- 2017-12-31 :
- Fate/Apocrypha
【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第25話(終)「Apocrypha」
アポクリファの最終回を見て感想を書きます。
昨年末の特番の放送告知からここまで本当にいろいろなことがありました。
このような素晴らしい作品に出会えたことはタイトルがFateだけに「運命」だったのではないかと思います。
【内容】
空中庭園は崩れだし、シロウはセミラミスの膝枕で目を覚まします。
彼女が言うにはシロウはもうすぐ死ぬとのこと。
「怒るにも少し疲れた」というセミラミスに、シロウは救済された世界を見たかったと告げます。
「褒美をくれてやろう」とシロウにキスするセミラミス。
シロウは「君に会えてよかった」と息を引き取りました。
そしてセミラミスはシロウの髪をなでて消滅してしまいます。
ジークは気がつけば花畑の中にいて、そこでアストルフォと再会します。
アストルフォが言うにはどうやら大聖杯の内側らしいのですが……
目の前に現れた女性は大聖杯の端末のようなものらしいです。
ジークはシロウの願いを阻止しようとしますが、その願いは聞きとどめられないようです。
ゆくゆくは世界の全てに「第三魔法」がもたらされるとのこと。
大聖杯が存在する限りはシロウの願いを阻止することは出来ないようです。
ジークの左腕は令呪を使い果たしてすっかり真っ黒になっていました。
大聖杯の力でジークを直すことは可能のようです。
ジークは大聖杯にある「願い」を告げますが、アストルフォが言うにはそれは死ぬよりもつらいことのようです。
「誰かの努力を価値のないものにしたくはない」と語るジークさん。
彼は自分に泣きつくアストルフォに、この世界にかかわって欲しいと告げます。
アストルフォはジークと握手してその場を去り、ジークは願いをかなえることを告げます。
アストルフォは崩れゆく空中庭園からカウレスとレティシアを連れて脱出します。
そんな中でもシェイクスピアは歓喜を浮かべて執筆しますが……
レティシアはアストルフォの言葉に何があったのかを無意識に察しているようです。
脱出に成功したアストルフォたちはそこで大聖杯を抱えるドラゴンの姿を目にします。
シェイクスピアは執筆を終えて満足のうちに消滅していきました。
ジークはドラゴンとなり、大聖杯を人の手の届かない場所へと運ぶとのこと。
時計塔ではロードエルメロイ2世(Fate/Zeroのウェイバー)がカウレスと対面していました。
カウレスは姉が魔術師ではなくなったと告げる一方、ロードエルメロイ2世の生徒になることになりました。
今回の事件を総括したロードエルメロイ2世は天草四郎の行動について「英雄とは貴方(イスカンダル)のように思いもかけないことをする連中」とつぶやきます。
アストルフォはレティシアに抱きついて感謝を述べます。
彼はジークの言葉に従って人間とかかわって生きていくとのこと。
「彼女(ジャンヌ)」にあこがれていたレティシアは、ジャンヌのジークへの思いを「正しいもの」と告げます。
ヒポグリフにまたがったアストルフォは空を駆け、この一連の戦いについて「人が抗い、憤り、祈った物語」だと結論付けます。
ジャンヌは長い旅の果てに、人の不死を奪った優しい竜(であるジーク)と再会を果たします。
そして、彼女は自分がジークに恋をしていることを告げるのでした。
【考察等】
原作者の東出氏自らの脚本ということもあり、とても綺麗にまとめられていたと思います。
終盤の迫力の戦闘、サーヴァントの消滅、最終決戦、そしてジークさんの決断など、見所をあげるときりがありません。
一部には25話でまとめることが出来るのかという声もありましたが、それは全くの杞憂でした。
ジークさんとシロウさんとの戦いは、どうやらシロウさんが負けてしまったようです。
敗北したにもかかわらず穏やかなシロウさんの表情は、聖人と呼ばれただけのことはあると思います。
セミラミスさんの表情も穏やかで、その夫婦ぶりに朝からちょっと心が和みます。
ジークさんは勝つには勝ちましたが、シロウさんの願いである「人類の救済(魂の物質化)」は叶えられてしまうとのこと。
そして人類の可能性を信じる彼は、大聖杯をその力の及ばない範囲に運ぶという結論に至りました。
終盤(ジャックさんと戦っていたあたり)で人の悪意を見せられながらも、最後まで人を信じることを選んだ彼の決断に涙を流さずにはいられません。
人を信じることは口で言うほど簡単なことではなく、とても勇気がいることだと思います。
ジャックさんのような体験はしたことはありませんが、時として人は怒りやねたみにさいなまれて争う存在であることも事実です。
ジャンヌさんやアストルフォさんといった人たちとの出会いがどれだけジークさんにとって意味を持ったのかをふと考えます。
ジークさんはドラゴンになって大聖杯を運び、残されたアストルフォさんはカウレスさんやレティシアさんを連れて脱出します。
気がつけばフィオネさんの出番がほとんどないですが、原作既読の方によると出番をカットされてしまったようです。
残念だと思う一方で、魔術師を辞めたということを示すには下手に活躍しないほうがいいというのもあるのかもしれません。
脱出したカウレスさんは時計塔に向かい、そこでロードエルメロイ2世さんと出会います。
いろいろありながらもスピンオフと同じようにエルメロイさんに弟子入りするようになったみたいです。
エルメロイさんがイスカンダルさんに思いをはせるところはゼロを見てきた人間としてとてもうれしかったりします。
アストルフォさんが空を飛ぶシーンでいろいろな映像が流れてきていました。
フィオレさんが足のリハビリをしたり、ゴルドさんが息子と思しき人と一緒に出てきたのはよかったです。
カウレスさんは時計塔でいろいろと大変なことになっているみたいですが。
ジャンヌさんがジークさんのところにやってきたところはとても感動しました。
今までの罪悪感からか自分を戒めてきたジャンヌさんが自分の気持ちに気づいたのはとてもよかったかと。
そして、ジークさんは最後は人間に転生するというお話でよろしいのでしょうか。
はじめは14(最終的には16)人のサーヴァントを覚えられるのかどうか不安な中の視聴でした。
それでも最後まで見届けることが出来たのは、typemoonwikiやコメント等があってこそだと思います。
この素晴らしい作品にかかわる全ての人とともに、この場を借りてお礼を申し上げます。
アポクリファは今回で終わりましたが、同じFateシリーズのエクストラのアニメが来年からスタートします。
もちろん視聴しますし、いろいろご迷惑をおかけすることも承知の上で、出来る限り感想を書いていければと思います。
映画やFGOを含めて、今年も来年もFateの年になりそうです。
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昨年末の特番の放送告知からここまで本当にいろいろなことがありました。
