【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第15話「道は違えど」

 Fateアポクリファの15話を見て感想を書きます。
 7対7の聖杯大戦はすっかり様変わりしてしまい、新たな戦いが始まろうとしていました。
 ケイローン先生の聖人君子ぶりはまさに先生と呼ぶにふさわしいと思います。

【内容】
 空中庭園において、ジャンヌたちが数日で追いついてくると判断するシロウさん。
 腑に落ちないアキレウス(赤のライダー)はシロウにマスターの居場所について聞きますが、どうやら彼らはセミラミス(赤のアサシン)の毒を使われたものの一応生きてはいる模様です。
 シロウを新しいマスターにすることについて、アタランテ(赤のアーチャー)はあっさりと了解してしまいます。

 共闘にあたりそれぞれの願いは叶えると主張するシロウさん。
 アキレウスの願いは「英雄としての生」であり、アタランテのそれは「全ての子ども達が愛される存在になる世界」とのこと。
 カルナ(赤のランサー)は、かつて一度戦った黒のセイバー(ジークフリート)との再戦を求めます。

 シロウが「人類の救済」の具体的な手段を説明しているころ、ユグドミレニアの城ではゴルドの憤慨した声が鳴り響きます。
 ジャンヌによると聖杯は願いという「結果」をもたらす存在であり、獅子却からは願いを叶える方法そのものが「厄災」いである可能性が示唆されます。
 彼の願いを止めるために作戦会議が行われ、飛行機での追撃は先鋒にアーチャーがいることから却下されたものの、本来赤の陣営にいるはずの獅子却・モーさん(赤のセイバー)はフィオレとの共闘に同意します。

 一族の長として見事に会議を終えたかに見えたフィオレさん。
 しかし、彼女のサーヴァントであるケイローン(黒のアーチャー)は、彼女の人間らしい感情が魔術師に向いていないのではないかと考え、実の弟であるカウレスに相談します。
 ケイローンがいうには、獅子却との戦闘において彼女が人を殺していたら、平静を保っていることができたのかとのことです。

 カウレスはフィオレが幼い頃に犬を「ペット」として熱心に世話していたこと、犬が魔術の実験で命を落としたことに涙してひたすらに謝っていたことを語ります。
 自分は「迷うものを導く教師」と主張するケイローンは、自分が消えた後のことをカウレスへと託します。
 そして、フラン(黒のバーサーカー)のマスターが彼でよかったとも付け加えるところはまさに教師の姿かと。
 
 約束の令呪一画をモーさんに渡すジャンヌさん。
 彼女は続いてジークに令呪を与える際に、彼が2回それを使いながらも消えていないことに着目します。
 令呪はマキリ(=間桐)が考案したことを説明し、ジークに2回分を転写した上で、「無償の奇跡」は存在しないと最後の一回は決して使うなと念を押します。

 獅子却さんとモーさんは「敵陣」であるユグドミレニアの城を離れて寝床へと移り、彼の祖先は悪魔と契約を交わしてネクロマンサーとして大成したものの、今の獅子却の代でその血が途絶えてしまうと説明します。
 かつて彼は養子に魔術師の証である「魔術回路」を移植しようとしましたが、呪いによって彼以外への移植は毒が回って死んでしまうとのこと。
 聖杯への願いに一族の存亡をかける獅子却は、フィオレたちとは別行動を取り、聖杯を奪取することを思いつきます。

 「ばかばかしい」と言いながらも苦しんでいるホムンクルスを助けるゴルドおじさんはどこか憎めません。
 自分が間違っていたのかと語る彼に容赦なく「その通りだ」と語る女性のホムンクルスさん。
 もともとのホムンクルスの技術はアインツベルンのものであり、ゴルドは同家への対抗意識からホムンクルスの世話をすることになったようです。

 赤のサーヴァントたちの前に現れた赤のキャスターことシェイクスピアさん。
 彼はシロウの正体(が天草四郎時貞)であったことを知っていた上で「面白いから」協力していたことを告げます。
 果たしてこのままシロウの思惑通りことが運ぶのでしょうか。

【考察等】
 全く戦闘がなく、説明ばかりのお話なのでどうしてもまとめに時間がかかってしまいます。
 アタランテさんの抽象的な願いにはどこか意味深なものを感じますが、彼女の過去には一体何があったのでしょうか。
 そのことを含めて、今後明らかになることはかなり多いのではないかと推測します。

