【アニメ感想】挫折を知ってさらに努力するために「さくら荘のペットな彼女(全24話)」を見ました!

 先日は美術高校を舞台とした「ひだまりスケッチ」の2期を見させていただきました。
 同じように美術高校を舞台にしているという共通点から「さくら荘のペットな彼女(以下さくら荘)」を見させていただいたので感想を書かせていただきます。

 ストーリーは美術系の高校の学生寮に入居する男女を中心としたラブコメといったところでしょうか。
 主人公は個性的なメンバーの中、才能の壁を感じつつ自分が本当にやりたいことはなにかとまじめな議論が展開されています。
 ラノベ原作らしく主人公を意識する女の子が複数出てくる一方で、美術系という分野の特色からか、天才、努力といったテーマについても言及があり、色々と考えさせられました。

 キャストについて、主人公を演じるのはSAOのキリトさんを代表とする松岡さんで、気がつけば(SAO以外でもさえかの、アブソリュートデュオ、トリニティセブン、ノゲノラ等)このお名前を何度目にしたのかわかりません。
 ヒロインのましろさんを演じるのは、あの花のめんまさん等でおなじみの茅野さんですが、松岡さんとの組み合わせといえば、ノゲノラの「白」さんをふと思い出します。
 そのほかもどこかで聞いたことのあるお声でいろいろな人が登場し、素敵なやりとりが数多く繰り広げられています。

 ラブコメ路線という第一印象ですが、実際は自分のやりたいことの模索、相手の才能への嫉妬等々、共感できる点は多く見受けられました。
 若干現実離れした描写はあるものの、他の作品に比べると登場人物が等身大の人間として描かれているふうに思えます。
 放送から相当の年数が経過しながら、この作品を好きという人は今でも一定数いるのは、登場人物に共感するところが多いからではないかと、そんなことを考えてしまいました。

 それでは、いつも通り全話をまとめた後で「完走した感想」を書いてみようと思います。
 感想を書くはずがちょっと脱線してしまったり、自分語りになってしまったりしたらごめんなさい。

【全話まとめ】
1話「ねこ、しろ、ましろ」
 ねこに頭を踏まれた形で目を覚ました空太ですが、さらに人間のお尻に驚愕します。
 美咲は将来の夢はお嫁さんだと誘惑したかと思えばゲームを始めてしまい、空太は看板の修復を強いられます。
 彼らの住む「さくら荘」は学校の問題児の集められた「変人の巣窟」であるとのこと。

 美咲に続いて登場した仁は脚本担当とのことですが女性にだらしない男で、龍之介というプログラマーは独自プログラムで外界とコミュニケーションをとる人のようです。
 キャラ紹介を終えた空太は改めて「さくら荘」を脱出することを誓いつつ、入学式に臨むことになりました。
 同級生もさくら荘に住む空太に同情しているようですが、空太は七海が指摘するように貰い手のないネコを飼っていることから脱出はまだ遠いようです。

 ネコを拾った空太は一般寮を出てさくら荘に入ることになり、そんな彼を「いい人」と告げる七海さん。
 彼女は声優の養成所に通うためにバイトを掛け持ちしてがんばっているとのことが、才能のなさを実感しているようです。
 千尋は空太に強引にいとこのましろの世話を押し付け、空太は商店街の人の優しさを感じつつ福岡の両親のことを思い出します。

 ましろは「何色になりたい?」と話しかけてきて、初対面から空太のことが好きだと言いだします。
 さくら荘の一同はお鍋でましろを歓迎しつつ、仁は一目でましろのスリーサイズを見抜きます。
 美咲は空太をどきどきさせつつも、即興で作ったアニメを見せるところはやはり天才なのかもしれません。

 仁と美咲のやり取りにものづくりへの情熱を感じる空太ですが、同時に自分の才能の至らなさを感じているようです。
 次の日、先生からの命令を受けた空太はましろを起こしにきましたが、素っ裸だったので驚いてしまいます。
 やっとで着替えを終えたかと思ったら服がびしょぬれで、下着を着ていないことに気づき、空太は四苦八苦しながら彼女を登校させるのでした。
 
2話「絵を描いてきたの」
 空太は仲間を集めてましろの生活観のなさを訴えます。
 持ち回りでましろのお世話をしようと話しますが、結局空太が「ましろ当番」にさせられてしまいます。
 朝から下着をはいていないましろのお世話をている一方、仁は看護婦さんとたのしそうにしていました。

 コンビニでお昼ごはんを調達する空太ですが、まひろは会計の前にバームクーヘンを食べてしまいます。
 ましろの生活感のなさに驚きつつも、コンビニのアルバイトが七海だったことに助けられたようです。
 「空太が初めての人」とましろは誤解を招く発言をし、空太は愕然としてしまいます。

 予算が足りずにパンが1つしか買えなかった空太は水で飢えをしのぐことになりました。
 進路希望調査を出せと話をはぐらかす先生ですが、結局ましろのおやつ代を払ってくれませんでした。
 雑誌には美咲と仁がインタビューを受けている記事が載せられており、才能の差を感じさせてしまいます。

 突然現れたましろは「1人で帰れる」と主張し、そのやりとりからクラスじゅうに交際されていると誤解されます。
 担当編集と一緒に話していたましろは、イギリスでは女子ばかりだったことから、仲良くなった男子は空太が初めてだったと七海に告げます。
 とりあえず担当編集の人にバームクーヘンを買ってもらったましろですが、家には戻っていませんでした。

 さくら荘には大量のキャベツが並んでおり、美咲が仁の誕生日をお祝いしているようです。
 常識が侵食されるまえにさくら荘を出ようとする空太ですが、彼はひそかにゲームを作る人になりたがっていました。
 突然ましろは「服を脱いで」と言い出しますが、その理由は担当編集から過激な描写に挑戦してはどうかというアドバイスを受けたとのこと。

 パンツを除いて服を脱いだ空太はましろに迫られ、思いっきりどきどきしてしまい、さらには「抱いて」と言われ……
 才能の限界を訴える空太を放置してマンガを描き始めるましろですが、自分の前のマンガを「処分してもいい」と言い出します。
 「今夜は寝かせないわ」という誤解を招きかねないセリフに続き、次の日、美咲は「ゆうべはおたのしみでしたね」とドラクエ1のネタを返します。

 ゴミ捨てに行った空太は途中で七海と出会い、一生懸命なましろや七海のように何か夢中になれるものを見つけたいと考えます。
 しかし、台所にましろの画集が置かれていたことから、ましろは仁や美咲以上の天才であることに気づいてしまう空太なのでした。

3話「近すぎて遠い…」
 ましろが天才画家であることにセンチメンタルになる空太ですが、そのましろにお風呂に入られて困惑します。
 一方で、仁もまた「天才」である美咲と自分とではつりあっていないことを自覚していたようです。
 仁は空太の焦りを見抜き、空太は自分だけが何もないのではないかと悩みを告白しますが、仁は出て行くのならばいいのではないかと反論します。

 仁は悩む空太に対して、他人のせいにするな、出て行く詐欺は聞き飽きたとと突き放し、憤った空太は部屋を出ていきます。
 空太は龍之介に相談しようとしますが、彼は空太の行動を把握しており、空太は結局ゲームクリエイターについて聞き出すことは出来ませんでした。
 翌日からネコの飼い主を募集して、出て行く気になった空太を喜んだ七海はポスター貼りを手伝うことになりました。

 突然付き合ってほしいと言い出すましろを空太は彼女を突き放しますが、美咲からは仁がましろをホテルに連れて行ったことを知らされます。
 全力疾走で追いかけた美咲は仁がましろとデートしているのではないかと焦り、バイト中の七海も話に巻き込まれます。
 「近すぎて遠い相手」へのプレゼントを買う仁の姿に、空太と美咲は胸が痛むのを感じてしまいます。

 仁がましろをホテルに連れ込むのを見た空太は彼に殴りかかりますが、気がつけばましろと2人きりになっていました。
 取材のためにホテルに来たというましろに「どうしてここにいるの?」と聞かれた空太は何も答えることができませんでした。
 空太はマンガ家になるために日本に来たというましろを「とんでもない」といいつつも、自分の居場所を自分で決めることを決意します。

