、日常パートも楽しく見ることができます。
 個人的な意見ですが、昨(2017)年一世を風靡した「けものフレンズ」に通じる一面もあるのではないかと思ったりします。

 それでは、全部のお話をまとめてから「完走した感想」を書こうと思います。
 なお、原作のゲームについてはプレステ2版を2年ほど前にプレイしているので、そのことについても少し触れるかもしれません。

【全話まとめ】
第1話 招かれざるもの
 森で倒れていた主人公(ハクオロ)は「エルルゥ」という少女に助けられますが、彼は記憶を失っているようです。
 オープニングの後、ハクオロは仮面が外れないことを不思議がっていましたが、エルルゥの祖母であるトゥスクルからは体を治すことに専念すべきと忠告を受けます。
 エルルゥから食事をもらい、彼女の父親(故人)の服を着たハクオロは外に出ますが、エルルゥが同行することになりますが、妹のアルルゥは人見知りが激しいようです。

 ハクオロはエルルゥの尻尾を触って怒られたかと思えば、気のいい男のテオロに絡まれたりその奥さんのソポクに会ったりします。
 村の様子を見たハクオロですが、藩主ササンテの息子であるヌワンギが徴税に現れて田舎者を馬鹿にする発言をします。
 ヌワンギはエルルゥを無理矢理に連れて行こうとしますが、ハクオロが登場し、ヌワンギはハクオロとエルルゥが同居していることにショックを受けます。

 ハクオロはエルルゥと帰路につき、エルルゥはヌワンギは昔はあんな風ではなかったとフォローします。
 そのヌワンギは八つ当たりをしてしまい、森で社を破壊してしまったことから、ムティカパ(森の主)の怒りを買ったのか、急に天気が荒れてきました。
 村人達は会議を行いますが、ハクオロは「神の怒り」を否定しつつ、エルルゥはエルルゥが立派な薬師になると告げるのでした。

第2話 荒ぶる森の王
 ほかの村がムティカパ様の襲撃を受ける一方、ハクオロたちは森の中に入っていき、社が何者かに壊されているのを発見します。
 とりあえず石を積んで祈りを捧げ、森の主の怒りを静めようとしますが、ハクオロは周囲に白い毛があるのを発見します。
 テオロは奥さんに色々突っ込まれてお茶の間に笑いを提供し、一方で、アルルゥはまだハクオロになついていないようです。

 その夜、すさまじい鳴き声とともにムティカパが村を襲い、トゥスクルはかつて自分の姉が生け贄になったことを告げます。
 音が消えたことからハクオロは家の外に出てムティカパに襲われますが、雨が降ってきて、ムティカパは引き下がっていきます。
 ハクオロはムティカパの毛が水に弱いことを実演し、自分がおとりになって彼(?)をおびき寄せようとしますが、エルルゥは「家族を失いたくない」と涙を流します。

 村人はたたりを恐れていましたが、ハクオロはこれ以上犠牲が出てもいいのかと反論し、ムティカパを倒すことを決意します。
 テオロは自分が「オヤジ」と呼ばれて頼られていることを告げるとともに、ハクオロがどうして自分たちのために尽くすのかと問い、ハクオロは今は立派な村の男だと一言。
 ハクオロ、テオロは(トゥスクルから与えられた)鉄扇や斧で反撃しつつ、ムティカパを罠にはめて水浸しにし、ついに討伐に成功します。

 ハクオロたちは村に戻りますが、アルルゥがいなくなったと聞いて村人総出で彼女を捜し回ることになりました。
 アルルゥはおなかに「赤ちゃん」を隠していると主張し、実際はムティカパの子供を隠し持っていました。
 村人の一部は危機感を抱いたものの、ハクオロは「生まれてきた子供は無垢」「子供に罪はない」とフォローしてアルルゥは子供を飼うことを許されます。

 ハクオロはアルルゥに「お父さん」と呼ばれるようになり、トゥスクルは彼に「ハクオロ」と名乗るようにと言いますが、その名前は亡きエルルゥたちの父親の名前だったのです。

第3話 紫琥珀
 エルルゥの花にはある一人の女性の思いが込められているとのこと。
 またアルルゥの花には姉の帰りを待つ妹の思いが込められているようです。

 オープニングの後、ハクオロは農業指導にいそしんでいましたが、よその村から難民が押し寄せてきます。
 トゥスクルは難民たちを受け入れることを決意し、助け合うことから貧しい土地でも生きていけるのだと主張します。
 その夜、トゥスクルが姿を消し、追いかけていったところハクオロは一人の男(オボロ)の襲撃を受けます。

 トゥスクルは「死んでもらう」などと言ってしまったオボロを叱りつつ、ハクオロは自分の身内だと説明します。
 オボロたちの砦の奥には病弱な女性(ユズハ)がおり、彼女は生まれつき目が見えない一方で、匂いで人を判別するようです。
 トゥスクルはユズハを診断し、席を外しつつ、ハクオロはユズハと2人霧で話をすることになりましたが、オボロは妹がハクオロに心を許しつつあることに嫉妬して「もう来るな」と叫びます。

 トゥスクルはエルルゥに病人を診てきたことを告げ、いったんは休憩することになりました。
 その翌日、何者かによって大量の米が村に置かれており、その影にはオボロたちの姿がありました。
 しかし、ユズハの容態が急変し、オボロは土下座して助けを請い、トゥスクルは紫琥珀(ムイコーファ)を煎じた薬をユズハに飲ませます。

 ユズハの容態はよくなったかに見えましたが、発作は彼女の命が尽きるまで続くとのことで、高価な紫琥珀は残り少ないとのこと。
 オボロは妹が生きていることに涙を流しますが、一方で、妹のためにある一つの決意をします。
 城への潜入を試みたオボロですが、敵に発見され、ベナウィに倒されますが、一方で彼はオボロにとどめを刺すことはありませんでした。

 ハクオロとアルルゥは倒れているオボロを発見し、とりあえず彼を手当てすることにしました。
 オボロは礼を言って去って行きますが、一方で村には領主であるササンテ(ヌワンギの父)という脅威が迫っているのでした。

第4話 戻れぬ道
 父親とともに村にやってきたヌワンギは屋敷に賊が潜入したと主張します。
 兵士たちはトゥスクルに武器を向け拘束しようとしますが、アルルゥがササンテに石を投げつけて混乱状態になります。
 錯乱した兵士はアルルゥに切りつけますが、トゥスクルが彼女をかばって負傷してしまい、ヌワンギたちは退却を余儀なくされます。

 トゥスクルはエルルゥの名前は姉からつけられたこと、そしてアルルゥは幼少期の自分に似ていると言い、ハクオロに2人を託して息を引き取ります。
 オボロはトゥスクルの死を知って憤り、敵討ちに動き、ユズハやドリィ・グラァ(弓を使う男の娘)を託します。
 屋敷に単身で攻め入ったオボロは兵士達を次々と切り裂いていきますが、ササンテ率いる本隊に取り囲まれます。

 テオロはトゥスクルから後を託されたハクオロが村長にふさわしいと告げ、ドリィ・グラァはオボロを助けてほしいと頭を下げます。
 「戻れない道」を突き進む覚悟を決めたハクオロは倉を開けさせ、屋敷へ襲撃を開始します。
 捉えられたオボロはベナウィから仲間が助けに来たことを告げられ、ベナウィはオボロの鎖を切ってクロウとともに去って行きました。