 シロウさんの「人類の救済」を阻止する為にフィオレさんたちは共闘体制を築くこととなりました。
 気づけば「聖杯大戦」はもう有名無実化してしまって久しいかと。
 そもそも赤のマスター自体が殆どあんな状態ですから。

 ケイローンさんがフィオレさんを危惧するシーンが今回かなり印象的でした。
 思えば人間性と魔術師としての適性は相反するもののようです。
 優しさゆえか仕事人間になりきれず1人で抱え込むタイプのフィオレさんが壊れてしまわないかと心配でなりません。

 令呪の転送のところでジークさんを心配して念を押すジャンヌさんのお姉さんぶりがいいなと思います。
 その中で令呪がマキリ(→間桐)によって作られたというお話が出てきて、ふとzeroやSNといった作品の同家出身者を思い出してしまいました。
 そういえば、昨日公開されたFateの映画ではその間桐桜さんのルートとのことなのですが、いずれは見にいければと思います。

 共闘関係を築いたものの、獅子却さんたちは別行動で聖杯を狙うようです。
 彼の願いはまだしも、モーさんの願いはあまりよくわからなかったりします。
 やはりお父さんに認められることなのでしょうか。

 シェイクスピアさんは久しぶりの登場ですが、相変わらず濃いキャラクターで面白いです。
 ジャックさんやそのマスターである玲霞さんも今後どんな形でからんでくるのかが気になるところです。
 残りは10話前後と思われますが、どんな結末になるのか、しっかりと見届けていければと思います。


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【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第14話「救世の祈り」

 Fateアポクリファの14話を見て感想を書きます。
 ロシェさんについてはおおむね予想したとおりの展開となりました。
 彼は「ナイツ&マジック」の世界ならうまくやっていけたのではないかと思う今日この頃です。

【内容】
 戦乱に明け暮れる人間を見て、世界を救わなければと考える生前のアヴィケブロン(黒のキャスター)さん。
 「大聖杯」を手に入れて離れていく空中要塞を見つめる赤のセイバーことモーさんはアストルフォ(黒のライダー)を助けたことに若干の後悔があったようです。
 そして、ジークはジャンヌから事情聴取を受け、聖杯大戦の参加者として戦う覚悟を問われます。

 フィオレたちはケイローン(黒のアーチャー)から、ダーニックの死やアヴィケブロンの裏切りの事を聞かされます。
 アヴィケブロンが求める「炉心」について、当初は自分がその標的だったと聞いて驚くゴルドおじさま。
 しかし、最終的に「炉心」として最適とされたのは、彼のマスターであったロシェなのでした。

 アヴィケブロンは自らを「先生」と慕うロシェを容赦なく「炉心」とします。
 彼は宝具「王冠・叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)」を発動し「救世」へと動きます。
 一方、アストルフォはジャンヌとジークとの会話から、彼女が彼を心配しているのだと告げます。

 ユグドミレニアの城にやってきたゴーレムはつぎつぎとホムンクルスを食べてしまいます。
 フィオレはカウレスを下がらせ、世界の救済を主張するアヴィケブロンと戦うことに。
 ジークに続きケイローンが「裏切り者」のアヴィケブロンを攻撃しますが、彼は自分の役目は終わったと言って消滅(ゴーレムと一体化?)してしまいます。

 危うく攻撃を受けるところだったフィオレはヒポクリフを駆るアストルフォに救出されます。
 ジークはカウレスを下がらせますが、そこにさらにジャンヌがやってきました。
 彼女がいうにはアヴィケブロンの生み出したゴーレムは聖杯大戦の「枠外」であるとのことで再び共闘体制に入ります。

 「固有結界」を有し驚異的な再生能力を持つゴーレムを前に、フィオレはケイローンの宝具を使うことを決意します。
 ケイローンは策を考えたようですが、それにはあと1人のサーヴァントが必要なのだとか。
 ジャンヌはモーさんを呼び、(令呪1つとひきかえに)彼女の力を借りることに成功します。

 モーさんは頭を、変身したジークは心臓を、そしてケイローンとの3人同時攻撃でゴーレム打倒を図ることに。
 ジークは令呪を使ってジークフリートの姿となり、アストルフォのサポートもあって敵に一撃を与えます。
 最後はダブルセイバーの渾身の一撃によって、ゴーレムを討ち果たすことに成功するのでした。

