【アニメ感想】平穏に生きていきたいと思いつつ「田中くんはいつもけだるげ(全12話)」を見ました!

 最近は「ひだまりスケッチ」や「のんのんびより」の2期を見て、穢れた心を浄化してなんとかがんばっているところです。
 同じような系列のお話として今回は「田中くんはいつもけだるげ(以下たなけだ)」を見て感想を書いてみようと思います。

 高校生の学校生活を描いたお話というのは多いですが、その多くは部活や恋愛を謳歌する内容が多いように思えます。
 しかし、今作においては部活における達成感や男女の恋愛というものは殆どなりを潜め、非常に緩やかな日常が繰り返されることになります。
 作品の傾向としては、きらら系の多くの作品や「のんのんびより」「刀剣乱舞花丸」「ふらいんぐうぃっち」に雰囲気的に近いような気がします。

 やる気なさげな田中くんを演じるのは小野憲章さんという方で、リライフの新太さん、封神演義の太公望さんなどをされている方とのこと。
 相方の太田くんを演じるのは細谷さんで、鉄血のオルフェンズのオルガさん、さらには封神演義の飛虎さん役ということでご共演されているようです。
 そのほかのメンバーについても、白石さんを演じているのは前述の「のんのんびより」でれんげさんを演じている方なのですが、その演技傾向の違いも楽しめるといいかもしれません。

 入学、運動会、夏休み、文化祭といった心躍る定番行事も、田中くんの世界ではちょっと違った風に見えてきます。
 平穏無事であることを第一にした彼の行動は一般的な高校生のそれとは異なっており、その独特の流れが実に心地よく見えてくるのが不思議です。
 青春系やバトル系が熱いサウナならば、このアニメはややぬるめのお湯といったところで、思わずずっと入り続けるような魅力があるのは間違いないかと。

 それでは、いつもどおり全部のお話をまとめてから「完走した感想」を書こうと思います。
 なお、時々別のアニメや中の人ネタに走ってしまうかもしれませんが、そのあたりは笑って聞き流していただけると幸いです。

【全話まとめ】
第1話 田中くんと太田くん
 草むらで寝そべる田中くんの前に現れたのは親友の太田くんでした。
 「現代人は自然のすばらしさを忘れている」と眠ってしまう田中くん。
 太田くんは田中くんを回収して教室に戻っていくのでした。

 太田くんは教科書を出しておけといいますが、田中くんは手がしびれたようで、けだるがることにも相当のリスクがあるようです。
 プリントを終えたと思ったらすぐにだらだらする田中くんですが、周りのおかげで風通しが悪いのが気になります。
 彼には自習時間においてこの与えられた時間にその背徳感を味わいたいという考えがあるようです。

 体育の時間に気合を入れる田中くんですが、それもだらける体を作るという目的があってのこと。
 太田くんはすさまじいサーブを決め、田中くんも手加減を知らない一撃を叩き込んでしまいます。
 田中くんは太田くんの頑張りが自分の評価に反映されないかとふと考えてしまい、太田くんはジッパーを下げずにジャージを脱ごうとした田中くんをサポートします。

 昼食の時間は、2人で一緒のお会計をすることにし、太田くんは意外と甘いものが好きなようです。
 頬杖をつくことは「ほうれい線」の原因になると忠告する太田くんですが、田中くんはフランスパンの破片で吐血してしまいます。
 体力よりも痛みと共存するゆらぎのない精神を身につけようとし、写経をはじめると言い出します。

 自分は主人公になりたくないと考える田中くんは、活躍して忙しい主人公よりもモブはいいよと一言。
 太田くんは子供を助けて頼られ、活躍し、注目されており、そんな彼に人生をあげてもいいと言い出す田中くんなのです。
 嫁ぎ先に自分を紹介しようとする田中くんですが、太田くんはあっさりとスルーして「帰るぞ」と告げるのでした。

 今日はけだるさ2倍デーの田中くんがプリントを運びますが、心配なので太田くんもついていくことにしました。
 太田くんはつねに新しいけだるさを求めている(と思われる)田中くんの個性を尊重することを決意します。
 意外にもピアノを弾くことのできる田中くんですが、テンポがゆるくなってしまい、なんだか暗くなってしまいます。

 太田くんはクラスメイトから田中くんのけだるさの原因は「恋」だといわれてしまいます。
 気持ちを察した太田くんは甘いものを食べてはどうかと提案しますが、実際は歯医者さんに行くことを強いられていたようです。
 太田くんは無言で田中くんを歯医者さんに連行して、田中くんの治療に付き添うこととなり、この日をレア田中記念デーと命名しつつ、その本物の情熱にいろいろと感じるものもあるようです。

