【アニメ感想】響け!ユーフォニアム2(8話)「かぜひきラプソディー」

 ユーフォニアム2の8話を、ニコニコ動画さんの無料配信で見ます。
 久美子さんのお姉さんへの憧れが前面に出たいいお話の一方で、前回復帰したかと思っていたあすか先輩ですが、また来なくなってしまいました。
 心配かけないからのひと言が不安をよぎります。
 このままの状態で全国大会になってしまったら、金賞どころか、入賞すら怪しいような気がします。
 型破りの久美子さんに、窮地を脱する何かを打ち出してほしいところです。

1 前回のあらすじ ※詳細はこちら(前回感想)
 突然学校に現れたあすか先輩のお母さんは、娘を受験に専念させるために退部させようと先生に迫ります。
 目の前で娘に平手打ちするお母さんを連れて帰宅した先輩は、次の日に部活に出てくるものの、迷惑はかけないといって、その翌日から姿を見せなくなってしまいました。

 あすか先輩という精神的支柱がいなくなったことで動揺する北宇治高校吹奏楽部。
 さらに、教頭先生が先輩の退部届けを受け取ったといううわさが流れ、動揺はさらに広がります。

 動揺は演奏にも現れ、滝先生は「何ですか、これ」と激おこで退出します。
 部長は自分があすか先輩に比べて部長に相応しくないと自分の思いを部員に語りつつ、こんどはあすか先輩を自分達が支える番であり、自分についてきてほしいと深々と頭を下げます。
 それに対して、優子先輩を初めとする部員達は、私達も本気ですからとひと言。

 駅ビルでのコンサートは、全国常連の学校も参加する大きなイベントでした。
 気後れする部員に、部長は「私達も全国出場だよ」とひと言。
 さらにあすか先輩も合流し、見事に演奏を成功させるのでした。

2 「かぜひきラプソディー」
 久美子の脳裏には小学生の時、トロンボーンを演奏する姉・麻美子の姿がありました。
 お姉さんにあこがれて吹奏楽を始めた久美子さん。
 しかし、その憧れの姉は両親と喧嘩の真っ最中でした。

 大学の卒業を前にして、突然美容師になると言い出すお姉さん。
 今まですべて親のいうとおりにしてきたがもう耐えられないと主張する麻美子に、父はもっと早くいうべきだったと反論しつつ、模試大学を辞めるのなら家から出て行けと突き放します。
 なお、姉が家出したことは、お母さんから幼馴染の秀一にも伝わっていたようです。

 練習に余り来なくなったあすか先輩が久しぶりに出てきました。
 彼女の「迷惑はかけない」のひと言に不安になった久美子は、やめないですよね、と直球をぶつけます。
 それに対して、今度勉強見てあげようかと家に誘うあすか先輩。
 しかし、次の日から先輩はまた練習に来なくなってしまいました。

 あすか先輩の不在が演奏にも影響を及ぼしているようですが、橋本先生は全国大会への緊張だと考えているようです。
 あまりコンクールが好きではないという先生は、音楽は音を楽しむと書くのだといい、「明るく、楽しく、ほがらか!」と復唱します。
 ユーフォが弱いとダメ出しする先生ですが、そのユーフォは久美子ただ一人だったのです。

 風邪を引いた久美子は練習を早退することに。
 帰り道で、あおい先輩(幼馴染で、1期の途中で受験を優先して部活をやめた人)と出会います。
 あすか先輩を特別なものだと見ていたあおいちゃんに、久美子は「そんなことないでしょ」と反論します。
 あおいちゃんの「あすかも人間だったんだね」のひと言が心に残ります。

 翌日、熱を出して学校を休んだ久美子さん。
 朦朧とする意識の中で、初めて吹奏楽に触れたときのことを思い出します。
 姉と同じトロンボーンをやろうとしていたけれども、人がいなかったからとユーフォになったこと。
 その時尊敬していた姉は、今では上記のとおりすっかり変わってしまいました。

