【アニメ感想】Key作品でありPA作品でもある「Charlotte(シャーロット)」を見ました!

 Charlotte(シャーロット)を全部見直したので感想を書きます。
 この作品は私の大好きな作品の一つであり、かねてから一度見直したいと思っていたのですが中々踏ん切りがつかず、先日時間的なめどが付いて見始めたら一気に見てしまいました。

 このお話の魅力は、Key作品としての秀逸なシナリオにあると思います。 
 大まかに書きますと、始めに主人公の特殊能力で視聴者の興味を引き、そのまま学園生活へと続き、中盤からは怒涛の展開が続いて最後まで飽きさせないものとなっています。
 一方で、後半のあまりにも急なストーリー展開に、駆け足過ぎるのではないかという意見から、2クールでやればよかったというお話もあるようです。

 また、この作品はkey作品であると同時に丁寧な仕事で定評のあるPAワークスさんの作られたアニメ(代表作は「花咲くいろは」「サクラクエスト」等)でもあります。
 全体として丁寧な作画は背景も動きもとてもよく、キャラクターの魅力をうまく引き出しているように思えます。
 中の人的な意味では、ごちうさのココアさんだったりシャロさんが出てきたりしますが、ラビットハウスの3人がそろい踏みする「うたわれるもの偽りの仮面」の方が難民キャンプにはふさわしいかもしれません。

 詳細な内容について語るとネタバレになりますので、一度全部まとめた後、完走した感想を言いたいと思います。

【全話まとめ】
1話「我 他人を思う」
 物心つく頃から「他人を思う」少年であった有宇は、任意の対象の意識を5秒程度乗っ取る能力を持っていました。
 この能力を利用(悪用)した有宇はテストで成績優秀者に乗り移ることで高得点を得て、最終的に成績優秀者として名門高校に入学を果たします。
 成績トップの上ルックスがいい彼はトラック運転手に乗り移ることで交通事故から女の子を助ける「演出」により見事「彼女」をも手に入れることに成功します。

 順風満帆の高校生活を手に入れ、思わず高笑いする有宇さん。
 カンニングの疑惑をかけられた彼は再び同じテストを回答させられますが、生徒会長に乗り移ったところを、友利奈緒という少女に暴かれて、学校から逃げても高城の「瞬間移動」によって捉えられてしまいます。
 奈緒の「視認されない」能力によって打ちのめされた有宇は思春期を経て能力が消えるまでの間「星の海学園」に編入して同校の生徒会に編入することを強いられます。

 突然の編入に喜ぶ妹の歩未に、家族は2人きりだと語る有宇さん。
 しかし、歩未は兄弟がもう一人いるのではないかと反論します。
 そして、引越しを終えた有宇は、同時に「彼女」を失うこととなってしまいました。

2話「絶望の旋律」
 妹とともに「星の海学園」に編入することになった有宇さん。
 奈緒によると、特別な能力を持つものがモルモットにされた時代があり(彼女の兄もその一人とのこと)、同時に能力者を守るためにこの学園が作られたという話を聞かされます。
 学食で不完全な能力を使用してパンを確保する高城の一方、能力を使って暴力を奮っていた奈緒はクラスの中で孤立していました。

 能力者の存在を突き止めた一同は、それを確保する為に情報収集を開始します。
 有宇たちは逃げ出す男から透視写真を押収し、その犯人と思しき「ウドウ」なる人物を追いかけます。
 ウドウは裸の写真を念写して奈緒を脅そうとしますが意識を乗っ取られ、さらに矢を放てば高城の能力によってはばまれてしまいました。

 有宇は「特殊能力者を兄のようにしたくない」と語る奈緒と共に、電車やバスを乗りついてその兄が収容されている病院へと向かいます。
 母親に頭を下げられた奈緒は兄とともに別の学校へと編入させられ、兄は人体実験の末におかしくなってしまったのでした。
 兄弟が能力者ならば能力発現の可能性があると聞いて妹の身を案じる有宇ですが、そんなことを知らない歩未は星空を見上げるのでした。

3話「恋と炎」
 今日の学食も能力を使い、血まみれになってカレーを確保する高城さん。
 イタコから「発火」の能力者の存在を知った一同は現場へと向かいます。
 追われているのは現役アイドルの「ゆさりん」こと「西森柚咲」であり、高城は大のアイドルファンなのだとか。

