【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第50話(終)「彼等の居場所」

 鉄血のオルフェンズの50話(最終回)を見て感想を書きます。
 どうやら、私の予想というのは悪いところはとことん当たるようです。

 彼等の歩みを一年間見続けてきただけに、色々思うところも多いです。
 どう書いてもネタバレになってしまうので、詳細は最後に書きます。
 明日からがんばろうとは思いますが、中々厳しいかも知れません。

【内容】
 地下の脱出路を確保する仲間たちが道を開いたという声を聞いた戦闘班。
 三日月は「仕事を果たせ副団長」とユージン達を先方へと向かわせ、自らはオルガの命令を果たす為に残ることに。
 最終的にギャラルホルンの大軍を、三日月と昭弘の2人が相手をする展開になりました。

 「私が手本を示す!」といつもどおりやる気のイオク様。
 彼を制しつつ、「我々には果たすべき大義がある」とジュリエッタが続きます。
 そして、彼等を束ねるラスタルは、上空から「ダインスレイブ」でガンダムへ攻撃を仕掛けます。

 ダインスレイブを受けてボロボロになった2体のガンダム。
 三日月は自分に生きる意味をくれたオルガのことを思い出し、立ち上がります。
 一方、こちらも生きていた昭弘は、向かってくるイオク様と戦うことに。

 阿頼耶識システムを発動させ、鬼神のごとき戦いぶりを見せる三日月さん。
 昭弘は「兄貴」の敵であるイオク様の名を聞き、巨大ペンチ(ニッパー?)で彼を倒し、自らも命を落とします。
 残された三日月はジュリエッタと対峙し、オルガのくれた「意味」のために最後まで戦い抜きます。

 鉄華団の家族がクリュセに脱出し、役目を終えた三日月さん。
 彼は最後の最後で、自分達の居場所はすでにそこにあったことに気づき、戦意を失ってしまいます。
 そして、バルバトスの首を取り、かちどきをあげるジュリエッタさん。

 マクギリスの反乱は、首謀者の死とともに幕を閉じました。
 しかし、ギャラルホルンの特権の象徴であるセブンスターのうち半数近くが消滅したことで、組織はより民主的なものとなったとのこと。
 一方、火星は経済的独立を勝ち取り、火星連合の代表には(テイワズの後ろ盾もあり)クーデリアが就くこととなりました。

 ギャラルホルンの代表であるラスタルと、火星連合の代表であるクーデリアの2名による、ヒューマンデブリ廃止条約の署名が行われます。
 その中でクーデリアは、かつて自分の「家族」であった鉄華団について言及し、彼等に恥じないように生きていきたいと思いを述べます。
 なお、鉄華団と最後に戦ったジュリエッタは、彼等は誰よりも人間であり、生きる為に戦ったと結論付けます。

 ユージンやチャドを伴って蒔苗氏の墓参りをするクーデリア達。
 地球で別れたタカキは、今では代表の秘書であり、ゆくゆくはその地盤を引き継ぐのだとか。
 一方、行方不明のライド達は、オルガを暗殺した一味に「けじめ」をつけ、行方をくらませてしまいます。

 生き残ったものは歩き続けることがその勤めだとクーデリアさん。
 彼女が戻った先には、アトラとその息子である「アカツキ」の姿がありました。
 そして、鉄華団の皆さんのことを忘れないと誓って、お話は幕を閉じます。

【考察等】
 48話でオルガさんが、49話でマクギリスさんが亡くなったことで最悪の結末が待っているのではないかと想像してました。
 そして圧倒的な物量を切り抜けるには三日月さんが阿頼耶識をつかうしかないというのも頭の中にはありました。
 まさに、その2つの悪い予感(私自身は、三日月さんが廃人になるのではないかと思ってました)がさらに悪い方向で(亡くなってしまうという形で)当たってしまいます。