第2話 弟子入り志願
 神社にお見舞いする田中くんですが、そのお願いはあくまで「平穏」であり、神様への脅迫も含んでいました。
 いつ何があるかわからないと警戒する田中くんの前に、宮野さんという女の子が弟子にしてほしいと言い出します。
 宮野さんはけだるさを身につけて大人の女性になるのだと主張し、田中さんの反論もスルーしてしまいます。

 田中くんは「断る方が労力を使いそう」という理由で宮野さんを弟子にすることにしますが、そのやる気を見るとけだるさとは程遠いです。
 けだるさを知るために田中くんを観察しますが、その目つきを真似したら先生をにらんでいるように見えてしまいます。
 クールな女を目指す宮野さんですが、意外と食い意地がはっていたようで、田中くん達とドーナツを食べに行くことになりました。

 太田くんは昼食のために田中くんを運んでいきますが、田中くんは三大欲求のうち睡眠欲求が8割を占めるとのこと。
 大好きなイチゴミルクをけだるく飲んでしまう田中くんに困惑を覚える宮野さんなのでした。
 悩む宮野さんをなぐさめる白石さんは男子の憧れの的のようで、宮野さんもまた一生懸命けだるさを会得しようとします。

 大量のレポートを書いてきた宮野さんに田中くんは「よくわからない」「向いてない」と告げる一方で、それが彼女のいいところだと一言。
 好きな人とつりあう女になりたいという宮野さんに、つりあうつりあわないのは関係ないのではないかと告げます。
 その後はドーナツを食べるのですが、小さな体にいっぱい甘いものを食べる宮野さんと太田くんは同じ趣味で気が合うようです。

 田中くんは願いをかなえてくれなかった神様に復讐するために出雲大社に向かいますが、太田くんにとめられてしまいます。
 次の日、宮野さんが完璧にけだるさを習得しているのを見つけた田中くん達は、彼女が好きな人と何かあったのではないかと考えます。
 そして先生とのやり取りを見ていると、宮野さんのレベルが高すぎて田中くんですら意味がわからなくなってしまいます。

 イチゴミルクをスルーしてコーヒーを選ぶ宮野さんですが、突然「疑問が解消された」と元の彼女に戻ってしまいます。
 着ぐるみの中身について考えていたらなぜか侵略者というお話になったのですが、結局小さい人が入っているのではないかと結論付けたようです。
 免許皆伝のはずが元に戻ってしまった宮野さんを見て、あれこそが彼女と思うとともに、再度平穏を求めてお参りをする田中くんでした。

 しかし、田中くんの靴箱の中には「果たし状」が入っており、彼の平穏はあっさりと打ち砕かれてしまうのでした。

第3話 ギャップ少女越前さん
 嫌いなものがないという田中くんですが、魚の骨をとるのは面倒とのこと。
 食べることがめんどくさいということでは苦手はかなり多いようです。
 魚の骨をとった田中くんですが、明らかに身ごと取ってしまい、結局太田くんがとってあげることにしました。

 食事を終えた後、田中くんは倒れますが、その原因は睡眠欲でした。
 省エネモードの田中くんは果たし状をスルーすることを決意していました。
 その差出人の越前さんが登場しますが、田中くんは眠ってしまいます。

 越前さんは太田くんの幼馴染の「えっちゃん」なのですが、田中くんを見極める必要があると言い出します。
 田中くんは負ける自信があるから戦う必要はないと告げ、実際に越前さんが勝ちますが、どうにも腑に落ちないようです。
 太田くんは見た目の割りに可愛いものがすきで、うさぎさんのパンを食べることができないキャラクターのようです。

 続いて田中くんはトランプをすることにしますが、途中で風で飛ばされてしまいました。
 トランプを拾う越前さんは長いスカートで足を絡ませて、短くしたほうがいいといわれますが、それが彼女のポリシーなのだとか。
 彼女の「ダチ」が田中くんを評価しているから確かめるというコンセプトなのですが、その「ダチ」というのは宮野さんのことでした。

 再び「果たし状」をもらった田中くんですが、越前さんと宮野さんとの組み合わせがちょっと意外と感じているようです。
 宮野さんがけんかした原因というのは、越前さんがらったクッキーを食べられないままカビを生やしてしまったようです。
 越前さんは宮野さんと仲直りするために手紙を書くことにしましたが、どう見ても果たし状にしか見えませんでした。