【考察等】
 今回は、ダーニックさんが吸血鬼となったこと以来の共闘体制で、再び胸が熱くなります。
 アヴィケブロンさんのゴーレムはそれだけ驚異的な存在だったということなのだと思います。
 シロウさんが「人類の救済」を求めるように、アヴィケブロンさんは「世界の救済」を求めていたようですが、彼の意図は一体どこにあったのでしょうか。

 ロシェさんが炉心になるのは前回の流れから仕方なかったのだと思います。
 むしろゴルドおじさんが炉心の候補だったということの方が驚きだったりしますが。
 色々と残念な令呪の使い方をした彼ですが、それなりに高い資質をお持ちだったのかもしれません。

 予定調和のようにロシェさんは炉心となり、アヴィケブロンさんは宝具を発動させます。
 吸血鬼に続く大型のボスの登場に、二度目の共闘体制となり、ふとFate/Zeroの中盤を思い出します。
 色々ありながらも2人のセイバークラスが共闘する展開はとても良かったと思います。

 フランちゃんやジークさんと戦っていたモーさんはチンピラと揶揄される人でした。
 しかし前回や今回の活躍といい、やはりそれだけ強い力と信念を持っているという印象が伝わります。
 彼女がこれからどのように戦いぬいていくのかにますます注目したいです。

 14話の段階で2回目の令呪の使用となったジークさんでした。
 残り10話前後で最後の1回目をどこで使うのかが気になるところです。
 そして、何気に宝具を温存したケイローンさんのそれについても注目です。

 アヴィケブロンさんが倒れて残りのサーヴァントは9体でしょうか。
 終盤にかけてこれからますます戦いは激しさを増していくことになると思われます。
 キャラクター名もなんとかわかるようになってきましたので、最後までついていけるようにがんばりたいです。


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【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第13話「最後のマスター」

 アポクリファの13話を見て感想を書きます。
 新しいオープニングとエンディングにより、お話も後半戦へと突入します。
 果たしてシロウさんの言う「全人類の救済」とは一体何なのでしょうか。

【内容】
 自らに刻まれた令呪と空に浮かぶ要塞を見上げるジークは、自分を心配するアストルフォ(黒のライダー)に「すまない」と一言。
 気づけば無茶をして赤のセイバー(モードレッド)と戦い、死んだかと思えば復活し、さらには黒のセイバー(ジークフリート)になったと思えば元に戻るめまぐるしいジークさんです。
 アストルフォは「わからない」と告げるとともにジークの無事を心から喜び、彼の夢であるホムンクルスの解放を「最高」だと告げて意気投合しますが、その前に(アストルフォの)マスターであるセレニケ(変態の女性)が現われます。

 場面は空中庭園に移り、ジャンヌは正体を現したシロウ(天草四郎時貞)と対峙します。
 「全人類の救済」を求める彼は、第三次聖杯戦争の時代、60年前から「受肉」してずっとこの機会をうかがっていたのです。
 一方で、彼は(モーさんのマスターである獅子却さんをのぞく)赤のマスターから令呪を受け取りを彼らを「用済み」と称します。

 シロウの後ろには赤のアサシンことセミラミスが、さらにジャンヌの後ろには遅れて到着したアキレウス(赤のライダー)、アタランテ(赤のアーチャー)、カルナ(赤のランサー)、ケイローン(黒のアーチャー)、アヴィケブロン(黒のキャスター)が現われます。
 集まった一同を前に、シロウは赤のサーヴァントのマスターとなったことを告げますが、アキレウスやアタランテは納得していないご様子です。
 さらにシロウは黒の陣営は形勢が不利になったことを告げた上で、ケイローンたちに降伏を勧告します。

 場面は地上に戻り、セレニケはアストルフォに対する「歪んだ愛情」を爆発させます。
 彼女はアストルフォを「使い魔」「ただのおもちゃ」と称し、自分よりもジークを優先する彼に不満を抱いていました。
 セレニケは令呪を使用してアストルフォにジークを殺させようとしますが、アストルフォはぎりぎりの所で抵抗します。