 仲間が脱出するまでの時間稼ぎだと戦闘を継続する三日月さんですが、あまりにも相手が悪すぎました。
 マクギリスさんの例でもそうでしたが、圧倒的な力を持っていても、組織的に統率された相手の方が上回るということなのでしょうか。
 まあ、ガンダム4体を持ちながらもアリアンロッド艦隊に負けている時点で大体想像はつくのでしょうが。

 弟さんやアストンさん、あるいはラフタさんのことを考えると、昭弘さんは生きてほしかったです。
 しかし、彼の手もまた多くの血で染まっており、光の当たる世界で生きていけないということなのでしょうか。
 なお、彼に討たれたイオク様については、名瀬さん夫妻を死なせたことがやはり問題だったのだと思います。

 三日月さんは最終的に敗北してしまいますが、家族を脱出させた(居場所を守った)ことからどこと無く表情がすがすがしく思えました。
 オルガさんの「皆で」という言葉からすれば三日月さんも家族の中にはいっているのだとは思いますが、彼も多くの血を流した報いを受けたともいえるのかもしれません。

 結局、主人公側の全面敗北という形で戦いが終わりますが、これは異例だと思われます。
 それでも、残った鉄華団の家族は脱出できたこと、あるいは最終的にクーデリアさんの夢であった火星の経済的独立がかなったのはよかったと思います。
 一方で、いかに勝者とはいえ、あれだけ禁止兵器を連発していたラスタルさんがギャラルホルンの中心となったことには釈然としない人も多いかもしれません。

 クーデリアさんが火星の代表となり、火星の状況を少しずつ改善していったのはよかったと思います。
 そして、彼女もまた、鉄華団の「家族」の一員であり、彼等の戦いは決して無駄ではなかったのだと思ってもいいのではないかと。
 最後に彼等と戦ったジュリエッタさんもまた、鉄華団を「誰よりも人間であった」と称したところもよかったですし、ガエリオさんとの絡みもほほえましく思えます。

 最後の方で、オルガさんの暗殺を実行した連中が、ライドさんたちに「けじめ」をつけられるシーンがありました。
 このシーンを見て「因果応報」という言葉が頭に浮かんだのは私だけでしょうか。
 名瀬さんを死なせたイオク様は最終的にその報いを受け、そしてそれは主人公達も例外ではなかったのではないかとも思えます。

 ラストのシーンで、アトラさんと三日月さんの子供が出てきたのは驚きました。
 というのは、アトラさんのおなかの中に子供がいるという言葉が、いまいちぴんと来なかったのです。
 彼が大きくなるときには、戦うしか生きるすべのない子供がいなくなることを祈ります。

 一昨年の秋から去年の冬、そしてUC(去年春夏)をはさんでの2期という計50話。
 精神的につらいところ(特にアニキショック→ラフタショック)も多かった中で、何とか最後まで見届けることが出来ました。
 スタッフの皆さんには心からお疲れさまと言いたいところです。

 思えば1期中盤の極道としか思えない親子盃といい、「けじめ」と称して相手を射殺するという展開といい、異例尽くしのお話でした。
 特に後者については、本来ターゲットとしている視聴者層と同じような年代の少年が、実際に人を殺すシーンということで妙にリアルを感じてしまいますし、最近のガンダムの主人公(たとえばUCのバナージさん)が「殺さず」を貫く中、三日月さんが躊躇せずに相手を倒していくというのも最近のトレンドとは真逆を行くタイプに思えます。
 しかし、その彼等が生きようともがく力強さが、マクギリスさんに鉄華団に対する興味を抱かせ、また我々視聴者をひきつけるものではないでしょうか。
 他作品の例で恐縮ですが、ガンダムSEEDで「生きることは戦いだ」という言葉があり、これこそがひとつの真理なのかもしれません。