 田中くんは宮野さんが好きな人とつりあうために弟子入りしていたことを告げ、自分と太田くんは老夫婦のように安定していると告げます。
 宮野さんは越前さんが大好きだったからこそ怒っていたと告げ、彼女の好きな人が越前さんだということが発覚します。
 2人が仲直りしたことにほっとする田中くんと太田くんですが、宮野さんが次に作ってきたのはマッチョなチョコレートなのでした。

第4話 白石さんの秘密
 いつもどおり田中くんを運搬する太田くんですが、白石さんとぶつかりそうになりました。
 白石さんは成績も優秀で顔も可愛く、男女ともに憧れの的という素敵な人で、なんでも親衛隊も存在するのだとか。
 親衛隊をあっさりと退けた白石さんに思うところのある田中くんは彼女の仕事を手伝うことにしました。

 白石さんと一緒に移動する田中くんは視線が嫌だと連行されたかのような姿になります。
 パソコンをあっさりと使いこなす白石さんに続き、田中くんもまたパソコンを(防弾に)使いこなしているようです。
 印刷がうまくいった後はページ順に並べることで作業は終わりということらしいですが、田中くんは印刷されたばかりの暖かい紙にうっとりしてペーパーウエイト役をやると言い出します。。

 白石さんはマカロンを作っていて、太田くんはそのおいしさは超有名店(3ヶ月待ち)に匹敵すると賞賛し、田中くんは「カラフルなもなか」と言い出します。
 田中くんが限界に達した一方で、太田くんの中では白石さんは「マカロンの人」として定着したようです。
 2人が去った後の白石さんはコンタクトをめがねに変え、さらにスカートを長くして正体を現するのでした。

 本当の姿になり落ち着いていた白石さんは中学時代にぼっちだったことを思い出していました。
 一念発起して高校デビューに成功したのですが、コンタクトが痛かったり、スカートが短くて恥ずかしかったりと疲れが出てしまいます。
 こんなイモみたいな姿を見られたくないと考えていた白石さんの前に、太田くんは忘れ物をしたと戻ってきて固まってしまいます。

 自分の正体が明らかにされたかと思っていた白石さんですが、周りにはまだばれていないことにちょっと安心します。
 太田くんは「すげえよミカは」ではなく「白石はすごい」と彼女を賞賛する一方で、田中くんは太田くんの方が嫁にほしいと言い出します。
 白石さんは田中くんと太田くんを尾行していましたが、太田くんはどうやら地味な白石さんを別人だと思っていたようです。

 白石さんは正体がばれていないことを安心し、どっと疲れが出たことからめがねにおさげの姿でそのまま帰宅することを考えます。
 男子たちは今の姿の白石さんに気づいていないかと思っていましたが、一方で田中くんはあっさりとその正体に気づきます。
 白石さんは自分の正体を田中くんと太田くんに明かしますが、彼らはむしろ白石さんの努力を「えろ(ら)すぎる」と賞賛するのでした。

 田中くんと太田くんは白石さんの正体について誰にも話さないと告げる一方で、白石さんに弱点があったことをちょっと安心します。
 次の日、白石さんはめがねをかけて登校してきたのですが、同級生に「目は大切」と普通に受け入れられていたようでよかったです。
 白石さんが田中くんにドキドキする一方で、田中くんはおっぱいのサイズはごまかせないとセクハラ発言をして太田くんに「本人の前に絶対に言うな」と突っ込まれるのでした。

第5話 田中くんの日常
 スーパーに寄るというリマインドを受けた田中くんは太田くんと一緒に買い物にいきます。
 田中くんに妹がいるのと同様に太田くんにも妹がいるとのことですが、太田くんと同じ顔を浮かべてしまいます。
 なお、田中くんと妹が似ていると聞いた太田くんは、人間らしい生活を放棄してはいけないと忠告します。

 スーパーにやってきた田中くんはカートの引き心地に喜びを感じて、太田くんには早すぎるだろうと突っ込まれます。
 太田くんは卵の特売について1000円以上というところが無駄遣いの危険があると忠告し、主夫ぶりを発揮してしまいます。
 リマインドは「パ」の一言だけではどうしようもなく、田中くんは「売り切れていた」と言い訳することを考えます。

 パのつくものを色々集めてみますがかなり癖のある品物が多いですが、店先にはパンケーキの移動販売を発見します。
 太田くんははじめてのお使いに成功した子供を見るような、そんな不思議な感覚を覚えていました。
 次の日、頼まれたものはパンケーキではなく、パイプクリーナーであり、妹心は難しいと感じる田中くんなのでした。