 復帰したクロウを加えたハクオロはササンテを討ち取り、燃え上がる火の中で何かを思い出していました。
 難を逃れたヌワンギはトゥスクルの死が信じられない一方、ハクオロ打倒に執念を燃やします。
 ハクオロはオボロを殴り「戦うか、皆殺しになるのか」という厳しい状況の中、エルルゥの膝の上で眠ってしまうのでした。

第5話 森の娘
 弟(ササンテ)を殺されたインカラは憤り「国あっての民、国すなわちインカラ」であると主張しつつ、ベナウィにハクオロたちの即時殲滅を命じます。
 一方、ハクオロや村人たちは敵の来襲に備え、エルルゥやアルルゥが食事を振る舞いますが、食料は不足しているようです。
 エルルゥやアルルゥを安全なところに戻そうとするハクオロですが、2人はハクオロにどこまでもついてくるようです。

 オボロはユズハたちをつれてハクオロの元にはせ参じ、自分の命をハクオロに捧げるのだと誓います。
 ユズハはエルルゥ、アルルゥと対面し、エルルゥにはトゥスクルと同じ香りがするのだと告げます。
 オボロはユズハがやってきたのは彼女の意思によるものであると主張し、気がつけばハクオロを兄と慕うようになっていました。

 村人たちは戦闘訓練を行い、オボロもまたベナウィとの戦いを意識して影で特訓をしていました。
 ハクオロは食料の計算が合わないことを不審に思い、倉を見てみるとムックル(虎の子)が大量に食料を消費していました。
 戦地に赴くハクオロに対して、アルルゥは自分もムックルとともに出撃すると主張します。

 反乱に加わるよう説得するために付近の集落にやってきたハクオロたちですが、村はすでに焼け野原になっていました。
 ベナウィは村が火に包まれたのはハクオロが原因だと主張し、投降を求めますが、ハクオロがそれを聞き入れることはありませんでした。
 オボロはベナウィの副官であるクロウと戦闘を開始し、ハクオロはベナウィと戦闘をスタートさせます。

 アルルゥがムックルとともに参戦する一方、ハクオロは自分は地獄に落ちるのではないかと告げます。
 ハクオロはベナウィが村を焼き討ちしたわけではないとする一方、自分たちを試していることを見抜いていました。
 なお、例の火災についてはヌワンギが行っており、彼がベナウィに変わって侍大将に任命されることとなりました。

第6話 集う力
 ベナウィはハクオロという男に興味を持つ一方、ヌワンギは挑発混じりで戦果を報告してクロウに首を絞められます。
 「叔父貴に報告してやる」とぶち切れするヌワンギに対し、彼が何をするかわからない人物と評したベナウィはクロウと移動します。
 ハクオロのところには反乱に加わるために次々と人々が集まり、インカラの焼き討ちが反乱の火の手を上がらせたことは明らかでした。

 糸目の怪しい男(チキナロ)が登場しますが、彼は商人とのことでいろいろな商品を出してきますが、ハクオロは無関係な人間を巻き込むわけにはいかないと一言。
 男は去り際に、刺客ならばハクオロの命を奪っていたと「忠告」して去っていきました。
 ベナウィとクロウは関所の見張りという閑職に甘んじており、チキナロにハクオロという人物のことを探らせていました。

 関所の向こうからやってきたという人物は、こちらもハクオロに同調する旨を報告し、ハクオロたちは関所を落とすことを決意します。
 エルルゥはユズハに薬を作りますが、ユズハはその音の違いでエルルゥの精神的なストレスを感じているようです。
 ハクオロの指示のもとで関所が襲われ、オボロもまた意気揚々と攻撃を仕掛けてテオロが壁を破壊します。

 再び立ちはだかったベナウィ、クロウはハクオロ、オボロ、テオロたちと戦闘を開始します。
 ベナウィはハクオロに降伏を呼びかけますが、ハクオロたちに次々と(ドリィ達が呼んできた)増援がやってきます。
 関所を破壊したハクオロは「勝算のない戦はしない」と告げ、砦では女性陣がハクオロ達の帰りを待っていました。

 退却したベナウィはインカラに怒られる一方、ヌワンギは関係のない村を制圧したとのこと。
 国の基盤は民であると反論するベナウィですが、相手は聞く耳を持たず、そのまま投獄されてしまいました。

第7話 皇都侵攻
 ハクオロたちの反乱は日に日に勢いを増し、彼らは着々と仲間を増やしているようです。
 エルルゥに言われる形でハクオロはユズハと面会している一方で、ヌワンギは堂々たる鬼畜ぶりを発揮していました。
 兵士達が逃げていったこともあり、あっさりとヌワンギは捉えられてしまいますが、エルルゥはヌワンギを離してほしいと告げ、彼はそのまま立ち去っていくのでした。

 ハクオロは王都を完全に包囲し、ついに最後の戦いが始まり、次々と兵士達を倒していきます。
 クロウはベナウィの縄を解き、ベナウィは最後までこの国と運命をともにする義務があるとハクオロの前に立ちはだかります。
 追い込まれたベナウィはインカラに自分たちの敗北とともに、潔く果てるべきではないかと告げます。

 インカラを屠ったベナウィはハクオロに後を託して死のうとしますが、結局は止められてしまいます。
 戦いは終わり、インカラは亡きエルルゥの祖母から名を取った「トゥスクル」という国となったとのこと。
 そして、調停者としてウルトリィがトゥスクルへ派遣されることとなり、その妹のカミュもついてくるようです。

第8話 調停者
 ハクオロたちが城に残った一方でテオロたちは村に戻っていきました。
 気がつけばハクオロが皇となり、エルルゥは報告書を読み上げますが、中には妹が書いた変な文書が混じっていたりします。
 自らを「調停者」と名乗るオンカミヤムカイから施設としてやってきたのはウルトリィ及びムントでした。

 エルルゥはハクオロに「妹」のようなものと言われて複雑な心境を抱く一方、彼女のいれたお茶はとてもおいしかったようです。
 ハクオロが仕事があるからとエルルゥがウルトリィやムントに浄化を案内しますが、ムントは思いっきり羽をむしられてしまいます。
 その夜、エルルゥは薬を作っていると、ウルトリィが薬師を目指していたことが語られ、一方でエルルゥは自分の祖母が薬師であったことを語り、ハクオロは黒い翼の少女(カミュ)が飛び回っているのを発見します。

 カミュが城の中に入り込んでいることに困惑したハクオロですが、ウルトリィは彼女が自分の妹だと説明します。
 とりあえずカミュはそのまま城に滞在することとなりましたが、ハクオロの方はベナウィ、クロウ、オボロらの相手を一度にすることで苦労を強いられます。
 勉強から抜け出したカミュはアルルゥに近づこうと色々と画策し、ハクオロもまた仕事の途中で抜け出していました。

 カミュは(ハクオロからアルルゥの好物と聞かされた)ハチの巣のようなものを準備して、アルルゥと一緒にいただくことにしました。
 ムントは縛られていたところをベナウィに助けられ、オボロはユズハが外にで計らっているのを必死に止めようとします。
 ウルトリィはトゥスクルのことを知っており、エルルゥを抱きしめて「悲しいときには泣いた方がいい」と告げます。

