【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(33話)「火星の王」

 鉄血のオルフェンズの33話を見て感想を書きます。
 今回は特に戦闘のないお話なのですが、1期を見ていると色々と重なるところがあって興味深いです。
 クーデリアさんがタカキさんを励ますところで、知識を得れば選択することが出来るようになるという言葉には、すごく重みがありました。
 そして、最終的に鉄華団を辞めたタカキさんの姿が、どこかビスケットさんの姿に重なったのは私だけではないはず。
 大きな一発よりもささやかな幸せをとる、そんな生き方もありなのではないかとふと思うとともに、ビスケットさんにもこんな可能性があったのかもしれないと思ってしまいます。

【内容】
 ギャラルホルンの幹部達は前回までのSAUとアーヴラウとの武力衝突について話し合いを行っていました。
 どうしてここまで事態が拡大したかとマクギリスを責める声がある一方で、彼だからこそ事態をここまでに抑えたとの声もまた見られました。
 一方で、ギャラルホルンの情報網をもってしても、アーヴラウを指揮していた男(ガラン・モッサ:前回死亡)の詳細を突き止めることはできなかったとのこと。

 事件の裏で糸を引いていたラスタルは、マクギリスに語りかけます。
 妾の子であったマクギリスがファリド家に養子に入ってまもなくのころ、彼とであったことを思い出すラスタル。
 養父の失脚(25話参照)がマクギリスの手によるものだと察したラスタルは、改めて彼に何をしたいのかを問います。

 爆破事故に巻き込まれて意識不明だった蒔苗さんは普通に会話できるほど回復していました。
 自分をかばって怪我をしたチャドの身を気にかける彼に、何らかの変化を感じ取るクーデリアさん。
 蒔苗は自分の残りの人生が短いことを察し、クーデリアに自分の持つ全てを受け継いでもらおうと打診するのでした。

 アストンたちの死を悔やむ昭弘、そしてチャド。
 一方、クーデリアと同じく地球に降下していたオルガは、ユージン(副団長)らとともに事態の収拾に当たっていました。

 昭弘たちと同じくアストンの死を引きずるタカキに、三日月は彼なりに励ましの声をかけます。
 クーデリアは、もっと学ぶ必要がある、多くのものを学べば正しいものを選択する力がつくとタカキに語りかけるのでした。

 宇宙では、自分を見出してくれたガラン「おじさま」の死に報いようと、ジュリエッタは必死のトレーニングを積んでいました。
 ヴィタール(仮面の男)は、ジュリエッタに対して、君のように上官への恩に報いるために戦った男を知っているとひと言。

 地球に下りていたオルガの元へ、マクギリスが訪問し、ガラン・モッサの後ろにはラスタルがいること、彼らを倒さないことには自分がギャラルホルンを変革することが出来ないとして、さらなる協力を求めます。
 オルガは、どうしてマクギリスが自分たち鉄華団をそこまで高く評価するのかと疑問を呈します。
 マクギリスは鉄華団の戦う姿にギャラルホルンの創始者である「アグニカ」の姿を見たとひと言。
 自分がギャラルホルンのトップに立った暁には、鉄華団にギャラルホルン火星支部の権限すべてを与えること、つまり彼らを「火星の王」にすると約束します。

 自宅でアストンとの思い出に浸るタカキさん。
 自分達の思い出のせいでアストンを苦しめたと悔やむ兄を励ますフウカさんマジ天使です。
 また、初陣を三日月の「邪魔」のひと言で終えてしまったハッシュは、昭弘のようにトレーニングに精を出すのでした。

 マクギリスからの提案を団員たちに伝えるオルガさん。
 クーデリアの「火星独立」という目標を含めも、この提案を受けるべきとオルガはいうものの、経理担当のメリビットさんはテイワズとの関係が悪化すると苦言を呈します。
 ほとんどの団員がオルガについていくと呼応するなか、タカキは鉄華団を辞めるとひと言。
 大きな幸せよりも妹とのささやかな幸せを選んだタカキを、オルガは止めることなく送り出すのでした。

 退職したタカキに「俺達のことは気にするな」と三日月さん。
 不器用な彼なりの、妹との生活を大切にしろという思いやりなのかもしれません。

 蒔苗から自分の後継者になるよう打診を受けたクーデリアですが、自分は火星に帰ると告げます。 
 学ぶべきことは山ほど有りながらも、今は選択すべきときがきたとのこと。
 火星へと戻ってゆく鉄華団の皆さんを待ち受けているものが何か、私、気になります!

【考察等】
 今回は戦闘シーンがなかったですが、色々と考えさせられるお話でした。
 見るべきところは多いですが、ギャラルホルンの内紛、そして鉄華団の今後がポイントだと思われます。

 アストンさんの死は昭弘さんとタカキさんに大きな傷を残しました。
 昭弘さんは前回敵を討って一段落したのかもしれませんが、タカキさんの決断はまだ終わってはいなかっただなとふと思いました。

 また、恩人の死に報いようとするジュリエッタさんにある男の姿を重ねるヴィタールさん。
 その男が1期の最後に出てきたアインさんであり、ヴィタールさんの正体がガエリオさんであることはほぼ確定ではないかと思われます。

 マクギリスさんはラスタルさんとの決着を決断し、また同志である鉄華団にも「火星の王」という約束により決起を促します。
 どん底だった彼らの終着点として、またクーデリアさんの「火星独立」という夢にむけた最高の舞台が用意されたことになりますが、それはテイワズとの軋轢を生む諸刃の剣でもあったのです。
 大きな仕事が来たという意味では、1期での地球降下後に蒔苗さんを議事堂へと送り届けるところが重なるところ。
 相変わらず強気のオルガさんには、虎穴に入らずんば虎子を得ず、この言葉がぴったり当てはまります。

 大きな一発よりもささやかな日常を選び、退職を決意するタカキさんに、1期のビスケットさんの姿が重なります。
 彼を送り出したオルガさんの胸中に、わだかまりを解消することなくこの世を去ったビスケットさんの存在があったのではないかと思います。

 次回は、ヴィタールさんがガンダムフレームに乗って出撃してくるとのこと。
 果たして鉄華団の行く先に何が待っているのか、最後まで見届けようと思います。

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