このような素晴らしい作品に出会えたことはタイトルがFateだけに「運命」だったのではないかと思います。
【内容】
空中庭園は崩れだし、シロウはセミラミスの膝枕で目を覚まします。
彼女が言うにはシロウはもうすぐ死ぬとのこと。
「怒るにも少し疲れた」というセミラミスに、シロウは救済された世界を見たかったと告げます。
「褒美をくれてやろう」とシロウにキスするセミラミス。
シロウは「君に会えてよかった」と息を引き取りました。
そしてセミラミスはシロウの髪をなでて消滅してしまいます。
ジークは気がつけば花畑の中にいて、そこでアストルフォと再会します。
アストルフォが言うにはどうやら大聖杯の内側らしいのですが……
目の前に現れた女性は大聖杯の端末のようなものらしいです。
ジークはシロウの願いを阻止しようとしますが、その願いは聞きとどめられないようです。
ゆくゆくは世界の全てに「第三魔法」がもたらされるとのこと。
大聖杯が存在する限りはシロウの願いを阻止することは出来ないようです。
ジークの左腕は令呪を使い果たしてすっかり真っ黒になっていました。
大聖杯の力でジークを直すことは可能のようです。
ジークは大聖杯にある「願い」を告げますが、アストルフォが言うにはそれは死ぬよりもつらいことのようです。
「誰かの努力を価値のないものにしたくはない」と語るジークさん。
彼は自分に泣きつくアストルフォに、この世界にかかわって欲しいと告げます。
アストルフォはジークと握手してその場を去り、ジークは願いをかなえることを告げます。
アストルフォは崩れゆく空中庭園からカウレスとレティシアを連れて脱出します。
そんな中でもシェイクスピアは歓喜を浮かべて執筆しますが……
レティシアはアストルフォの言葉に何があったのかを無意識に察しているようです。
脱出に成功したアストルフォたちはそこで大聖杯を抱えるドラゴンの姿を目にします。
シェイクスピアは執筆を終えて満足のうちに消滅していきました。
ジークはドラゴンとなり、大聖杯を人の手の届かない場所へと運ぶとのこと。
時計塔ではロードエルメロイ2世(Fate/Zeroのウェイバー)がカウレスと対面していました。
カウレスは姉が魔術師ではなくなったと告げる一方、ロードエルメロイ2世の生徒になることになりました。
今回の事件を総括したロードエルメロイ2世は天草四郎の行動について「英雄とは貴方(イスカンダル)のように思いもかけないことをする連中」とつぶやきます。
アストルフォはレティシアに抱きついて感謝を述べます。
彼はジークの言葉に従って人間とかかわって生きていくとのこと。
「彼女(ジャンヌ)」にあこがれていたレティシアは、ジャンヌのジークへの思いを「正しいもの」と告げます。
ヒポグリフにまたがったアストルフォは空を駆け、この一連の戦いについて「人が抗い、憤り、祈った物語」だと結論付けます。
ジャンヌは長い旅の果てに、人の不死を奪った優しい竜(であるジーク)と再会を果たします。
そして、彼女は自分がジークに恋をしていることを告げるのでした。
【考察等】
原作者の東出氏自らの脚本ということもあり、とても綺麗にまとめられていたと思います。
終盤の迫力の戦闘、サーヴァントの消滅、最終決戦、そしてジークさんの決断など、見所をあげるときりがありません。
一部には25話でまとめることが出来るのかという声もありましたが、それは全くの杞憂でした。
ジークさんとシロウさんとの戦いは、どうやらシロウさんが負けてしまったようです。
敗北したにもかかわらず穏やかなシロウさんの表情は、聖人と呼ばれただけのことはあると思います。
セミラミスさんの表情も穏やかで、その夫婦ぶりに朝からちょっと心が和みます。
ジークさんは勝つには勝ちましたが、シロウさんの願いである「人類の救済(魂の物質化)」は叶えられてしまうとのこと。
そして人類の可能性を信じる彼は、大聖杯をその力の及ばない範囲に運ぶという結論に至りました。
終盤(ジャックさんと戦っていたあたり)で人の悪意を見せられながらも、最後まで人を信じることを選んだ彼の決断に涙を流さずにはいられません。
人を信じることは口で言うほど簡単なことではなく、とても勇気がいることだと思います。
ジャックさんのような体験はしたことはありませんが、時として人は怒りやねたみにさいなまれて争う存在であることも事実です。
ジャンヌさんやアストルフォさんといった人たちとの出会いがどれだけジークさんにとって意味を持ったのかをふと考えます。
ジークさんはドラゴンになって大聖杯を運び、残されたアストルフォさんはカウレスさんやレティシアさんを連れて脱出します。
気がつけばフィオネさんの出番がほとんどないですが、原作既読の方によると出番をカットされてしまったようです。
残念だと思う一方で、魔術師を辞めたということを示すには下手に活躍しないほうがいいというのもあるのかもしれません。
脱出したカウレスさんは時計塔に向かい、そこでロードエルメロイ2世さんと出会います。
いろいろありながらもスピンオフと同じようにエルメロイさんに弟子入りするようになったみたいです。
エルメロイさんがイスカンダルさんに思いをはせるところはゼロを見てきた人間としてとてもうれしかったりします。
アストルフォさんが空を飛ぶシーンでいろいろな映像が流れてきていました。
フィオレさんが足のリハビリをしたり、ゴルドさんが息子と思しき人と一緒に出てきたのはよかったです。
カウレスさんは時計塔でいろいろと大変なことになっているみたいですが。
ジャンヌさんがジークさんのところにやってきたところはとても感動しました。
今までの罪悪感からか自分を戒めてきたジャンヌさんが自分の気持ちに気づいたのはとてもよかったかと。
そして、ジークさんは最後は人間に転生するというお話でよろしいのでしょうか。
はじめは14(最終的には16)人のサーヴァントを覚えられるのかどうか不安な中の視聴でした。
それでも最後まで見届けることが出来たのは、typemoonwikiやコメント等があってこそだと思います。
この素晴らしい作品にかかわる全ての人とともに、この場を借りてお礼を申し上げます。
アポクリファは今回で終わりましたが、同じFateシリーズのエクストラのアニメが来年からスタートします。
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- 2017-12-24 :
- Fate/Apocrypha
【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第24話「聖杯戦争」
アポクリファの24話を見て感想を書きます。
恐るべき精神攻撃に苦しむジャンヌさんに、果たしてジークさんの声は聞こえるのでしょうか。
そして、シロウさんの隠された能力とは一体何なのか、わたし、気になります!