 次の日、ハクオロは平和な日々が続けばいいと思いつつウルトリィやカミュやムントを見送るのでした。

第9話 禁忌
 トゥスクルにシケリペチムの使者がやってきてニウェへの忠誠を求めます。
 ハクオロは反発するオボロを制して、ひとまずは戦う意思はないことを告げ、相手には帰ってもらいます。
 相手は大国であり国力は3倍、兵力が10倍と聞いたハクオロは防人の準備をさせておきますが……

 使者からの報告を受けたニウェは尻尾を出さないハクオロに興味を持ち、早速兵を出してきました。
 ハクオロは主要メンバーを集めて作戦会議を行い、各地の防人を戻して防御陣営を敷くことを選択し、一方でチキナロに何かを準備させます。
 エルルゥはチキナロに頼んだ薬には「禁忌」とされる組み合わせがあることを告げますが、細かい内容はわからないようです。

 ハクオロはあえて一部の城を放棄し、ベナウィ、クロウは拠点を(ハクオロに言われた居城を3日の間死守することとなりました。
 エルルゥが見送る中ハクオロは出撃し、一方でユズハはアルルゥのおかげでお外に出ることが多くなったとのこと。
 オボロやドリィ・グラァとともに潜入作戦を行い、砦ではクロウ率いる一団がが戦闘を開始します。

 エルルゥは茶碗が割れたことから不吉な予感がして外に飛び出し、クロウは強敵3人を同時に相手することになりました。
 ハクオロは人が生きていくのには食料、水が必要であると告げ、爆発物で相手を攻撃し、エルルゥたちにはこの事実は知らないでほしかったと告げます。
 エルルゥは家族はすべてを分かち合うべきと主張し、ハクオロは相手の食料部隊を攻め落として戦の現実を見せることとなり、現れたニウェはオボロを一蹴してハクオロと戦闘を開始し、炎の中を去って行くのでした。

第10話 傭兵
 沈みゆく船の中、一人の女性(カルラ)が次々と男達を倒していきます。
 カルラはトゥスクルに保護されたのですが、その船は奴隷貿易を生業とするという面倒な国(ナ・トゥンク)のもののようです。
 あっさりと牢を脱出したカルラはとりあえずエルルゥが治療することにしますが、クロウは彼女のこと(強さ)を気に入った模様です。

 ハクオロはシケリペチムとの決戦を目指してカルラを戦力として考えているようです。
 エルルゥはカルラの大人の体にドキドキしつつ、彼女の治療を進めますが、カルラは自分の故郷を忘れたとのこと。
 毎日カルラと接したエルルゥはカルラを悪人ではないと判断して楼の外に出すようにと申し出、あっさりそれは許可されます。

 カルラは牢から脱出するなりに自分の首の鎖は「首飾り」と主張し、アルルゥには花で首飾りを作ってあげたり(大量にお酒を飲んだり)します。
 ウルトリィ、カミュ、ムントは正式にトゥスクルにやってきてそのままくつろぎますが、どうやらウルトリィとカルラは知り合いのようです。
 ハクオロはシケリペチムと対抗するためにカルラを仲間に加えることを決意し、カルラもまた恩を返すためにとそれに同調します。

 カルラはベナウィ相手に実力を示すことになり、ベナウィは本気で戦闘を行いますが、カルラの力に耐えきれる武器はなかなかないようです。
 チキナロはカルラの要求に応じた武器を作ってきたのですが、クロウですら持ち上げることのできない恐ろしい重さの武器でした。
 しかし、カルラはそんな武器を軽々と持ち上げてしまい、その実力のほどを示すのでした。

第11話 永遠の約束
 ハクオロ達の住んでいた村ではテオロたちが農作業に精を出していました。
 テオロはかつてともに戦ったハクオロ達のことを案じているようです。

 オープニングの後、ウルトリィは近隣諸国との同盟に成功したと告げます。
 これで当面の間は戦にならないと安堵する一同なのでした。
 また、カミュももどってきてユズハに海の音が聞こえる貝殻を渡します。

 同盟の締結の場にテオロが登場し、敵襲があったことを知らせます。
 ハクオロたちは出撃し、その姿を見て安心するテオロさん。
 敵はどうやらシケリペチムの兵ではないようですが……

 テオロはすでに深い傷を負っており、ハクオロに後を託して亡くなります。
 ハクオロは敵を退けますが、テオロが深い怪我を負っていたことに気づかなかった自分を責めます。
 かつてハクオロの暮らしていた集落は敵襲を受けて全滅しており、その事実を知ったエルルゥは呆然とし、現実を認められないアルルゥはテオロを起こそうとします。

 敵の正体がクッチャ・ケッチャであることを知ったオボロは弔い合戦を仕掛けようとしますが、ハクオロに怒られて断念します。
 カルラはハクオロと酒を酌み交わし、退くことのなかった敵の兵士はすでに死を受け入れていたのではないかと告げます。
 ハクオロは自分の記憶がなく、自分がこれまでどんなことをしてきたかもわからないのだと語るのでした。

 クッチャ・ケッチャに送った使者は全滅し、交渉が決裂したハクオロは自ら出撃することを決意します。
 ハクオロ達は周りを取り囲まれ、エヴェンクルガの猛者であるトウカの襲撃を受けます。
 クッチャ・ケッチャの皇オリカカンはハクオロを裏切り者「ラクシャイン」だと罵りますが……

第12話 動揺
 オリカカンはハクオロを裏切り者と罵り、断罪を加えると主張します。
 カルラはオリカカンを討ち取ろうとしますがトウカによって阻まれます。
 カルラの実力を目の当たりにしたトウカは撤退することとなりました。

 ハクオロは相次ぐショックもあって眠りますが、夢の中でオリカカンに責められてしまいます。
 自分の過去について動揺するハクオロをエルルゥは励まし、一方でオボロはトウカと対峙するも「不浄の剣が届くことはない」と吐き捨てられます。
 クロウは敵陣をつかんだもののもぬけの殻で、ベナウィはクッチャ・ケッチャの強さの秘密は騎馬隊にあると説明します。

 エヴェンクルガ族のトウカがいることで兵士達の間に動揺が広がります。
 エルルゥはお茶をいれて一息入れ、敵には抜け道があるのではないかと推測し、アルルゥは橋の場所を探り当ててきます。
 ハクオロは改めて出撃し、霧の中の橋を見つけ出しますが、そこにはトウカが立ちはだかります。

 トウカはハクオロを忌むべき男であると告げますが、カルラがその前に立ちはだかり、激しく戦闘を開始します。
 カルラがトウカを退けますが、ハクオロは自分が誰なのかと激しく動揺してしまいます。
 今までハクオロのそばにいたエルルゥは彼とずっとそばにいると励ましますが……

第13話 血塗られた戦い
 エヴェンクルガは義の人として知られる一族であり、ハクオロがトウカを敵に回していることから、民衆の間に動揺が広がります。
 エルルゥはハクオロにお酒を持っていき、カルラは空気を読んでエルルゥを後押ししますが、エルルゥは飲み過ぎなハクオロに怒ってしまいます。
 記憶のないにもかかわらずエルルゥに母性を感じるハクオロは大いに悩むものの、エルルゥは「ハクオロさんはハクオロさん」とその手を握り、怖がることはないと告げます。

