【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第41話「人として当たり前の」

 先週の兄貴ショックから立ち直れませんが、鉄血のオルフェンズの41話を見ます。
 人として大切なものが欠如している私としては、なかなかに耳が痛いタイトルです。
 なお、ここから下は思い切りネタバレのため、閲覧注意です。

 義を貫き、名瀬さんの葬式をあげる親父さんの懐の深さには感嘆するとともに、ジャスレイ叔父貴の小者ぶりに拍車がかかり、イオク様ともども、「類は友を呼ぶ」の言葉が良く似合います。
 心の中では兄貴の敵を討ちたいと思いつつも、血気にはやる仲間を抑えるオルガさんは、組織の長としての立場を優先したものと思われます。
 昭弘さんとラフタさんの、互いに相手を尊敬する関係がいいなと思い、いずれは再会することを祈りたいと思っていた矢先に、お話は急展開を迎え、目の前が真っ暗になってしまいました。
 細かい感想はネタバレにつき、最後の方で思うところともども書きたいと思います。

【内容】
 昭弘たちから名瀬(兄貴)とアミダ(姐さん)の訃報を聞くオルガ。
 彼らの死体はギャラルホルンに回収されたと告げ、自分を責める部下に対して、その労をねぎらいます。
 一方、親父ことマクワードは、ジャスレイの制止を聞かず、個人として名瀬の葬式をすることを決断します。
 ジャスレイはそんな「親父」に対して、何やら良からぬ事を考えているようですが……

 オープニングの後、名瀬の葬式が行われ、そこには鉄華団のほかに、ジャスレイの一派の姿も有りました。
 尊敬する兄貴の死を侮辱するジャスレイに怒る一同ですが、オルガはそれを制止します。
 タービンズは解散されたものの、構成員は名瀬の生前からの希望によりテイワズがその身柄を保護することに。
 「自分の気持ちに正直になれ」との姐さんの言葉に、ラフタはこのまま残るか、鉄華団に合流するかの選択を迫られるのでした。

 上司であるラスタルにドヤ顔で成果を報告する、相変わらずのイオク様。
 ラスタルは、イオクがダインスレイブ(禁止された兵器)を使ったことについてマクギリスが調査していることを告げるとともに、ギャラルホルンの「秩序」と「節度」について今一度考えるようにと彼に告げるにとどめます。

 ジャスレイにけじめをつけるべき(意訳)とはやる団員に対して、オルガはテイワズ内の抗争は兄貴の遺志に反すると抑えます。
 一方、鉄華団を訪れたラフタは昭弘をデートに誘います。
 初めは仲間を連れて行こうとした昭弘ですが仲間に促される形で2人きりで酒場へと向かうことに。

 ラフタは少女時代は何の会話も無いところで働いており、兄貴と姐さんとの出会いで、人として当たり前の感情を教えられたと語り、そんなラフタに、昭弘は自分も同様だったと答えます。
 無口で不器用ではあるものの、人のことを考えることの出来る優しさを持つ、そんな昭弘への思いを途中で封印するラフタさん。
 彼女は、あくまでタービンズの仲間と残ることを決意し、最後に昭弘にハグし別れを告げるのでした。

 兄貴の言葉を胸に秘めて、その気持ちを抑えるオルガさん。
 一方、名瀬の残した子どもの話から、三日月はアトラに「子ども作らないの?」「俺と作る?」と爆弾発言をし、アトラは赤面して機能停止に陥るのでした。

 「男を見せてもらおうか」
 煽って争いを起こさせるはずが思うように突っかかってこないオルガに、ジャスレイは新たな燃料を投下することを決意します。
 アジーが目を話したすきに、ぬいぐるみに昭弘の姿を見てときめいていたラフタは、ジャスレイの手の者によって射殺されてしまいます。

 兄貴だけでなく、その残された家族にまでこのような仕打ちをされて、鉄華団は黙っているわけには行きません。
 血気にはやる一同、そして、昭弘もまた「命令をくれ!」とオルガに迫ります。

 オルガはマクギリスにイオクとラスタルのことで相談を持ちかけます。
 今からのジャスレイ、イオクとの戦いでテイワズにはいられなくなることを告げるとともに、そうなっても先方に利用価値があるのかと尋ねます。
 それに対して、マクギリスはあくまで自分が評価しているのは「鉄華団」であり、自分がギャラルホルンを掌握した暁には、改めて火星を預けることを告げるのでした。

 修理を終えて新型になったバルバトスは、バルバトスルプス・レクスとさらに名前が長くなってしまいました。
 レクスとは「王」という意味があるとのことで、火星の王を目指す彼らにとって意味深な言葉でも有りました。
 同じテイワズの人間にどこまでやってもいいのかと尋ねる三日月に、オルガは徹底的にやれと闘志を燃やします。

 こうして、ジャスレイに「けじめ」をつけるための戦いの火蓋は切って落とされようとしていました。

【考察等】
 前回の兄貴と姐さんの死というショックから立ち直れない中、ジャスレイ「叔父貴」の相次ぐ燃料投下に憤りを感じます。
 葬式会場で場違いな服装で現れたジャスレイさんの態度にはらわたが煮えくり返るのは私だけではないはず。
 しかし、そこでぐっとこらえるオルガさんは、年長者の叔父貴よりもよほど大人に見えました。