【内容】
かつて(島原において)誰一人救うことが出来なかったことを思い返すシロウさん。
彼は敵味方を超えた全ての人が我欲を捨てた存在になり、全てが救われることを誓います。
全ての人類の物質化を求める果てに、本当に人類は救われるのでしょうか。
シェイクスピアによる精神攻撃にすっかり参ってしまったジャンヌさん。
彼の「道化の時間はこれにて終了」との声ともにシロウが大聖杯の中から現れます。
願いが叶ったと豪語するシロウは、第3魔法「魂の物質化」は成功したことを高らかに告げるのでした。
「全人類を肉体という枷から解き放つ」と宣言するシロウさん。
いまだに残酷な世界が続くと語るジルは、ジャンヌの死によって狂乱して罪を犯したとのこと。
自分の罪も償えるのだといわれたジャンヌですが完全に折れていはいませんでした。
ジルが言うには、誰も傷つかない楽園が目の前に広がっているとのことですが……
そのときジークがやってきますが、その左手は令呪を使い果たしてすっかり真っ黒になっていました。
ジークを犠牲にしたことに「ごめんなさい」と謝るジャンヌですが、ジークは人間はよきものであろうとしていると語ります。
ジークの言葉に涙を流すジャンヌは、人類への「不信」を元とするシロウの「救済」を認めてはならないと反論します。
シロウの「救済」は人々を救い上げるのではなく、それを押しつぶすものだと宣言します。
罪に悩むジルに、ジャンヌは英霊として聖者を救わなければならないと告げます。
不老不死を与えられるのは、人間の可能性を信じられなくなり、無意味な存在になると語るジャンヌさん。
対するシロウはそんな中でも苦しみや喜びも共有できるのではないかと反論します。
シロウの提示する「救済」が救いではないと断言するジャンヌは、彼と戦うことを決意します。
剣を抜いたシロウは改めてヘブンズフィールの発動を宣言します。
ジャンヌはジルに旗を託して、彼と一緒にいられたことに感謝しつつ、自分が剣を使うことを決意します。
そして「私のそばにいてください」という言葉は明らかにプロポーズにしか見えません。
シロウの攻撃をジルが防ぎ、ジャンヌは宝具を発動させると、周囲は青い炎に包まれます。
「絶望の後には、希望が待つ」の言葉とともに「紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)」のすさまじい炎がシロウを、そして大聖杯を襲います。
対するシロウは両手の宝具を使って炎を吸い上げようとしますが……
ジャンヌは「時間がかかっても会いに行く」と言い残して消滅し、あとにはレティシアが残ります。
そして残されたジークはシロウと対峙しますが、そこにアストルフォとカウレスが増援としてやってきます。
しかし、アストルフォは実は生きていたセミラミスの鎖に捕らえられてしまいました。
ジークはカウレスにレティシアを託し、シロウとの最終決戦に臨みます。
シロウの猛攻を潜り抜け、サーヴァントの領域にたどり着いたジークが互角の勝負を繰り広げます。
亡きフランのかけらがジークに力を与えていたことを知ったカウレスはおもわず叫びだします。
ジークを突き動かすその感情は、ジャンヌを殺された「怒り」でした。
心臓を貫かれてもなお戦いを続けるジークはシロウとともに炎へと包まれてしまいます。
果たしてこの勝負の行方は一体どうなるのでしょうか。
【考察等】
ジャンヌさんへの精神攻撃に人間の業の深さを感じる今日この頃です。
シロウさんが絶望の果てにたどり着いた「人類の救済」もまた、そんな業が生み出してしまったものなのかもしれません。
それが本当に正しいかどうかは別のお話ではありますが。
第三魔法による人類の救済についての激論が繰り広げられ、いろいろと考えさせられることは多いです。
顔芸がすごかたジルさんですが、彼が犯した「罪」というのは、ゼロでやっていたような感じなのだろうなと推測します。
彼の転落を見るだけでも、ジャンヌさんに対する並々ならぬ感情を感じずにはいられません。
大方の予想通りジークさんが助けに来て、ジャンヌさんはシロウさんと戦うことになりました。
炎の宝具は、彼女の最期を連想するかのようなすさまじい炎でしたが、それでもシロウさんを倒すことは出来なかったようです。
その後のジャンヌさんの消滅には、当初からのお付き合いも長いだけに涙が止まりませんでした。
ジャンヌさん亡き後は、ジークさんがシロウさんと戦うことになりました。
ジークフリートさんに変身できない状態なのに、互角以上の勝負を繰り広げるその光景はすさまじかったです。
そして意外な形でフランさんの花びらが登場したところではやっぱり泣いてしまいます。
すさまじい勢いで成長するジークさんですが、よき出会いを経て成長したのだろうなと思います。
シロウさんの描く「人類の救済」というのは、そんな人の成長すら否定する内容、ゆえにその中にはジークさんはいないのでしょうか。
人は我欲にまみれて悪に落ちる存在というのも一面ではありますが、一方で、まっすぐなジークさんの姿を見ていると、人(厳密には彼は人間ではないのですが……)もまだまだ捨てたものではないと思えてきます。
半年にわたって見続けてきた作品ですが、どうやら次回で最終回のようです。
シロウさんに刺し貫かれても最期の悪あがきをするジークさんですが、果たしてこの勝負の行方はどうなるのでしょうか。
あと1話、しっかりと彼らの生き様を目に焼き付けようと思います。
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恐るべき精神攻撃に苦しむジャンヌさんに、果たしてジークさんの声は聞こえるのでしょうか。
そして、シロウさんの隠された能力とは一体何なのか、わたし、気になります!
【内容】
かつて(島原において)誰一人救うことが出来なかったことを思い返すシロウさん。
彼は敵味方を超えた全ての人が我欲を捨てた存在になり、全てが救われることを誓います。
全ての人類の物質化を求める果てに、本当に人類は救われるのでしょうか。
シェイクスピアによる精神攻撃にすっかり参ってしまったジャンヌさん。
彼の「道化の時間はこれにて終了」との声ともにシロウが大聖杯の中から現れます。
願いが叶ったと豪語するシロウは、第3魔法「魂の物質化」は成功したことを高らかに告げるのでした。
「全人類を肉体という枷から解き放つ」と宣言するシロウさん。
いまだに残酷な世界が続くと語るジルは、ジャンヌの死によって狂乱して罪を犯したとのこと。
自分の罪も償えるのだといわれたジャンヌですが完全に折れていはいませんでした。
ジルが言うには、誰も傷つかない楽園が目の前に広がっているとのことですが……
そのときジークがやってきますが、その左手は令呪を使い果たしてすっかり真っ黒になっていました。
ジークを犠牲にしたことに「ごめんなさい」と謝るジャンヌですが、ジークは人間はよきものであろうとしていると語ります。
ジークの言葉に涙を流すジャンヌは、人類への「不信」を元とするシロウの「救済」を認めてはならないと反論します。
シロウの「救済」は人々を救い上げるのではなく、それを押しつぶすものだと宣言します。
罪に悩むジルに、ジャンヌは英霊として聖者を救わなければならないと告げます。
不老不死を与えられるのは、人間の可能性を信じられなくなり、無意味な存在になると語るジャンヌさん。
対するシロウはそんな中でも苦しみや喜びも共有できるのではないかと反論します。
シロウの提示する「救済」が救いではないと断言するジャンヌは、彼と戦うことを決意します。
剣を抜いたシロウは改めてヘブンズフィールの発動を宣言します。
ジャンヌはジルに旗を託して、彼と一緒にいられたことに感謝しつつ、自分が剣を使うことを決意します。
そして「私のそばにいてください」という言葉は明らかにプロポーズにしか見えません。
シロウの攻撃をジルが防ぎ、ジャンヌは宝具を発動させると、周囲は青い炎に包まれます。