 アルルゥはムックルに乗って走り回り、ハクオロはエルルゥとともに森にやってきていました。
 エルルゥはハクオロは家族だと告げ、アルルゥはムックルとともにハクオロにじゃれつきます。
 しばしの休息の後、敵襲の知らせがあり、ハクオロは相手の機動力に対抗するために騎兵中心の布陣で出撃することとなりました。

 カミュはハクオロに助力しようとしますがムントやウルトリィに止められてしまいました。
 ウルトリィは今回の戦いは一つの「試練」であると告げ、ハクオロは決着をつけるべく正面からの戦闘を仕掛けます。
 カルラはトウカ、クロウ、ベナウィに足止めされ、オリカカンはハクオロとの一騎打ちとなりました。

 ハクオロはオリカカンを押さえつけますが、オリカカンはあくまでハクオロはラクシャインであり、血塗られた手が証拠であると主張します。
 突然真っ黒い気に包まれたハクオロに恐怖を抱いたオリカカンですが、ニウェの弓によって殺されてしまいます。
 ニウェはハクオロに潜む「獣」を見たいとのことで、羽の生えた男(ディー)とともに去って行くのでした。

第14話 戦禍
 シケリペチムの軍勢が村を襲撃し、いったんは退けたものの、相当数の犠牲が出てしまいます。
 オボロはシケリペチムに攻撃を仕掛けるべきと主張するものの、ハクオロは今は守りに徹することを命じます。
 ハクオロはトウカを牢から出し、自殺しようとする彼女を止めつつ、オリカカンも犠牲者の一人であったと告げます。

 シケリペチムの軍勢が再び攻めてきたと聞いたハクオロ達は出撃し、オボロ達は武将を討ち取って敵を退散させます。
 別の方面からも敵襲を受け、そちらはクロウや(飲酒中の)カルラが一網打尽にしてしまいます。
 一方、シケリペチムでは捕虜を殺し合いさせて勝ち残った方を「素材」にしてしまいます。

 敵の攻撃が続き、兵士達に疲れがたまってきて、一同もまた徐々に疲弊していきました。
 オボロは進撃すべきと主張しますが、ハクオロは「勝てる策はたった1つ」とだけ告げて今は待機することを命じます。
 ハクオロは自分が戦乱を広げているのではないかと考えますが、エルルゥはただひたすらにハクオロを信じるのだと告げます。

 ニウェは色々な人材を集めているようで、ハクオロにはかなりの執着を持っているようです。
 トゥスクルは連勝を重ねるものの、兵士たちの疲労は頂点に達し、限界に近づいていました。
 大群を集めたニウェは「何も考えるな」とブラック企業ばりの号令をかけて総攻撃を仕掛けてきました。

 ハクオロは敵国を空にして別働隊がニウェの首を取ることを考えていましたが、敵の進撃はことのほか早かったようです。
 各メンバーにそれぞれ敵を迎撃させつつ、ハクオロも自ら出撃したところにトウカが加勢してきます。
 エルルゥは火の中で下敷きになろうとしている母親を助け出そうとしますが、結局は子供を助けるだけにとどまります。
 ハクオロはカルラ、トウカを伴って敵陣に飛び込み、決死の作戦を仕掛けることになりました。

第15話 宴の終わり
 ベナウィ、クロウらは国境に立ち、目の前の5万の敵軍と向き合い、死闘を繰り広げることとなりました。
 ハクオロ、カルラ、トウカらはベナウィが敵を引きつけている間にシケリペチム本国に攻め入っていきました。
 一連の状況を知ったニウェは「宴の始まり」とテンションが高まりますが……

 カルラはハクオロたちを先に行かせ、3人一体で攻撃を仕掛ける武将たちをあっさり1人で蹴散らしてしまいます。
 ハクオロたちは場内を突き進むと、ニウェが各地から集めたという男達が立ちはだかります。
 トウカやカルラが戦闘を引き受けることになり、ハクオロとエルルゥは総大将であるニウェと対峙します。

 ニウェは「余興」を見せてやると告げて自国を炎で焼いてしまい、ハクオロは人々の悲鳴に思わずドン引きしてしまいます。
 ハクオロとニウェは戦闘をはじめますが、ニウェはあくまですべてはハクオロという「獣」を育てるための「贄」であると告げます。
 火に包まれる城の中でニウェと殺し合いをするハクオロは明らかに今までの彼とは別人であり、最後は異形の姿になってニウェを虐殺します。

第16話 戦いの果て
 焼け野原となったシケリペチムの城下町を見つめるハクオロさん。
 城下の復興は進んでおり、人間の生きる力の強さを実感します。
 子供たちがハクオロのために早く戦に立ちたいと言い出す一方、エルルゥは大人になることには戦いはなくなっていると告げます。

 クッチャ・ケッチャの一件は解決したものの、シケリペチムでは生存者が1割しかおらず、復興はなかなか難しいかと。
 ハクオロはニウェの思い出が残る旧王都を放棄して別の町に住民たちを移住させることを考えます。
 エルルゥはハクオロが働きすぎだと指摘して、少しは休むべきと主張しますが、ハクオロの悪夢は続きます。

 悪夢から目を覚ましたハクオロはトウカと出会いますが、彼女にも部屋が割り当てられたようです。
 アルルゥとカルラは食べ物を物色しており、とりあえずハクオロは指摘するにとどめます。
 次の日、オボロとベナウィの2人は戦闘訓練を行いますが、まだまだベナウィには及ばないようです。

 男たちは昼間から酒盛りをはじめそのまま夜になりますが、カミュが水を飲みすぎているのが気になります。
 再び炎の中の夢を見たハクオロですが、シケリペチムの住民たちは廃墟になった王都に戻りたがっており、ハクオロは考えを保留します。
 エルルゥはユズハに読み聞かせをしており、戦争に出た男ではなくて女のほうがなくなってしまったという内容でした。

 ユズハは自分がお星さまになりたいと言い出し、エルルゥは一生懸命に生きた後はきっとお星さまになれるのではないかと告げます。
 ハクオロはシケリペチムの王都を見て、自分が通り過ぎた後は廃墟になると言い出しますが、エルルゥはそれを否定し、大切なのは何かを育てる気持ちだえると告げます。
 住民たちは王都へと戻っていき、その夜、ハクオロは大空を舞うカミュを追いかけて、そこでゲンジマルおよびその主であるクーヤと出会います。

第17話 幼き皇
 クーヤはハクオロのこれまでの経緯を知っており、彼に並々ならぬ興味を持っているようです。
 ハクオロはあくまで仲間の力があってからだと主張しますが、クーヤは自分たちと同じようなオンヴィタイカヤン「加護」があるのではないかと告げます。
 どうやらクーヤたちの信奉する神はこの世界で一般的に信仰されているそれとは対立する存在のようです。

 クーヤはハクオロと再び会いたいと告げて去っていき、エルルゥは褒められて薬を勢いよく調合してしまいます。
 飲みすぎてしまったオボロはエルルゥに二日酔いの薬をもらいますが、かなり苦い代物のようです。
 オボロに薬を飲むようにと告げたハクオロは城下に出るのですが、酔っぱらったカルラに絡まれます。