4話「色を変える世界」
 どうしてさくら荘を出て行くのかという問いに、空太はあの場所では(才能のない)自分を嫌いになりそうだと告げます。
 ましろは徹夜でマンガを完成させ、ネコの飼い主も少しずつ見つかったことから、お話も一段落ついたのですが……
 勇太はましろの浴衣姿に特に何も感じずに仁から非難を受けつつも、さくら荘んで七夕をするということで甚平を受け取ります。

 仁は子供に大人気な美咲の個性的な願いの中に自分への思いが隠されていることに気づきますが、雨が降ってプレゼントを渡せない状況になります。
 空太はましろの髪の毛を拭いており、美咲はましろが仁の買ったネックレスをつけていないことに気づきます。
 新人賞に落選したましろを空太は無意識に励ましますが、一方で自分が彼女の落選を願っていたことに自己嫌悪に陥り、仁は自分も美咲が失敗することを望んでいたことを告げます。

 仁は空太に、自分と美咲との差をどうやって埋めるのか、隣に立てる日まであがくしかないと告げます。
 空太は空気が読める龍之介に相談をしますが、正論を突きつけられ、ぼろぼろになるまであがくことを考えます。
 翌日、七夕の片づけをしていると、ましろの願い事が「空太の願いがかないますように」であったことに気づきます。

 七海はネコの飼い主を手伝う一方で、空太がそのままさくら荘を出て行くのでいいのかと問いかけます。
 ましろの担当編集の女性は空太をかっさらって、ましろのマンガを見せますが、自分とましろの立場が入れ替わっていることに気づきます。
 申し分ない内容のマンガですが、最後は男性が出て行く内容であり、これが空太の願いだと言って聞かなかったとのこと。

 空太は改めて自分のやりたいことを決め(進路希望を出し)、自分の願いはさくら荘からの脱出ではなく、自分が現実逃避していただけだと気づきます。
 ましろの部屋の前で、自分がメディア学部に入りたいこと、ゲーム作家になりたいことを叫ぶ空太さん。
 空太はましろの描く本当のハッピーエンドの姿を見て色々思うところがあり、担当編集は手直しが出来たら雑誌掲載をすると連絡します。

 ましろは自分を名前で呼んでほしいと告げ、どきどきしてしまいます。
 シリアスシーンになると思いきや、仁や美咲がちょっかいをかけてきますが、空太は謝罪しつつも再びさくら荘に住むことを決意します。

5話「さくら荘のまじめな彼女」
 空太はましろの成績の悪さ(オール0点)に怒りを通り越して賞賛します。
 ましろはマンガを書こうとしますが、その前に追試が待っていました。
 仁はいっそ暗記してしまえばいいのではないかと提案すると、ましろはあっさりと答えを全て覚えてしまいました。

 ましろと美咲のゲーム大会で疲れきった空太は、夏休みには実家にも帰らず、ゲームの雑誌に投稿しようと考えていました。
 次の日、空太はましろのテストを見送った後、妹から怒られつつも教室で本を読んでいました。
 七海は寮費にも困っているようで、空腹を我慢しつつコンビニのバイトに出向きますが、ましろはあっさりと全教科100点をたたき出します。

 帰り道に唐突にメロンパンを食べたいとおねだりするましろをよそに、七海はバイト中に気絶しそうになります。
 七海は両親に反対されていることから仕送りが当てにならず、このままでは連れ戻されてしまうとのこと。
 空太は家賃の安いさくら荘に引越しをすればいいのではないかと提案しますが、ましろは自分を名前で呼んでくれないことに疑問を抱きます。

 ましろは誤解を招く発言を連発し、すっかり誤解した七海は関西弁になって、引越しをすることを決意します。
 空太はましろとの関係がばれないように身の回りのことを自分でするようにと告げ、仁はいっそ付き合ってくることにすればと提案します。
 そのましろはいっそ七海を「屠る」ことを提案し、仁は思わず笑ってしまいますが、空太は気が気でなりません。

 七海は引越し早々に美咲にぬいぐるみ(親友)を取られそうになりますが、ましろの部屋を見て愕然としてしまいます。
 「自分のことは自分でやるべき」と主張する七海は自分がましろ当番をすることを宣言しますが、ましろの行動に苦戦させられてしまいます。
 空太はゲームという自分の道に進み、七海はそんな彼を支えるためにも、一心不乱にましろの世話し、いつしか仲良くなっていました。

 空太は企画書を完成させますが、龍之介にはあっさりと「書類選考で終了する」といわれてしまいます。
 散々に塩を塗られた空太は「イメージ画像を挿入すべき」と最後に止めを刺されて倒れ、ましろがやってきて隣で横になります。
 デビュー雑誌を買いに行くことを約束しつつましろが眠ってしまい、空太は寝落ちした七海が働きづめで眠っていないことを心配しますが、意地を張って怒ってしまった七海は掃除を続けてしまうのでした。

6話「雨あがりの青」
 七海がましろを尋ねると、ましろは空太の部屋で眠っていました。
 空太は更衣室で眠っていましたが、七海は何事もない態度を見せます。
 七海は空太を心配しますが、七海の方は大丈夫なのでしょうか?、

 養成所の発表会が近づく中、七海は過労でうとうとと眠ってしまいます。
 七海はもっとがんばらないとと自分を追い込みつつ、他人への気遣いを忘れない親切さを見せます。
 炊事選択をした後、夜は一人で練習をする七海をよそに、仁は七海が空太に好意を持っていることを察します。

 空太は七海が全部を背負い込むべきではないと考える一方、仁は親の反対を押し切ってがんばる彼女は1人でやるべきと考えていると推測します。
 一方、仁が推薦合格した大学を蹴って大阪の芸術大学を目指しているが発覚
しますが、堅く口止めされてしまいます。
 七海はどうすれば仁が振り向いてくれるのか、ちゅーしたい、ぎゅっとしてほしいとしおらしい態度を見せますが、どうすればいいのかわからないようです。

 空太は意を決してゲームの企画に(猫が後押しする形で)応募しますが、ましろは七海の様子が明らかにおかしいことに気付きます。
 七海は過労がたたって熱を出してしまい、ましろは七海が行きたいのならば行かせるべきではないかと頭を下げます。
 先生は七海が熱を出していることを知り、休むべきだと忠告しますが、美咲たちは強引に彼女を連れ出してしまいます。

 七海はふらふらになりながら発表会に臨み、ましろは彼女の疲労が自分のせいではないかと考えていました。
 突然の雨でコンビニに立ち寄ると、ましろのデビュー雑誌が発売であったことに気付きますが、ましろ本人は我関せずという感じでした。
 七海は同輩に「休めばよかった」と責められてダメージを受け、さらに精神的にぼろぼろになってしまいます。

 自分を責める七海に空太は「ふざけんな」と叫び、七海はその言葉を受けて大粒の涙を流します。
 空太は七海が自分を追い詰めていたことを回顧し、ましろは七海の手を取って一緒に眠ってしまいます。
 仁は七海を心配しておかゆではなくてサムゲタン(韓国料理)を準備し、七海とましろは互いに名前で呼び合う関係になりつつ、ましろ当番は空太の仕事に戻るのでした。

7話「彼女のきょうしゅう」
 空太の妹(優子)がさくら荘に尋ねてきますが、その兄は(誤解ではありますが)ましろと抱き合っていました。
 突然の恋敵の登場に妹は臨戦態勢を強め、空太は実家に連絡をしますが、お父さんもお母さんも普通ではありませんでした。
 空太が実家に戻らないことに憤った妹が直接東京に乗り込んできたようですが、ましろの方も優子のことを「この女は誰?」と迫ります。

 美咲は自動車免許を取りに行っており、続いて七海が帰宅しますが、空太にロリコン疑惑が発覚します。
 第二、第三の女の出現に驚いた優子は兄を福岡に連れ戻そうとしますが、お風呂が壊れて水浸しになってしまいます。
 空太は「やることがある」と反論し、ましろが「(ごはんが)できたみたい」といえば、妹は福岡弁で敢然と反論を試みます。