 白石さんはめがねをかけて歩いていましたが、自分の本当の姿を見つけてくれた田中くんを男性として意識しているようです。
 クラスメイトの女子は白石さんを応援することを宣言し、一方で親衛隊の皆さんは憤りを覚えます。
 白石さんは太田くんを観察することで田中くんに近づく術を考え、太田くんは白石さんが田中くんに恋愛をたたき込むことを期待します。

 白石さんは女子の中で一番田中くんとお近づきになろうとするのですが、彼のそばに宮野さんがいることに困惑してしまいます。
 宮野さんは白石さんが自分と同じように田中くんのけだるさに憧れてるのではないかと推測して白石さんを妹弟子にしようとします。
 白石さんは自分が田中くんと友達になりたいと願い出ますが、相手はすでに友達だと思っているのだと答え、宮野さんとも仲良しになるのでした。

第6話 風邪ひき田中くん
 外は雨が降っており、田中くんはびしょ濡れの状態で登校してきました。
 彼は傘を持ってきていたものの、結局最後まで使ってこなかったようです。
 田中くんは傘があまり好きではないとのことですが、太田くんは傘には助けられたのではないかと忠告します。

 白石さんは田中くんとの相合傘を妄想していましたが、田中くんは外で(傘を差すのが面倒だからと)びしょびしょになっていました。
 田中くんの傘は別の人が持って行ったようで、白石さんは田中くんと一緒の傘で帰宅することになりました。
 これで懲りたかと思っていた田中くんですが、次の日も雨に濡れた状態で登校してきたのでした。

 田中くんは風邪をひいてしまったようで、声がほとんど出なくなってしまったようです。
 とりあえず太田くんとは口パクでコミュニケーションを取ることとなり、越前さんに教科書を借りるのですが「越前」が書きにくいから改姓しろという話題になってしまいます。
 マスクを外した田中くんは肌がつるつるになり、いつものけだるげな彼とはちょっと違った感じになってしまいました。

 越前さんは例の改姓騒動から太田くんと田中くんを意識して顔を真っ赤にしてしまいます。
 自分が変わるしかないと考えた越前さんは自分のスカートを切ってしまおうとしますが、宮野さんがそれを阻止します。
 名字が変わって太田になれば「おっちゃん」になると考えると、結論は「田中」一択ということになってしまいました。

 越前さんはスカートに足を絡ませて倒れそうになったところを太田くんに助けられ、その包容力に思わずときめいてしまいました。
 さらにお姫様抱っこされた越前さんは暴れ回り、思いっきり体を地面にたたきつけられてしまいました。
 最後に、田中くんが書くのが面倒で太田や田中に変えてほしいということを白状し、越前さんは怒ってしまいますが、「えっちゃん」と呼ばれて顔を赤くしてしまいます。

第7話 田中くんのバレンタイン
 いつもどおり登校してきた田中くんは学校に住みたくなると言い出します。
 太田くんはとにかくちゃんとこようとするのは偉いと一言。
 そして、田中くんの鞄にはバレンタインチョコが入っていたのでした。

 オープニングの後、田中くんは本気チョコに対する真摯な態度ができないことからチョコレートはもらえない方がいいと主張します。
 太田くんは本気チョコがうらやましいと告げると、田中くんの鞄にはさらに太田くんあての板チョコ(98円)も入っていました。
 メッセージが入っていましたが、どう見ても脅迫状みたいな感じに見受けられ、事件の香りを感じてしまいます。

 太田くんは田中くんにしっかりお返しをさせようと考えますが、クラスの女子の対応を見るとなかなか難しいようです。
 チョコを送ったのは宮野さんではないかと推測する太田くんですが、田中くんは彼女を異性と認識しておらず、またその本人はチョコレートを送るのを忘れていたようです。
 田中くんは実際にチョコレートを食べますが、不健全なことは考えつつもその過程がめんどくさいかったとのこと。

 太田くんは板チョコがブラックチョコだったことにショックを受け、田中くんあてのチョコレートを食べて送り主はマカロンさんだと見抜きますが、その本人もイベントのことを忘れていたようです。
 田中くんは送り主が不明だと考えるとテンションが落ち、しかも盗聴器らしいものが発見されます。
 そして登場した田中くん似の女子中学生は(太田くんはドッペルゲンガーかだと感じましたが)彼の妹である莉乃であり、盗聴器は妹のものでした。

 田中くんと太田くんは莉乃とともに田中家へと到着しますが、莉乃は革靴の手入れをする女の子のようです。
 太田くんは莉乃が兄とは違って几帳面な性格だと思いつつも「ふとったさん」と名前を間違えられて困惑します。
 とりあえず太田くんは田中くんとの仲の良さをアピールしますが、兄のためにならないからやめてほしいと言われてしまいます。