 チキナロは「珍しい品」とかわいい霊獣(=マスコット)を持ってきて、女性陣(特にトウカ)にはかなり好評のようです。
 霊獣の肝が万病に効くと聞いたオボロはユズハのためにそれを殺そうとしますが、危機を感じた霊獣は逃げ出してしまいます。
 オボロは霊獣を追いかけますが、気が付けばガチャタラという名前を付けられ、ユズハに「嫌い」と言われて思いっきりへこんでしまいます。

 やけ酒で悪酔いしたオボロをなだめた後、ハクオロは再びクーヤと面会をすることになりました。
 側室は何人いるのかといわれたハクオロは独り身なのですが、世間では「好色王」という異名で呼ばれているようです。
 面をはずしたクーヤは女の子で、シャクコポル族の受難について語りつつ、何物にも代えがたい力を得たのだと告げるのでした。

第18話 解放軍
 ナ・トゥンクで反乱がおこっているころ、ハクオロたちはみんなでにぎやかな食事を楽しんでいました。
 反乱軍が劣勢であるという報告を受けたその夜、カルラはいつもとは違った格好で「お願い」があると告げます。
 カルラは服を脱いで「契約」を求め、身も心もささげると言い出しますが、現場をエルルゥに見られてしまいます。

 ハクオロはエルルゥに避けられていることを実感しつつ、クロウからは反乱が鎮圧されるのは時間の問題だと告げられます。
 カルラはハクオロをぐるぐる巻きにして連行し、そのままウルトリィやエルルゥ、さらにはアルルゥやユズハ、トウカ、カミュまでもついていくことになりました。
 翌朝、ユズハの行方を心配するオボロと、ウルトリィ、カミュの不在を心配するムントの声がこだましたのは言うまでもありません。

 エルルゥはハクオロに「大切な家族」と言われて機嫌を直しますが、途中で何者かに囲まれてしまいました。
 反乱軍「カルラゥアツゥレイ」のリーダーを名乗るデリホウライという男が出てきますが、ハクオロはデリホウライがカルラの弟であることをあっさりと見抜いていたようです。

 反乱軍のメンバーは家族を人質にとられてデリホウライたちの居場所を白状していましたが、その男はあっさりと殺されてしまいます。
 大ピンチを迎えるデリホウライを助けるためにハクオロ達は戦闘を繰り広げて敵を退けることに成功します。
 カルラは器の小さい弟を「弱い者の気持ちを知らない」と殴って、風圧だけで吹き飛ばしつつ、これから共闘して戦闘をすることとなるのでした。

第19話 決別
 幼少期のカルラは敵の襲撃を受け、側近に弟を託して一人で戦闘を繰り広げていました。
 その弟は大きくなり、今はハクオロとともに敵陣に攻め入りますが、カルラとは折り合いが悪いようです。
 ハクオロの提案もあっていったん撤収した一同ですが、カルラは周囲が疲れ切っていることを指摘し、非戦闘員を逃がすことを選択します。

 デリホウライは最終決戦に際してハクオロにカルラを譲ってほしいといい、彼女と自分の姉を重ねているようです。
 一方で、そのカルラは決戦の後は過去を捨ててトゥスクルに戻ることを決意していました。
 ハクオロは決戦に際して「ある女性」から力を貸すようにと頼まれたことを告げます。

 スオンカスは人を肥料に花を咲かせるという非道な男であり、カルラを連れ戻すためにこのたびの反乱を仕組んでいたとのこと。
 デリホウライはスオンカスに攻撃を仕掛け、苦戦を強いられたものの、最後は彼を水没させて殺害します。
 カルラは姉ではないと告げるとともに、デリホウライにはまだやるべきことがあるのではないかと指摘します。

 デリホウライは新たな国を樹立し、ハクオロたちはトゥスクルへと戻っていきましたが、オボロはユズハのそばを離れなくなってしまいます。
 ハクオロはデリホウライを助けたことについてはある女性に言われたことであり、その女性は元気であることを告げます。
 デリホウライは姉が無事であったことを直感して安心して去って行くのですが、カルラはあくまで一人の女としてハクオロのそばにいることを選んだのでした。

第20話 初陣
 トゥスクルの城に潜入した少女はどうやらクーヤの関係者のようです。
 少女は「サクヤ」を名乗り、ハクオロをお迎えに来たようです。
 安心した途端号泣するこの女の子がゲンジマルの孫とはいささか信じられないかもしれません。

 ハクオロはクーヤの元にやってきましたが、サクヤは逃げているうちに髪が短くなっていることに今更気づきます。
 エルルゥは3人をのぞき見ていましたが、クーヤは「床上手」なサクヤを室に迎えるようにと告げ、エルルゥはますます困惑します。
 結局、サクヤを渡すという話はお流れになり、クーヤは近々戦になるのではないかと告げて去って行きます。

 クンネカムンを攻撃しようとする勢力に三大強国である「ノセチェシカ」がいるとのことですが、一方でカミュはアルルゥの血を吸ったとのことで一人で塞ぎこんでしまいます。
 カミュは自分が始祖の血を濃く受け継ぐ真っ黒な翼であり、これまで普通の友達ができなかったことを告げ、アルルゥには嫌われたくないと泣きじゃくります。
 ハクオロは「その程度のこと」でアルルゥはカミュを嫌わないと告げ、アルルゥはカミュと一緒に帰っていき、カミュは思いっきり号泣します。

 ノセチェシカの軍勢がクンネカムンを攻撃するのですが、アヴ・カムゥ(ロボット)が出てきてノセチェシカを蹂躙し、その皇(カンホルダリ)もクーヤに一撃で倒されます。
 クーヤは自分の成果を高らかに宣言しますが、ハクオロは彼女が無理をしていることを見抜いていました。
 ハクオロに気持ちを見透かされたクーヤは、彼の包容力に父親の姿を見たのかもしれません。

 エルムイはあくまでノセチェシカに脅されたことだと言い訳し、ウルトリィは争いの仲介をしますが、クーヤの側近であるハウエンクアは聞く耳を持ちませんでした。
 彼女は裏でディーと組んでおり、カンホルダリの死体を確保して何かを企んでいるようです。
 そして、クンネカムンはエルムイに侵攻を開始し、ハクオロは戦いが避けられないことを痛感するのでした。

第21話 大封印
 ハウエンクアはエルムイを破壊し尽くし、報告を受けたハクオロはひときわ神妙な面持ちとなりました。
 クーヤはハウエンクアの措置を責めますが、ハウエンクアは禍根を残さぬようにと一族を皆殺しにしたのだとか。
 ヒエンはシャクコポルの現状を変えるために全土を統一すべきと進言しますが、ゲンジマルは国内を盤石にすることを優先すべきと反論します。

 カルラは酒の相手を求めるもののハクオロはそんな気持ちではなく、そのままほかの仲間の様子をうかがいます。
 ハクオロは自分は仲間に恵まれているという一方、クーヤは相次ぐ戦によって孤立を深めていきます。
 他の部族に脅かされることを憂う民の声を聞いたクーヤはついには重い決断をすることとなります。

 月を眺めるクーヤに対し、ハクオロは一人で抱え込まずに周りに相談すべきと告げますが……
 周囲の国はますますクンネカムンを攻撃し、守るばかりでは民を救えないというヒエンの声を受け、ゲンジマル不在という状況もあって、自らの意志で全土を統一することを宣言します。
 クンネカムンの無慈悲は攻撃は続き、民は戦勝の喜びに打ち震える一方で、クーヤは「すでに我々は孤立している」とオンカミヤムカイをも攻めることを決意します。