 個別のキャラクターについて思うところをいくつか書いていこうかと思います。
 意外な形で退場したオルガさんでしたが、彼の思い切りのよさはどこか心地よい一方で、ビスケットさんの存在によってうまくバランスが取れていたのではないかと思うと、彼を失ったことで鉄華団は歯止めが利かなくなったのかもしれないと思います。
 昭弘さんはそのストイックなところが職人さんみたいでかっこよかったですし、不器用な中に優しさを持っているところもよかったです。
 また1期からクーデリアさんの丁寧で芯の強いところ(特に1期中盤でフミタンさんを失った後、戦艦を言葉一つで止めたところ)は憧れでしたし、アトラさんの優しさは癒しですし、ガエリオさんの人間臭いところ(カルタさんの死やアインさんのところで涙を流すところ等)や2期でのジュリエッタさんとの絡みも好きでした。
 マクギリスさんの生まれに関わらず競い合える世界という理想はよかったのですが、結局は自分の力を示すことに留まったのが惜しかったところです。

 思い入れのある作品だけに、どんどんと頭から思いがあふれてしまいますのでこのあたりで切り上げます。
 日5枠最後の作品となったオルフェンズですが、鉄華団の皆さんの必死な生き様が、心を打つ作品でした。
 明日からまたテンションが下がりそうな気もしますが、私も、彼らのように精一杯、一生懸命に生きていくことを誓って、筆を置こうと思います。


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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第49話「マクギリス・ファリド」

 鉄血のオルフェンズの49話を、何とかリアルタイムで見て感想を書きます。
 タイトルからマッキーさんの死亡フラグが思い切り立つ不吉なスタートとなりました。
 オルガさんという精神的支柱を失った鉄華団の皆さんがこれからどのように戦っていくのかも注目かと。

 お話は何をかいてもネタバレになりそうなので、詳細をとりあえずまとめた後感想を書いていこうかと思います。

【内容】
 オルガが何者かによって殺されたことを知った鉄華団は騒然となります。
 地球への道を開いたオルガは十分に団長の仕事を果たしたとする副団長のユージン。
 しかし、一部にはオルガの仇討ちを主張する声が出始めます。

 オルガと最も近かった三日月は、団員を一堂に集めます。
 オルガの命令は生きているとし、それを邪魔する奴は全力でつぶすと宣言。
 死ぬまで「生きて」命令を果たせと団員を激励します。

 武器商人からオルガを始末したと報告を受けたラスタル。
 自分は胡散臭い大人と関わらなくてよかったとするジュリエッタに、じぶんもその「胡散臭い大人」だと一言。
 そして、彼の「大義」を示すべく鉄華団への一斉攻撃が始まります。

 圧倒的な物量の差で迫りくるギャラルホルンに、迎え撃つ三日月、昭弘、ユージン達。
 ユージンは、かつてオルガの準備した「王の椅子」に搭乗します。
 仲間が逃げるまでの時間稼ぎがその目的ですが、物量の差はあまりにも大きかったようです。

 一方、火星の上ではマクギリスが部下を逃がし、彼の最後の戦いへと挑みます。
 戦艦での特攻からバエルの機動力を生かした攻撃で、たった一人で戦うマクギリス。
 彼の婚約者であるアルミリアは、家にもどってくるようにと迫る父に反発し、ともにその罪を償うのだと、彼の生還を願うのでした。

 自分がラスタルを討つことで、生まれのみで将来が決まる「退屈」な世界は終わるとマクギリス。
 一方で、火星では「立ち止まらないで」と言い残してハッシュが逝ってしまいます。

 マクギリスと対峙するガエリオ、そしてガンダム同士の力と力のぶつかり合い。
 総大将のラスタルは「その戦いを見届けたい」と加勢の声をさえぎり、戦いに注視します。
 純粋な一人の力で戦うマクギリスに対して、アインを初めとする仲間の力を受けて戦うガエリオがバエルを捉えます。

 大破したバエルから逃れるマクギリス。
 彼の前に立ちはだかるガエリオは「俺を見ろ!」と彼に迫ります。
 ガエリオとカルタという「友」を否定しなければ自分は前に進めなかったとするマクギリス。
 彼のいいかけた言葉に涙を流すガエリオは、ついに彼の命を奪います。