 「絶望して!」と更なる妄執を浮かべるセレニケは反論するジークを足蹴にして「死ね!死んでしまえ!」とずたずたにしてしまいます。
 さらに令呪を使ってアストルフォを使役しようとするセレニケですが、命令が発動される前にモーさんに殺されてしまいます。
 マスターを失って消滅しようとするアストルフォを目の前にしたジークは、彼と契約を果たすことに。
 再契約を果たしたジークは令呪の効果の残るアストルフォとはなれてユグドミレニアの城へと再び向かいます。

 空中庭園ではケイローンが降伏を拒否する一方で、アヴィケブロンは「マスターの安全」とひきかえにシロウの提案を受け入れます。
 アヴィケブロンはゴーレムを召喚してジャンヌと戦い、その場にモーさんが現われますが「あばよカメムシ女!」と吐き捨てて逃走します。
 ケイローンとともに脱出するジャンヌは、シロウがルールを逸脱している一方で、その思いは間違っていないと感じていました。

 城門の前で女性ホムンクルスの最期を看取ったジークは、仲間のホムンクルス達の元へと向かいます。
 自由を主張するホムンクルスに対して、そんなものは必要ないと反発するゴルドおじさん。
 ジークは自分がアストルフォのマスターになったことを告げ、絶望しかなくても選ぶ自由がほしいのだと、フィオレたちと交渉をする旨を主張します。

 フィオレにケイローンから連絡が入り、アヴィケブロンが裏切ったことが告げられます。
 そして、同時にアヴィケブロンのマスターであるロシェが危険であることも。
 アヴィケブロンはロシェと再会を果たし、一体何をしようとしているのでしょうか。

【考察等】
 前回の総集編で振り返り、そして新しいOPEDでいよいよ後半戦が開始されます。
 赤対黒の構図だった聖杯大戦ですが、後半ではそう単純にはいっていられないようです。
 シロウさんの言う「人類の救済」、そして主人公のジークさんが最後に何を見るのか、しっかりと見届けようと思います。

 冒頭のジークさんはまたも「すまない」と告げ、もう確信犯としか思えません。
 アストルフォさんの関係は、モーさん・獅子却コンビに並ぶアポクリファの癒しなのかもしれません。
 そんな戦場の癒しに水を差すように、変態のセレニケさんが登場します。

 空中庭園ではジャンヌさんとシロウさんのお話の続きが展開されることに。
 60年も受肉したという彼は、SNの某金ぴかさんよりもかなり息の長い計画をお持ちのようです。
 赤のマスターを覚える必要がないという意見はありましたが、その意味もここで完全にわかってきます。

 セレニケさんのアストルフォさんに対する妄執は、声優さんの演技もあって恐ろしさを感じます。
 彼女の令呪の使い方についてはゴルドおじさんよりもたちが悪く、カウレスさんをのぞく黒の陣営の令呪の使い方には色々と問題があるように思えます。
 タイトルの回収でもあるジークさんとアストルフォさんの再契約については、むしろもとの鞘に収まったという印象でしょうか。

 アヴィケブロンさんはあっさりと裏切りますが、彼の「マスターの安全」という言葉に胡散臭さを感じてしまいます。
 セレニケさんを殺し、シロウさんの間に割って入ったモーさんは、この前からの悪役(チンピラ)ぶりが嘘のような活躍で、カメムシ女という発言にはくすっときてしまいます。
 一方で、ジャンヌさんのシロウさんに対する発言に、彼女自身の無念さをひしひしと感じてしまいます。

 最後はホムンクルスさんの自由を求めて「団体交渉」に臨むジークさんでした。
 相変わらずのゴルドおじさんですが、途中で殺されたセレニケさんよりはましかもしれません。
 そしてケイローンさんとの連絡の中、いよいよロシェさんが炉心になるのだと確信して次回へと続きます。

 後半はスタート時点から原作者さんの脚本ということでお話のますますの気合を感じます。
 気が付けばジャックさんは殆ど出てきていませんが、そろそろ本格的に参戦することになるのでしょうか。
 とはいえ、そのグロ描写によって色々と規制がかかる、あるいはカットされるのかもしれませんが……


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【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第12.5話「聖杯大戦開幕編」

 アポクリファの総集編をみて自分なりに感想を書きます。
 一部キャラの出番に隔たりはあったものの、全体としてうまくまとめられているのではないかと。
 これで初見の人でも安心して後半戦に臨めるかもしれません。