「絶望の後には、希望が待つ」の言葉とともに「紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)」のすさまじい炎がシロウを、そして大聖杯を襲います。
対するシロウは両手の宝具を使って炎を吸い上げようとしますが……
ジャンヌは「時間がかかっても会いに行く」と言い残して消滅し、あとにはレティシアが残ります。
そして残されたジークはシロウと対峙しますが、そこにアストルフォとカウレスが増援としてやってきます。
しかし、アストルフォは実は生きていたセミラミスの鎖に捕らえられてしまいました。
ジークはカウレスにレティシアを託し、シロウとの最終決戦に臨みます。
シロウの猛攻を潜り抜け、サーヴァントの領域にたどり着いたジークが互角の勝負を繰り広げます。
亡きフランのかけらがジークに力を与えていたことを知ったカウレスはおもわず叫びだします。
ジークを突き動かすその感情は、ジャンヌを殺された「怒り」でした。
心臓を貫かれてもなお戦いを続けるジークはシロウとともに炎へと包まれてしまいます。
果たしてこの勝負の行方は一体どうなるのでしょうか。
【考察等】
ジャンヌさんへの精神攻撃に人間の業の深さを感じる今日この頃です。
シロウさんが絶望の果てにたどり着いた「人類の救済」もまた、そんな業が生み出してしまったものなのかもしれません。
それが本当に正しいかどうかは別のお話ではありますが。
第三魔法による人類の救済についての激論が繰り広げられ、いろいろと考えさせられることは多いです。
顔芸がすごかたジルさんですが、彼が犯した「罪」というのは、ゼロでやっていたような感じなのだろうなと推測します。
彼の転落を見るだけでも、ジャンヌさんに対する並々ならぬ感情を感じずにはいられません。
大方の予想通りジークさんが助けに来て、ジャンヌさんはシロウさんと戦うことになりました。
炎の宝具は、彼女の最期を連想するかのようなすさまじい炎でしたが、それでもシロウさんを倒すことは出来なかったようです。
その後のジャンヌさんの消滅には、当初からのお付き合いも長いだけに涙が止まりませんでした。
ジャンヌさん亡き後は、ジークさんがシロウさんと戦うことになりました。
ジークフリートさんに変身できない状態なのに、互角以上の勝負を繰り広げるその光景はすさまじかったです。
そして意外な形でフランさんの花びらが登場したところではやっぱり泣いてしまいます。
すさまじい勢いで成長するジークさんですが、よき出会いを経て成長したのだろうなと思います。
シロウさんの描く「人類の救済」というのは、そんな人の成長すら否定する内容、ゆえにその中にはジークさんはいないのでしょうか。
人は我欲にまみれて悪に落ちる存在というのも一面ではありますが、一方で、まっすぐなジークさんの姿を見ていると、人(厳密には彼は人間ではないのですが……)もまだまだ捨てたものではないと思えてきます。
半年にわたって見続けてきた作品ですが、どうやら次回で最終回のようです。
シロウさんに刺し貫かれても最期の悪あがきをするジークさんですが、果たしてこの勝負の行方はどうなるのでしょうか。
あと1話、しっかりと彼らの生き様を目に焼き付けようと思います。
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- 2017-12-17 :
- Fate/Apocrypha
【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第23話「彼方へと」
アポクリファの23話を見て感想を書きます。
続く最終決戦は、モーさんとセミラミスさんの戦いが今回のメインでした。
獅子却さんとの関係が親子関係に見えるのは私だけでしょうか。
【内容】
モーさんと獅子却さんは2人で空中庭園を進みます。
戦いが終わったら祝杯でも挙げないかというのは死亡フラグにしか見えません。
そして彼女達の前に立ちはだかるのは……
オープニングの後、モーさん達は赤のアサシンこと「女帝」セミラミスと対峙します。
突然の毒にモーさんは獅子却さんを避難させ、部屋の外に出された獅子却さんは令呪で彼女を脱出させようとしますが命令が無効化されてしまいます。
毒を受けながらも果敢に立ち向かうもモーさんですが、セミラミスの鎖に捕らえられてしまいます。
上空から宝具を放つモーさんですが、今一歩届くことはありませんでした。
宝具「ブラッドアーサー」による攻撃すら通じず、毒の前に倒れてしまいます。
セミラミスはモーさんを誘惑し、モーさんは改めて自分の望みについて何かと考え始めます。
少女時代のモーさんはマーリン(?)に見守られながら父(アルトリア)が剣を抜く様を目の当たりにします。
モーさんは父の孤独を癒したかったという自分の真の願いを思い出して再びセミラミスに立ち向かいます。
どうしても倒せなければならないというモーさんの覚悟に応えるように獅子却さんもまた全力を発揮します。
部屋に入ってきた獅子却さんに薬物を投与されたモーさんは力を取り戻します。
獅子却さんの「王を討て」の命令による後押しを受けて、ついにモーさんはセミラミスに一撃を与えます。
しかし、獅子却さんはこときれてしまい、モーさんは彼と運命を共にすることになりました。
獅子却さんは後継者ではなく失った娘を求めていたと吐露します。
対するモーさんもまた、自分を見つめなおして「選定の剣」は必要ないと返すのでした。
「楽しかったぜ」の一言とともに、モーさんはすがすがしい表情で消滅していきました。
大聖杯の前にやってきたジャンヌの前に立ちはだかるのは、赤のキャスターことシェイクスピアでした。
気がつけば(シェイクスピアの宝具によって)ジャンヌは生まれ故郷の村にやってきていました。
一方、アストルフォはセミラミスの鎖にとらわれますが、ジークを先に進ませます。
母親の姿に動じなかったジャンヌですが、今度は戦場へと案内されます。
故国を守りながらも最後は火刑に処せられたジャンヌは自分の結末は「運命」だと言ってのけます。
さらに見せられるのは、ジークが自分に代わって火刑に処せられる光景でした。
シェイクスピアの宝具がベースとするのはジャンヌの記憶であったとのこと。
そして最終幕ではかつての戦友「ジル・ド・レ」と再会します。
ジルは自分をジャンヌのサーヴァントだと告げる一方で、首だけになったジークを見せ付けます。
ジークへの強烈な感情を「愛」だと言ってのけるジルさん。
自分は人を愛する資格はないと考えるジャンヌですが、彼女に体を提供したレティシアはそれを否定します。
完全に追い込まれたジャンヌは果たして立ち上がることが出来るのでしょうか。
【考察等】
前回の3人のサーヴァントに続き、今回もまた1人(モーさん)が退場してしまいました。
気がつけば彼女と獅子却さんとのやり取りが、全体的に重たいテーマが先行するこの作品の清涼剤の1つだったのではないかと思う今日この頃です。
父を癒そうとしていたモーさんと娘を求めていた獅子却さんは出会うべくしてだったのではないか、そんなことを考えるのは私だけでしょうか。
前回ジャンヌさんを先に進ませたセミラミスさんは、モーさんと獅子却さんと戦うことになりました。
アサシン(暗殺者)の毒に圧倒され、全体的に不利な状況におかれるモーさんですが、その果敢に戦うさまは沢城さんの演技もあって見ていてとてもかっこよかったです。
カルナさんとジークさんの戦いもそうでしたが、迫力ある戦闘が続くことはうれしい一方で、スタッフの方々は大丈夫なのかとちょっと心配になってしまいます。
追い込まれたかに思われたモーさんでしたが、自分の願いを思い返すところでは涙が出てきます。
彼女は結局は、父親に対してどこまでも一途で、そして不器用な騎士だったのだと思います。
川澄さんのボイス入りでアルトリアさんが出てきたのはうれしいですし、櫻井さんが声を当てるもう一人の魔法使いさんはやはりマーリンさんなのでしょうか。