 マクギリスの死は今後重要な意味を持ってくると延べるラスタル。
 彼の命で、ジュリエッタらの部隊が火星へと降下を始めます。
 果たして、この圧倒的な物量の中、鉄華団は血路を開くことが出来るのでしょうか。

【考察等】
 冒頭からオルガさん死亡が確定して、この時点でいやな予感しかしなかったです。
 敵討ちを主張する声がでるのも予想通りでしたが、そんな中でも、オルガさんの「命令」どおり生きるための戦いを選択した彼らは良かったと思います。
 とはいえ、ここ数回の展開や圧倒的な物量の差からすると、最終的にその希望も打ち砕かれそうな気がするのが恐いところです。

 火星では鉄華団の皆さんが絶望的な戦いを開始し、またマクギリスさんもひとりでの戦いを選択します。
 勝敗がほぼ決した中で彼がここまで戦い続ける意味とは何か、そのあたりは私にはちょっとわからないのかもしれません。
 生まれによって呪縛された(と彼が感じる)この世界に、彼自身が生きた証を残そうとしているのでしょうか。
 そんな彼を最後まで支えようとするアルミリアさんの態度は、あの若さでは考えられないほどすごいなと思いました。

 大半の予想通り、マクギリスさんとガエリオさんの一騎打ちが始まります。
 その戦いを見届けたいと、視聴者のニーズを的確に把握するラスタルさんも大物感を出していていいなと思います。
 人と話していて、ラスタルさんは三国志の曹操さんに似ているという言葉もありましたが、納得です。

 バエルによる圧倒的な力を持ちながらも、結局はガエリオさんに敗れてしまったマクギリスさん。
 彼は、ガエリオさんやカルタさんといった人たちの(生まれ以前に人と人との)思いがなかったのではなく、必死に否定して先に進んできたのだと思われます。
 親友だと思っていた相手に裏切られ、そして最終的に殺し合いになったというのは悲しいことですが、これも信頼の裏返しなのかもしれません。

 今思えば、マクギリスさんもガエリオさんも、登場当初からみるとずいぶんと変わったなと思います。
 二人三脚でギャラルホルンの腐敗を正そうとしていた彼らが、最終的に殺しあうなんて当時は全く想像していませんでした。
 アインさんとの出会いから、ガエリオさんがアインさんやカルタさんといった仲間の思いを拾っていく、そんな人間的なところが私はとても好きでした。
 マクギリスさんについては、生まれに関係なく平等に競い合える世界という彼の理想は共感できるものだったのですが、2期の後半では彼が絶対的な力に固執するあまり何かが見えなくなっていたのではないかと思うと、残念な気がします。

 マクギリスさんが亡くなるちょっと前に、2期で三日月さんを支えていたハッシュさんも亡くなってしまいました。
 はじめは三日月さんと張り合う感じだった彼ですが、忠実な部下(子分?)になって、結構いいコンビだと思っていただけに残念です。
 マクギリスさんと同様に、彼の冥福をお祈りしたいと思います。

 ますます勢いづくラスタル様に、ジュリエッタさんもいよいよ出撃し、鉄華団の皆さんのピンチが続きます。
 なお、次回タイトルは公式サイトによると「彼らの居場所」とのこと。
 この圧倒的な不利を切り抜けて、彼らが最終的に生きて「居場所」を見つけられることを祈るばかりです。


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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第48話「約束」

 鉄血のオルフェンズの48話を見て感想を書きます。
 今までいろいろやらかしてきたイオク様ですが、ずいぶんと成長したなと思います。
 とはいえ、彼の成長がもっと早かったのなら、名瀬さんやアミダ姐さんが死なない未来もあったのかと思うと複雑な心境です。

 これ以上の感想はネタバレになってしまうので最後に書こうと思います。
 とはいえ、これを読んでいただいている奇特な方は、きっと番組をご覧になっているとは思いますが。
 もし見逃しても公式で無料配信しているで、見た後にまた読んでいただけると幸いです。