 食事の後、お風呂が壊れているので銭湯に行くことになりますが、優子はましろや七海の乳の大きさをチェックしはじめます。
 優子は「ドワーフ」といわれて困惑しますが、そんな彼女に仁は高校生になったら大きくなるのだといわれて元気を取り戻します。
 一方、美咲の方は仮免許を取得して路上講習を試みていましたが……

 空太の家にはましろ、七海だけでなく優子までもが入り込んで人口密度が高まっていました。
 優子は兄にデートを要求し、女性陣3人を連れて行くことになりましたが、ましろは「空太のベッドで寝たわ」と妹に止めを刺します。
 ましろと優子は空太の左右につかまり、さらに七海も袖を掴んで「正妻戦争」に参戦します。

 一通りの観光をした後、七海は足を滑らせたところを空太に抱きとめられてどきどきします。
 気がつけばましろと優子が行方不明になっており、優子が困惑する一方でましろは空太のことを「私の当番だもの」と信頼していました。
 空太はましろたちを見つけ出し、ましろにリンゴあめの代金を払わされつつ、最後は妹をおんぶして帰宅します。

 優子は去り際に兄と同じ学校を受けてゆくゆくは「ましろ当番」ならぬ「優子当番」をさせようとします。
 そして、どうやったのかわかりませんが、美咲は自動車の運転免許を取得していたのです。

8話「どでかい花火をあげてみろ」
 めがね姿の七海から(ポストにあった)手紙を受け取った空太は、一時審査を通過したことを知りますが、もう1つの手紙は「恋を教えて」と意味不明でした。
 「恋を教えて」と迫るましろなのですが、マンガを描くために恋をするべきという担当編集の差し金のようです。
 ましろの連載を決める会議と空太のプレゼンの日は同じ日のようですが、七海はましろを空太から引き離そうとします。

 空太は女性陣3人を追い出して作業をしつつ、ましろは七海に「恋」とはなにかを尋ねます。
 龍之介はプレゼンにあたりさくら荘の皆さんで練習をしてみるのはどうかと提案し、美咲曰く「修行編」がスタートします。
 容赦のないツッコミを受けつつも、必死な空太は次の日までに新しいものを考えると宣言しますが、部屋ではましろがスケッチをしていました。

 原稿の手直しと練習を繰り返し、ついに決戦の朝を迎えた空太に、ましろは
自分ひとりで買ってきたお守りを手渡します。
 本番に入るかと思いきや「クリエイターになるにはどうすればいいのか」と質問され、空太は思わず固まってしまい、その後のプレゼンも失敗に終わります。
 一方でましろは雑誌連載が決まり、空太はいたたまれなくなって全てを投げ出そうとしてしまいます。

 美咲は七海の歓迎会をすると言い出し、しかもその内容は水着大会とのことで、学校に移動することになりました。
 七海は空太の心情を察して「行かない」と言い出しますが、空太は何か吹っ切れたのか自分も水着になって学校に潜入します。
 すっかり元気を取り戻した空太に一同は同調し、最後は楽しく定番のおなべをいただきますが、守衛の人に見つかって逃げ出します。
 空の花火とましろの姿が重なり、ましろは「立ち止まっては駄目」と告げ、空太のテンションは急に高まってやる気を出し、七海は「一生懸命な人が好き」と告げるのでした。

9話「秋の嵐がやってきた」
 空太が目を覚ますと美咲やましろが自分の部屋に「昔から暖めていた」という設定の壁画を描いていました。
 色々と突っ込みを入れた後、なんとか登校した空太ですが、クラスでは七海と空太が付き合っているようなうわさが流れます。
 いろいろと向きになる宮原くんはどうやら七海さんがお好きなようですが、何故かホモ疑惑が浮かび上がってしまいます。

 変なうわさを流された七海、不幸が続いた空太になにか嵐が起こる予感がすると思ったら、突然金髪の女性が尋ねてきました。
 「お人形」と称されるこの金髪女性は「リタ」という名前で、イギリス時代のルームメイトとのこと。
 リタは「歴史に残る名画」を書ける可能性のあるましろを連れ戻しに来たとのことですが、ましろにはイギリスに戻ることはないことを告げます。

 リタはましろの「漫画」について時間と才能の「浪費」と言ってのけ、ましろは怒って彼女を追い出してしまいます。
 空太はリタを自室に泊まらせますが、リタはイギリスでのましろ当番であり、ましろとは6歳のころからの付き合いとのこと。
 リタによるとましろは「圧倒的」であり、その才能のそばにいると自分のように壊されてしまうとのこと。

 リタは空太の部屋に泊まりこんでましろを連れ戻そうとし、空太は住民達の敵意を受けます。
 髪の長い男子(龍之介)がついに登場しますが、学校の先生に向かって「女は嫌いだ」と先生のフルネームを呼んで暴言を吐きます。
 七海は本当にましろがイギリスに帰ってもいいのかと告げ、そのましろは嫉妬から「空太のばか」と連呼します。

 ましろの圧倒的な才能は彼女を学校で孤立させていることを実感しつつ、空太はましろにとってどちらがいいのかと考えます。
 美咲は文化祭でさくら荘ならではの出し物を作れないのかと考え、空太は観客全員を巻き込んだものがないのかと考えます。
 ましろはリタに嫉妬を向けますが、リタは空太との「デート」を要求することになりました。

 空太はリタ(とましろ、七海)とともにホテルにやってきて、ましろの描いた絵を見ることになりました。
 リタはましろの漫画について絵を捨ててまですることではないと断言し、絵を見た空太は「芸術の世界に戻るべき」と言ってしまいます。

10話「キライキライ、ダイスキ」
 「ましろは芸術の世界に戻るべき」と結論付けた空太は、一心不乱にゲーム作りに打ち込みますが、リタがいて集中できません。
 リタはあっという間に絵を書き上げますが、才能あふれる人たちと肩を並べることが大変ではないかと告げます。
 果たして「才能につぶされる」というリタの言葉は一体どのような意味なのでしょうか?

 時間を惜しんで作業を進める空太の一方、龍之介はリタに空太が彼女の忘れたものを持っていると忠告します。
 文化祭に発表するためにはプレゼンが必要とのことで、さらには絵の素材が遅れていると指摘を受けます。
 生徒会長からは「日ごろの行いを反省すべき」と言われますが、仁は昔彼らと何かあったのでしょうか。

 空太は新たな人材を確保すべきと考え、ましろはリタをスカウトすることを考えます。
 実は同等の才能を持つリタなのですが「ましろとつりあわない」とそれを拒否し、「リタは絵がうまい」という言葉に逆上してしまいます。
 リタはましろという「本物の才能」がアトリエにいた子供達をつぎつぎと追いやっていったことを指摘し、自分の気持ちを告白します。

 ましろが漫画家になることについて、挫折を経験すればよかったのだと自分の心情を吐露するリタさん。
 龍之介は容赦なくリタを攻撃しますが、リタはましろに勝てないから
と絵をあきらめることになったようです。
 リタは走り去っていき、空太やましろ、七海は(龍之介の性格を非難しつつ)彼女を追いかけることになりました。

 リタが自分を嫌いだと知らなかったというましろに、空太はリタはましろに届いているのではないかと指摘します。
 空太は天才とともに過ごすことにプレッシャーを感じつつも、それを楽しいと思える人間だったようです。
 ましろはリタと一緒にいたときに楽しさを感じており、リタだけがいればよかったと自分の考えを述べ、リタはましろをハグして涙を流します。

 才能に圧倒されながらも努力を続けてきた空太は、ますます気合をいれ、見事にプレゼンを成功させます。
 最後は美咲が妙なテンションでパーティーを開き、リタは龍之介のことを好きになったようです。
 リタはましろが絵を描くべきと考える一方で、文化祭まではその発言を中止するとともに、絵が好きなことを思い出させてくれた空太に感謝を述べるのでした。

11話「銀河猫にゃぼろん」
 文化祭が始まりますが、クラスの出し物でチョコバナナを作る空太にはいろいろと限界が近づいているようです。
 空太は七海に促されて製作の準備をしますが、仁は女性と絡めないことに愚痴をこぼしていました。
 美咲は怪しいポーションを差し入れにきた一方で、猫娘になったましろは可愛かったと言い残して去っていきました。