【内容】
 通常は7体のサーヴァントを召喚して行われる「聖杯戦争」。
 しかし、今回は赤と黒がそれぞれ7体のサーヴァントを召喚する「聖杯大戦」という異例の事態となりました。
 そしてこの「聖杯大戦」を始めた男こそ、ユグドミレニア一族の長であるダーニックだったのです。

 ダーニックは冬木市で行われた「第3次聖杯戦争」の折に「大聖杯」を秘匿していました。
 彼は大聖杯の所有権を主張し、魔術教会からの独立を宣言します。
 ルーマニアを本拠地とするダーニックたちは、
 ・ヴラド3世(黒のランサー)
 ・ケイローン(黒のアーチャー)
 ・アストルフォ(黒のライダー)
 ・アヴィケブロン(黒のキャスター)
 ・フランケンシュタイン(黒のバーサーカー)
 ・ジークフリート(黒のセイバー)
 を伴う一方で、残るジャック(黒のアサシン)は彼らの元に現われませんでした。

 ユグドミレニアに対して魔術教会もまた赤のサーヴァントを呼び出して戦いを始めます。
 ・セミラミス(赤のアサシン)
 ・モードレッド(赤のセイバー)
 ・カルナ(赤のランサー)
 ・シェイクスピア(赤のキャスター)
 ・アタランテ(赤のアーチャー)
 ・アキレウス(赤のランサー)
 が紹介される一方、赤のバーサーカーであるスパルタクスは単身でユグドミレニアに特攻してあっさりと倒されてしまいます。
 しかし、赤のサーヴァントを実質上従えるシロウ・コトミネは余裕の表情を崩しません。
 一方、シロウから「嫌な匂い」を感じ取ったモードレッド(モーさん)と彼女のマスターである獅子却は単独行動を取ることとなりました。

 15体目のサーヴァントであるジャンヌは裁定者(ルーラー)という特殊なサーバントでした。
 中立の存在であるジャンヌに対し、シロウはカルナを彼女の元へ差し向けます。
 カルナによるジャンヌ抹殺が失敗したシロウたちは、セミラミスの宝具である空中庭園を浮上させ、一気にユグドミレニアへと侵攻を開始します。

 本作の主人公であるジークは、ユグドミレニアが魔力の供給源として作りだしたホムンクルスの一人でした。
 自我を持って生まれた彼は「死にたくない」と脱出を図り、アストルフォに助けられます。
 ケイローンからあと3年の命にどう生きたいのかと哲学的なアドバイスを受けたジークですが、この時点での彼の目標はまだ漠然としたものだったようです。

 アストルフォに伴われてユグドミレニアの城から脱出したジークですが、直ぐに追っ手が差し向けられます。
 黒のマスターの1人であるゴルドに殴り殺されたジークですが、彼を自らの心臓をもって救ったのはジークフリートでした。
 生きながらえたジークは、自分の命を助けてくれた人の名を背負う意味で以降は「ジーク」を名乗ります。

 空中庭園の出現により聖杯大戦が本格的に開始されます。
 ジークは仲間のホムンクルスを助けに向かいますが、アストルフォを助けるためにモーさんと対峙することに。
 モーさんに刺されはしたものの、彼はジークフリートの姿となりモーさんと戦うことになりました。

 空中庭園が大聖杯を奪い去り、戦いの舞台は空中へと移ります。
 ヴラドは大聖杯奪還へと動きますが、故国ルーマニアではないところでは彼は弱体化を強いられてしまいます。
 状況の不利を悟ったダーニックはヴラドの前に現れ、もう一つの宝具を使うようにと進言します。

 ダーニックはヴラドに令呪を使用し「鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)」を使用させます。
 吸血鬼となったヴラドと一体化したダーニックはそのまま大聖杯奪還を目指します。
 そんな彼に脅威を抱いた赤・黒のサーヴァントはやってきたジャンヌを含めて共闘しますが、苦戦を強いられてしまいます。

 強敵であったヴラド(=ダーニック)を倒したのは、マスターであるはずのシロウでした。
 シロウの正体は天草四郎時貞であり、彼は「1人目」のサーヴァントであり、ジャンヌと同じルーラーでもありました。
 正体を現したシロウは、自分の目的は「全人類の救済」であることを高らかに宣言するのでした。