マスターと一体になった激しい攻撃の末に、セミラミスさんを打ち破ったモーさんでしたが、そこで力尽きてしまいました。
数多いサーヴァントの中で一番人間らしかったのは彼女だったのではないかと、いまさらながらに思います。
やりきったというその表情は安らかで、以前の荒々しかった彼女とはなんだか別人にすら思えてきます。
後半はジャンヌさんがシェイクスピアさんの宝具でトラウマを見せられるお話でした。
フランさんのときも思いましたが、やはり精神攻撃が一番恐ろしいのかもしれません。
全体的につらいお話なのですが、一方で(Fate/Zeroでも出演した)ジルさんが出てきたのはちょっとうれしかったりします。
ジークさんへの特別な感情を指摘され、すっかり心を折られたジャンヌさんもやはり人の子だったのだと思います。
次回はジークさん本人がジャンヌさんを正気に戻して、いよいよシロウさんとの対面なのでしょうか。
内容の分量的なことを考えると時間的に厳しいかもしれませんが、最後まで綺麗に終わることを願うばかりです。
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続く最終決戦は、モーさんとセミラミスさんの戦いが今回のメインでした。
獅子却さんとの関係が親子関係に見えるのは私だけでしょうか。
【内容】
モーさんと獅子却さんは2人で空中庭園を進みます。
戦いが終わったら祝杯でも挙げないかというのは死亡フラグにしか見えません。
そして彼女達の前に立ちはだかるのは……
オープニングの後、モーさん達は赤のアサシンこと「女帝」セミラミスと対峙します。
突然の毒にモーさんは獅子却さんを避難させ、部屋の外に出された獅子却さんは令呪で彼女を脱出させようとしますが命令が無効化されてしまいます。
毒を受けながらも果敢に立ち向かうもモーさんですが、セミラミスの鎖に捕らえられてしまいます。
上空から宝具を放つモーさんですが、今一歩届くことはありませんでした。
宝具「ブラッドアーサー」による攻撃すら通じず、毒の前に倒れてしまいます。
セミラミスはモーさんを誘惑し、モーさんは改めて自分の望みについて何かと考え始めます。
少女時代のモーさんはマーリン(?)に見守られながら父(アルトリア)が剣を抜く様を目の当たりにします。
モーさんは父の孤独を癒したかったという自分の真の願いを思い出して再びセミラミスに立ち向かいます。
どうしても倒せなければならないというモーさんの覚悟に応えるように獅子却さんもまた全力を発揮します。
部屋に入ってきた獅子却さんに薬物を投与されたモーさんは力を取り戻します。
獅子却さんの「王を討て」の命令による後押しを受けて、ついにモーさんはセミラミスに一撃を与えます。
しかし、獅子却さんはこときれてしまい、モーさんは彼と運命を共にすることになりました。
獅子却さんは後継者ではなく失った娘を求めていたと吐露します。
対するモーさんもまた、自分を見つめなおして「選定の剣」は必要ないと返すのでした。
「楽しかったぜ」の一言とともに、モーさんはすがすがしい表情で消滅していきました。
大聖杯の前にやってきたジャンヌの前に立ちはだかるのは、赤のキャスターことシェイクスピアでした。
気がつけば(シェイクスピアの宝具によって)ジャンヌは生まれ故郷の村にやってきていました。
一方、アストルフォはセミラミスの鎖にとらわれますが、ジークを先に進ませます。
母親の姿に動じなかったジャンヌですが、今度は戦場へと案内されます。
故国を守りながらも最後は火刑に処せられたジャンヌは自分の結末は「運命」だと言ってのけます。
さらに見せられるのは、ジークが自分に代わって火刑に処せられる光景でした。
シェイクスピアの宝具がベースとするのはジャンヌの記憶であったとのこと。
そして最終幕ではかつての戦友「ジル・ド・レ」と再会します。
ジルは自分をジャンヌのサーヴァントだと告げる一方で、首だけになったジークを見せ付けます。
ジークへの強烈な感情を「愛」だと言ってのけるジルさん。
自分は人を愛する資格はないと考えるジャンヌですが、彼女に体を提供したレティシアはそれを否定します。
完全に追い込まれたジャンヌは果たして立ち上がることが出来るのでしょうか。
【考察等】
前回の3人のサーヴァントに続き、今回もまた1人(モーさん)が退場してしまいました。
気がつけば彼女と獅子却さんとのやり取りが、全体的に重たいテーマが先行するこの作品の清涼剤の1つだったのではないかと思う今日この頃です。
父を癒そうとしていたモーさんと娘を求めていた獅子却さんは出会うべくしてだったのではないか、そんなことを考えるのは私だけでしょうか。
前回ジャンヌさんを先に進ませたセミラミスさんは、モーさんと獅子却さんと戦うことになりました。
アサシン(暗殺者)の毒に圧倒され、全体的に不利な状況におかれるモーさんですが、その果敢に戦うさまは沢城さんの演技もあって見ていてとてもかっこよかったです。
カルナさんとジークさんの戦いもそうでしたが、迫力ある戦闘が続くことはうれしい一方で、スタッフの方々は大丈夫なのかとちょっと心配になってしまいます。
追い込まれたかに思われたモーさんでしたが、自分の願いを思い返すところでは涙が出てきます。
彼女は結局は、父親に対してどこまでも一途で、そして不器用な騎士だったのだと思います。
川澄さんのボイス入りでアルトリアさんが出てきたのはうれしいですし、櫻井さんが声を当てるもう一人の魔法使いさんはやはりマーリンさんなのでしょうか。
マスターと一体になった激しい攻撃の末に、セミラミスさんを打ち破ったモーさんでしたが、そこで力尽きてしまいました。
数多いサーヴァントの中で一番人間らしかったのは彼女だったのではないかと、いまさらながらに思います。
やりきったというその表情は安らかで、以前の荒々しかった彼女とはなんだか別人にすら思えてきます。
後半はジャンヌさんがシェイクスピアさんの宝具でトラウマを見せられるお話でした。
フランさんのときも思いましたが、やはり精神攻撃が一番恐ろしいのかもしれません。
全体的につらいお話なのですが、一方で(Fate/Zeroでも出演した)ジルさんが出てきたのはちょっとうれしかったりします。
ジークさんへの特別な感情を指摘され、すっかり心を折られたジャンヌさんもやはり人の子だったのだと思います。
次回はジークさん本人がジャンヌさんを正気に戻して、いよいよシロウさんとの対面なのでしょうか。
内容の分量的なことを考えると時間的に厳しいかもしれませんが、最後まで綺麗に終わることを願うばかりです。
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- 2017-12-10 :
- Fate/Apocrypha
【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第22話「再会と別離(べつり)」
アポクリファの22話を見て感想を書きます。
半年程度のお付き合いではありますが、次々とサーヴァントが消える現状に感慨深いものを感じます。
早見さんの怒り狂った演技を見ることが出来ただけでもこのアニメを見た意味はあったと思う今日この頃です。
【内容】
怒りに狂うアタランテは魔獣の皮(宝具)によって変貌を遂げ、ジャンヌに襲い掛かります。
一方、カルナと戦いを続けるジークですが変身が解除されてしまいます。
カルナはジーク、カウレスを呼び出して、シロウたちに幽閉されている本来のマスターを救い出して欲しいと告げます。
令呪を失ってもなお、元のマスターに義理立てするカルナさん。
対するカウレスは時間内にジークを倒せなければ見逃して欲しいと提案し、マスターを逃がすことに成功します。
ジークはカルナに他のサーヴァントと違う何かを感じ、一旦は戦うことをちゅうちょしてしまいます。
ジークフリートとの戦いは「命を懸けても戦うべき約定」と語るカルナさん。