 柚咲の知り合いと思われる男性に能力を示して信用を得る一同。
 クラブにやってきた彼らを待っていたのは、柚咲本人ではあるものの、同時に別の人格を有するようです。
 発火能力を持つ「ミサ」は1年前になくなったという柚咲の姉とのことです。

 不正を働いたプロデューサーに追われる柚咲は「ミサ」の人格になり、有宇や奈緒とともに敵を一網打尽にしてしまいます。
 かつての仲間は「ミサ」への思いを胸に自分の人生を歩み、柚咲は星の海学園に編入することとなりました。
 なお、柚咲の大ファンでもある歩未は彼女の編入に思わず鼻血を出してしまうほど感激します。

4話「刹那の本気」
 妹の甘いピザソースまみれのトーストを食べて体調を崩す有宇さん。
 「ゆさりん」の編入に沸く高城を初めとするクラスの皆さんに有宇は呆れ顔です。
 そんな中、協力者が現れたとのことで柚咲を含めて生徒会室へ移動します。

 水浸しの男の指し示す「念動力」の能力者を探す一同。
 奈緒は三試合連続で完全試合を達成した投手の「ナックル」が能力によるものではないかと推測します。
 そして、自らが能力者であることをかたくなに否定する投手に対して、自分達が加わっての野球勝負を提案します。

 野球勝負が始まりますが超高校級のナックルを打ちあぐねる一同。
 9回表の最大のピンチを前に能力を使用して、バッターに乗り移ることで三振を誘いますがホームスチールによって1点を奪われてしまいます。
 9回裏は高城の高速移動で出塁した後、ミサがヒットを打ち、奈緒が送りバントを行うことで逆転のランナーを得点圏へと進め、決死のファールで粘る有宇は、奈緒の指示で振り逃げして逆転勝利を演出するのでした。

 投手が能力でナックルを使ったのは、キャッチャーとの友情があってのことでした。
 奈緒は有宇に投手に乗り移ることを指示する一方「今はまだ様子見」なのだとか。
 一方、「ゆさりん」の大ファンである妹は相変わらず鼻血を噴射するのでした。
 
5話「いつか聴いた音」
 現役アイドルのゆさりんが人気を博する一方、奈緒は女子たちに連行されて物陰で暴力を受けます。
 ボロボロになった奈緒は何事もなかったかのように能力者の回収へと動きますが、今回の能力者は「空中浮遊」とのこと。
 科学雑誌に掲載された能力者が現れるまでの間、有宇たちは山でキャンプをすることになりました。

 楽しいバーベキューの中、偏食家であった姉を思い出す柚咲さん。
 夜はゲームにいそしむ高城の一方、奈緒は星空の元で兄が好きだった「ジエンド」のバンドを聞いていました。
 有宇とすっかり意気投合した奈緒は、ジエンドのPVを撮影するのが夢だと告げるとともに古いプレイヤーを彼に譲るのでした。

 薄れいく意識の中、いないはずの兄の夢を見る有宇さん。
 次の日は魚釣りを楽しみつつ、女子は用意されたドラム缶のお風呂に入る一方、男子は川で体を拭くだけなのだとか。
 肉体美を披露しつつも、恋や愛は能力が消えてからするべきだと高城さん。

 とうもろこしを焼いていると、バンダナをした男が登場しますが、奈緒がいうには彼は空を飛ぶ練習をしていたとのこと。
 男は落とし穴に落とされながらも能力で脱出し、奈緒のビデオを奪い取りますが、有宇が乗り移って事なきを得ます。
 ハリウッドスターになろうとしていたその男は奈緒の説得により確保されることとなりました。

 ピザソースのない食事に喜ぶ有宇に対して、歩未は告白されても断ったと一言。
 一方、咳が止まらない妹は風邪をひいていたので眠らせることとなりました。

6話「気づかなかった幸せ」
 高熱を出した歩未をとりあえず休ませた有宇さん。
 協力者から「崩壊」の能力者がマンションにいると聞いた有宇は、実は妹が能力者ではないかと動揺します。
 妹が能力者であるか判断することを兼ねて、奈緒と柚咲をつれてお見舞いに行くこととなりますが、一人きりの奈緒や柚咲に対して妹がいるだけ幸せと感じる有宇なのでした。

