【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第39話「助言」

 リアルタイムで鉄血のオルフェンズの39話を見て感想を書きます。
 年始の特番(あまり見る必要はないと思います)を除けば、昨年末以来、そして今年初の放送なのですが、初回から密度の濃いお話で思うところも多いです。
 序盤からあのイオク様の登場に何か安心感と危うさを感じますが、そんな困ったちゃんの彼の熱意を評価しているというラスタルさんもなかなか大物感あふれる人物だと思います。
 中盤では積極的にアタックするアトラさんと三日月さんの温度差が、そして名瀬「兄貴」とタービンズの誕生秘話は良く考えられているなと思いました。
 最後は、やはり助けに向かおうとするオルガさんに「家族を守れ」と助言する兄貴の、その器の大きさに感嘆しつつ、彼が絶対に生き延びてほしいと思わずにはいられません。

【内容】
 鉄華団に出向していたラフタ達が、タービンズに戻ることになりました。
 何時も無茶をする昭弘は、背中を預けられる相手であるラフタと別れの握手を交わすのでした。

 オープニングの後、イオクは自らの立場を危うくした鉄華団への復讐心に燃え上がり暴走気味です。
 テイワズ幹部でタービンズの名瀬と敵対するジャスレイは、そんなイオクに、本当の敵は鉄華団の背後にいるタービンズであると説き、イオクはタービンズへ攻撃を仕掛けることに。
 部下が止めるにも聞かず、禁じられた兵器「ダインスレイブ」を持ち出すイオク様に、ジュリエッタは自分はもっと強くなる必要があると動向を願い出るのでした。

 イオク様の独断専行を「困ったものだ」と言いつつも、彼の熱意を買っているラスタルさん。
 そして、イオクの動きを察知したマクギリスは、先日モビルアーマーと戦った際に使用したフラウロスのレールガンがダインスレイブであることを解説した上で、自らも動くときがきたと判断します。

 三日月に会話するアトラですが、その脳裏にはクーデリアに対して(三日月との)子どもを作ってほしいといった自らの発言がありました。
 「子はかすがい」、つまりどこか遠くに行ってしまいそうな三日月も、子どもができればつなぎとめることが出来るのではないかというのがその発言の真意です。
 自分では三日月とはつりあわないと考えていたアトラですが、クーデリアに三日月がアトラの作ったブレスレットをつけていることを告げると、自身を取り戻して積極的にアタックを始めるのでした。
 しかし、赤ちゃんの話をしようにも、三日月は食べ物の話に移ってしまい、アトラは怒ってしまいます。

 後半はタービンズに戻ってきたラフタ達の楽しそうな表情で始まります。
 自分の「妻」の一人であるラフタが他の男(昭弘)を選んだことについて、娘の成長を喜ぶ名瀬の兄貴はやはり大人でした。
 その後は、名瀬(兄貴)とアミダ(姐さん)との出会いが語られます。

 名瀬はアミダを傭兵として雇いますが、アミダは他に行き場を失った女性たちの輸送船団を積極的に守る人でした。
 そんな彼女達を「妻」という名目で守り、同時に職を与えるために作られたのがタービンズだったのです。
 タービンズは総勢5万を超える大組織になり、同時に名瀬はテイワズでも一目置かれる存在となりましたが、その頃からあのジャスレイとは折り合いが悪かったもようです。
 女のおかげで出世したと悪態をつくジャスレイに対して「その通りだ」と自認する名瀬は、女は太陽だとひと言。

 「家族」というものを知らなかったオルガをかつての自分と重ね、目をかけていった名瀬の兄貴。
 しかし、そんな彼らに、イオク率いるギャラルホルンの手がしのび寄ります。