 「うまい菓子職人に悪いやつはいない」と結論づける太田くんですが、彼が半分以上チョコを食べたと知った莉乃は「表へ出ろ」と言い出します。
 太田くんはそのまま去って行き、莉乃は太田くんがお兄ちゃんと仲良しであることに嫉妬しているようです。
 田中くんは莉乃が作ったチョコレートは毒味ではないかと推測しますが、莉乃は兄への本命チョコだったのでした。

第8話 太田くんの受難
 今日は太田くんが学校をお休みしてしていました。
 田中くんは(先生に届けるようにと言われた)プリントを越前さんに押しつけようとしますが頭突きされてしまいます。
 太田くんの場所がわからないということもあり、田中くんは越前さんと一緒に太田くんの家にいくことになりました。

 道のりの途中で田中くんと越前さんの前に不良とおぼしき男が立ちはだかりますが、お金を返しただけでした。
 越前さんが意外と人望があることに驚きつつ、田中くんは太田くんにプリントを渡し、太田くんは「やればできるんだな」と感心します。
 田中くんは越前さんと別れて帰宅しますが、どうして彼女がヤンキーなのかと考え込んでしまいます。

 次の日、登校した太田くんは足を怪我していましたが、おばあさんを手伝ったことが原因のようです。
 田中くんは太田くんの世話をしようとしますが、ものの数秒で(太田くんを持ち上げることを)断念してしまいました。
 太田くんは廊下が自動で動けばいいのではないかと言いだし、田中くんは校長先生に直談判しようとします。

 田中くんは太田くんのパンを買ってきたものの、途中で疲れてしまい、甘いパンを食べてしまいました。
 越前さんは太田くんにパンを買ってきて渡したのですが、そのことを思いっきり宮野さんにばらされてしまいます。
 5限目が自習になった途端眠ってしまう田中くんなのですが、途中で悪夢にうなされてしまったようです。

 田中くんはプリント提出のノルマをあっさりと終わらせて眠ってしまいますが、全く答えになっていなかったようです。
 ぼやく田中くんに太田くんは英語は重要だと反論しますが、田中くんは日本語を共通語にしたいと言い出します。
 わからない問題を妹に聞き出そうとする田中くんをよそに、突然の避難訓練が行われ、田中くんは校内で迷ってしまい、田中くんが不安ということもあり、太田くんは万全の状態でいられるように努力することを誓います。

 田中くんは太田くんが以内と何もできないことを実感して感謝を述べます。
 そして今日を「太田の日」に制定することを誓うのでした。
 次の日には色々な券を作って太田くんをお手伝いするのですが、結局は太田くんがフォローすることになるのでした。

第9話 ワックへ、ようこそ
 ハンバーガーショップ(ワック)の限定スイーツに目を輝かせる太田くん。
 田中くんは店員の対応の早さにプレッシャーを感じてしまうようです。
 いったんは立ち去ろうとしますが、田中くんはロボット掃除機のようなおもちゃに目がくらんで入ることにしました。

 田中くんは意気揚々とラッキーセットを注文しますが、ほしかった景品がないことにショックを受けてイチゴシェイクだけで済ませます。
 店員は田中くんがこぼすのではないかと不安になり、イチゴシェイクを直接田中くんのところに運んできました。
 田中くんはそのままシェイクを飲もうとしますが途中で力尽きてしまい、不穏なオーラを漂わせます。

 田中くんはアルバイトは務まらないからと店員さんを尊敬しますが、その店員さんは彼らの視線に恐怖を覚えてしまいます。
 店員さんが優しかったからと感激した田中くんは「ワックと歩み寄れた」と告げ、太田くんもちょっとうれしくなってしまいます。
 「また来ます」という田中くんに対し、店員さんははじめは恐怖していましたが、実はいい人だったのでちょっと安心します。

 期間限定スイーツの第二弾が登場したということで、田中くんと太田くんは再びワックにやってきました。
 太田くんは携帯電話を学校に忘れたと言って店を出て、入れ替わりで金髪の女子中学生(早夜)が登場します。
 田中くんをドッペルゲンガーだと考えた早夜の反応に太田くんを連想する莉乃はちょっといらっとしてしまいます。

 莉乃は兄との制服デートを意識していると、早夜は自分のお兄さんはゴリラのようだと言い出します。
 田中くんは前回手に入れそびれたおもちゃの新型を手に入れてご機嫌なようで何よりでした。
 莉乃が席を外し、田中くんは早夜と2人きりになりますが、お兄さんは3ゴリくらいという話題になる一方、店員さんは莉乃を田中くんが女装しているのではないかと考えてしまいます。