【内容】
 圧倒的な兵力で鉄華団の基地を包囲するギャラルホルンの皆さん。
 ギャラルホルンの大義を示すとするラスタルは、イオクに自分が到着するまではそのままで待機するようにと命じます。
 一方でマクギリスは、この状況化にもかかわらず相手を全滅させればと強気の発言が目立ちます。

 周りは包囲され、情報からも遮断される鉄華団の皆さん。
 まさに八方塞の状態に、オルガは「逃げるだけだ」と一言。
 この包囲網の中、自分達が全滅したと見せかけることが出来ればと考えます。

 雪乃丞(おやっさん)によると、地下には厄災戦のときのトンネルが有るとのこと。
 オルガは、この戦いの目的は相手を殺すことではなく、自分達が生き残るのが目的だと語ります。

 生きる為に、団員にトンネルの復旧を急がせるオルガ。
 「少人数なら包囲網の突破も可能」と語るマクギリスは、自分が出撃して敵の注意を引きつけると言い出します。
 自分は鉄華団を利用して、ラスタルをおびき出すのだと語るマクギリスさん。
 一方、アトラはクーデリアらとともに脱出することに。

 三日月の銃を借り、クリュセへたどり着く為に移動を開始するオルガさん。
 そんなオルガに、三日月は「ちゃんと返してね」とフラグを立ててしまいます。

 ラスタルは自分達の正当性を確保する為に、相手に先に手を出させることが必要とイオクに命じていました。
 しかし、彼は部下たちにつないでもらった命を、今度は部下につなごうと自らマクギリスに特攻します。
 倒されたイオクを合図に、いっせいに攻撃を開始するギャラルホルン。
 単身で次々と敵を倒していくマクギリスは、群れるオオカミであった鉄華団とは相容れなかったと一言。

 マクギリスの奮戦もあって、クリュセにたどり着いたオルガたち。
 アドモス商会(クーデリアの会社)から地球の蒔苗に連絡を取ります。
 個人情報の改ざんについては可能であるとしながらも、地球に来てもらう必要があると蒔苗氏。
 彼の元には、かつて鉄華団に所属していたタカキの姿がありました。
 さらに、アジーからは積荷にまぎれてオルガたちを地球に移動させる準備があると一言。

 今までの良縁によって活路が開かれたオルガ達。
 自分達のやってきた道は間違いではなかったと確信します。
 しかし、そんな彼らを(おそらくラスタルの手先による)凶弾が襲います。

 全身血まみれになりながらも、立ち止まることのないオルガさん。
 最後に「立ち止まるんじゃねえぞ」と言い残し、力尽きてしまうのでした。

【考察等】 
 前回(の脱出できそう→完全包囲)もそうでしたが、希望を持たせては落としてくるお話でした。
 前々回のシノさんが亡くなったあと、オルガさんが皆で生き残るのだといった矢先だけに、この展開はあまりにも恐ろしいです。
 正直、すごく脱力感を感じて、何もする気が起きなかったりします。
 明日が平日でなかったのはある意味救いかもしれません。

 仲間の命も背負っている状況では、相手を倒すための戦いではなく、生き残る為の戦いもあると方針を転換するのはやむをえないと思います。
 基本的に一人のマクギリスさんが玉砕に近い展開になるのと、仲間がいる鉄華団が生きる為にがむしゃらになるのは対照的です。
 ふと、漢文の授業で習った「項羽と劉邦」のお話を思い出した人は、それほど多くないと思います。
 
 圧倒的な武力を持ちながらも、部下を生かすことを知らなかった項羽さんは結局は漢にとって変わられてしまいます。
 私にはマクギリスさんの姿が、四面楚歌の中で最後まで一人の武人として戦った項羽さんの姿と重なって見えてしまうのです。
 最終的に王どころか皇帝になった劉邦さんに対して、火星の王になれなかったオルガさんですが、団員を動かすそのカリスマ性は、劉邦さんに通じるところがあるのかもしれません。