 三日月と会話しているテイワズの親父ことマクマードは、タービンズがギャラルホルンの検査を受け、その中から禁止された兵器であるダインスレイブが出てきたと報告を受け、直ぐに幹部を招集することに。
 マクギリスとの会話でダインスレイブがフラウロスに使われていた兵器であること、そして名瀬「兄貴」が自分のせいで危機に瀕しているのではないかと考えるといても立ってもいられません。
 兄貴に連絡をとり救援に向かう旨を告げるオルガに対して、名瀬はこの騒動の原因がジャスレイであること、そして彼が鉄華団が出てくることすら見越していることを察した上で、「兄貴」である自分よりも「家族」(である鉄華団)を大切にしろと助言し、その救援を断るのでした。

【考察等】
 約3週間ぶりの本放送は、年末年始の楽しみだったという気持ちに十分にこたえる密度の濃いお話でした。
 文章を書くのが苦手な私ですが、胸が熱くなる展開に、自然と筆が進んで長文になってしまったことをお許し願いたいと思います。

 長らく鉄華団と行動をともにしていたラフタさん達がタービンズに戻ってしまって寂しくなりますが、そんな中でもきちんと昭弘さんとの恋愛フラグをきちんと消化しているところは良かったと思います。

 その後は新しいオープニングなのですが、背景の花はヒガンバナでしょうか。
 花言葉は「情熱」であると同時に「悲しい思い出」があるのが、誰かとの永遠の別れがあるのかもしれないと思うと不安をよぎってしまいます。

 哀しい気持ちを背負っていた中で、直後にはみんな大好きなイオク様の登場です。
 意欲的に動く彼ですが、ジャスレイさんに利用される形となり、良家のお坊ちゃんらしさを見せてくれます。
 そんな彼を「困ったものだ」と言いつつも、その熱意が評価されているところはちょっとうれしいです。
 そしてチョコの人ことマクギリスさんもまた動き出そうとします。
 
 アトラさんが三日月さんに積極的にアタックを仕掛けるのですが、そのすれ違いがどこかほほえましく思えてきます。
 子どもを作ってほしいというあのセリフの裏にも、三日月さんへの思いがこもっていて、けなげで素敵な人だと思います。

 後半はタービンズの兄貴と姐さんの出会い、その結成秘話などが語られます。
 アニメ視聴当時、一夫多妻を公言するキャラクターということで色々と物議をかもした人でしたが、オルガさんにとってはよき兄貴であり、女性陣を守る夫であり、父であったという、非常に器の大きな人だと思います。
 自らの身よりも「弟」であるオルガさんを察するその「助言」には感動しましたし、だからこそ、生き残ってほしいです。

 次回は引き続き、兄貴率いるタービンズのピンチが続きそうです。
 とにかく、皆さんが生き残ることを心から祈ります。


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No title

感想と考察、おつかれさまでした。

イオクさまや名瀬さんなど、今回も個性たっぷりの活躍ぶりでしたね。

彼岸花の花言葉、私は知りませんでした。

感想、何時もひじょうに良くまとまっていると思いますよ。

猫さんは文章がお上手ですから、その点はご心配なく。

アニメの内容が楽しいと、筆が進むのは当たり前だと思います。

明日の放送も、楽しみですね!

Re: No title

> 感想と考察、おつかれさまでした。
>
> イオクさまや名瀬さんなど、今回も個性たっぷりの活躍ぶりでしたね。
>
> 彼岸花の花言葉、私は知りませんでした。
>
> 感想、何時もひじょうに良くまとまっていると思いますよ。
>
> 猫さんは文章がお上手ですから、その点はご心配なく。
>
> アニメの内容が楽しいと、筆が進むのは当たり前だと思います。
>
> 明日の放送も、楽しみですね!

 いつもありがとうございます。
 戦闘がないにもかかわらずこれだけ見せてくるのは、やはりそれだけ人々が魅力的なのだと思います。
 そのおかげでどこまでまとめればいいのか先が見えなくなるときも有りますが。

 今日は、名瀬さんがどうなるのかが心配です。
 鉄華団が駆けつけてくれることを祈りつつ、見てみようと思います。
ごあいさつ

愛されたい猫

Author:愛されたい猫
 ご訪問ありがとうございます。
 趣味はアニメ・ゲーム、ぬいぐるみ集め、懸賞応募です。
 アニメは1クールに10本以上は見ていると思います。
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