 オンカミヤムカイの「大封印」に包まれたかに見えた途中でディーによってそれが解除され、ついには制圧されてしまいます。
 クーヤはハウエンクアにハクオロを連れてくるようにと命じ、カミュは父親の生死が不明になったことに困惑を隠せません。
 ハクオロは苦戦を重ねる仲間の様子を知り、都を放置することを宣言し、ベナウィたちはハクオロを守るために戦うこととなりますが……

第22話 忌まわしき契約
 ハウエンクア率いる部隊がオボロ達を襲い、ハクオロの策によって奮闘したものの、やはりロボット相手では分が悪かったようです。
 ハクオロは「策がある」と主張して仲間達を逃がすために単身でハウエンクアの元へやってきて、彼女の言葉に反論して相手の神経を逆なでします。
 相手を引きつけたハクオロは戦闘の中で自分の「本当の姿」を思い出しているようです。

 ハウエンクアからハクオロを守ろうとしたアルルゥは倒され、怒りに打ち震えたハクオロはそのままとどめを刺されたかに見えましたが……
 異形の姿となったハクオロはハウエンクアを圧倒し、怒りにまかせて敵を次々と殺していきます。
 そして、かつてのハクオロは同僚に射殺されたものの仮面の力でよみがえったことが判明するのでした。

 ハクオロはハウエンクアの機体をあっさりと破壊し、エルルゥは自分がかつてアルルゥを生き返らせるために「彼」と契約をしたことを思い出します。
 困惑するエルルゥに対してアルルゥは目の前の異形の存在を「お父さん」と呼び、その正体に気づいているようです。
 目を覚ましたハクオロは人間の姿に戻っていましたが、自分の正体について考えずにはいられませんでした。

第23話 心の在り処
 敗北を喫したハウエンクアの前に立ったディーはハクオロの自らの意志による「覚醒」を知ります。
 報告を受けたクーヤはゲンジマルが止めるにもかかわらず、もう戦いを止めることはできないと「覚悟」を示します。
 エルルゥは自分とハクオロとの契約を意識してどこかよそよそしくなったような気がしますが……

 ハクオロは気がつけばまた過去(仮面をつけた直後)のことを思い出しますが、エルルゥに似た女の子は一体何者なのでしょうか。
 水島という男は彼を「アイスマン」と呼び、女の子を「実験体」と呼びますが、ハクオロは3510号という番号から「ミコト」と名付けます。

 ゲンジマルとサクヤはトゥスクルにやってきたのですが、クロウは1人でアヴ・カムゥを倒すゲンジマルの実力に驚かされます。
 ハクオロの前に登場したゲンジマルはクンネカムンは滅びの道をたどっていると告げ、サクヤはクーヤはこうするしなかったのだと続けます。
 ゲンジマルは「真の忠義とは君主の道をただすこと」と主張し、ハクオロはついにクンネカムンと戦うことを決意します。

 地図をにらむハクオロたちは、クンネカムンを攻めるには各国の協力が必要とのことで、精神的支柱であるオルヤンクル(ウルトリィ、カミュの父)を救出するために兵を出します。
 契約の事実に困惑するエルルゥに対し、ユズハは「ハクオロさんが暖めてくれる」と励まし、続けてウルトリィは「あれ」は本来人が関わってはいけないモノの一方で、心だけは誰のモノでもないと告げます。
 エルルゥはハクオロに寄り添い、改めてハクオロのそばにいることを決意し、ウルトリィ、カミュはオルヤンクルと再会しますが、彼はウルトリィにその役目を譲ると宣言します。

第24話 滅びゆくもの
 ウルトリィの「オルヤンクル」としての発令により、クンネカムンは一気に不利になります。
 仮面をつけた謎の男達の襲撃を受けたハクオロですが、突然光に包まれ、ゲンジマル、エルルゥとともに宮廷に足を踏み入れることになりました。
 ハクオロは他部族との共存を求めますが、クーヤはこれまでの経緯もあって共存の可能性を否定します。

 あくまで全土統一しか生きる道はなかったと主張するクーヤは「けじめ」として戦闘を始め、ハクオロはゲンジマルの剣を借りて彼女に一撃を加えます。
 ハクオロはクーヤにとどめを刺すようにと告げますが、彼女は結局はハクオロを傷つけることはできず、降伏することとなりました。
 カミュの知り合いでもあるディーが登場し、契約を破棄するのかと迫りますが、ゲンジマルはかつて大罪を犯したとのこと。

 操られたヒエンやハウエンクアが登場し、ウルトリィは仲間を転移させた上でハクオロは再び変身して戦闘を開始します。
 ハクオロはハウエンクアを惨殺し、さらにヒエンをもあっさり倒してしまい、ゲンジマルは孫の最期に思うところがあるようです。
 そして、ディーはカミュを「ムツミ」としてよみがえらせ、ムツミはディーを「お父様」と言いだしハクオロと戦闘を開始します。

 アヴ・カムゥを与える代わりに一族が従属するという契約を主張するディーに対し、ゲンジマルはハクオロにクーヤを託して最期の一撃を与えます。
 目の前で一番の忠臣を失ったクーヤは呆然とし、ウルトリィはディーたちの「浄化の炎」を見つめていました。
 ディーとムツミは「半身」との決着を予感させつつ、ハクオロはクーヤを連れて炎の中を立ち去るのでした。

第25話 太古の夢跡
 ウルトリィはカミュに降りた存在は「始祖」であり、おそらく宗廟にいるのではないかと推測します。
 ハクオロは自分がいなくなったらオボロが代わりに皆を導くようにと言いますが、その後は幼児退行したクーヤの世話をすることに。
 オボロはハクオロが何かを隠しているのではないかと推測しつつ、トウカとカルラは酒を酌み交わします。

 ハクオロはカミュを取り戻しに行くと宣言しますが、アルルゥやエルルゥはついて行くようです。
 門にはベナウィやクロウ、オボロたちも待っていて、いつものメンバーでオンカミヤムカイへと向かうことになりました。
 赤いスライムのようなもの(実は人間だったりします)とともにカミュもといムツミが登場し、ハクオロたちはきりのない戦いを強いられます。

 ハクオロはムツミを追いかける中、自分の過去(アイスマンと呼ばれていた時代)を思い出します。
 アイスマン(後のハクオロ)は水島さんに言われたこともあり、ミコトとともに研究施設を脱出します。
 ケモミミの人たちが地上に脱出し、一方で施設には(カプセルのようなものに入っていた)ムツミが残されていました。

 ムツミはハクオロを攻撃しますが、アルルゥの涙を見てカミュの意識が戻ってきます。
 ディーは争いを通じて種の成長を促していたことを「愛」と告げ、ハクオロも同じことをしているのではないかと主張します。
 エルルゥとの「契約」について指摘されたハクオロですが、エルルゥはあくまで自分の意志で彼らとともにいるのだと告げます。
 ハクオロはエルルゥ、アルルゥに感謝するとともに契約を破棄し、同じように変身したディーとの決着をつけようとし、脱出したオボロたちはハクオロの変わり果てた姿に困惑を覚えるのでした。