 久美子が気がつくと、部屋には麗奈がお見舞いにやってきていました。
 彼女が持ってきたCDは、吹奏楽を始めたときに先生からもらったものと同じものでした。
 CDの「進藤正和」さんの演奏が、あすか先輩のそれと似ていると察する2人。

 麻美子がCD消してと部屋に押し寄せてきます。
 親友がせっかく持ってきたCDを消された久美子は怒って、音楽が嫌いなくせに続けたかったなんて言うな、学費もアパート代も親が出しているのに勝手過ぎると正論をぶつけます。

 アパートから出ようとする麻美子はばったりと秀一に出会います。
 秀一は、自分たちの演奏を麻美子が一度も聞きに来てくれていないことに触れ、久美子が麻美子にあこがれて吹奏楽を始めたことを告げます。
 彼の言葉を受けて何かを思った麻美子は、妹に演奏したCDはないかと催促するのです。

 風邪が治った久美子は練習に復帰します。
 しかし、滝先生はあすか先輩の復帰が見込めない場合は夏紀先輩を代役として演奏させることを宣言します。

3 考察等
 久美子さんのお姉さんへの憧れ、あすか先輩の去就と密度の濃いお話でした。
 長くなりますが思っていることを書いていきたいと思います。

 一つ目には久美子さんとお姉さんの関係について。
 お姉さんにあこがれて演奏を始めたにもかかわらずお姉さんがああなったのは見ていてつらいですし、その心労も風邪の原因だったのではないかと思います。
 一方で、好きなことをがんばって成功している妹の存在が、麻美子さんにとっては親の言うとおりに我慢してきた自分への苛立ちになっているのではないかとも思えて複雑です。
 それだけに最後の所で、久美子さんが麻美子さんにあこがれていたことを伝えた秀一さんが、2人をつなぐ架け橋になりつつあるのは良かったと思います。

 あすか先輩の去就や家族関係などについてもう少し書きます。
 駅ビルでのコンサートに出てきて一安心だと思っていた先輩ですが、また練習に来なくなってしまいました。
 心配する久美子さんを家に誘ったのは、実際に見て事情を察しろということなのかもしれません。

 後半で、久美子さんと麗奈さんがCDを聞くシーンで、あすか先輩の音に似ているというところがどうも引っかかります。
 推測ではありますが、実はあすか先輩のお父さんとか。
 名字が違うところから両親は離婚しているとして、あすか先輩は母親ひとりで育てられたとしたら、お母さんのあの娘への執着の意味も見えてくるような気がしますし、音楽が別れた夫を思い出して嫌悪しているという発想も有りそうです。
 そして、今まで苦労してきた母親に対してあすか先輩が殉じようとしていてもおかしくはないのかもしれません。

 ふと脳裏によぎるのは、「心配はかけないから」というひと言です。
 最後の滝先生の発言や、前回あすか先輩が夏紀先輩に声をかけていたことが重なります。
 あすか先輩がお母さんを説得できなかったとき(辞めざるを得なかったとき)は、夏紀先輩が演奏するから、自分が抜ける分の迷惑はかけないということなのかもしれません。

 1期のあたりでは、何でもこなすあすか先輩はすごくかっこいいと思って見てました。
 ですが、2期の人間らしい先輩も何処か親近感が沸いてきていいなと思います。
 できることなら、先輩に全国に立たせてあげたいですし、先生の念願でもある金賞も取ってほしいところでは有りますが、果たしてどうなるのでしょうか。

コメントの投稿

非公開コメント

ごあいさつ

愛されたい猫

Author:愛されたい猫
 ご訪問ありがとうございます。
 趣味はアニメ・ゲーム、ぬいぐるみ集め、懸賞応募です。
 アニメは1クールに10本以上は見ていると思います。
 ゲームはドラクエ、FFを中心に、最近ではポケモンもプレイ中です。
 不束者ですが、できるだけ毎日更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

相互希望です。フォローしていただけるとうれしいです。
ランキング参加中です。1日1クリックいただけると喜びます。

FC2Blog Ranking

よろしければ、こちらの方もクリックお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
リンク
お客さま
検索フォーム