【考察等】
 批判の多い総集編ですが、前半部分の振り返りと後半へのつなぎとしては上出来だと思います。
 全体的に綺麗にまとまっていて初見の人でも流れがわかるようになっていました。
 ほとんど出番のない人(ジャックさんのマスターの玲霞さん等)もいましたが、色々な失態(令呪を不用意に使ってダーニックさんに怒られるシーンとか)を殆どカットされたゴルドさんは幸せかもしれません。

 聖杯戦争の説明の後、ダーニックさんが「聖杯大戦」の首謀者であることが説明されました。
 黒の陣営のサーヴァントの紹介も短い時間で成されていて良かったです。
 なお、現在はヴラドさんとジークさん、そして今回では明らかになっていませんがフランさんも離脱していて、現時点では4人となっています。

 黒の陣営の後は赤の陣営のお話に移り、こちらもサーヴァントの紹介がなされます。
 なお、こちらの離脱者はスパルタクスさんだけなのですが、実際に彼が倒れたシーンは総集編では流されませんでした。
 実は一度捕まった後アヴィケブロンさんと「再契約」させられ、最終的にはジャンヌさんと交戦して倒れています。

 空中庭園の浮上により「聖杯大戦」は本格的にスタートします。
 モーさんは実はここまででケイローンさんと交戦しているのですが、時間の関係上カットされてしまいました。
 当然、黒のマスターであるフィオネさんと獅子却さんとの戦闘もなく、ジャンヌさんとカルナさんとの戦闘もあっさり流されます。

 聖杯大戦が始まり、ジークさんは仲間のホムンクルスを助けに向かいます。
 このときにアストルフォさんを助けに向かいますが、どう見てもヒロインにしか見えません。
 フランさんの自爆もこのあたりなのですが、見ると悲しいのでカットでよかったと思います。

 戦いの舞台が空中庭園に移り、ヴラドさんが宝具使用を強いられるシーンへと移ります。
 総集編では殆どカットされましたが、大物感丸出しのヴラドさんの変貌に哀れさすら感じたのは私だけではないかと。
 このときのダーニックさんの叫びで、ガンダム界のあずにゃんことアズラエル理事をふと思い出してしまいます。

 最後はヴラドさんがあっさりと倒され、シロウさんの正体が明かされたところで総集編はおしまいとなります。
 シロウはシロウでも「(衛宮)士郎」ではなく「(天草)四郎」だとは、作者さんの発想に脱帽します。
 次からは後半戦ですが、果たして彼の「全人類の救済」とは一体何なのか、そしてジークさんがどう絡むのか、しっかりと最後まで見届けていけたらと思います。
 

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【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第12話「聖人の凱旋」

 アポクリファの12話を見て感想を書きます。
 冒頭からヴラドさんの「変身」に度肝を抜かれました。
 そして、シロウさんのまさかの正体に驚きです。

【内容】
 大聖杯を前に感慨深い表情を見せるシロウさん。
 彼はどうやら第三次聖杯戦争に参加し、ダーニックとも顔見知りらしいのですが……

 大聖杯を奪還する為に空中要塞に乗り込んだ黒ランサーことヴラド3世。
 しかし、故国ルーマニアから離れ、赤のアサシンことセミラミスの支配する地では彼は弱体化を余儀なくされてしまいます。
 赤のランサーことカルナに追い込まれたヴラドを見かねて、彼のマスターであるダーニックが現われます。

 ダーニックは大聖杯を手に入れるという目的のため、ヴラドに「もう一つの宝具」を使うようにと迫ります。
 ヴラドに拒否されたダーニックは、1つ目の令呪によってヴラドに宝具「鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)」の使用を強制し、吸血鬼の姿にしてしまいます。
 ダーニックはヴラドに血を吸われたものの、令呪によってヴラドの意識と一体化して大聖杯奪還を目指します。

 ヴラドの攻撃を受けそうになったアキレウス(赤ライダー)はケイローン(黒アーチャー)に救出されます。
 ホムンクルスの血を吸い、吸血鬼の仲間を増やしていくヴラドを前に、黒のサーヴァントであるケイローンやアヴィケブロン(黒キャスター)も危機感を抱きます。
 いつしか赤のサーヴァントとの共闘体制が形成され、さらにルーラーであるジャンヌもやってきます。