 森の作品展は喫茶店と着ぐるみその他もろもろを掛け合わせた出し物で、着ぐるみを着たましろは嫉妬して空太の顔にケチャップをかけます。
 リタは龍之介に興味を持って同じ部屋にいましたが、女性嫌いの龍之介にはかなりの拷問のようです。
 夜は全員が集まって作業をしますが、まだセリフの固まっていない状況では七海に出来ることは夜食を作ることくらいでした。

 リタはイギリスに連絡しており、出発は遅くなる旨を告げる一方で「大丈夫です」「ましろも了解済み」と一言。
 電話の相手はましろの父親であり、ましろには帰るべき場所があるとのことですが、空太の心は揺れてしまいます。
 学校ではリタに部屋を占拠された龍之介がメイド服を着せられており、最後の打ち合わせに入りますが、空太はただ技名を叫ぶだけでは物足りないと告げます。

 空太は「自分の心を揺さぶらないことには人の心を動かすしかない」という卒業生でクリエイターでもある藤沢和希の公演を思い出します。
 一方、仁は元彼女である美咲の姉に「やり直さないか」と言われますが、彼はあっさりとそれを拒否してしまいます。
 美咲は仁が姉との交際を拒否したことを受けて急にやる気を出す一方、彼が大阪の大学に行くことはあまり気にしていませんでした。

 空太はましろのことで気持ちが揺れていましたが、ましろが自分の漫画に自分の感情を入れていたことから、愛を叫ばせるという「衝動」を入れたいのだと宣言します。
 ぎりぎりのところで作業を終わらせた一同はそのまま睡眠を取ることにしますが、ましろから「あいたい」とメールが届き、眠るまで一緒にいてほしいといわれるのでした。
 
12話「愛のパワーin文化祭」
 文化祭が終わればましろがイギリスに帰ってしまうのではないか。
 そんなことを考える空太ですが「あいたい」「寝るまで一緒にいてほしい」といわれてどきどきしてしまいます。
 「最高の思い出を作ろう」というましろの声に空太は改めて自分と向き合うことになりました。

 シアターに着々と人が入り、先生は和希が着ていることにちょっと驚きますが、彼はさくら荘の後輩を見に来たのだとか。
 本番を前に七海をほめつつ、空太は「全員でとことん楽しもう」と告げ、一同はそれに同意します。
 高いクオリティーに観客はざわめき、七海の実況もあって舞台は最高潮の盛り上がりを見せます。

 にゃぼろんのピンチを前に「愛を叫べ」と言われますが、さすがに観客はドン引きしてしまいます。
 絶体絶命のピンチを前にましろは「いろいろいっぱいありがとう」と叫び、美咲は「風香じゃなくて私を見て!」、リタは龍之介に「メアド教えて!」と叫びだします。
 彼女達の言葉に触発された観客は一斉に思い思いの言葉を叫びだし、空太も「ありがとう!」と叫び、舞台も無事クライマックスを迎えます。

 仁は美咲にプレゼントを渡し、一方でましろはリタとともにタクシーに乗って移動してしまいます。
 空太はましろがイギリスに帰ることは自分が口出しすべきではないと考えますが、七海は本当はどうしたいのかと関西弁で迫ります。
 「ふざけんなよ!」と自分の気持ちを出した空太に対し、七海はましろを探し、宮原くんはあっさりと振られてしまいます。

 美咲の運転で空港に向かった空太はましろをハグして「行くな!」と口にしますが、ましろはただリタを見送りに来ただけでした。
 リタは「ましろがいるべき場所はさくら荘」だと告げて日本を去ろうとし、龍之介は彼女に(空太の)メールアドレスを教えます。
 最後にリタは龍之介にキスをして、自然な笑顔とともに去っていきますが、ましろは心がどきどきし、「これって、恋?」と考えるのでした。

13話「冬の一歩手前で」
 恋する乙女になったかと思いきや、いきなり「さよなら」と去っていくましろ……というのは夢だったようです。
 屋上の空太に仁は声をかけ、アンケート結果を見ると観客が楽しんでくれたようでよかったです。
 いまだにゲーム作りの企画に応募し続けているとのことですが、今は結果待ちとのことです。

 空太は龍之介のメールアドレスをリタに教えたことを告げ、龍之介の関係が進展すればと思っていると、ましろが七海と一緒にやってきました。
 続いてやってきた美咲は仁にキスを迫りますが、身の危険を悟った仁は外泊にすると言い出します。
 愛情一杯の美咲のお弁当を見て、ましろは何かを考えているようですが、空太にはその感情がわかっていないようです。

 七海はクラスメイトに空太への気持ちを整理すべきと言われますが、一方で、美咲は仁に婚姻届を送りつけてきました。
 クリスマスのチケットをもらった七海は空太を誘うことを考え、その空太はお弁当を作ろうとするましろに「やらかす気しかない」と一言。
 タマゴを割るのはうまくいきましたが、包丁を持ったましろに恐怖を感じずにはいられません。

 手を切ってしまったましろを心配する空太ですが、先生には腹いせに殴られてしまいます。
 ましろは「私はわからない」と言い残して去っていき、話を聞いた担当編集の女性は移動をはじめ、空太は妹からしつこく電話がかかってきます。
 編集はファミレスでウィンナーをいただきつつ、最近のましろについてどう思うのかと問いかけます。

 今のましろはおかしいという空太に対し、編集者は「女の子」としては今のましろの方が普通なのではないかと告げます。
 どちらのましろが好きなのかと聞かれた空太は、前のましろのほうが安心できると告げます。
 そして、帰宅した空太はゲームの企画に落選し、料理をするましろに手を抜くようなことをするなと怒り出します。

 「私の中から出て行って」と言われた空太は編集者のパーティーへのお誘いを渡しそびれてしまい、美咲の部屋に呼び出されます。
 サンタコスをした美咲は仁に自分の気持ちが冗談だと思われていることを知り、クリスマスには2人きりにしてほしいと言い出します。
 続いて七海は空太の部屋で2人きりになり、チケットを渡して2人で行かないかと告げ、空太はあっさりと了解します。

14話「イヴの窓辺とそれぞれの灯り」
 主要キャラがそれぞれの気持ちを整理する中、空太は七海とのデートイベントに臨みます。
 時間は少しさかのぼり、空太、七海は美咲のためにイブの日だけは寮を空けてほしいとお膳立てをします。
 ましろとは気まずい関係が続き、空太はついいらだって彼女を怒鳴りつけてしまいます。

 クラスメイトは空太とましろとの関係がギクシャクする中、七海にチャンスが訪れたのではないかと考えます。
 仁は無数の彼女の連絡先を消去し、自分が大阪の芸大に進むことで美咲を振り向かせる存在になりたいと告げます。
 一方、美咲は七海の服装をコーディネートしつつも、仁とラブラブでいたいのだともやもやしてしまいます。

 空太は落選通知と向き合っていましたが、部屋の前にバウムクーヘンが置いてあることに気づきます。
 先生はお酒を飲みつつも「世の中はグレー」と意味深なことを言い、ましろのことは何とかしろと言い出します。
 そして時間が流れ、それぞれがそれぞれの気持ちと向き合いつつ、ついにそのときを迎えるのでした。

 空太はポストの封筒(オーディション会場)をポケットに入れ、ましろと出版社のパーティーに向かうことになりました。
 ましろを会場に送り届けると、彼女は「ちゃんと話して」といいますが、空太はとりあえずスルーして七海とのデートに臨みますが、髪を下ろしてスカートをはいた、彼女のいつもと違う雰囲気に困惑します。
 リタは龍之介に積極的にアプローチを仕掛け、仁は指輪を買おうとし、ましろは無意識に空太を意識していました。

 観劇は終わったものの、プロの役者との実力の違いを見せ付けられた七海は、自分ががんばれているのかと考えて不安になります。
 彼女は、事務所に所属できるかのオーディションに落ちたら大阪に帰って来いと親に言われているとのこと。
 自分がいなくなったら寂しいのかと問う七海は、もしオーディションに通ったら話を聞いてほしいと空太に告げます。