 コンビニで色々買ってから自宅に戻った有宇ですが、そこには妹の同級生が先客としてやってきていました。
 入れ替わりにやってきた柚咲に思わず鼻血を出して興奮する歩未さん。
 とりあえずみんなでおかゆをいただきますが、柚咲は仕事で途中退場することとなりました。

 兄と一緒に食器を洗う奈緒に「お似合い」だと歩未さん。
 テレビの向こうでは「ゆさりん」が(録画で)元気に歌っていました。
 悪夢を見たという歩未に「崩壊」の能力の疑いを入れる奈緒は、その内容を聞き出すようにと有宇に念を押して帰っていきました。
 
 「地面が壊れる」という夢にますます疑いを強める一同。
 情報量の少なさから有宇はもう一度学校を休ませますが、妹本人がこっそり登校してしまいます。
 歩未に男を取られたという同級生が刃物を出して彼女を追い詰めた結果「崩壊」の能力が発動し、瓦礫の下敷きとなってしまいました。

7話「逃避行の果てに」
 病院で妹の死を知った有宇は、彼女に恩返しが出来たのかと途方に暮れます。
 すっかり引きこもりになってしまった有宇には、彼を心配してやってきた高城と柚咲、元彼女の白柳さんの声も届きません。
 自分を確保しに来た連中を能力でかく乱した後、ありったけのお金を引き出して逃走する有宇なのでした。

 インターネットカフェにこもってひたすらにピザを食べる有宇さん。
 外に出た有宇はみたらし団子の味を覚えるとともにゲームセンターに入り浸ることになり、先客である不良を能力で撃退します。
 不良の主である「細山田」という男ですら、有宇にはまったく歯がたちません。

 リアルファイトに喜びを見出した有宇は、ついには薬物を手にしてしまいます。
 薬物に手を出して人間を辞めようとしたその時、彼の前に現れたのは歩未の死に責任を感じて休学していた奈緒でした。
 有宇を高城の実家に連れて行った奈緒に、歩未やその母親と同じオムライスを作ってもらった彼は生徒会に戻ることを決意します。

8話「邂逅」
 奈緒によって妹の死を乗り越えた有宇は、再び学校に復帰します。
 柚咲(ゆさりん)のおまじないに興奮する高城たち男性陣に、日常が戻ってきたことを感じます。
 生徒会室に集まった一同は早速柚咲のPVを拝見することになりましたが、奈緒の採点に一喜一憂することに。

 ジエンドのライブチケットが2枚あることから、有宇は奈緒とライブを聞きにいくことになりました。
 彼の前に現れた盲目の女性は「モダン焼き」を所望していたので、お店に連れて行くこととなりますが、彼女こそがジエンドのボーカルであるサラだと判明します。
 息遣いや声色から有宇が「身近な人」を失ったことを見抜いたサラは、妹に線香を上げたいと言い出し、家にやってきます。

 有宇はサラに、その大ファンである奈緒とその兄に会ってもらうようにと依頼します。
 奈緒の方は会わないと言い出しますが、お兄さんの方とは会ってもらえることになり、2人で病院へと移動を開始します。
 なお、サラの目が見えないのは彼女によると「けじめ」なのだとか。
 
 有宇はサラが奈緒の兄に会うことで何かが起こるのではないかと考えていました。
 鎮痛剤が切れて発狂し「作曲」するお兄さんを前に歌い始めるサラさん。
 歌を聞いたお兄さんは大人しくなり、奈緒のことを思い出してなんだかうれしくなる有宇は、奈緒のおかげで自分が変われたのではないかと考えるのでした。

9話「ここにない世界」
 ジエンドのライブ当日、いつもと違う奈緒にときめく有宇さん。
 グッズを買うために一緒に並び、念願のケースを手に入れた奈緒はとてもうれしそうです。
 サラの歌を聞いた有宇は、不思議な感覚に包まれ、何かを思い出して叫び出してしまいます。

 場面が変わり、有宇は歩未とともに実験施設のようなところにいました。
 なお、兄は強大な「タイムリープ」能力によって監禁されているのでした。
 「クマガミ」という男は「テレパシー」の能力者の場所を突き止めたことを語り、有宇は能力を駆使して立ち上がることとなりました。

