【アニメ感想】バビロン 第10話「決意」

 バビロンの10話を見て感想を書かせていただきます。
 アメリカにまでやってきた善さんですが、自殺法が広がる流れは止められないようです。
 彼らは年を越しても何も出来ないまま終わってしまうのでしょうか。

【内容】
 ドイツから連絡が入ったかと思えば、ハイデルベルグやボローニャで自殺法が導入されます。
 善はこれまでの国が全てG7だと気づき、次はイギリスに連絡を取るようにと言い出します。
 ドイツ首相は「道徳と法は変わりうる」と言い、答えを出すには時間が短すぎると言ってきます。

 アメリカ大統領のアレックスはそもそも「自殺」と戦うべきなのかと悩んでいました。
 聖書には「自殺」は罪という記述はないらしく、十戒の「人を殺すな」という文書を拡大解釈して生まれたそうです。
 一人の少女が「ママのそばに行く」と言って善達の目の前で身投げしてしまいます。

 市長は少女が自殺したと知って自殺法導入前に死んだことが残念だと言い出します。
 ハーディは市長の言葉に憤りますが、市長は自殺して絶望から救われたと反論してきました。
 イタリアの大統領は自殺は経済的に冷静な判断とはいえないと言いますが……

 アレックスは妻から停滞していると見抜かれ、妻はいきなりキスしてきて「そういう指示がある」と言ってきます。
 いくらでも考えてもいいのよと言われたアレックスは善と会食をすることになり、善は自分の名前は「善悪」だと言ってきます。
 善は市長は曲世愛に操られていたと言い、アレックスは「愛」という名前は皮肉な名前だとつぶやきます。

 アレックスは「自殺」「人の死」について聞いてきて、善はFBIになったのは銃が支給されるからだと言ってきます。
 善は若い部下を失い、刑事の友人を失い、憧れていた女性がバラバラにされ、あの女は殺さなければならないと断言します。
 アレックスは善の妻子の写真を見て彼を正式な捜査官にすると言い、必ず家族の元に帰るようにと言ってきました。

 斎が会見を行い、イギリスでも自殺法が導入されたと言ってきます。
 彼は「手を取り合って革命を成功させる」といい、自殺法都市首長会議を行うと言い出します。
 アレックスは思い出したかのように「これでやっとスタートできる」と言い出すのでした。

【感想等】
 世界各地で「自殺法」の導入が進められ、一つの時代が変わろうとしているのでしょうか。
 つらい毎日を過ごす人や病気に苦しんでいる人がそういう選択肢を選ぶことも否定できません。
 「死ぬな」と言って止めようとしても、彼らの心に届かなければどうにもならないのかも。

 これまでは愛さんの奇行がクローズアップされましたが、お話は思ったよりも複雑に動いているようです。
 自殺法の是非についてはここまで見てきた今でも答えを出すことが出来ません。
 妻子の写真を見られたことでPSYCHO-PASSみたいに人質にされそうで怖いのは私だけでしょうか。

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愛されたい猫

Author:愛されたい猫
 ご訪問ありがとうございます。
 趣味はアニメ・ゲーム等です。
 アニメは1クールに10本以上は見ていると思います。
 ゲームは直近だとポケモンハートゴールドをプレイしました。
 うまく言葉にするのは難しいですがよろしくお願いします。

凍結しましたが、いつかは復活させたいです。
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