 後半の、タカキさんやアジーさんが助けてくれるという展開はとてもよかったと思います。
 あと、イオク様も今までにないかっこよさでした。
 それだけに、最後のオルガさんの死亡があまりにも重たすぎるのですが。
 考えたくはないのですが、本気で全滅エンドもあるのではないかと思えてきます。

 テレビ放送になかった次回予告は、公式サイトで見ることが出来ます。
 なお、49話のタイトルは「マクギリス・ファリド」ということで、マッキーさんが亡くなることは確定事項に思えます。
 できることならば彼の過去をもう少し掘り下げてほしいのですが……


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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第47話「生け贄」

 鉄血のオルフェンズの47話を見て感想を書きます。
 前回から絶体絶命のピンチが続く鉄華団に、心が締め付けられるような感じがします。
 全滅エンドが現実味を帯びてくるような気もしますが、それでも未来を信じて戦う、底力を見せてほしいと思います。
 私も微力ながら、最後まで見届ける所存です。

【内容】
 アリアンロッドに事実上の敗北を喫し、火星に逃れたマクギリスを受け入れないとする火星支部長。
 ラスタルの策によって、マクギリスがファリド家の実子ですらないことが暴露され、彼は立場を失ってしまいます。
 それでも、今までの恩と(万が一彼らが勝ったときの)目算で、火星支部長はマクギリス、鉄華団を放任することに。
 しかし、鉄華団は物資を使いきり、ジリ貧の状態でした。

 マクギリスは戦いを続けるべきと主張しますが、オルガは何が「本当の敵」かわからなくなったと一言。
 鉄華団の一部には、マクギリスを裏切り、彼とバエルをラスタルに引き渡すという意見が出ますが、オルガはそれを拒否。
 とはいえ、関係の清算も考えると含みを持たせます。

 火星に戻った鉄華団の一同ですが、テレビでは彼らは犯罪者として扱われていました。
 それは彼ら自身に留まらず、ビスケットの妹が通っている学校においても、彼らに対する誹謗中傷がやみません。
 さらに、銀行口座は凍結され、融資も悉く断られてしまいます。

 ラスタルの用意周到な作戦に感嘆するイオク様。
 彼もまた、自分の役割を与えてほしいと嘆願します。

 アトラの元にやってきたクーデリアさん。
 彼女が世話をしたという花を見て「綺麗だ」と三日月。
 しかし、鉄華団だけでなく、彼らと交流のあるアドモス商会(クーデリアの会社)への融資もストップしてしまいます。
 それでも彼らとの交流を続けるとするクーデリアに対して、オルガは「手を切ったほうがいい」と一言。

 団員達を集めたオルガは、辞めたいものはいるかと問います。
 ザックは大声で文句をいい辞めたものの、団員達は殆どがオルガを慕って残ることに。
 そんな中、オルガは「親父」ことマクマードを通じて、アリアンロッドを率いるラスタルへ連絡を取ります。

 野菜を育てるのがうまいクーデリアに、「子どもを育ててくれ」と爆弾発言をする三日月さん。
 そんな彼に、抱きしめてほしいとクーデリア。
 それを見たアトラは「一緒に(子どもを)作りましょう!」と続きます。

 受話器の先にいるラスタルに交渉を始めるオルガさん。
 鉄華団の解散と、マクギリス及びバエルの引渡しを条件とするオルガに対して、ラスタルは、ギャラルホルンの権威を回復する為には鉄華団という「生け贄」が必要だと一言。
 ラスタルは「団長が死んでも、組織としての団の罪は消えない」と徹底抗戦の構えを見せます。

 交渉が決裂したオルガの前に、ユージンと昭弘が現れます。
 彼らの居場所を作ったのはオルガだと告げたうえで、家族に黙って決めるなと一言。

 いっそ別人になれればという一言から、地球のアーヴラウで情報を書き換えることが出来ないかと考えるクーデリア。
 また、一部では有りますが、別の口座が残っていた模様です。
 しかし、地球へ向けて出発しようとしたその時、ギャラルホルンの一団が鉄華団を包囲していたのです。