 編集の女性からましろがいなくなったと聞いた空太は探しに向かい、仁は美咲のことを好きだと告げます。
 ましろと再会した空太は、バームクーヘンを食べつつ、心配するじゃないかとぎゅっと抱きしめます。
 空太とましろがいいムードになり、七海は彼が落とした封筒を拾いますが、その中には再び一次審査を突破した旨のことが書かれているのでした。

15話「いつもの自分はどこにいる?」
 空太はましろと仲直りしてゲームの書類審査も通ったのですが、美咲の方はどうやらうまくいかなかったようです。
 さくら荘が年末の間に閉鎖されることになり、空太は気がつけばましろ、七海、美咲と一緒に福岡の実家に向かうこととなっていました。

 実家に戻って早々、優子(妹)は兄が女の子を3人もつれてきたことに驚きます。
 また、お母さんの方はむしろ喜び、お父さんは「一夫多妻は認めない」と告げます。
 空太は仁に電話をすると彼は自分が美咲を好きと言った一方で、自分の夢に向かって進んでいることを告げます。

 博多尽くしのお料理をいただいた後、ましろは優子を倒す気満々のようですが、優子は父親に受験を反対されているとのこと。
 空太はメイドちゃんにプレゼンの練習をしてもらい、優子はましろの書いた漫画を見て仁や美咲をモデルにしたキャラクターをよくわからないと言い出します。
 優子は大好きな漫画家が目の前にいることを知り、すっかり手のひらを変えす様が可愛らしいです。

 ましろのイメージイラストをもらった空太は家族達を前に発表をし、七海たちが言うには以前とは格段によくなったようです。
 七海は課題の台本が届かない状況では空太を手伝うしかすることがなく、彼女の努力を見てきた空太は七海に「努力は報われる」を証明してほしいのではないかと考えます。
 自分の気持ちがわからないましろは美咲にどうすれば正しいのかと問い、美咲は仁のためならアニメをやめてもいいと言いますが、ましろは「仁が好きなのはどんな美咲?」と問いかけます。

 空太は妹の受験について父親を説得しますが、父親は誰が本命なのかと言いつつ、学費は心配するなと告げます。
 続いてご来光を見に行くことになり、美咲は改めて仁の脚本でアニメを作りたいのだと気合を入れます。
 三が日はあっさりと終わり、一同は福岡を後にするのですが、これからが本当の戦いのようです。

16話「ずっと、好きでした……」
 さくら荘に戻ってきた空太はリベンジを期し、美咲は妙なテンションで仁の脚本を見ており、七海は2月14日のオーディションでその脚本を使うことを考えます。
 オープニングの後、空太は妹から(受験の際は泊まりに来るという)電話がかかってきますが、彼はプレゼンで頭が一杯でした。
 先生は緊張する空太に「がんばるな」と告げ、気がつけば3学期がスタートして、美咲は仁を見つめていました。

 仁は受験までは(元)生徒会長の家に居候することを宣言し、美咲をスルーして去っていきました。
 美咲は前に進むと宣言し、空太もまた美咲の姿や七海のメールに触発されてプレゼンに臨むことになりました。
 マイクに頭をぶつけたことで緊張がほぐれたのか、空太は見事にプレゼンをやりきり、ブラッシュアップ前提という半分の合格を勝ち取ります。

 さくら荘では空太の成功を祝してパーティーが開かれ、ましろは七海に対抗していまさら「がんばって」とメールを送ります。
 ましろは七海にジェラシーを覚え、七海は空太に練習の相手(セリフあわせ)を依頼します。
 七海の「大好きです」というセリフに顔を赤くする空太は明らかに動揺してしまいました。

 ましろは空太と七海のやりとりにもやもやしていることを編集者に告げ、その気持ちを漫画にぶつけるようにと言われます。
 七海はクラスメイトに後押しされたこともあって空太に告白しようとし、ましろはバレンタインを意識します。
 プロデューサーの和希は千尋の教え子であったこと、文化祭を見ていたことを告げ、空太と一緒にがんばろうと後押しします。

 優子は受験のためにさくら荘にやってきて、ましろの漫画の出来を評価しつつ、明日の試験よりも明後日のバレンタインのことを注目します。
 美咲は「バレンタインは女の子が勇気を出す日」と称して大量のチョコレートを作ろうとし、優子は兄と七海との間に恋愛感情があるのではないかと推測します。
 優子は試験を前に兄に手作りのチョコレートを渡し、七海、ましろには負けないのだと宣言しつつ、どちらが本命なのかと問いかけます。

17話「バレンタインはチョコの日よ」
 バレンタイン当日となり、美咲は遅くまで力作を作っていたことを実感する空太さん。
 七海はオーディションに出向き、ましろは編集者に表紙を書いてほしいと連絡を受けましたが、空太は彼女が普通に着替えが出来ていたことに驚きます。
 かばんを隠すましろに続いてリタが日本にやってきて、バレンタインは女子にとっては勝負の日だと説いて龍之介にアタックを仕掛けます。

 登校した空太は七海にうまく声をかけられなかったことを謝りますが、七海は上手な励ましなんて期待してないと一言。
 空太の努力が報われたことを証明したことに勇気をもらった七海に対し、ましろは空太を屋上に呼び出します。
 学校で先生がチョコレートについて力説している頃、龍之介は部屋に篭城して抵抗していました。

 美咲は小さなチョコレートを握って仁に渡そうとしており、空太はそんな彼女を後押しします。
 七海はオーディションに向かいますが、電車が止まってしまい、空太はましろよりも七海のほうを優先することになりました。
 振られてもなお一生懸命な宮原くんに続き、空太は自転車を漕ぎ出し、七海をオーディション会場に連れて行くことになりました。

 リタは日本を発つとともに龍之介へのキスはファーストキスであったことを明らかにし、美咲は悔しさをごまかすためにあえて気丈に振舞いますが……
 自転車の後ろに乗る七海は、空太の提案でセリフの読みあわせをし、ずっと好きだったことを告白します。
 七海と別れた空太は必死に自転車をこぎ、ましろは屋上で「バレンタインはチョコの日よ」と「たけのこの丘」を手渡します。
 ましろは心臓の鼓動を感じ、空太はそれは生きているからだと告げ、自分はましろ以上に生きているのだと告げるのでした。

 Cパートでは七海がオーディションから戻り、やれるだけのことはやったと思うと告げます。
 龍之介は冷静にリタが帰ったことを告げ、美咲は「いえない事がある」とテンションを高めて大量の餃子を食べますが……
 空太は七海が自分に好意を持っていることを気付き、一方でましろは餃子にチョコレートが入っていることに気付きます。

18話「宇宙人に初恋」
 仁の脚本で必死にアニメを描く美咲さん。
 一方、仁は大阪の芸大に合格し、彼女への気持ちに決着をつけようとします。

 空太は和希と面談をし、ゲームの内容について打ち合わせをします。
 追加の絵をましろに頼めないのかと言われますが……
 先生は会議で外出しますがいつになく真剣な面持ちでした。

 空太は妹の合格発表に行き、気がつけばましろや七海と同行します。
 七海のオーディション結果は2月末には出るとのことです。
 ましろは七海との対抗意識もあり、あっさりと絵を描くことを了承します。

 優子の受験結果は駄目だったようで、次は公立の高校を受験するとのこと。
 元生徒会長たちは美咲のことと仁が大阪に行くことを心配していました。
 空太は仁を屋上に連れ出し、美咲と話し合ってほしいと嘆願します。

 仁の煮え切らない態度に憤った空太は殴りかかりますが、あっさりと返り討ちにされてしまいます。
 七海が美咲を呼びに向かっていましたが、仁は美咲が来ないと確信しており、アニメ作りに集中した美咲もまた「行かない」と反論します。

 美咲は仁とはずっと一緒にいたことを思い出し、彼を愛する気持ちに早く気付けばと考えます。
 校内では手に負えない美咲に対し、仁は彼女を貶める発言をする男子とけんかしてしまいます。
 風香(美咲の姉)は仁が美咲に傷つけられるのを見ていられないと告げ、自分なら彼を傷つけないと告げます。

 美咲は来ないと確信する仁に対して、ましろは美咲が来ることを確信していました。
 中学の校長先生は「宇宙人」である美咲に今の学校を推薦し、仁はそんな彼女を追いかけるように受験を決意します。
 美咲に傾いた仁の高校受験について、風香は自分が美咲の代用品でしかなかったと結論付けます。