対するジークも、英雄の命をもらったものとして、その心意気に応じて戦い、ジャンヌを守ることを決意します。
一方、そのジャンヌは次第にアタランテに追い込まれていました。
子供達のために戦ってきたというアタランテにとっては、ジャンヌは許しがたい相手でした。
矢の雨でジャンヌを追い込んだアタランテは改めて自分の願いを叶えることを宣言します。
ジャンヌはアタランテの願いそのものは正しいと認めつつも、そのやり方は認められないと立ち上がります。
アタランテの再三の攻撃を宝具で防ぎきるジャンヌさん。
現れたアキレウスはアタランテとの戦いを引き受けることを宣言し、ジャンヌを先に進ませます。
「魔性に墜ちたものを殺すことは英雄の務め」と槍を向けるアキレウスさん。
先に進んだジャンヌは赤のアサシンことセミラミスと対面します。
セミラミスはシロウの「人類の救済」についてどうでもいいと語り、ただマスターに従うと告げます。
「救済」がなされた世界で女帝として君臨すると宣言するセミラミスですが……
カルナの怒涛の攻撃に防戦を強いられるジークですが、宝具の一撃がカルナをとらえます。
ジークに戦士の気迫を感じたカルナは彼を倒すために最高の一撃である宝具「日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)」を放ちます。
全力の宝具の打ち合いに、令呪を使用して渾身の一撃を放つジークですが、そこにアキレウスの盾を持ったアストルフォが参戦します。
ケイローンとの約束により、アキレウスはアストルフォに宝具「蒼天囲みし小世界(アキレウス・コスモス)」を託します。
アストルフォは宝具の真名を告げてそれを発動し、カルナの炎からジークを守りきります。
最大最後の一撃をこらえきったジークはカルナに致命的な一撃を与えます。
全力の勝負にサーヴァントが含まれるのは当然と語るカルナさん。
ジークを人間扱いする彼は、未来に生きる存在は英霊にとっては宝だと語ります。
カルナはルーラー(ジャンヌ)とあの男(シロウ)との相性は最悪だと忠告して消滅し、アストルフォにジークを託します。
アタランテと激闘を繰り広げるアキレウスは、ついにその一撃で彼女を捕らえます。
最後に正気を取り戻したアタランテに、アキレウスは墜ちるのを止めたかったと語ります。
アタランテは消滅し、その夢も彼女も美しかったと告げつつ、アキレウスもまた消滅するのでした。
Cパートではジャンヌとセミラミスの対面が続きます。
セミラミスはジャンヌを先に進ませるとともに、最後のサーヴァントと出会ったときが最後だと告げるのでした。
果たしてシェイクスピアさんは一体どんな実力を持っているのでしょうか。
【考察等】
今回だけで3人もサーヴァントが消滅し、嫌でも最後が近いことを感じてしまいます。
ただの戦闘狂だと思っていたカルナさんは英霊としての矜持を持ったかっこいい兄貴でした。
アタランテさんとアキレウスさんもまた、英雄にふさわしい最後だったと思います。
前回に引き続き、怒り狂うアタランテさん(早見さんの演技)に声優さんってすごいなと改めて思います。
その一方で、カルナさんは今までほとんど空気だったマスターのことを考えているというのもすごいです。
さらには、サーヴァントを持たないカウレスさんもしっかり出番があったことも驚きですが。
令呪を失ってマスターとはいえない人たちに義理立てするカルナさんは、彼なりの矜持を持って戦っているようです。
そんな彼の気迫に応えるためにジークさんも変身し、全身全霊での戦いが繰り広げられました。
一杯宝具も使っているのだと思いますが、そのあたりはまた後で調べておこうと思います。
アキレウスさんがアタランテさんと戦うシーンもすごく迫力がありました。
また、彼については、前回積み残したケイローンさんとの約束の内容も今回明らかになりました。
カルナさんとの戦いにおいて、アストルフォさんが決め手になるとは思わなかったです。
敗れてもなお英霊としての矜持を貫くカルナさんは、SNのランサーさん(通称「兄貴」)に並ぶかっこいいランサーさんでした。
アタランテさんを抱きしめて消滅するアキレウスさんもとにかくかっこよかったです。
ジークさん達からすれば敵陣営の人たちなのですが、無意識に感情移入が止まりません。
ジャンヌさんがセミラミスさんと戦うのかと思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。
といいましょうか、セミラミスさんと戦っていたはずのモーさんは一体どこに行ってしまったのでしょうか。
「来客」と言っていたところを見ると、セミラミスさんとモーさんがもう一度戦うのかもしれませんが。
シロウさんの元を目指すジャンヌさんの前には、最後にシェイクスピアさんが立ちはだかるようです。
フラン(黒のバーサーカー)さんのときのように過去のトラウマを見せられてしまうのでしょうか。
どうにかして彼を撃退して、シロウさんの元にたどり着けることを願うばかりです。
全25話だと仮定しても、残りは3話ということでどうしても終わりを意識してしまいます。
今年中にシロウさんの下にたどり着いたとしても時間的には結構ぎりぎりなのかもしれません。
ここまで来たのですから、綺麗な形でお話を締めくくってほしいなと思います。
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半年程度のお付き合いではありますが、次々とサーヴァントが消える現状に感慨深いものを感じます。
早見さんの怒り狂った演技を見ることが出来ただけでもこのアニメを見た意味はあったと思う今日この頃です。
【内容】
怒りに狂うアタランテは魔獣の皮(宝具)によって変貌を遂げ、ジャンヌに襲い掛かります。
一方、カルナと戦いを続けるジークですが変身が解除されてしまいます。
カルナはジーク、カウレスを呼び出して、シロウたちに幽閉されている本来のマスターを救い出して欲しいと告げます。
令呪を失ってもなお、元のマスターに義理立てするカルナさん。
対するカウレスは時間内にジークを倒せなければ見逃して欲しいと提案し、マスターを逃がすことに成功します。
ジークはカルナに他のサーヴァントと違う何かを感じ、一旦は戦うことをちゅうちょしてしまいます。
ジークフリートとの戦いは「命を懸けても戦うべき約定」と語るカルナさん。
対するジークも、英雄の命をもらったものとして、その心意気に応じて戦い、ジャンヌを守ることを決意します。
一方、そのジャンヌは次第にアタランテに追い込まれていました。
子供達のために戦ってきたというアタランテにとっては、ジャンヌは許しがたい相手でした。
矢の雨でジャンヌを追い込んだアタランテは改めて自分の願いを叶えることを宣言します。
ジャンヌはアタランテの願いそのものは正しいと認めつつも、そのやり方は認められないと立ち上がります。
アタランテの再三の攻撃を宝具で防ぎきるジャンヌさん。
現れたアキレウスはアタランテとの戦いを引き受けることを宣言し、ジャンヌを先に進ませます。
「魔性に墜ちたものを殺すことは英雄の務め」と槍を向けるアキレウスさん。
先に進んだジャンヌは赤のアサシンことセミラミスと対面します。
セミラミスはシロウの「人類の救済」についてどうでもいいと語り、ただマスターに従うと告げます。
「救済」がなされた世界で女帝として君臨すると宣言するセミラミスですが……
カルナの怒涛の攻撃に防戦を強いられるジークですが、宝具の一撃がカルナをとらえます。
ジークに戦士の気迫を感じたカルナは彼を倒すために最高の一撃である宝具「日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)」を放ちます。
全力の宝具の打ち合いに、令呪を使用して渾身の一撃を放つジークですが、そこにアキレウスの盾を持ったアストルフォが参戦します。