【考察等】
 タイトルから誰かが死ぬ展開かと思っていましたが、とりあえず死者がでなかったのは良かったと思います。
 それでも、厳しい状況には変わりはないのですが。

 ホームグラウンドの火星に逃れた鉄華団の皆さんですが、まだまだ厳しい状況が続きます。
 軍事的にもまけた上で、さらに経済的にも追い込んでくるラスタルさんの徹底したやり方がすごいです。
 そんな中、まだ戦う気でいるマクギリスさんに疑問を呈するとともに、弱気になるオルガさんも仕方ないのだと思います。
 
 全体的につらいお話が続く中、三日月さんやクーデリアさん、アトラさんとの絡みが癒しなのかもしれません。
 三日月さんが花を愛でるところは、彼の変化を表しているのではないかと思います。
 その後の、子どもを作ろうの一幕については、ほほえましいものの、夕方の放送で、親子で見ていたとしたら、お茶の間がすごいことになりそうです。
 また、クーデリアさんに「子どもを作ろう」というアトラさんですが、タービンズの例にもあるように、一夫多妻は許容範囲というのもすごいなと思います。

 自分の首を指しだすことで戦いを終わらせようとするオルガさんですが、徹底的に戦うつもりのラスタルさん。
 物量の差もあって勝てないと判断した一同は、最後は逃げる算段をするというのは中々この手のアニメでは少ないことだと思いますが、全滅エンドよりはましなのだと思います。
 しかし、それすらも読まれていたかのように、包囲網が敷かれてしまいます。

 公式サイトによると次回のタイトルは「約束」とのこと。
 この包囲網を突破し、残された全員を安全なところに連れて行くことが出来るのでしょうか。
 不安なのは事実ですが、最後まで見守っていきたいと思います。
 

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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第46話「誰が為」

 鉄血のオルフェンズをリアルタイムで見たので感想を書きます。
 前回のショックも覚めやらぬまま、後退を余儀なくされてしまった鉄華団の皆さん。
 余りの犠牲の大きさに1期の終盤(ビスケットさん死亡、モビルワーカー特攻等)を思い出しますが、あの時と違うのは結果が伴っていないという事実でしょうか。
 多くの犠牲を払いながら、何とか生き残った残りメンバーですが、果たしてこの状況下から逆転する可能性はあるのでしょうか。
 散っていった家族達のためにも、最悪の結末にならないことを祈るばかりです。

【内容】
 アリアンロッドを率いるラスタルとの最終決戦に臨む鉄華団の皆さん。
 しかし、圧倒的な物量のうえ、ラスタルの巧みな采配は鉄華団や革命軍をほんろうします。
 敵将の首を狙ったシノの決死の一撃は潰え、彼は集中砲火の中その命を散らすのでした。

 ラスタル直々の命で三日月を執拗に狙うジュリエッタですが、三日月の「悪魔」とも言える力に前に敗れ去ります。
 爆発するホタルビの中、鉄華団、革命軍は一時戦線を離脱することに。

 ガエリオと戦っていたマクギリスは、アルミリア(ガエリオの妹)から受けた傷が原因で全力を出せず、ピンチに陥ります。
 副官の石動がその命を捨てて彼を守り、マクギリスは撤退することに。
 何の後ろ盾も持たない自分にとってはマクギリスの理想は希望だったと語る石動に対して、ガエリオはマクギリスの理想は「まやかし」だと一蹴します。

 ガエリオは偶然見つけたジュリエッタを回収し、ラスタルの元へと戻ることに。
 鉄華団や革命軍が後退したという事実を知っても、ラスタルは顔色ひとつ変えることは有りませんでした。
 一方、戦線を離脱した鉄華団の空気は敗戦色が濃いものとなっていたのです。
 そんな中、「生き残ってくれてありがとな」と語りかける昭弘さんが光ります。