 太田くんが戻ってきて、早夜は太田くんの妹であることが発覚します。
 妹同士も知り合いであったことに不思議な因縁を感じつつ、早夜はさすがはお兄さんだと一言。
 莉乃の方は親友がライバルの妹だったことに困惑しつつ、田中くんはロボット掃除機のおもちゃで遊びつつ、おなかいっぱいになって夕食を後で食べることになるのでした。

第10話 田中くんの夏
 季節は夏になり、田中くんは太田くんとプールにやってきました。
 田中くんは泳げませんでしたが、浮き輪で浮かぶことはできそうです。
 太田くんは準備体操をすべきと忠告しますが、田中くんは筋肉がつってしまいます。

 田中くんは浮き輪でぷかぷか浮かんでおり、小学生が絡んできますが、太田くんに怒られて引き下がります。
 早々に浮き輪がしぼんでしまった田中くんは今度は自分自身で浮かぶことを考えつき、脱力感で意識せずとも水に浮かぶのだとか。
 田中くんは小学生の子供に浮かび方を教えていましたが、バイトの女の子に「ちゃんと泳いで」と突っ込まれます。

 小学生と別れた田中くんと太田くんは少し休むことにし、太田くんも田中くんのように脱力してしまいます。
 別の日に、小学生によると田中くんの浮かぶ動作が学校ではやっているとのことで、世の中何がはやるのかわかりません。
 そうかと思えば宮野さんが身長を10センチ伸ばしたいのだと無茶なことを言って迫ってきました。

 越前さんと一緒に夏祭りに行くという宮野さんは自分もセクシーな浴衣を着たいとのことですが……
 田中くんはいっそ夏祭りにいかなければいいのではないかと言いだし、太田くんは自分に合った浴衣を探すのはどうかと告げます。
 宮野さんは呉服屋さんに行くに際して太田くんと田中くんに同行を求め、さらに白石さんにも白羽の矢が立ちます。

 呉服屋さんにやってきた白石さんは今まで夏祭りに行かなかったことを告げ、宮野さんは師匠と同じだと興奮します。
 興奮した宮野さんは田中くんたちを全員誘うことにして、太田くん達もまた浴衣を買うことにしました。
 田中くんが楽そうだからと女性用の浴衣で妥協しようとしつつ、白石さんの浴衣姿は髪型が違うことから雰囲気が違って見えます。

 身長が足りなかった宮野さんははじめは夏のワンピースにすることにしましたが、白石さんが作ってくれることになりました。
 越前さんは宮野さんに興奮する一方で、男2人(田中くんと越前さん)に困惑します。
 越前さんと太田くんは一緒の浴衣を着て夏祭りにやってきたとのことですが、太田くんに可愛いと言われてドキドキする越前さんなのでした。

 いいムードと思っていたのにかき氷を優先する太田くんに、越前さんのかき氷シャンプーが炸裂します。
 夜空に大きな花火が打ち上がるのですが、身長の低い宮野さんは結局よく見ることはできなかったようです。

第11話 田中くんの文化祭
 文化祭の出し物がお化け屋敷に決まりますが、ほかの生徒が盛り上がる一方で、田中くんは仕事を任されないように気配を消してしまいます。
 気がつけばお化け役をすることになった田中くんですが、彼が考えていたのは「帰りたい」の一言でした。
 田中くんは気配を消して逃げようとしますが、お化けらしいと逆に尊敬のまなざしを受けてしまいます。

 荷物を運ぶよりもお化けの方が楽ではないかと考えた田中くんですが、気配を消す以外はほとんど役に立たないようです。
 どうしても眠ってしまう田中くんにとりあえずマジックで目をかいてみますが、これはこれでちょっと怖かったりします。
 衣装合わせに際して田中くんの裸体を見てしまった白石さんは思いっきり赤面してしまいます。

 越前さんがぼっちでないことに安心した後は、ひとまずお化け屋敷の予行演習をすることにしましたが、田中くんはお風呂に入っているような表情で、なおかつ太田くんは怖がりでした。
 いつもとは違った声の調子で「私がなんとかします」と主張した宮野さんは「妖怪猫女」になりますが、むしろ可愛かったです。
 太田くんは受付をすることになりましたが、お化け屋敷は田中くんが一番怖かったというアンケート結果が出て安心します(が本人は寝ているだけでした)。

 休憩時間になって、田中くんはゆっくり休める場所を探し回っていましたが、客引きをする越前さんがかわいらしいです。
 田中くんが戻ってこないことからクラスメイトは代役を準備し、太田くんは田中くんを回収しに向かうこととなりましたが、田中くんをお化けだと思って気絶してしまいます。
 とりあえず助けが来るのを待つことにした田中くんですが、やっぱりそのまま眠ってしまったようです。