ケイローンとの約束により、アキレウスはアストルフォに宝具「蒼天囲みし小世界(アキレウス・コスモス)」を託します。
アストルフォは宝具の真名を告げてそれを発動し、カルナの炎からジークを守りきります。
最大最後の一撃をこらえきったジークはカルナに致命的な一撃を与えます。
全力の勝負にサーヴァントが含まれるのは当然と語るカルナさん。
ジークを人間扱いする彼は、未来に生きる存在は英霊にとっては宝だと語ります。
カルナはルーラー(ジャンヌ)とあの男(シロウ)との相性は最悪だと忠告して消滅し、アストルフォにジークを託します。
アタランテと激闘を繰り広げるアキレウスは、ついにその一撃で彼女を捕らえます。
最後に正気を取り戻したアタランテに、アキレウスは墜ちるのを止めたかったと語ります。
アタランテは消滅し、その夢も彼女も美しかったと告げつつ、アキレウスもまた消滅するのでした。
Cパートではジャンヌとセミラミスの対面が続きます。
セミラミスはジャンヌを先に進ませるとともに、最後のサーヴァントと出会ったときが最後だと告げるのでした。
果たしてシェイクスピアさんは一体どんな実力を持っているのでしょうか。
【考察等】
今回だけで3人もサーヴァントが消滅し、嫌でも最後が近いことを感じてしまいます。
ただの戦闘狂だと思っていたカルナさんは英霊としての矜持を持ったかっこいい兄貴でした。
アタランテさんとアキレウスさんもまた、英雄にふさわしい最後だったと思います。
前回に引き続き、怒り狂うアタランテさん(早見さんの演技)に声優さんってすごいなと改めて思います。
その一方で、カルナさんは今までほとんど空気だったマスターのことを考えているというのもすごいです。
さらには、サーヴァントを持たないカウレスさんもしっかり出番があったことも驚きですが。
令呪を失ってマスターとはいえない人たちに義理立てするカルナさんは、彼なりの矜持を持って戦っているようです。
そんな彼の気迫に応えるためにジークさんも変身し、全身全霊での戦いが繰り広げられました。
一杯宝具も使っているのだと思いますが、そのあたりはまた後で調べておこうと思います。
アキレウスさんがアタランテさんと戦うシーンもすごく迫力がありました。
また、彼については、前回積み残したケイローンさんとの約束の内容も今回明らかになりました。
カルナさんとの戦いにおいて、アストルフォさんが決め手になるとは思わなかったです。
敗れてもなお英霊としての矜持を貫くカルナさんは、SNのランサーさん(通称「兄貴」)に並ぶかっこいいランサーさんでした。
アタランテさんを抱きしめて消滅するアキレウスさんもとにかくかっこよかったです。
ジークさん達からすれば敵陣営の人たちなのですが、無意識に感情移入が止まりません。
ジャンヌさんがセミラミスさんと戦うのかと思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。
といいましょうか、セミラミスさんと戦っていたはずのモーさんは一体どこに行ってしまったのでしょうか。
「来客」と言っていたところを見ると、セミラミスさんとモーさんがもう一度戦うのかもしれませんが。
シロウさんの元を目指すジャンヌさんの前には、最後にシェイクスピアさんが立ちはだかるようです。
フラン(黒のバーサーカー)さんのときのように過去のトラウマを見せられてしまうのでしょうか。
どうにかして彼を撃退して、シロウさんの元にたどり着けることを願うばかりです。
全25話だと仮定しても、残りは3話ということでどうしても終わりを意識してしまいます。
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- 2017-12-03 :
- Fate/Apocrypha
【アニメ感想】Fate/Apocrypha 第21話「天蠍一射」
アポクリファの21話をみて感想を書きます。
最終決戦が始まり、それぞれの思いを胸に、激しい戦いが繰り広げられます。
アストルフォさんは相変わらず女の子にしか見えませんが、そのあたりはもうお約束でしょうか。
【内容】
大聖杯に引きこもったシロウは「人類の救済」の準備を着々と進めていました。
ケイローンはその目的が「第三魔法」、「ヘブンズフィール」、つまり魂の物質化であることに気づいていました。
その方法で人類の救済という形がなされるとしつつも、彼はそんな安易な方法は選ぶべきではないと考えます。
「人の歴史は戦争の歴史」と説くアキレウスさん。
人類を業から解放しようとする彼に対して、ケイローンはそれを「傲慢」だと反論します。
一方、ジークはアストルフォとともにヒポグリフに乗って空中庭園へと迫ります。
「今夜のボクは特別」とジークに語るアストルフォさん。
彼は本の宝具である「破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)」を発動させ、セミラミスの攻撃を受けきります。
攻撃をかいくぐって空中庭園を破壊して回るアストルフォに対して、赤のランサーことカルナが立ちはだかります。
「次元の跳躍」によってカルナの攻撃をかわすアストルフォさん。
シェイクスピアによると月が欠けた夜にはアストルフォが理性を取り戻すのも不思議ではないとのこと。
なお、モーさんと獅子却さんは単独行動によって「お宝」こと大聖杯の奪取へと動きます。
アストルフォはカルナの攻撃をかわしつつも、ジークはこのままでは埒が明かないと告げます。
ジークは自分が「変身」することを告げ、その間にアストルフォに作業をさせるようにと命じます。
現れた「宿敵」を前にして戦いを楽しもうとするカルナに対し、ジークフリートの姿になったジークはなんとしてもシロウを止めるのだと全力を出します。
負傷しつつも空中庭園の破壊を続けるアストルフォはジークの思いに応えるために槍を振るいます。
力を使い果たして倒れてしまったアストルフォに止めを刺そうとするセミラミスさん。
颯爽と現れたモーさんはそのままセミラミスと戦いをはじめることになりました。
飛行機の上ではケイローンとアキレウスの戦いは続きます。
アキレウスは槍を放り投げて宝具「宙駆ける星の穂先(ディアトレコーン・アステール・ロンケーイ)」を発動させます。
突き刺さった槍は世界を上書きし、ケイローンとの一対一の決着を求めるのでした。
戦いが終わったら叶えてもらいたい願いがあると告げるケイローンさん。
彼は一人の戦士として決闘を受諾し、互いに武器を捨てて拳での戦いを始めます。
肉体のみの戦いは一進一退の攻防となり、ケイローンは片目をつぶされながらも相手の足を封じます。
教え子の成長を目の当たりにしたケイローンは改めて彼に勝ちたいと拳を振るいます。
しかし、ケイローンはアキレウスの一撃によって倒されてしまいました。
師への感謝を告げるアキレウスに対し、ケイローンは止めを刺すようにと告げるのでした。
アキレウスは改めて生き残ることを告げますが、ケイローンは宝具を貸してほしいと告げます。
「サーヴァントの最後の勤め」を果たすと空を指さすケイローンさん。
タイトルにもある宝具「天蠍一射(アンタレス・スナイプ)」はアキレウスの弱点を射抜き、最後に彼の不死性を剥奪することに成功します。
アタランテは鬼気迫る形相で「子殺し」であるジャンヌに迫ります。
「貴女も殺す」と告げるジャンヌに、アタランテは自分の体に毛皮のようなものを埋め込みます。
彼女は宝具「神罰の野猪(アグリオス・メタモローゼ)」によって異形の姿になってしまうのでした。
目を覚ましたアストルフォは見知らぬところにいました。
そこに登場したアキレウスは、彼に託すものがあると告げますが……
【考察等】
最終決戦が続き、ジークさんやそれぞれのサーヴァントがめまぐるしく動くお話となりました。
シロウさんの言う人類の救済、つまり「魂の物質化」については詳細はよく分からないものの、嫌な予感しかしません。
最近は、TYPE-MOON Wikiにいつもお世話になりっぱなしのような気がします。