 歩未が連行された有宇は、見知らぬ部屋に監禁されることとなりました。
 なんでも妹の「崩壊」の能力によって施設は半壊したとのこと。
 老研究者から「真の能力」である「略奪」を使って妹を奪還するようにと言われた有宇は、テレパシーや透過能力を奪って兄の元へと向かいます。
 そして、「未来のために」とタイムリープを発動したお兄さん。

 ライブ会場で気絶して目を覚ました有宇は、再び現れた「クマガミ」から兄である隼翼(しゅんすけ)への元へ案内されます。
 なお、隼翼は奈緒に道を指し示してくれた恩人なのだとか。
 兄との再会を果たした有宇に、隼翼は自分のタイムリープに関わるお話を語るのでした。
 
10話「略奪」
 未来の約束に従ってタイムリープで少年時代に戻った隼翼兄さん。
 彼は「クマガミ」についていくことで能力者たちに「再会」します。
 初めて会ったはずの仲間の能力を言い当てて信用を得た兄さんは、能力者の凄惨な末路を語り、能力者だけの組織を作るものの、大人である研究施設には歯が立ちません。

 隼翼はその能力を駆使して過去に戻り、必要な資金を集めることを考えますが、タイムリープするたびに視力が失われることに気づきます。
 弟の言葉をきっかけに能力者を守るために学校を作ることを決意し、最後のタイムリープにより視力を失ってしまいました。

 学校法人を買収して「星の海学園」を設立したお兄さん。
 仲間の力で有宇と歩未から自分の記憶を消すとともに、自らは姿を消し、クマガミは各地で能力者を守るために学校を作っていたのでした。
 
 有宇の真の能力は特殊能力の「略奪」とのこと。
 彼は、兄のタイムリープ能力を奪って妹の生きていた過去に飛び、「崩壊」の能力が発動する前にそれを奪うことで、彼女を救うことを決意します。
 タイムリープのことを信じてくれた奈緒に、自分がかつて救われたことを感謝する有宇なのでした。
 事前に妹の「崩壊」の能力を奪い取った有宇は、ヤンデレの同級生を撃退して妹の奪還に成功、クマガミと合流した彼はそのまま兄の元へと向かいます。

11話「シャーロット」
 兄である隼翼と再び合流を果たした有宇さん。
 最強の能力者となった彼はもう普通の生活が出来ず、兄の研究施設で暮らすことを強いられていました。

 主任研究員の老人は能力の発言を阻止するためにワクチンを作っていました。
 シャーロット彗星の粒子により多感な時期に能力を発現することが明らかになり、ヨーロッパではそのことで「魔女狩り」が行われたとのこと。
 お兄さんによると、日本国外ではいつ能力者によるテロが行われるかわからない、余談を許さない状況なのだとか。

 クマガミは能力者を見つけたと、星の海学園へと向かいます。
 しかし運転手は何者かに家族を人質にとられて脅されており、クマガミは拉致されてしまいます。
 彼を拉致した海外の能力者は奈緒を拉致して「最強の能力者」である有宇に1人で来るようにと要求します。

 兄から事情を聞かされた有宇は、奈緒のことを思い出して覚悟を決めます。
 敵の意識を奪いますが相手は丸腰であり、伏兵の襲撃を受けた有宇は片目を失ってタイムリープ能力を失ってしまいます。
 敵の更なる攻撃を受けた有宇は「崩壊」の能力を発動して建物を瓦礫に変え「クマガミ」は奈緒をかばってその命を落とします。

12話「約束」
 片目を失った有宇は病院で能力の暴走を防ぐため拘束され、一方、クマガミの死によって兄はすっかり生きる気力を失ってしまいます。
 辛気臭い雰囲気の中、久しぶりに登場した高城は「青春の味」である牛タンカレーを、続いてやってきた柚咲はクリームシチューを持ってきてくれました。
 また、柚咲の姉であるミサに、能力がなくなる前に一度親に会いに行くべきと語ると、柚咲は仕事として両親の実家のお蕎麦屋さんへと向かいますが、途中でミサと入れ替わってしまうこととなりました。

 親友を失って気力を失った兄は、日本も海外のテロに巻き込まれると一言。
 悩む有宇に、奈緒が言うには「一人で全ての能力者の能力を奪うこと」が「唯一の策」とのこと。
 奈緒は、有宇が全ての能力者を回収して戻ってきたとき、恋人になると約束します。