 田中くんが目を覚ました頃には文化祭が終わっており、後片付けをすることになりました。
 文化祭が終わって一安心の田中くんですが、心霊写真の噂が流れており、太田くんは「学校の怪談」があったのだと結論づけて塩をまくことを考えるのでした。

第12話 田中くんのしあわせ
 クラスで席替えが行われることになり、前の方の席が不人気のようですが、田中くんは戦地に赴くかのような雰囲気を出していました。
 結局、先生の正面になってしまった田中くんはうなだれますが、太田くんの後ろで全く黒板が見えない宮野さんと席を交代することにしました。

 田中くんと隣の席になった白石さんは彼との心理的な距離を縮めようとしますが、ほとんど会話が見られませんでした。
 白石さんは本を読んで目を合わせて挨拶しようとしますが、田中くんは目を開いていませんでした。
 続いて女子らしい仕草でアピールを連発したりしますが、太田くんの気配りの前に阻まれてしまいます。

 (田中くんとの)人間関係に悩む白石さんはすべてを捨てて愛に生きることを考えますが、宮野さんに励まされてやる気を出します。
 一生懸命になったものの、3日後、田中くんから「一人が好きだから」と言われてショックを受けた白石さんなのでした。
 頑張ってだめならどう乗り越えればいいのかという疑問に対して、田中くんはがんばらないのがいいのではないかと提案し、白石さんは焦らずのんびり田中くんとアプローチを取ることにしました。

 同級生の志村くんと加藤くんは帰り道に田中くんを見かけ、次の日には「大人の階段を上るのは何事だ!?」と迫ります。
 田中くんには三つ編みの女子(白石さん)と一緒と歩いていたのを「彼女」と解釈した同級生ですが、田中くんは「妹で」とごまかします。
 複雑な心境の白石さんをよそに、太田くんは田中くんに彼女がいることを前提に話を進めてしまい、白石さんのことを考えた宮野さんは怒ってしまいます。

 周りは彼女持ちの田中くんをからかって怒られ、白石さんは宮野さんに「飲みに行きましょう!」と連れて行かれます。
 太田くんが越前さんに殴られているころ、一人で帰宅する田中くんは、逆に1人ではまったりできないことに気づきます。
 白石さんからのメールにより太田くんは田中くんの「彼女」が白石さんであると気づき、友人達には「マカロン師匠」だと説明します。

 志村くんと加藤くんは田中くんに謝罪し、宮野さんもまた田中くんに謝罪し、いつもどおりの日常が戻ってきました。
 田中くんは(周りの反応が煩わしかったこともあり)一生彼女できなくてもいいと言ってしまい、白石さんはショックを受けてしまいますが、気長にやっていくことを誓うのでした。

【完走した感想】
 田中くんとその周りに癒されたことはもちろん、普段の自分を振り返ることができたような気がします。
 あわただしい現代社会においては、時として緩やかな時間の流れの中に身を置くことも必要なのかもしれません。
 現実にはなかなか難しいことではありますが、ちょっと立ち止って自分を見つめ直すきっかけにもなってよかったと思います。

 1話は、まったくやる気のない主人公に若干困惑しつつも、見てみるうちにその独特の雰囲気慣れてきました。
 ただだらけていると思いきや意外とデリケートな一面を見せたり、体育をやる気があるところ、さらには写経、モブがいいという発言が面白いです。
 太田くんは田中くんとは(オルガさんと三日月さんとはまったく違った意味で)いいコンビという感じてよかったかと。

 2話では田中くんに弟子入りしたいという女の子(宮野さん)が登場し、かなりにぎやかになってきました。
 宮野さんというお名前でどうしても先に(ガンダム00の刹那さん役の)宮野真守さんが浮かんでしまうのは私だけではないかもしれません。
 ちょこまか動く宮野さんのキャラクターはかわいらしく、ちょっとだけ出てきた白石さんもすごくいいなと思います。

 下駄を履いてもどうしようもなかった宮野さんですが、夏のワンピースで花火大会に行くことを決意します。
 白石さんは宮野さんに浴衣を作ると言いだし、

 3話では、越前さんの初登場回なのですが、中高がひざ下標準の私でも、あれだけ長いスカートは驚きました。
 省エネモードという言葉に「氷菓」の奉太郎さんを思い出しますが、田中くんの省エネ体質はそれ以上だと思われます。
 越前さんは第一印象は少し怖かったのですが、えっちゃんという呼称や田中くんのけだるさ、越前さんとの組み合わせが普通に可愛いと思います。