オープニング前後ではケイローンさんとアキレウスさんとの戦いが続きます。
「人類の歴史は戦争の歴史」と語るアキレウスさんは今まで多くの血を見てきたのだろうと推察されます。
そえゆえに人類をある種見限って、シロウさんの計画に加担したような感じなのでしょうか。
本人が「一味違う」といっていたアストルフォさんは見事な活躍を見せてくれました。
ジークさんもまた変身をしてカルナさんとの決着へと進み、「カメムシ女」ことセミラミスさんはモーさんと戦うようです。
男性のアストルフォさんを「小娘」と言っているセミラミスさんですが、私も最近まで彼を女性だと思っていましたし無理もないと思います。
今回のメインはケイローンさんとアキレウスさんとの戦いでした。
最後は拳と拳のぶつかり合いというのは少年誌の王道的な感じでよかったかと。
激しい戦いの中で思い返される師弟関係に、ケイローンさんの「教師」としての適性が見られたような気がします。
戦いに敗れたかに見えたケイローンさんですが最後の最後に、以前使いかけた宝具を発動させます。
空の星から放たれる一撃というスケールの大きさには驚きました。
不死性を失ったアキレウスさんがCパートでアストルフォさんに何を託すのかも気になります。
最後はアタランテさんとジャンヌさんとの戦いでした。
空の星から攻撃するのもそうですが、アタランテさんが異形の姿に変貌を遂げるのも想定はしていませんでした。
変身は死亡フラグだと考えるのは私だけではないかもしれませんが。
次回はアタランテさんとジャンヌさんの戦いの決着だと思われます。
その後は続々と戦いが続き、サーヴァントが次々に退場していくのではないかと。
一人ひとりの退場に感慨深いものを感じつつ、最後まで完走できればと思います。
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最終決戦が始まり、それぞれの思いを胸に、激しい戦いが繰り広げられます。
アストルフォさんは相変わらず女の子にしか見えませんが、そのあたりはもうお約束でしょうか。
【内容】
大聖杯に引きこもったシロウは「人類の救済」の準備を着々と進めていました。
ケイローンはその目的が「第三魔法」、「ヘブンズフィール」、つまり魂の物質化であることに気づいていました。
その方法で人類の救済という形がなされるとしつつも、彼はそんな安易な方法は選ぶべきではないと考えます。
「人の歴史は戦争の歴史」と説くアキレウスさん。
人類を業から解放しようとする彼に対して、ケイローンはそれを「傲慢」だと反論します。
一方、ジークはアストルフォとともにヒポグリフに乗って空中庭園へと迫ります。
「今夜のボクは特別」とジークに語るアストルフォさん。
彼は本の宝具である「破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)」を発動させ、セミラミスの攻撃を受けきります。
攻撃をかいくぐって空中庭園を破壊して回るアストルフォに対して、赤のランサーことカルナが立ちはだかります。
「次元の跳躍」によってカルナの攻撃をかわすアストルフォさん。
シェイクスピアによると月が欠けた夜にはアストルフォが理性を取り戻すのも不思議ではないとのこと。
なお、モーさんと獅子却さんは単独行動によって「お宝」こと大聖杯の奪取へと動きます。
アストルフォはカルナの攻撃をかわしつつも、ジークはこのままでは埒が明かないと告げます。
ジークは自分が「変身」することを告げ、その間にアストルフォに作業をさせるようにと命じます。
現れた「宿敵」を前にして戦いを楽しもうとするカルナに対し、ジークフリートの姿になったジークはなんとしてもシロウを止めるのだと全力を出します。
負傷しつつも空中庭園の破壊を続けるアストルフォはジークの思いに応えるために槍を振るいます。
力を使い果たして倒れてしまったアストルフォに止めを刺そうとするセミラミスさん。
颯爽と現れたモーさんはそのままセミラミスと戦いをはじめることになりました。
飛行機の上ではケイローンとアキレウスの戦いは続きます。
アキレウスは槍を放り投げて宝具「宙駆ける星の穂先(ディアトレコーン・アステール・ロンケーイ)」を発動させます。
突き刺さった槍は世界を上書きし、ケイローンとの一対一の決着を求めるのでした。
戦いが終わったら叶えてもらいたい願いがあると告げるケイローンさん。
彼は一人の戦士として決闘を受諾し、互いに武器を捨てて拳での戦いを始めます。
肉体のみの戦いは一進一退の攻防となり、ケイローンは片目をつぶされながらも相手の足を封じます。
教え子の成長を目の当たりにしたケイローンは改めて彼に勝ちたいと拳を振るいます。
しかし、ケイローンはアキレウスの一撃によって倒されてしまいました。
師への感謝を告げるアキレウスに対し、ケイローンは止めを刺すようにと告げるのでした。
アキレウスは改めて生き残ることを告げますが、ケイローンは宝具を貸してほしいと告げます。
「サーヴァントの最後の勤め」を果たすと空を指さすケイローンさん。
タイトルにもある宝具「天蠍一射(アンタレス・スナイプ)」はアキレウスの弱点を射抜き、最後に彼の不死性を剥奪することに成功します。
アタランテは鬼気迫る形相で「子殺し」であるジャンヌに迫ります。
「貴女も殺す」と告げるジャンヌに、アタランテは自分の体に毛皮のようなものを埋め込みます。
彼女は宝具「神罰の野猪(アグリオス・メタモローゼ)」によって異形の姿になってしまうのでした。
目を覚ましたアストルフォは見知らぬところにいました。
そこに登場したアキレウスは、彼に託すものがあると告げますが……
【考察等】
最終決戦が続き、ジークさんやそれぞれのサーヴァントがめまぐるしく動くお話となりました。
シロウさんの言う人類の救済、つまり「魂の物質化」については詳細はよく分からないものの、嫌な予感しかしません。
最近は、TYPE-MOON Wikiにいつもお世話になりっぱなしのような気がします。
オープニング前後ではケイローンさんとアキレウスさんとの戦いが続きます。
「人類の歴史は戦争の歴史」と語るアキレウスさんは今まで多くの血を見てきたのだろうと推察されます。
そえゆえに人類をある種見限って、シロウさんの計画に加担したような感じなのでしょうか。
本人が「一味違う」といっていたアストルフォさんは見事な活躍を見せてくれました。
ジークさんもまた変身をしてカルナさんとの決着へと進み、「カメムシ女」ことセミラミスさんはモーさんと戦うようです。
男性のアストルフォさんを「小娘」と言っているセミラミスさんですが、私も最近まで彼を女性だと思っていましたし無理もないと思います。
今回のメインはケイローンさんとアキレウスさんとの戦いでした。
最後は拳と拳のぶつかり合いというのは少年誌の王道的な感じでよかったかと。
激しい戦いの中で思い返される師弟関係に、ケイローンさんの「教師」としての適性が見られたような気がします。
戦いに敗れたかに見えたケイローンさんですが最後の最後に、以前使いかけた宝具を発動させます。
空の星から放たれる一撃というスケールの大きさには驚きました。
不死性を失ったアキレウスさんがCパートでアストルフォさんに何を託すのかも気になります。
最後はアタランテさんとジャンヌさんとの戦いでした。
空の星から攻撃するのもそうですが、アタランテさんが異形の姿に変貌を遂げるのも想定はしていませんでした。
変身は死亡フラグだと考えるのは私だけではないかもしれませんが。
次回はアタランテさんとジャンヌさんの戦いの決着だと思われます。
その後は続々と戦いが続き、サーヴァントが次々に退場していくのではないかと。
一人ひとりの退場に感慨深いものを感じつつ、最後まで完走できればと思います。
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