 奈緒の能力を奪った有宇は、続いて高城と柚咲の能力を譲り受けます。
 有宇は奈緒から単語帳を受け取り、その思いを胸に日本から飛び出すのでした。

13話(終)「これからの記憶」
 日本を発った有宇は、慣れない外国の地で能力者を探ります。
 有宇は人の心を読む能力を奪って情報を得た後「探索」の能力を手に入れ、次々と能力を奪っていくこととなりました。
 世界中で能力を奪っていく中、有宇はいつしか「隻眼の死神」の異名で呼ばれるようになってしまいます。

 病を悪化させる能力で発症前の能力をも奪うことが出来るようになった有宇は、治癒能力を手に入れた有宇は自らの右目を治すことを考えますが断念します。
 多くの能力を手に入れたことで意識が混濁し力を暴走させた有宇は、相次ぐ戦いの中で奈緒のことを忘れてしまい、彼女からもらった単語帳を蹴り飛ばしてしまいます(がそのことを後悔して涙を流します)。

 背後から攻撃を受けた有宇を守る謎の少女ですが、有宇は少女から能力を奪い、全ての能力の回収に成功します。
 約束を終えた有宇はボロボロになりながらも帰ろうとしますが、意識を失ってしまいます。

 兄によって保護された有宇の傍らには、奈緒の姿がありました。
 しかし、有宇はその代償として奈緒についての記憶を全て失っていました。
 そんな彼の「恋人」を名乗り、最後まで単語帳を手放さなかったことに感謝する奈緒さん。
 失った思い出の分も、新しい思い出を作っていこうと誓う一同なのでした。

【完走した感想】
 金曜日に見始めて、気づいたら3日で最後まで見てしまいました。
 放送当時に一度見ているのですが、それでも序盤から最後まで視聴者の興味を引いてはなさないそのストーリーは見事だったとしか言いようが有りません。

 1話で能力を発動させてすき放題する有宇さんの計算高さは見ていて良く考えられているなとある意味感心しました。
 一方で、妹の歩未さんがお兄さんがもう一人いると思っていたことが後に伏線となるのですが、視聴当時はまったく気がつきませんでした。

 序盤は、奈緒さんや高城さん、あるいは柚咲(ミサ)さんと一緒のちょっと変わった学園生活が続きます。
 始めは暴力的なイメージがあった奈緒さんですが、お兄さんとの関係だったり、その後、妹さんが亡くなられた後の有宇さんを立ち直らせたりと、ヒロインとしての魅力が段々見えてきますし、同性から見ても可愛い人だと思います。

 楽しい学園生活は、妹さんの突然の死によって崩壊します。
 廃人になってピザとみたらし団子ばかりを食べるようになった有宇さんは、秘伝の甘いピザソースを意識してのものなのだと思います。
 やさぐれた彼は不良の「細山田」さんに串を突き立てて隻眼にしようとしますが、そんな彼が終盤で右目を失うのですから因果だと思います。
 奈緒さんによって立ち直ったところはとてもよかったです。

 サラさんのライブからタイムリープ前の記憶が蘇り、ここから急速なスピードでお話が進んでいきます。
 お兄さんからタイムリープを奪って妹さんを奪還するのは良かったのですが、良く考えると奈緒さんのお兄さんが元に戻ったこともなしになるのかと思うとちょっと複雑な心境です。

 お兄さんの存在を知ってから、大人や他国の組織との戦いとお話はますます「加速」していきます。
 シャーロットは能力の原因となる彗星の名前だったり、能力者がテロを起こす可能性が示唆されたりと、このあたりの展開はまったく予想外であり、視聴者をそのまま作中世界へと閉じ込めるだけのインパクトが有りました。
 そして「略奪」の力を持つ有宇さんが1人で世界中の能力を奪うという一件無茶苦茶なお話へと続きます。

 最終回は、有宇さんが世界中を飛び回って能力を奪っていきます。
 このあたりはあまりにも早くストーリーが進み、もう少し丁寧にやってほしかったということも若干ながら思わなくも有りません。
 記憶を失って単語帳を蹴り飛ばしながらも、最後までそれを手放さなかったところから再会までの流れはとても感動しました。
 
