【アニメ感想】ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン(13話:最終回)「たそがれの帝国にて」

 ねじ巻き精霊戦記の最終回を見て感想を書きます。
 攻めて来る敵の裏をかき、相手に要求を飲ませるところで敵将の性格と主人公の性格をうまく出していてよかったと思います。
 そして何とか戻ってきた主人公は姫にある命令をされ、そこで「戦いはこれからだ!」といった感じで終わります。
 分割2期の前半だと考えれば最高の終わり方なのだと思います。
 一方で、公式サイトを見てもその告知がないところを見ると打ち切りにも見えてしまうところですが……

【内容】
 ジャンの策により炎の壁を突破された帝国軍は、戦力差5対1という絶対的な危機を迎えます。
 自分の状況判断のミスを自覚したイクタは、マシュー、ハロに後方を託し、自らはヤトリ、ナナクと前線に赴きます。
 どう敵兵を倒しつつ、炎の壁を直していくのか、それには騎兵とエアライフルを何とかしないといけません。

 「いけるといえば、いけるのか」
 ヤトリから情報を得たイクタは一つの作戦を思いつきます。
 前方にわらを敷き詰め、後方にはボウガンを持った兵士を配置します。
 それを見たジャンは、火攻めであると判断し、騎兵を少しずつ移動させます。

 わらの中から伏兵が姿を現して馬を刺し、これでは戦況は混乱してエアライフルも使えません。
 戦況をすべてコントロールすることを好み、無秩序を嫌うジャンはイクタの停戦交渉を受けることに。
 ここで一旦戦いが止まります。

 これ以上無駄な血は流したくないとするジャンは降伏を勧告しますがイクタはそれを拒否。
 逆にイクタはキオカ軍の撤退を求めます。
 「戦闘にならば生き残るのは僕達」と交渉決裂になるかといったさなか、精霊がジャンの心臓を照らし出します。
 イクタはエアライフルが狙っているとひと言。

 イクタの言葉がハッタリだと見ぬいたものの、そうでない可能性を捨てきれないジャンは要求を受け入れます。
 去り際に、「すべての英雄は過労で死ぬ」と言い残すイクタさん。

 本国に帰還したイクタは来たとたんに姫から抱きつかれます。
 一方で、きちんと兵士たちをねぎらうところは幼くとも立派だと思います。
 ちなみに、シナークを虐待して戦争の原因を作った中将は格下げの上処刑されるそうです。

 イクタと姫との会話が始まります。
 帝国の現状を尋ねる姫に向かって、国は末期症状(意訳)と答えるイクタさん。
 そんな彼に、帝国のトップとなり国を変えよと命じる姫。
 彼女は戦争の敗北により異国の文化を流入させることで滅び行く国を救おうと考えていたのです。

 敗戦により国を救う。
 姫のやり方は、いずれヤトリとの衝突が避けられないことを意識するイクタさん。
 彼は国ではなく、人を守るために戦っているのでした。

 果たして、彼の行く手にはこれから何が待ち受けているのでしょうか。
 私、(2期放送の有無が)気になります!

【考察等】
 イクタさん、最後まで見てきて(一部の女性関係を除いて)魅力的な人物だと思いました。
 この方を演じているのが荒々しい役の多い岡本さんだと聞いて、今更ながら驚きです。

 前半のジャンさんとのにらみ合いから撤退まで、ジャンさんですら彼の引き立て役になってしまっている感があって、彼がそれだけ優秀な人物だということなのだと思います。
 すべての英雄は過労で死ぬという言葉も、作中で力を示せば示すほど戦いに駆りだされてしまう現状をうまく示している言葉であり、ある種の真理なのだろうと思います。

 後半について、お姫様から「敗戦により国を救う」ために軍のトップになるよう言われるイクタさん。
 敗戦で変わるといえば、どうしても日本のことが浮かんでしまいます。
 戦後改革は日本の大きな転換であることは事実でしょうし、一方で戦前から変わらなかったものもあるのかもしれません。
 このあたりは人によってかなり評価が分かれるでしょうし、荒れそうなのでお話はこれ以上はやめておきますが。

 問題を抱えた国を変えるため、力を得て内部から変えていくという(「コードギアス反逆のルルーシュ」のスザクさんのような)手法もありますが、一度滅ぼすところまでいかないといけないくらい、この帝国は末期症状ということなのかもしれません。
 余談ですが、ジャンさんがルルーシュさんと同じ声優さんだったことにもここで一応触れておきます。

 姫からはその能力を渇望されるイクタさんですが、ご本人はあまり乗り気でない様子。
 ここからどのように彼らが動いていくのかとても気になりますし、分割2期の前半だとしたらこれ以上ない終わり方です。
 一方で、1期のみなら打ち切りエンドにも見えますが。

 後気づいた点としては、ヤトリさんの声が少しきつそうな感じに聞こえました。
 彼女を演じる種田さんは現在休養しているとのことですが、このときから相当ひどかったことが容易に想像できます。
 この方の容態のことを考えれば、2期はかなり可能性が低いのかもしれません。
 ごちうさのリゼさんやうたわれのクオンさんもこの方ということで、周辺への影響は大きいのでしょうが、体調を回復させて万全の状態で復帰されることを、心からお祈り申し上げます。

コメントの投稿

非公開コメント

ごあいさつ

愛されたい猫

Author:愛されたい猫
 ご訪問ありがとうございます。
 趣味はアニメ・ゲーム等です。
 アニメは1クールに10本以上は見ていると思います。
 ゲームは少し前にDS版のFF3をクリアしました。
 一年も残り少ないですがどうかよろしくお願いいたします。

凍結しましたが、いつかは復活させたいです。
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
リンク
お客さま
検索フォーム