第26話 うたわれるもの
 ハクオロとディーの戦いを見守るオボロたち。
 彼らは「うたわれるもの」によってここまで導かれていたようです。
 ディーは人間の進化の果てに永遠の孤独からの解放があると主張します。

 アイスマンはミコトとの間に子供が産まれましたが、研究施設の連中が彼らを連れ去ってしまいます。
 研究者と思われる男性はハクオロの仮面のレプリカを作り、地上に出る日も遠くはないと豪語します。
 ミコトが研究対象としてバラバラにされたと聞いたアイスマンは激高し、人間を残らずスライムにしてしまいます。

 自分を滅ぼせという声に反応したムツミはアイスマンをレーザーで攻撃しますが、結局彼は滅ぶことはありませんでした。
 封印されたアイスマンはその後2つの体に別れて現在に至るのですが、ハクオロはディーを吸収して再び1つになります。
 ハクオロは眠りにつくことを選択しますが、アルルゥはずっと一緒にいるのだといって聞きません。

 始祖はカミュを元の姿に戻し、ウルトリィはカミュとともにハクオロを封印することを決意します。
 ハクオロは仲間達に別れの言葉を贈り、エルルゥにミコトの面影を重ねつつ、最期は口づけを交わします。
 オボロはユズハに別れを告げて旅立ち、トウカはカルラに売り飛ばされ、アルルゥはカミュと遊んでいました。

 エルルゥは人々の治療をしていたのですが、ずっと「彼」を待ち続けると誓って笑顔を見せるのでした。

【完走した感想】
 昔のアニメですが、大いに考察の余地を残すストーリーは(オープニングでは色あせない落書き等という言葉がありますが)決して色あせていません。
 2作目が続編ありきというところで終わったのに対して、1作目は単体として楽しめるところもよかったかと。
 私は2作目のアニメを先に見ていたので、あちらのアニメにも出てきたキャラクターが出てくると、どこか懐かしさや親近感を覚えてしまいました。

 1話について、冒頭は思いっきりラストシーンなのですが、視聴当時はそんなことは知るよしもありませんでした。
 ハクオロさんのダンディなお声とエルルゥさんのけなげさに汚れた心が浄化されてしまい、後者についてはヌワンギさんが好きになるのも仕方ないのかと思います。
 ヌワンギさんがエルルゥさんを連れて行くところで若干北斗の拳を思い出しつつ、アルルゥさんの声優さんが(モーさんのイメージが強い)沢城みゆきさんだと知ったときは驚きました。

 2話のムティカパ様との戦いは概ねゲームどおりの展開なのですが、ゲームとは違い、エルルゥさんは戦闘には参加してくれませんでした。
 改めて見直してみると、前半がほとんど日常パートだった「偽りの仮面」に比べるとハードな側面が目立つように思えます。
 ゲームよりも村人が自発的に戦っているところはいいのではないかと思いつつ、アルルゥさんがデレたところはすごく可愛いなと思います。

 3話はオボロさんとその妹であるユズハさん(あとはベナウィさん)が登場するお話であり、同時に戦争の影が少しずつ忍び寄るお話でもありました。
 人は助け合うからこそ貧しくても生きていけるというトゥスクルさんの言葉はこんな時代だからこそ心に響いてくる言葉かと思います。
 純粋なユズハさんや彼女を心配するお兄さん、優しそうに語りかけるトゥスクルさんなど、人の温かさを感じるお話に朝から涙が出てきます。

 4話からはトゥスクルさんの死を一つのきっかけにして戦闘シーンが中心となります。
 ササンテさんやそのお兄さんのお声が(オルフェンズのラスタルさんと同じ)大川さんという事実は何度聞いても驚きしかありません。
 おばあちゃん子の私にはトゥスクルさんの死があまりにも重たく、自分の祖母がなくなったときに耐えきれるのか、そんなことをふと考えてしまいました。

 5話は本格的に戦闘が開始されますが、ダメダメな上司に苦労するベナウィさんが色々と大変そうです。
 緊迫したストーリーの中、その大きさに反してじゃれるムックルさんがすごく可愛いなと思ったりします。
 クロウさんのお声が「ゼロ書」の傭兵さんと同じなのは納得なのですが、ベナウィさんのお声がロトム図鑑と同じという事実には驚きを禁じ得ません。

 6話では反乱の火の手は広がる一方で、ヌワンギさんとの衝突が決定的なものとなりました。
 ヌワンギさんの「叔父貴に報告してやる」発言が「終わりのセラフ」の「父上に言ってやる!」発言と重なるのは私だけではないかもしれません。
 ロトムもといベナウィさんの「国の基盤は民」という言葉は現代日本の政治家の皆さんに特に聞かせてあげたい言葉ではないかと思ったりします。

 7話ではインカラさんとの決着がつき、作中においても一つの区切りとなったお話だと思います。
 ゲームだと根っからの悪人ではなかった(と言いたかった)ヌワンギさんですが、アニメだと残虐な一面が目立つ一方で、ゲームのように殺されたという描写がなかったりします。
 ハクオロさんがベナウィさん(中の人的には切嗣さんとウェイバーさん)と互角に戦っていることに若干の違和感を覚えつつ、ベナウィさんが死ななくてよかったと思います。

 5~7話までが血なまぐさい戦闘だったことを考えると、8話はしばしの平穏という感じでなんだかほっとします。
 ハクオロさんが(中の人的に)切嗣さんということもあり、ウルトリィさんのお声が大原さんということでアイリさんをふと思い出します。
 また、カミュさんがアルルゥさんと仲良くなりたいと一生懸命にするところがすごくかわいらしく、ユズハさんを心配するオボロさんの叫びも微笑ましいです。

 9話からはまたシリアス路線に戻り、ニウェさんのお名前が出てきますが、彼との決着はずっと後だったかと。
 一国の主となったことから、今までにもましてハクオロさんの覚悟がうかがい知れるような気がします。
 ゲームでは(ベナウィさんに比べると)あまりいいところのないクロウさんに見せ場があるのはいいなと思います。。

 10話は美城常務……ではなくカルラさんが登場するお話なのですが、あの華奢な体と(田中敦子さんの)上品なお声と巨大な武器を振り回すギャップがすさまじいです。
 彼女の正体を考えるとその上品な雰囲気は納得なのですが、この時点では奴隷とは思えないとしか言いようがないと思います。
 ゲームでもアニメでも圧倒的に強いカルラさんですが、主人公を差し置いて専用武器というのがすごいなと思います。

 11話は同盟の締結……のはずがテオロさんとの別れのお話だったりします。
 ゲームだと条件によってはテオロさんの形見がもらえるとのことで必死にレベル上げをやったことはいい思い出かもしれません。
 結末を知っていても、エルルゥさんの涙とアルルゥさんの「オヤジ……起きる」にもらい泣きしてしまい、また、ゲームでこのあたりでかなり苦戦したこともふと思い出します。

 12話はハクオロさんが裏切り者だと言われるのですが、ゲーム既プレイでもこのあたりのいきさつがよくわからなかったりします。
 精神的に追い込まれるハクオロさんの姿に、エルルゥさんがいかに支えになっているのかがよくわかるお話かと。
 トウカさんのシリアスな側面が強調されるお話でもありますが、日常パート(及び偽りの仮面6話)の彼女を知っているとそのギャップに驚かされます。