 全体を通じて、音楽も作画もストーリーもよかったと思います。
 一方で、後半の駆け足については賛否あり、2クールでやるべきという声もありますが、長くなったら逆にだれるかもしれないと思うと一長一短があるのかもしれません。
 Key作品とPAさんの組み合わせとしては、他にAngelBeatsがあるようですが、こちらは未見なので、また近いうちに見てみようと思います。
 

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No title

シャーロット視聴お疲れ様でした。
よく、最後までご覧になれましたね。

私はまだ見ていない作品なので、
感想は後日拝見したいと思います。

Re: No title

> シャーロット視聴お疲れ様でした。
> よく、最後までご覧になれましたね。
 おはようございます。
 好きなアニメだったこともあり、
 一気に最後まで見てしまいました。

> 私はまだ見ていない作品なので、
> 感想は後日拝見したいと思います。
 絵も音楽も綺麗なので、
 きっと気にいっていただけることと思います。

 今日も一日よろしくお願いしますね。

悲劇の中でも

こんばんわです。

シャロット懐かしですね。
結構内容が濃い作品だった記憶があり、
視聴も大変だったでしょう。
視聴ご苦労様でした。
Keyの作品はCLANNADは見てませんが、
どうも主人公が苦労する話が
多い気がします。
歌とOPの作りが凝っていましたよね。
また星が綺麗だった印象があります。
シャロットは前半の漫才雰囲気から、
後半のシリアス展開の変わり方が
凄かった印象です。
このアニメでは歩未ちゃんが私は
好きなのですが、事故の扱いには
当初驚きました。
結局お兄さんの能力で助かる形に
なりましたが、焦った記憶があります。
歩未さんが秘伝のタレに拘る理由がわかり、
後悔して涙しなから有宇さんが飯を食べる
シーンは泣きながら見た気がします。
秘伝のオムライス食べて見たい(^^)
有宇さんは奈緒さんを最終的に忘れるが、
キーとなる単語帳だけは大事にしていた
シーンは、感動的でしたね。
ゆさりんと歩未ちゃんの絡みも面白かった。(^^)

Re: 悲劇の中でも

> こんばんわです。
 こんばんはです。
 FAガールのコメントかと思っていましたが、
 まさかこちらにコメントいただくとは思わなかったです。

> シャロット懐かしですね。
> 結構内容が濃い作品だった記憶があり、
> 視聴も大変だったでしょう。
> 視聴ご苦労様でした。
 個人的に好きな作品だったので、
 意外と簡単にいけたような気がします。
 同じkey作品でもリライトの方が難しかったのです。

> Keyの作品はCLANNADは見てませんが、
> どうも主人公が苦労する話が
> 多い気がします。
 リトバス、シャーロット、リライトは見てます。
 確かに苦労することが多いですよね。

> 歌とOPの作りが凝っていましたよね。
> また星が綺麗だった印象があります。
 画面がすごく綺麗で、見ていて楽しかったです。

> シャロットは前半の漫才雰囲気から、
> 後半のシリアス展開の変わり方が
> 凄かった印象です。
 妹さんが亡くなった辺りから
 お話の雰囲気が変わってきました。

> このアニメでは歩未ちゃんが私は
> 好きなのですが、事故の扱いには
> 当初驚きました。
 人懐っこいいい子だと思います。
 それだけにあの展開はつらかったのです。
 有宇さんのお気持ちが痛いほどわかります。

> 結局お兄さんの能力で助かる形に
> なりましたが、焦った記憶があります。
 助かったときはうれしかったです。
 一方、奈緒さんのお兄さんが元に戻ったのは
 なくなったのだと思いますが。

> 歩未さんが秘伝のタレに拘る理由がわかり、
> 後悔して涙しなから有宇さんが飯を食べる
> シーンは泣きながら見た気がします。
> 秘伝のオムライス食べて見たい(^^)
 始めは嫌がっていたのが、
 そのありがたみを知ったところですよね。
 お母さんの調理法だったと。

> 有宇さんは奈緒さんを最終的に忘れるが、
> キーとなる単語帳だけは大事にしていた
> シーンは、感動的でしたね。
 記憶を失っても最後まで単語帳を持っていたのは、
 とてもよかったと思います。

> ゆさりんと歩未ちゃんの絡みも面白かった。(^^)
 鼻血を出すところでしょうか?

ごあいさつ

愛されたい猫

Author:愛されたい猫
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