 七海によって強引に連れてこられた美咲に対し、仁は自分が大阪の大学に進むことを改めて告げます。
 仁は自分の脚本では美咲の創作意欲を刺激できないことを自覚しており、4年の間に彼女に指名を受けるほどの脚本家になることを告げ、男よけと称して指輪を渡します。
 おいかける先生方を屋上に閉じ込めつつ、空太たちはさくら荘に帰還し、どこまでもいけるのだと考えますが、Cパートでさくら荘の取り壊しが言い渡されます。

19話「住めば都のさくら荘」
 今年度限りでさくら荘が取り壊されると知らされた一同。
 冬休み中に業者が建物の調査をした結果、そう決定されたとのことで、残りの寮生は一般寮に移動するとのこと。
 美咲は校長先生を説得することを考えますが、仁は逆に立場を悪くしかねないからと反対します。

 新しい寮ならば雑事に悩まされることもなく、必要な作業の時間を確保できるという「メリット」が説明されるものの、空太には納得がいきません。
 仁は独自にさくら荘を守るために動き出し、あっさり受け入れようとしていたましろも一般寮は男女別だから空太と会えない事を知って反対します。
 空太はネコを守るために一般寮からさくら荘に行くことになったことを思い出します。

 入居当日、押入れに美咲が入っていたことに驚愕する空太は、勘違いした美咲に殴られますが、ネコのおかげで事なきを得ます。
 自分はクマ派とわけのわからない調子の美咲は、空き缶を拾った社長の話しをして人間も捨てたものではないといわれます。
 美咲は変人で、先生は生徒を放置で合コンにいき、仁は自分の彼女は人妻だと言ってどこかに行ってしまいます。

 美咲は空太の部屋でゲームをプレイし、空太は彼女が風呂に入っている間に移動しますが、龍之介をお化けと勘違いしてしまいます。
 合コンから戻ってきた先生は管理人ですが、龍之介とは2、3度しか会ったことがないとのことです。
 メールアドレスを渡された空太はとりあえず龍之介にメールを送りますが、メイドちゃんからのお返事が届きます。

 個性的過ぎる住民たちに振り回された空太は外に出ますが、公園で捨てられた猫を見つけてしまいます。
 戻ってきた空太は朝の6時から歓迎パーティーが開かれ、美咲は新しい住民が来るたびにやっているとのこと。
 2匹の猫とともに写真撮影をする彼ですが、当時は2学期までには出て行くつもりだったようです。

 出て行くつもりだったさくら荘ですが、その思い出がなくなることが嫌だと結論付けた空太さん。
 龍之介は仁の依頼で取り壊しの理由を調べていたのですが、その理由はよくわからなかったようです。
 住民一丸となってさくら荘を守ることになりましたが、果たしてその目的は達成されるのでしょうか。

20話「この先もただいまを言うために」
 空太たちはさくら荘の取り壊しに反対する署名を集め、宮原くんも協力を申し出ますが、結局3人しか集まりませんでした。
 龍之介はハッキングで理事会の議事録を入手し、中を見てみると、業者は5年をめどに取り壊しと書かれており、そこまで拙速ではないご様子。
 議事録を見ていると、理事会の連中はましろの才能が漫画に「浪費」されているのに危機感を抱き(千尋先生が反対して引き伸ばしたものの)強引な取り壊しを考えるに至ります。

 龍之介はさくら荘を守るためにはましろがいなくなればいいのではないかと告げ、さらに空太には大切な仕事がほかにあるのではないかと告げます。
 3年生がほとんど登校していない現状では、1、2年生全員の署名が必要であり、ましろがいる限りは決定が覆るとは限らないとのこと。
 空太はさくら荘の人間が誰一人欠けることは許されないと告げる一方、龍之介は「建物」にこだわるのはおかしいのではないかと反論します。

 七海はオーディションの結果によっては経済負担が軽減され、さくら荘にいられなくなるとのこと。
 イギリスのリタはさくら荘がなくなったときに、龍之介が今まで以上にぼっちのなるのではないかと考えます。
 メイドちゃんは龍之介の中学時代の思い出を語りだし、他のメンバーがついていけず、最終的に孤立したことを伝えます。

 空太は和希との打ち合わせが上の空になり、そんな空太に和希は想いを寄せていた女性のことを話し出します。
 自分がどうしたいのかをしっかり出すべきという言葉に空太は勇気をもらい、一方で七海は2年間の養成所生活を終えます。
 七海は自分が声優になりたいという原点が学校の読み聞かせであったことを告げ、すべてがうまくいくことを願いますが……

 七海のオーディション結果は不合格に終わりますが、涙を見せずに最後までやりぬこうと考えます。
 美咲は着ぐるみを着て署名活動をはじめ、仁は一生懸命の七海が無理をしていることを察する一方で、自分達もあきらめてはいけないと告げます。
 リタからの電話にメイドちゃんは出ることを推奨し、龍之介の気持ちを察した上で、今の仲間を大切にするようにと忠告します。
 龍之介は学校のサイトからのリンクで署名を促し、多くの署名を集めるにいたるのでしたが、さすがに着ぐるみは嫌なようです。

21話「誰のせいでもなく雨は降る」
 住民達は(若干強引なところを含めて)署名活動を続け、商店街の皆さんも彼らを後押しします。
 ましろの商業誌デビューが決まり、さらにみんなが一体感を強める一方で、この状況がいつまでも続かないことにうすうす気付いていました。

 雨の日も必死に呼びかける一同ですが思いのほか反応が悪く、ましろは秘密裏に絵を描いていました。
 空太は自分のゲーム関係の仕事を意識しつつも、七海が無言で涙を流し、周囲は騒然とします。
 七海を保健室に連れて行った空太は、和希から(同じようなゲームが出てきたことから)タイトル審査会に通らなかったことを聞かされるとともに、社会には理不尽があふれていると告げられます。

 龍之介は空太に七海を心配する旨のメールを送り、空太は雨に打たれながら無言でいる七海を見つけます。
 七海は自分の行動が全部言い訳だったと告げるとともに、さくら荘や先輩を傷ついていたのを隠すために利用していたことを告げます。
 空太は自分が七海のおかげでがんばってこられたと告げ、2年間の結果を受け止めるようにと告げ、七海は意味がなかったと泣き叫び、空太は彼女をハグします。

 七海は眠るまでそばにいてほしいと告げ、空太は自分もタイトル審査会に落選したことを告げつつ、少し休んだ方がいいのではないかと忠告します。
 目を覚ました空太は仲間達が署名を集めているのを見かけますが、3分の2にはわずかに届かなかったとのこと。
 帰宅した空太は、ましろにキャラクターデザインを依頼する旨の手紙を見て、現実の理不尽を思い知り、ましろは自分がいるからなのではないかとつぶやき、自らその場を離れようと考えます。

22話「きらめく日々を駆け抜けろ」
 ましろが一人で絵を書いている頃、空太は現実に打ちのめされて壊れてしまっていました。
 ひときわ元気な美咲ですが、今日は彼女と仁の卒業式とのことです。
 空太が元気がないことを察知した美咲たちは自分がしっかりしなければと考えます。

 七海に「昨日をやり直したい」と告げる空太は、そのままましろの部屋に入りますが、そこには彼女の姿はありませんでした。
 先生はましろが自分が出て行ったことを告げ、一同はGPS情報からましろを追いかけると、美術室に彼女の携帯とともにさくら荘の絵が置かれていました。
 ましろが描くさくら荘に彼女の姿がないことから、自分が出て行くことでさくら荘を守ろうとしていたことが明らかになります。

 「ましろのいないさくら荘はない」と考える空太は自分が連れ戻すのだと飛び出していきます。
 七海は自分の好きという気持ちを抑えて、空太のおかげでがんばれたことを告げ、まっすぐな気持ちをましろに伝えるようにと告げます。
 龍之介はリタに連絡するのですが、その本人はすでに日本におり、素直でないところが好きだと笑顔を見せます。