 13話はオリカカンさんとの決着のお話なのですが、ハクオロさんの飲酒をとがめるエルルゥさんに母性を感じるお話でもありました。
 前半のデートイベントと後半の戦闘とのギャップが大きいものの、ハクオロさんが吹っ切れたのはよかったと思います。
 結局ハクオロさんとラクシャインさんは同一人物だったのか、私にはまだよくわからなかったりします。

 14話はいきなりシケリペチムの攻撃を受け、冒頭から人が死ぬシーンが出てきて戦争の恐ろしさを感じます。
 トウカさん加入の流れは概ねアニメと同じなのですが、川での戦闘はゲームよりかなり簡略化されていたように思えます。
 うろ覚えで申し訳ないですが、赤ちゃんと子供のお話はたぶんゲームではなかったように思えます。

 15話はシケリペチムとの最後の戦いであり、アニメでは各キャラの見せ場がしっかりと描かれていていいなと思います。
 原作はシミュレーションゲームの本作なのですが、アニメではどちらかといえばダンジョンRPGのように見えるのは私だけでしょうか。
 ニウェさんは強敵だと思いますが、彼みたいなむちゃくちゃな人物がハクオロさん登場以前にちゃんと国を治めていたという事実が驚きです。

 16話は珍しく戦闘がないお話なのですが、小さな子供すら戦いを念頭に入れているところに時代の厳しさを実感します。
 それぞれの日常が少しだけ戻ってきたのは安心する一方で、これから先も戦いが続くと思うと、複雑な心境がします。
 故郷に戻ろうとする住民たちの姿に、震災被害者も同様の気持ちでいるのかとふと考えてしまいました。

 17話はクーヤさんとの出会いのお話なのですが、初対面の時、彼女が男の子だと思っていたのは私だけではないかもしれません。
 オボロさんがお酒を飲んだシーンではどう見てもドリィ・グラァ両名が女性にしか見えなかったりしますが、ゲームでは実は男性だといわれてたりします。
 ガチャタラさんを見て思わずゆるんだ表情になるトウカさんが女の子らしくていいなと思ったりします。

 18話はカルラさんの故郷のお話なのですが、ゲームとはかなり順序が異なっているような気がします。
 女性陣だけの出撃はゲームどおりなのですが、プレステ2版では留守を預かる男性陣の(インカラさんの娘が出てくる)追加シナリオがあったりします。
 弟ことデリホウライさんの登場もこのお話なのですが、彼はゲームほどダメダメではないような気がします。

 19話はスオンカスさんとの決着なのですが、オネエ系のキャラにふと「落第騎士」のアリスさんをふと思い出しました。
 ゲームだとスオンカスさんはかなりの強敵なのですが、アニメだと時間の都合なのか割とあっさりと倒されてしまったという印象です。
 プレイ当時はデリホウライさんが仲間になるのではないかと思っていたのは私だけではないかもしれません。

 20話ではクーヤさんの「初陣」のお話なのですが、冒頭のサクヤさんの反応がいちいち面白いなと思います。
 戦闘以外でも、カミュさんとアルルゥさんとの友情を示すエピソードで思いっきり涙を流したりします。
 クンネカムンがロボットのようなものを出してきたのは原作どおりなのですが、プレイ当時はいきなりSFじみてきたのは驚きました。

 21話からはクンネカムンもといクーヤさんの暴走が始まり、心が締め付けられるような感じがしてきました。
 仲間に囲まれるハクオロさんと孤独を深めるクーヤさんとが対照的に描かれているのですが、周りの攻撃がなければこの結末は防げていたのではないかと時々思ったりします。
 「我々はすでに孤立している」という彼女の言葉が他人とは思えず、その行軍に悲しみを覚える、そんなお話だと思います。

 22話はオボロさん達の奮闘が続きますが、さすがにロボットは相手が悪すぎたとしか言いようがないかと。
 ニウェさんを惨殺したハクオロさんの正体が明らかになりますが、ブレスオブファイアというゲームをプレイしたことのある私としては、ハクオロさんが変身してもそれほど違和感がなかったりします。
 エルルゥさんの「契約」のことが明らかになりますが、それでも彼女がハクオロさんを愛していたのは本心だと信じたいです。

 23話ではハクオロさんやディーさんの正体も少しずつ明らかになってきたような気がします。
 水島さんやアイスマンという用語がいまいちよくわからないものの、ミコトさんとエルルゥさんが何らかの関係があるのは間違いないかと。
 余談ですが、クンネカムンの地図が思いっきり北陸地方ということもあって筆者には孤立を深めるクーヤさんが他人のようには思えません。

 24話はクンネカムンもといクーヤさんとの決着のお話なのですが、そこはかとなく悲しいお話でした。
 数年前にプレイしたときにも思ったことなのですが、クーヤさんはハクオロさんの「愛」がほしかったのかなと思ったりします。
 ゲームよりもあっさりとハウエンクアさんが倒されたのは驚きつつも、ゲンジマルさんの忠誠も見事なのですが、彼女は「皇」としてよりも一人の人間として扱ってほしかったのかもしれません。

 終盤に近づく25話は「始祖」の伏線が回収される一方、クーヤさんの幼児退行にどこか愛おしさを覚えてしまいます。
 このあたりになるとなんとなく結末が見えてきて、気がつけば涙が出てしまうのは私だけではないかもしれません。
 このお話を見た後で「偽りの仮面」を見直すと世界観がわかって、少し違った風に見えるかもしれません。

 最終回は怪獣大決戦という感じですが、ゲームだったらあの大きな相手とハクオロさん不在で戦うという内容だったりします。
 スライムが人間だったというオチは当時かなり衝撃的で、人の業の深さを感じるお話だったのではないかと思います。
 ハクオロさんの別れの言葉に涙が止まらず、なぜか学校の卒業式を思い出したのは私だけだと思いますが。

 ゲームとアニメの違いはけっこういろいろあるのですが、ゲームだとユズハさんが子供を残しています。
 その子供というのが続編「偽りの仮面」のヒロインのクオンさんというところに次回作とのつながりがあったりします。
 そちらのアニメも先日序盤部分を見させていただきました。

 2作目の序盤を振り返り、ここで1作目を思い出せば、次は3作目というのが人情なのですが……
 3作目発売からまもなく主演声優さんが相次いで活動停止してしまったという事情からアニメは作られることがありませんでした。
 皆さんも復帰されましたし、今回のリメイクを機にアニメが作られるのではないかと淡い期待を抱きつつ、一旦筆を置こうと思います。


※ランキング参加中です!
 よろしければ、クリックお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメントの投稿

非公開コメント

ごあいさつ

愛されたい猫

Author:愛されたい猫
 ご訪問ありがとうございます。
 趣味はアニメ・ゲーム、ぬいぐるみ集め、懸賞応募です。
 アニメは1クールに10本以上は見ていると思います。
 ゲームはドラクエ、FFを中心に、最近ではポケモンもプレイ中です。
 不束者ですが、できるだけ毎日更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

相互希望です。フォローしていただけるとうれしいです。
ランキング参加中です。1日1クリックいただけると喜びます。

FC2Blog Ranking

よろしければ、こちらの方もクリックお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
リンク
お客さま
検索フォーム