 4話は2話でちらっと出てきた白石さんがメインのお話で、こんな風になりたいと思ってしまう私がいます。
 美人さんで成績優秀な白石さんのきれいな姿と「中二病」の森夏さんをふと重ねてしまったのは私だけかもしれません。
 めがねをかけてスカートを長くしている白石さんの方が個人的には親近感を覚える一方で、田中くんのパソコンを防弾に使うという発想が面白すぎます。

 5話は田中くんの日常ということですが、田中くん(と太田くん)に妹がいるということが判明します。
 太田くんの主夫ぶりや推理力といった有能ぶりを見せつけられる一方で、妹さんがパイプクリーナーを要求していたというオチに生活感を感じます。
 前回の終盤以来「恋する乙女」になった白石さんがすごくかわいらしくて、応援したくなったり、お友達になれることがうらやましかったりします。

 6話は田中くんがやたらと雨に打たれており、あれだけ水を浴びれば風邪を引いても仕方ないと思います。
 普通なら学校を休んでもいいものかもしれませんが、それでも学校に出てくるのがちょっと意外です。
 田中くんの動向よりも恋する乙女モードになって顔を真っ赤にした越前さんがすごくかわいらしいなと思います。

 7話はバレンタインのお話とのことですが、白石さんの存在を考えればチョコレートがもらえるのは自然のことかと思います。
 私自身はチョコレートを渡すという勇気がないこともあり、手作りチョコを送るのは勇気のあることだと思いつつ、女の子の気持ちを察する太田くんの心遣いが素敵だと思います。
 送り主が白石さんでなかったことには驚く一方で、CV悠木さんの妹キャラというと(演技傾向は違いますが)「俺ガイル」の小町さんをふと連想しますが、キャラクター的には「Aチャンネル」のトオルさんかもしれません。

 8話は田中くんの恋女房ともいえる太田くんがメインのお話……のはずなのですが、越前さんが意外と人望があるのがいいなと思ったりします。
 太田くんが怪我をしたのは彼らしい一方で、田中くんがお世話をするという流れに不安しかないのは私だけではないはず。
 英語のプリントから日本語を共通語にしようと言い出す田中くんがシュールな一方で、白石さんの出番が少なめなのがちょっと残念です。

 9話はハンバーガーショップのお話なのですが、ふと主人公がアルバイトをしている「はたらく魔王さま」を思い浮かべてしまいました。
 女性店員さんの慌てぶりが面白く、彼女の想像の中の太田くんがどう見てもオルガさんの話し方にしか思えませんでした。
 後半には太田くんの妹さん(CV東山さんの妹というと「落第騎士」でしょうか)が登場しますが、おとなしい性格がお兄さんとは違っていて面白いなと思います。

 10話は夏らしくプールのお話なのですが、主要キャラが男性ばかりというのでほかの作品とは違った趣があるように思えます。
 ワックでバイトしていた女性が再登場したのは驚きましたが、小学生を弟子にしてしまう田中くんは人の上に立つ資質があるのかもしれません。
 後半は夏祭りのお話になりますが、宮野さんのテンションが上下するのが見ていて面白く、白石さんと宮野さんの絡みが癒やされます。

 11話は定番イベントの文化祭ですが、食べ物のお店や劇という定番ではなく、お化け屋敷の出し物になりました。
 文化祭そのものよりもその準備段階がメインのお話というのは結構珍しいような気がしますが、宮野さんのネコ女は可愛かったです。
 同級生男子の名前が志村、加藤というのは、やっぱり「カトちゃんケンちゃん」が元ネタなのでしょうか。

 12話は最終回なのですが、その内容がクラスの席替えというのはほかにはあまり見られないような気がします。
 田中くんのお話というよりも白石さんの片思いのお話なのですが、その一生懸命なところがいいなと思います。
 色々と変な疑惑と誤解が続きますが、いっそ田中くんと白石さん、太田くんと越前さんが付き合えばいいと思ったのは私だけではないはず。

 作品の傾向は違うものの、主題歌の雰囲気はどこか「夏目友人帳」を思い出すような気がするのは私だけでしょうか。
 3月はリメイク記念も兼ねて「うたわれるもの」で締めくくり、その後はきららファンタジア参戦作品ということで「キルミーベイベー」などを見ていこうかと思ったりします。
 いずれはkey作品の三部作を全部見てみたいところではありますが、一体いつの日になるのか、先はまだまだ長いようです。


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愛されたい猫

Author:愛されたい猫
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