 リタはましろが世界一わがままであり、大切なものをあきらめないと告げます。
 和希はさくら荘を尋ねてきて、空太の一件は他のチームがやったことであると告げますが、先生はさくら荘については住民が何とかすると告げます。
 仁は元生徒会長にラブレターを渡し、卒業式の舞台で何かをしようとしているようです。

 ましろとの出会いを思い出しつつ、空太は彼女と初めて出会った場所にやってきていました。
 空太はましろを呼び止めますが、ましろは自分が空太に嫌われてまでさくら荘にいたくないとわめきます。
 自分がましろに追いつけないという気持ちがあることを告げつつも、空太は彼女のことを好きなのだと叫びます。

 七海は涙を流すましろをハグして、空太もまた「さくら荘」は建物ではなくてみんながいるからなのだと告げます。
 感激したましろは七海と抱きつき、リタや龍之介と合流して卒業式へと向かうことになりました。
 「卒業式はさくら色にしたい」と告げる空太に対し、「さくら色は好きよ」と告げるましろなのでした。

23話「卒業式」
 仁は美咲の制服に喜び、龍之介のアイデアで生徒全員が桜を胸につけることになりました。
 校歌が斉唱され厳かな雰囲気の中、卒業式が始まるのですが、七海はこの段階で涙を流していました。
 送辞の「先輩方が出迎えてくれた」という言葉にさくら荘での出来事を思い出す空太ですが、その思い出を守ることが出来なかったことを後悔します。

 卒業生代表として全校生徒の前に立った美咲は、中学時代は友達がいなかったことを告げ、自分を支えてくれた「さくら荘」について言及します。
 先生と2人きりでさくら荘で暮らすようになった美咲は、空いていた部屋を埋めていく夢を見て、そして実現へと至ります。
 3年生の春にはましろと出会い、夏にはプールに潜入し、文化祭の出し物は全員の最高傑作だと宣言します。

 終盤での衝突の果てに新たな関係を結び、美咲は先生が陰でいろいろとがんばっていてくれたことについて「恩師」だと告げます。
 ましろは憧れの人であり、七海が最後の一人でよかったと告げ、そして龍之介の姿に自分を重ね、空太や最高の仲間達に「ありがとう」の言葉を送ります。
 最後にさくら荘取り壊しの危機について言及し、涙ながらに「さくら荘を奪わないで!」と嘆願する姿に、涙が出ないわけがありません。

 校長先生は激怒した一方、空太や七海、ましろもまた壇上に上がって自分の方が感謝しているのだと告げ、それらの行動は全校生徒の後押しを受けます。
 空太はずっとそばにいたいと涙を流し、美咲は残り1年を悔いのないように過ごすようにと告げます。
 そして最後に登場した龍之介は会場は完全にこちらの味方にあると宣言し、元生徒会長もまたさくら荘の皆さんがうらやましかったと告げ、さくら荘取り壊しの撤回を求める桜の花が舞い上がります。

 さくら荘の撤回を勝ち取った住民でしたが、気がつけば廊下に立たされていました。
 最後はみんなで歌を歌って晴れの日の門出を祝い、手をつないで校舎の向こうに走り去るのでした。

24話(終)「さくら荘へようこそ」
 さくら荘の看板を強く打ち付ける空太に対し、七海は(大阪に)里帰りをするそうですが、またすぐに戻ってくるとのこと。
 七海はオーディションに落ちたことでますます夢への意欲が増していたようです。
 先生は七海に両親を説得するようにと言いつつ、2年間は無駄じゃなかったと告げます。

 美咲の運転で出発した一同を見送った先生は様子を見に来た和希と再会して一緒にのむことになりました。
 まずはリタを空港に見送るのですが、相変わらず積極的な彼女は龍之介にキスをして去っていくのでした。
 続いて仁と七海は大阪への新幹線に乗るのですが、仁は美咲にキスをして、なおかつ婚姻届を「大阪から戻ったら一緒に出しに行こう」と告げ、七海はましろとハグしていきました。

 美咲は大学進学のために寮を離れることになり、残された空太は、龍之介からゲーム作りをするための助言を得ます。
 龍之介は部屋に戻り、空太は桜を見てもう1年が経過したのだと思うとしんみりした気持ちになります。
 仁は大阪に行く新幹線の中で七海に「あきらめる必要はない」と告げ、七海は赤面してしまいます。

 空太はましろの絵に彼女自身が加わっているのに気付きます。
 ましろは他のみんなと同じようにキスをしたいと言い出します。
 空太はキスをしようとしますがネコさんに阻まれてしまいます。

 ましろは「今はいいわ」と言いつつ空太のほっぺにキスをしていきます。
 そして入学式になり長谷さんや姫宮くんが入寮することになりました。
 七海は両親の許可を得て戻ってきて、またアルバイトを始めるとのこと。

 空太はゲーム作りに際して七海にアフレコを依頼します。
 それを聞いた一年生は恐怖に震え、ましろの生活感のなさに驚きます。
 姫宮は出会って早々に「脱いで」と言われて変質者扱いされます。

 一緒におなべを食べますが、気がつけば優子が一緒に入っていました。
 実は受験番号は99ではなく66ということで合格していたとのこと。
 さらに隣に越してきた美咲はすでに結婚届を出してきたようです。

【完走した感想】
 ひだまりスケッチを見た後だと、ラノベ作品のキャラクターの濃さというものを実感します。
 「空」太さんとま「しろ」さんという組み合わせに「ノーゲーム・ノーライフ」を思い出したのは上にも書いた通りです。
 しかしふたを開けてみると、むしろゲーム作りという意味では茅野さんを正ヒロインに据えた「冴えない彼女の育て方」だったのかもしれません。

 1話から個性豊かなメンバーが登場し、ちょっと前に見ていた「ひだまりスケッチ」との落差に驚きます。
 ねこさんの可愛さや下町の優しさに癒され、七海さんの「こちらにはチャンスがある」という言葉にいろいろと考えさせつつも、空太さんのツッコミが面白いです。
 昨日リライフを見た影響なのか、ましろんとひしろん(リライフの日代さん)の響きが似ていると思ったのは私だけでしょうか。 

 2話では空太さんの苦境が続きつつ、何気に監督さんが「宇宙よりも遠い場所」と同じいしづかさんという事実に気づきます。
 周りが才能のある人だらけという状況にもやもやしつつ、ましろさんと特に美咲先輩の方向性に驚くのは私だけではないかと。
 余談ですが、松岡さんと(仁さんを担当する)櫻井さんの共演というと(同じように寮生活をしている)「食戟のソーマ」を思い出します。

 3話では空太さんが神妙な表情な一方で、ましろさんの性格でシリアスが緩和されている感じがいいなと思います。
 空太さんの「自分だけが何もない」という悩みは、デレマスの卯月さんと通じると思いつつ、仁さんの一見突き放すような言い方は始めはどうかと思いましたが、あれはあれなりに彼の優しさなのかもしれません。
 仁さんのことを一途に思う美咲さんを見ていると、なんだか胸が痛くなってくるのは私だけではないと思います。

 4話では相変わらず個性的なキャラクターに振り回されますが、空太さんの気持ちが一段落ついてよかったかと。
 才能のなさを嘆く空太さんや仁さんの言葉が心に響くのは、私もまた凡人という証左なのかもしれません。
 とはいえ、全ての人が空太さんや仁さんのようにあがくことが出来るわけではなく、彼らもまた努力という意味での才覚をもっているように思えます。

 ひとまず仕切りなおしとなった5話では、七海さんがさくら荘にお引越ししてくることになりました。
 夢のために一生懸命な七海さんは素敵ですが、見ていると心配になるのは私だけではないと思います。
 いちいち意味深な発言をするましろさん(と空太さんの突っ込み)が面白い一方で、彼が自分の目標に進み始めたのは良かったと思います。

 6話は前回の不安が悪い形で的中して、七海さんが倒れてしまって涙が流れてきたのは私だけではないかと。
 一生懸命でちょっと不器用な七海さんだけでなくて、美咲さんの女子らしい態度がすごく可愛らしいなと思いました。
 周りの七海さんを心配する態度が優しい感じなのですが、何故かサムゲタンという料理の印象がやたらと大きかったりします。