 色々と醜態を見せて視聴者の怒りを買ったイオク様のラスタルさんへのドヤ顔は、ある意味大物なのかもしれません。
 それに対して、直接彼を叱責することなく、自分で気づくようにと忠告するラスタルさんはかっこいいですが、あの考えるより先に行動するイオク様には通じているようには思えなかったりします。

 昭弘さんとラフタさんの、互いを尊敬しつつ違う道に進もうとするところは、セイレンの耀さんを思い出しました。
 セイレンのようにいつかの再開を期待していたのですが、凶弾によってその命を落としたとき、先週に引き続き、涙で画面が見えなくなりました。
 弟代わりともいえるアストンさんを失ったときの昭弘さんの怒りもすさまじかったのですが、今回の彼は、それ以上のものを感じました。

 はじめの所では、兄貴の遺志を尊重して自分を殺していたオルガさんですが、相手の外道な行いに対しては、人として許せない思いが勝ったのだと思います。
 そういう意味では「人として当たり前の」というタイトルは、ラフタさんだけでなく、オルガさんの行動にも現れているのかもしれません。
 三日月さんに徹底的にやれと告げるオルガさんは、鉄華団の団長としてではなく、個人としての意志が強く出ていたような気がします。

 次回には、兄貴たちの弔い合戦、バルバトス新型のお目見えであり、最後はジャスレイの叔父貴に「けじめ」をつけるお話になる(一方で、イオク様は最後まで生き残る)ような気がします。
 ジャスレイさんを殺しても名瀬さんは戻らないのですが、それでもオルガさんと同じく、徹底的にやってほしいところです。
 そして、兄貴と姐さんの死体は回収して、二人一緒に眠らせてあげたいと思わずにはいられません。

 
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No title

オルフェンズの視聴&ブログ記事、おつかれさまでした。
私も、さきほど41話を見てきましたよ。

今回も悲しいお話になってしまいましたね。

私、ラフタさんのこと、名瀬さんやアミダさんに代わる希望になるのだろうと思って、ひそかに応援していました。

こんなことになるなんて、残念でなりません。

鉄華団のみなさんが激怒するのは当然のことなのでしょうが、
団長さん、皆の前で怒りをこらえていたのはひとつの成長です。
むろん、復讐はすることになるわけですが・・・。

ジャスレイさん、ワルの域を超えて立派な悪人と化してしまいました。
次回以降、鉄華団に叩かれるのは必至でしょうね。

余談ですが、三日月さんとアトラさんの絡みは、毎度の癒し要素になってくれてホッとします。

最後に。
遺された者たちに課せられたものは重いのでしょうが、頑張ってほしいです。
また、昭弘さんには特に苦境がつきまとうようですが、負けないでほしいと思います。

Re: No title

> オルフェンズの視聴&ブログ記事、おつかれさまでした。
> 私も、さきほど41話を見てきましたよ。
>
> 今回も悲しいお話になってしまいましたね。
>
> 私、ラフタさんのこと、名瀬さんやアミダさんに代わる希望になるのだろうと思って、ひそかに応援していました。
>
> こんなことになるなんて、残念でなりません。
>
> 鉄華団のみなさんが激怒するのは当然のことなのでしょうが、
> 団長さん、皆の前で怒りをこらえていたのはひとつの成長です。
> むろん、復讐はすることになるわけですが・・・。
>
> ジャスレイさん、ワルの域を超えて立派な悪人と化してしまいました。
> 次回以降、鉄華団に叩かれるのは必至でしょうね。
>
> 余談ですが、三日月さんとアトラさんの絡みは、毎度の癒し要素になってくれてホッとします。
>
> 最後に。
> 遺された者たちに課せられたものは重いのでしょうが、頑張ってほしいです。
> また、昭弘さんには特に苦境がつきまとうようですが、負けないでほしいと思います。

 こんばんはです。
 先ほど戻って来たところです。

 前回あれだけのことがあって、なおかつ今回こんなことになるとは信じられなかったです。
 しかも、ラフタさんについていえば、戦闘の場ですらなく、不意打ちという形で命を落としたのがなおさらひどい話だと思います。

 オルガさんについては、名瀬さんの意思を尊重して必死に怒りをこらえていたのですが、兄貴の「家族」にここまでされたらもう引き下がるわけにはいかなかったのだと思います。

 ジャスレイさんがこれだけのことをしてしまったことで、前回のイオクさんへの怒りすら吹っ飛んでしまったような気がします。
 これだけの悪役は、おそらく過去にもあまり例がないのではないかと思いますし、だからこそ次回は彼が倒されることで視聴者の気も少し晴れるのかもしれません。
 とはいえ、彼を倒したところで、死んだ人が戻ってくるわけでもないのですが。

 昭弘さんについては、1期で弟さんを、2期ではアストンさんの上にラフタさんの一件ですから、おっしゃるとおり一番過酷な状況だと思いますし、私も同じ気持ちです。

 今日も一日お疲れさまでした。
ごあいさつ

愛されたい猫

Author:愛されたい猫
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