 オルガは副団長のユージンとともに、マクギリスと合流し今後の予定を話し合うことに。
 火星支部の艦隊と合流してまだ戦おうとするマクギリスは、火星で力をしめることは鉄華団にとっても意味があることだと語ります。
 いつもの勢いの無いオルガに対してマクギリスは、我々は立ち止まることはできない、そして散っていった者たちのためにも戦わないといけないとか足ります。
 
 一命を取り留めたジュリエッタは、見舞いに来たガエリオと会話します。
 バルバトスの力を悪魔の力だとした上で、彼女は「人として」私のままで強くなりますと一言。
 その言葉を聞いたガエリオに笑みがこぼれます。

 死んでいった家族たちのなきがらを見て、顔向けが出来ないと弱気になるオルガさん。
 ヤマギは弱気な姿勢を見せるオルガに喝をいれるのでした。
 生前のシノを思い出し、自らも鉄華団を守りたいと語るヤマギさん。

 家族に楽をさせるためにと今まで仲間と戦ってきたオルガですが、その言葉は嘘になってしまったと一言。
 それに対して、三日月は邪魔な敵をすべて倒せなかった自分がオルガに嘘をつかせてしまったと語ります。
 その言葉を受けたオルガは、今まで自分の言葉を信じて戦ってきた仲間の意思を思い出し、再び闘志を取り戻すのでした。

 火星の艦隊と合流するはずのマクギリスに反旗を翻す支部長の男。
 彼が言うには、マクギリスはギャラルホルンのすべての権限を剥奪されたとのこと。
 まさに「四面楚歌」の状況下、彼らがどのように反撃に転じるのか、私、気になります!

【考察等】
 前回のシノさんの死、そして多くの犠牲を払いながらも相手を倒すことが出来ないという絶望的な状況が続きます。
 敵の物量の多さ、ラスタルさんの采配が見事だったこと、あるいはジュリエッタさんの奮戦も大きかったと思います。
 同じく大きな犠牲を出した1期終盤の特攻のときよりも、もしかしたら絶望的な状況なのかもしれません。

 マクギリスさんをかばって倒れていった石動さんについて。
 彼のように、自分の出自ゆえに先が閉ざされた人にとっては、マクギリスさんの生まれに関わらず競い合えるという理想に共感する人は多いのだろうと思います。
 現代社会においても家庭の事情で進学できない人というのも存在し、特定の業界を見れば二世三世があふれる現状を見るに、マクギリスさんの理想はある程度人の心を捉えるのではないかと思われます。

 マクギリスさんの理想を「まやかし」と切って捨てるガエリオさんについて。
 恵まれた境遇ながらも、彼が成長できたのはまったく生まれも育ちも違ったアインさんとの出会いだったような気がします。
 それは2期のジュリエッタさんとの絡みにも現れていて、立場を超えて「人として」接することを覚えたのかもしれません。
 立場の違うガエリオさんやカルタさんを否定し、同じような境遇の鉄華団に惹かれていったマクギリスさんとは対照的です。

 ジュリエッタさんといえば、強さを求める余り阿頼耶識に手を出すのではないかと心配していましたが、今回のお話を見る限りそれはなくなったようです。
 人として強くなると決意したジュリエッタさんと、それを見つめるガエリオさんの組み合わせが良かったと思います。

 1期終盤以上の絶望的な状況に意気消沈するオルガさん。
 それに対して戦いをやめようとしないマクギリスさんはある意味「正論」なのだと思いますが、どこか機械的といいますか、冷たい感じがするのはわたしだけでしょうか。
 また、昭弘さんの元ヒューマンデブリの少年への「ありがとな」の一言は、癒しなのかもしれません。

 三日月さんとの会話の中で迷いを振り切ったオルガさんは次回もさらなる戦いへと身を投じます。
 44話以降次回予告はテレビでは放映されなくなって久しいですが、公式サイトによると次回のタイトルは「生け贄」とのこと。
 願わくば、これ以上犠牲が出ないことを望みますが、タイトルから絶望的な予感しかしないのです。
 今後は涙を拭くためのバスタオルが必要になるのかもしれません。


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Author:愛されたい猫
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