 7話では空太さんの妹さんが登場しますが、予想通り冒頭からが誤解を招いてしまいます。
 お兄ちゃん大好きな優子さんのキャラクターが、天使の3Pやりゅうおうのおしごとを見ているみたいで面白いです。
 美咲さんが免許を取得しているシーンが時折流れますが、彼女が免許を取得できたことが不思議だと思ったのは私だけではないかと。

 8話では空太さんが一時審査を通ってうれしい一方で、製作会社がとあるシリーズと同じ会社ということをいまさら知ります。
 空太さんの苦悩を見ているとなんだか胸が痛み、才能の違いで焦るという意味では「りゅうおうのおしごと」の桂香さんをふと思い出します。
 水着のお話は夏の定番ではありますが、海でもレジャー施設でもなく、学校のプールというのは盲点としか言いようがありません。
 七海さんの「一生懸命が好き」という言葉がいいなと思うとともに、マイペースなましろさんのところどころに七海さんへの嫉妬の感情が芽生えている所に注目したいです。

 9話ではましろさんの親友のリタさんが出てきましたが、まずキャストが(アルトリアさんのイメージが強い)川澄さんということに驚きました。
 突然登場した龍之介さんがどう見ても女の子にしか見えない一方で、才能が才能をつぶすという言葉がどこまでも胸に突き刺さります。
 あと、何気に冒頭の壁画がラストの複線になるとは当時は全く知る由もありませんでした。

 10話は9話の続きで、圧倒的な才能を目の前にした空太さんの考えにいろいろと考えさせられました。
 天才の間にゆれるリタさんを見ているとなんだか胸が締め付けられるような気がするのは私だけでしょうか。
 リタさんとましろさんのハグで涙を流しつつ、自分にはこういった相手がいなかったことを思い知ったのは私だけだと思います。

 11話では文化祭が始まりますが、出し物とクラスのお店に追い込まれる空太さんに色々限界が近づいているようです。
 ましろさんが無意識に嫉妬していたり、七海さんがちょっとずつ空太さんを意識しているのがすごく印象的で、美咲さんのお姉さんとして早見さんが出てきたのもちょっと驚きました。
 美咲さんのまっすぐなところは若干ついていけないところもありますが、思いがあれば距離などは関係ないというところは同意です。

 一つの締めくくりとなる12話は文化祭のお話であり、空太さんが改めて自分の気持ちと向き合うお話でした。
 イベントは迫力があり、プ○キュアの映画のようなサイリュームなど、実際に参加しているような雰囲気があってとてもよかったと思います。
 美咲さんの免許取得がこんなところで役に立つとは思わなかったですし、空太さんの「ふざけんなよ!」からの流れが脚本家さん(注:「あの花」などの岡田磨里さん)の力量と声優さんの実力を感じさせる素晴らしい内容でした。

 13話からは主題歌も変わって改めて後半に突入したのだと思うと、なんだか感慨深いものを覚えます。
 恋する乙女になったましろさんがとにかく可愛らしい一方で、空太さんを見るとまだまだ先が長いような気がします。
 美咲さんの積極性に触発された七海さんが前進したのはよかったと思いますが、ましろさんの方がちょっと心配になります。
 
 14話はクリスマスのデートイベントということで空太さんがリア充ぶりを見せ付けるお話でしょうか。
 七海さんの奥手なところにもやもやしつつ、彼女の集大成ともいえるデートイベントは少し積極的になったところが良かったかと。
 仁さんや空太さんの事を見て、こんな風に思われることを妄想してしまう私は、自分でも気持ち悪いなと思います。

 15話は空太さんの実家に戻るお話ですが、いつもハイテンションな美咲さんの傷心ぶりが心配になります。
 お父さんの受験反対(最終的には撤回されますが……)については女の子ということを考えると空太さんとは違った反応になっても仕方ないのかと。
 一生懸命な空太さんや七海さん、美咲さんの元気になったところを見ると今日も一日がんばれそうな気がします。

 16話からは三学期が始まり、同時に美咲さんが自分の気持ちに整理を付けることになりました。
 前半では空太さんのプレゼンがうまくいって一定の成果が出せたことは良かったのではないかと思います。
 もやもやするましろさんや受験前でも元気な優子さん、一途な美咲さんなど、女性陣の動きがにぎやかで面白いです。

 17話は冒頭から美咲さんやリタさんのパワーに圧倒され、自分の体たらくを思い知るお話かと。
 七海さんのオーディションのために自転車で走っていく姿に、俺妹の京介さんをどこかで重ねてしまったのは私だけではないかもしれません。
 愛する人のために一生懸命な宮原くんや空太さんの叫び、そして自転車での告白に涙が止まりませんでした。

 18話は仁さんと美咲さんとのお話に一応の決着が付きますが、相変わらず他人のために一生懸命な空太さんが素敵です。
 松岡さんのキレる演技もそうですが、櫻井さんのキレる演技も後のマクギリスさんをふと思い出してしまいます。
 一途でまっすぐな美咲さんは女の子らしくていいのですが、回想でのお姉さんの「代用品」発言がすごく切なくて泣けてしまいます。
 脱線ですが、風香さんを演じる早見さんといえば、ふうか違いの「風夏」に出ていたこともふと思い出します。

 19話からはさくら荘の取り壊しの話が出てきて、それをどう阻止するのかと考えることになりました。
 前半のメインは空太さんがさくら荘に入居してきたいきさつが語られますが、個性的な住民(特に美咲さん)に振り回されるさまが面白いです。
 はじめは出て行こうとしていた場所が思い出深い場所になり、愛着を抱く空太さんになんだかしんみりとした感じがします。

 20話から本格的にさくら荘を守る「最後の戦い」が始まるのですが、好きな女性のために一途な宮原くんは実にいい人だと思います。
 前回の優子さんの受験結果から、七海さんのオーディションの結果もある程度予想はしており、ある意味現実的ともいえると思いますが、それでも必死にとどまろうとする七海さんに涙が出てきます。
 自分の意見を貫き通す龍之介さんなのですが、過去の影響なのか、意外に空太さんを気遣っている感じの優しい人という一面が見えてきてよかったです。

 21話では冒頭の署名活動の一体感が好きな一方で、長い雨が七海さんや空太さんの悲しみと重なります。
 現実の厳しさ、社会の理不尽さを突きつけられる展開はある意味ではリアルなのですが、アニメの世界くらいは報われてほしいと思うのは私だけではないかと。
 龍之介さんが他人を気遣う一面も(彼がさくら荘で変わったという意味で)重要ですし、空太さんが号泣する七海さんをハグするところでは涙が出ました。

 22話は松岡さんの演技もあって空太さんの打ちひしがれる気持ちが伝わってきて胸が痛くなりました。
 ましろさんの絵の優しそうなタッチ、自分の気持ちを抑えて空太さんを後押しする七海さんなどなど、心に迫るものが多いお話でした。
 空太さんの告白シーンはすごく胸に来る一方で、それを目の前で見せ付けられた七海さんの心中を考えると複雑な心境になります。

 23話はタイトルどおりの卒業式なのですが、美咲さんの演説は涙を流さずにはいられませんでした。
 野球回のあるアニメは名作という言葉がありますが、校歌の演奏されるアニメも名作という法則があるのかもしれません。
 「あの花」などの岡田麿里さん脚本の人の心を揺さぶるエネルギーを感じつつ、監督さんとして作られた映画もいずれは見てみようと思う今日この頃です。

 24話が一応最終回なのですが、23話の盛り上がりを考えると、むしろ番外編に近いような気がします。
 相変わらず積極的なリタさん、若干前向きになった龍之介さん、あるいは運転が上手になった美咲さんなど見所は多いお話かと。
 新入生がやってきて少しずつにぎやかになっていくところ、何気に妹さんが合格していたのもよかったと思います。

 次の作品としては、昨年1期を見てから少しずつ見続けている「ひだまりスケッチ」の4期を見ようと思います。
 最後の最後で沙英さんやヒロさんが卒業されるという意味では、卒業シーズンにはふさわしいのかもしれません。
 次に「僕らはとても河合荘」を見て、4月からは「四月は君の嘘」を見てみようと思います。


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愛されたい猫

Author:愛されたい猫
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 ゲームはドラクエ、FFを中心に、最近ではポケモンもプレイ中です。
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