【アニメ感想】魔法少女育成計画(10話)「乱入バトル確変中!」

 まほいくの10話を見て感想を書きます。
 アリスさんの正体について、亜子という名前といい中の人といい、ネトゲ嫁を思い出したのは私だけではないかと。
 そのつらい過去とひたむきな優しさだけに、あまりの展開に涙が出てきます。
 一方で、ミナエルさんの死はそれほどでもなかったり。

 ルーラ、ウィンタープリズン、トップスピード、アリスと4人を葬ったスイムさんの手際のよさには驚きですが、正直余り好きではないです。
 ラピュセルさんを殺したクラムベリーさんも同じくあまりいい印象がないので、次回どちらが死んでもそれほど悲しまないような気がします。
 予想はクラムベリーさんがスイム・たまコンビに殺され、リップルさんがスイムさんを倒す展開でしょうか。

【内容】
 遺書を見つめるハードゴアアリスの正体、鳩田亜子さん。
 父親が母親を殺して服役し、学校ではいじめを受けているなど、その過去は余りにもつらいものでした。
 そんな彼女にとっての心の支えは、スノーホワイトただ一人だったのです。

 スノーホワイトの呼び出しを受けるアリスですが、いつも持っているぬいぐるみは紛失したもようです。
 ラ・ピュセルを失ったスノーホワイトはアリスと心を通わせつつありますが、そんなときあのファヴから業務連絡が入ります。
 今週の犠牲者は5人、そしてルール変更により4人の枠をかけて殺しあうとのこと。

 「いい加減にして!」
 通信装置を叩きつけ、怒りをあらわにするスノーホワイト。
 ラ・ピュセル、ウィンタープリズン、シスターナナといった正しい魔法少女がいなくなったという事実に、もう何もしたくないとひと言。
 アリスはまだスノーがいると伝えようとするのですが、ヒステリーを起こしたスノーによって拒絶されてしまいます。

 拒絶されたことで、父親とスノーホワイトを重ねる亜子さん。
 登校中の彼女をスイムスイムが襲い、彼女は変身する前に倒されてしまいます。
 その心の声を聞きつけたスノーホワイトは、血まみれの亜子の下へ。
 亜子は自分がスノーホワイトに助けられたこと、そしてスノーホワイトなら正しい魔法少女になれると言い残して命を引き取ります。

 4人目を殺したスイムスイムらはいつもどおりお寺で作戦会議です。
 ぬいぐるみに化けて亜子の正体を突き止めたミナエルは、初めからこうしていれば妹を失わずに済んだとひと言。
 そして、スイムは次は「予定通り」クラムベリーの命を狙うことに。

 諸悪の根源のファヴと会話する「マスター」ことクラムベリー。
 ファヴは「魔法の国」から優れた才能を求めて魔法少女の「選抜試験」を行っているとのこと。
 そんな彼(?)に強者だけが生き残る、血みどろの殺し合いを仕向けたのはクラムベリーのようです。

 スイムスイムはクラムベリーを強襲しようとその居場所へと向かいますが不在。
 クラムベリーは隠れて近づくたまを退け、ウィンタープリズンを殺したミナエルをハートキャッチ(物理)で殺害します。
 残ったスイムスイムはたまと合流して、クラムベリーを挟み撃ちにしようと画策しますが……

【考察等】
 冒頭のアリスさんの正体とその過去に思わず涙してしまった私がいます。
 亜子という名前と中の人でネトゲ嫁の玉置亜子(アコ)さんを思い出したのはそのちょっと後でした。

 スノーさんのアリスさんへの誤解が解けたのはよかったのですが、その後の展開がつらいところでした。
 気が動転したスノーさん(正直無理もないかと思います)に拒絶され、さらには登校途中で変身することなく殺されたのはさすがにつらすぎます。
 最後に大好きなスノーさんの胸で死ぬことが出来たのは唯一の救いかもしれませんが。

 立て続けに4人を殺したスイムさんはだんだんと視聴者の好感度が下がっているのではないかと思えてきます。
 同じく、ラ・ピュセルさんを殺したクラムベリーさんとの戦いになりますが、どちらも応援することはないかなと。
 それよりも、ファヴの口から出た「魔法の国」という言葉が中々シュールです。

 次回はスイムチームがクラムベリーさんを倒し、最後はリップルさんがスイムさんを倒して敵を討つ展開ではないかと。
 ほとんど戦うことなく残ってしまいそうなスノーさんは、ラ・ピュセルさんやアリスさんの死を無駄にしないためにも、最後まで正しくあってほしいなと思います。

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愛されたい猫

Author:愛されたい猫
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 趣味はアニメ・ゲーム等です。
 アニメは1クールに10本以上は見ていると思います。
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