 ユグドミレニアの城ではフィオレの元へ弟のカウレスがやってきますが、彼女はカウレスがサーヴァントであるフランちゃん(黒バーサーカー)を失ったことを察します。
 さらにゴルドおじさんやロシェもやってきて、大聖杯を奪われたことは前々から計画されていたのではないかと推測しつつ、フィオレはダーニック不在の中、一族をまとめて体制の立て直しを図ります。

 ジャンヌはその場にいる全部のサーヴァントに休戦を申し出て、ヴラドを大聖杯に近づけさせないようにと指示します。
 アキレウス、ケイローン、アヴィケブロン、アタランテ(赤アーチャー)、カルナ、そしてジャンヌがヴラドを追い込みます。
 しかし、突然赤のサーヴァントであるカルナ、アキレウス、アタランテの動きが止まってしまいます。

 自動装置をケイローンに任せてヴラドを追うジャンヌさん。
 ヴラドは要塞の奥へとたどり着きますが、彼の前に立ちはだかったのはセミラミスのマスターであるシロウの姿でした。
 ダーニックと知り合いだったシロウは吸血鬼の弱点を突いてあっさりとヴラドを倒してしまいます。

 ジャンヌはシロウと対面しますが、彼女曰く、シロウもまたサーヴァントなのだとか。
 明かされた彼の正体は、シロウはシロウでも天草四郎時貞でした。
 そして彼は自分の願いは「全人類の救済」にあることを宣言します。

【考察等】
 12話まできて、お話も中盤に差し掛かってきたような気がします。
 大物感満載だったヴラドさんでしたが、最後は意外とあっけない終わりかたでした。
 吸血鬼になった彼はまったくの別人で、本人が嫌がるのもわかる気がします。

 冒頭のシロウさんの回想で、この方も相当長命だということがわかります。
 まあ最後にサーヴァントだとわかってしまいますが……
 Fate/Zeroのあの方のように受肉したということなのかもしれません。

 ホームグラウンドでないヴラドさんは追い込まれ、前回の流れからもダーニックさんが令呪で無理やり彼に宝具を使わせます。
 前半で大物感を出しまくっていた彼がすっかり変わり果てた姿に、哀れさすら感じるのは私だけでしょうか。
 なお、ダーニックさんのキャラはどうかと思いますが、彼の叫びは声優さんの名演技もあってとても良かったと思います。

 吸血鬼ヴラドさんの脅威の前には、サーヴァントたちは共闘するしかなかったようです。
 敵同士が力を合わせるというのはある意味少年誌の王道的な展開なので、個人的には大好きだったりします。
 とはいえ、ヴラドさんが倒されたら再び敵対関係に戻るだけなのでしょうが。

 地上では、フィオレさんがリーダーシップを発揮していました。
 そのうち炉心になるだろうと思っていたロシェさんですが、今の所はどうやら無事なようです。
 今後の展開で残念なことになるのかもしれませんが……

 共闘でヴラドさんを追い込んだかと思えば、赤のサーヴァントたちが苦しみ出します。
 そういえば、赤のマスターさんたちは軒並みシロウさんに令呪を奪われていたような気がします。
 そのことと関係があるのかは正直アニメだけではわかりませんでした。

 ダーニックさんとも知り合いだったシロウさんが、ヴラドさんを意外とあっさり倒してしまいます。
 そして、ジャンヌさんが現われ、シロウさんの正体が天草四郎さんだと判明するのですから驚きです。
 あの髪の毛や肌の色はどう見ても日本人ではない(染めたのかもしれませんが……)のですが、アニメにそんな突っ込みは野暮なのかもしれません。

 シロウさんもまたサーヴァントであり、聖杯大戦に参加するサーヴァントは16体になりました。
 現在はジークフリートさんやフランさん、スパルタクスさんやヴラドさんが退場して残り12体のようです。
 話数の割りに意外と多く残っているように思えますが、これから続々と退場していくことになるのでしょうか。


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ごあいさつ

愛されたい猫

Author:愛されたい猫
 ご訪問ありがとうございます。
 趣味はアニメ・ゲーム、ぬいぐるみ集め、懸賞応募です。
 アニメは1クールに10本以上は見ていると思います。
 ゲームはドラクエ、FFを中心に、最近ではポケモンもプレイ中です。
 不束者ですが、できるだけ毎日更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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